家と家族イメージ
「家を売りたいけど、どうすれば良い? 失敗しない方法は?」

家の売却でお悩みですね。

家を売りたいけど、どうしたら良いか分からない…。
家の売却で失敗したくない…。

そんなあなたに、朗報です。
家の売却で失敗を防ぎ、家を高く売る手順があります。

この記事では、それらを『基本7ステップと応用技』にまとめました。
(筆者はマンション20戸以上を売却した経験あり・不動産投資歴8年)

この『基本7ステップと応用技』を知れば、あなたは安心して売却をスタートできるでしょう。

家を高く売って資産を増やせば、豊かで安心できる暮らしに役立ちます。

あなたの家の売却が成功するために、この記事がお役に立てば幸いです。

家を売る基本7ステップ

家を高くスムーズに売る手順を、基本7ステップにまとめました。

ハウスくんハウスくん

なんか難しそう…


家博士家博士

今はなんとなく雰囲気だけ知っておけば大丈夫。
作業を進めながら読み返すと良いよ。


それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。

基本1. 複数の不動産会社に無料査定を依頼する

見積もり査定イメージ
家の売却が成功するかどうかは、不動産会社選びで8割決まると言われています。


ハウスくんハウスくん

いきなり8割も決まっちゃうの!?


家博士家博士

家を売るといっても、作業のほとんどは不動産会社にお任せなんだ。
だから優秀で信頼できる不動産会社を選ぶことが大切なんだ。


ハウスくんハウスくん

優秀で信頼できる不動産会社ってどこなの?


家博士家博士

エリアによって違うし、担当者レベルでも違うから、自分で選ぶしかない。
でも優秀で信頼できる不動産会社を選ぶ方法があるよ。


優秀で信頼できる不動産会社を選ぶ方法はこちら。

優秀で信頼できる不動産会社を選ぶ方法

  1. まずあなたのエリアで売却実績が豊富な不動産会社だけを選ぶ。
  2. このうち3〜6社に無料査定を依頼し、各社の査定価格と話を聞き比べて、一番信頼できそうな不動産会社を選ぶ。

優秀な不動産会社とは、あなたのエリアで売却実績が豊富な不動産会社です。

ただし信頼できるかどうかは、担当者によっても差があるので、実際に話しを聴き比べて選びましょう。

話を聴き比べるために少なくとも3社以上の不動産会社へ無料査定を依頼します。

じっくり話を聞くために、多くても6社程度が良いでしょう。

家博士家博士

査定価格も不動産会社によって差がある。
普通は10〜20%、立地や競合次第ではそれ以上の差になるんだ。
今は都心部を中心に不動産価格が高騰して専門家でも予想が難しいからね。

不動産価格は高騰している

日銀の金融緩和の影響で、都心部を中心に2013年から不動産価格が高騰しています。

不動産価格指数(全国)

不動産価格指数(全国)2021年2月

「不動産価格指数」とは

不動産価格指数とは、純粋に不動産相場の価格変動を見ることができる指数。

国土交通省がヘドニック法という統計計算手法で、年間30万件の不動産売買成約価格から築年数や立地などの余計な要素を取り除き、純粋な価格変動をまとめたもの。

3ヶ月前の売買実績を毎月末に公表。

マンションは、約8年で52%も値上がりしています。


戸建ては上昇していないように見えますが、これは都心部の戸建てが上昇している分を、地方の戸建ての値下がりが打ち消しているため。

戸建ては立地によって、価格の2極化が進んでいる状況です。

不動産のプロでも査定が難しい相場環境なので、正確な相場を知るためには、複数の不動産会社に依頼した方が良いでしょう。

ハウスくんハウスくん

でも実績豊富な不動産会社なんて知らないよ…


家博士家博士

不動産会社の心当たりがなければ、一括査定サイトを利用すると簡単だよ。

一括査定サイトの定番3社

一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。

一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。

この3社以外についてはこちらにまとめています。

  1. すまいValue

    すまいValue
    実績5.0
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    40万件
    不動産会社数:
    大手6社・全国890店舗
    運営会社:
    大手6社共同運営

    大手6社(三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル・野村の仲介+・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年に設立した一括査定サイト。
    6社といっても全国890店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
    売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
    首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
    2021年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトです。
    簡易査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。

    管理人のコメント

    地方では大手より地域密着の中小が強い場合もあるので、3位のHOME4Uも確認した方が良いでしょう。
    しかし都市部では「すまいバリュー」が定番です。
    特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。

  2. 【公式サイト】すまいValue

  3. SRE不動産(旧ソニー不動産)

    SRE不動産
    実績4.0
    不動産会社4.0
    運営会社5.0
    査定実績:
    (2014年開始)
    不動産会社数:
    売主側1社(買主側多数)
    運営会社:
    SREホールディングス株式会社

    すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。利用できるエリアは首都圏と関西圏限定です。
    あのソニーが始めた不動産会社で、売主だけを担当するエージェント制が特徴。無数にある他の不動産会社が買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。

    管理人のコメント

    大手不動産会社でエージェント制はSRE不動産だけ。話を聞くと売却活動に役立つでしょう。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで査定を依頼することがポイント。まずメールで概算価格を査定してくれます。

  4. 【公式サイト】SRE不動産

  5. HOME4U

    HOME4Uイメージw330
    実績5.0
    不動産会社4.0
    運営会社4.0
    査定実績:
    累計40万件(2001年開始)
    不動産会社数:
    1,500社
    運営会社:
    株式会社NTTデータ・スマートソーシング

    日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数40万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
    不動産会社は大小バランスよく登録されているため全国どこでも幅広く依頼ができます。
    机上査定を選ぶと、郵送やメールで査定可能。

    管理人のコメント

    HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
    ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
    あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
    不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。

  6. 【公式サイト】HOME4U

机上査定と訪問査定は売却の可能性で使い分ける

不動産会社の査定には、机上査定と訪問査定がありますが、あなたの売却可能性によって使い分けると良いでしょう。

家博士家博士

新型コロナウイルスの感染が心配な場合は、机上査定で不動産会社を絞ってから、最低限の会社に訪問査定を依頼する方法もありだよ。

まだ売却を決めていないなら机上査定(簡易査定)

まだ売却の予定が決まっていない場合は、机上査定で良いでしょう。

机上査定では、査定を依頼したら1〜2日で概算の査定結果が届き、電話があります。
(不動産会社によっては、先に電話が掛かってくるケースもあります。)

電話を受けたくない場合は、査定依頼のメッセージ欄に『連絡はメールでお願いします』と書きましょう。

売却を決めているなら訪問査定(現場査定)

売却の予定が決まっているなら、訪問査定を依頼しましょう。

訪問査定では、査定を依頼した当日又は翌日に連絡があり、訪問日の調整をします。

訪問日当日は、1人又は2人の営業担当者が家に訪問。

このとき不動産会社は机上査定をすでに終えてから来るため、内装や眺望、日照などを確認し、査定価格を修正します。

時間は10分〜20分程度。

家の内外をチェックして、最終の査定価格を計算します。

基本2. 不動産会社を選び媒介(ばいかい)契約を結ぶ

大手不動産会社イメージ
いよいよ不動産会社選びです。

媒介契約は全ての不動産会社の話を聴いてから

書類が難しいイメージ
不動産会社選びの注意点として大切なのは、全ての不動産会社の話を聴いてから、不動産会社と媒介契約(ばいかいけいやく)を結ぶということ。
※媒介契約については、後の章で解説します。

特に訪問査定では、その場で媒介契約を結ぶように不動産会社から勧められますが、「他社の査定を聞いてから決めたい」と言ってその場は保留しましょう。

家博士家博士

あらかじめ多くの不動産会社の意見を聞いておくことで、売却中に迷ったり不安になることも防げるよ。

査定価格だけでなく査定根拠を確認する

不動産会社の話を聞く際に、査定価格だけでなく査定根拠を確認します。

一般的に、家の価格査定には、種類別で次の計算方法が使われます。

●マンションの場合
 →事例比較法
事例比較法とは、近隣で最近売買された類似のマンション価格を根拠に、家の価格を推定する方法。
査定根拠として、あなたの家の近隣で最近売買された類似物件の価格と、その事例とあなたの家の差額の計算があるはずです。
●戸建ての場合
 →土地は事例比較法又は路線価
  建物は原価法(積算法)
路線価を使う場合は、簡易的に路線価÷0.8で計算します。
原価法(積算法)は次の式を使います。
建物価格=建築単価×延床面積×(1-経過年数÷耐用年数)

ただし大手不動産会社では、自社の査定ソフトで査定するため、各社で計算根拠が違います。

また中小の不動産会社では、営業マンが独自の計算方法を使う場合もあります。

いずれにしても、査定の価格だけでなく根拠について説明を聴き比べることで、不動産会社のレベルが自然と分かります。

査定価格に計算根拠が添付されていない場合は、計算根拠を送るように依頼して下さい。

査定価格はあくまで予想価格

査定価格が高い不動産会社があると、その不動産会社に売却を依頼したくなります。

しかしここで大切なのは、査定価格の意味を正しく理解すること。

査定価格は、あくまで売れるであろう「予想価格」

不動産会社が買取ってくれる「買取り価格」ではありません。

ですから、「各社の査定価格の平均値」の方が正解に近い可能性もあります。

といっても、あなたの家を「高く売れる」と考えてくれた不動産会社にお願いしたくなるのが人情。

ですから、ここでは信頼できる不動産会社を見抜くためのツールとして、査定価格を利用します。

ハウスくんハウスくん

そうか、不動産会社の査定価格は、買取ってくれる価格ではないんだね


家博士家博士

査定価格が高いってことは、家を高く評価していることなんだけどね。
査定価格で100%確実に売れるという保障ではないんだ。

査定価格が一番高い担当者には最後に連絡

連絡イメージ
机上査定の場合はメールや郵送で査定結果が届きます。

その後電話などで査定価格の説明を受けるのですが、ここで「査定価格が安い会社から順番に話を聞く」ことがコツです。

一番査定価格が高い不動産会社には、あえて最後に連絡をとるようにしましょう。

理由は、一番安い査定価格の担当者が一番ネガティブな情報をくれるから。

ネガティブな情報とは例えばこの様なもの。

  • 最近駅前に新築マンションが多く分譲されたので、このエリアは売りにくい。
  • 周囲の競合物件に築年数で負けるため売りにくい。
  • この数ヶ月で問合せが減っている。

こいったネガティブな情報を集めて、「〇〇と聞きましたが、それについてはどうお考えですか?」と次の不動産会社に意見を聞きます。

本命の不動産会社と会話する頃には、あなたはかなり詳しい質問をぶつけることが出来ます。

不動産会社からしっかりした意見が返ってきて、あなたが納得できれば、その担当者に全てを任せて大丈夫。

ダメなら2番目に高い査定価格を出した不動産会社を選びましょう。

訪問査定の場合は、訪問の順番を選べませんが、全ての訪問査定を受けた後に、同じように電話で確認してみましょう。

ハウスくんハウスくん

高い査定価格がホントかどうか、他の不動産会社の話を利用して確かめるってことだね。


家博士家博士

不動産会社を決める前に他の不動産会社の意見を聞いておくと、後で不安にならずに済むんだ。

担当者重視だが基本は大手

担当者イメージ
不動産会社を選ぶ時は、基本的に「担当者重視」で選ぶのが正解。

実は不動産会社では、大手も中小も担当者の当たり外れがあるもの。

特に個人の不動産を売買する部門では、営業マン1人で多くの案件を抱えるため、社内の影響より個人の能力が大きく影響します。

しかしその担当者の能力でもカバーできないほど、不動産の売却では大手が有利という事実も。

特に大手のトップ3社(三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル)は、圧倒的な実績を誇ります。

例えばネットのポータルサイトでは、大手不動産会社は大口の広告主として優遇されているため、タダのような価格で大量に広告が出稿できます。

今はネットで見つけて問い合わせることが多いので、これだけで成約率が大きく変わってきます。

また大手不動産会社では、常に大量の売買がリアルタイムで行われているため、市場の動きもよく分かります。

都市部では大手を中心に、担当者の話を聞き比べて見て下さい。

一括査定サイトのすまいValueなら、大手トップ3社を含む大手6社にまとめて査定を依頼できます。

公式サイトはこちら
すまいValue

不動産会社の選び方についてさらに詳しくはこちら

媒介契約は「専任媒介契約」

媒介契約は、普通の人なら「専任媒介契約」を選びましょう。

不動産会社に特に何も言わなければ、「専任媒介契約」になります。

人によっては、複数の不動産会社と同時に契約する「一般媒介契約」を勧める意見もありますが、当サイトではおすすめしません。

なぜなら一般媒介契約では、不動産会社との信頼関係を築くのが難しく、不動産売却の知識が豊富な人でないと失敗しがちだから。

ちなみに媒介契約には3種類あり、契約の自由度が違います。

【媒介契約の比較】

項目一般媒介契約専任媒介契約専属専任
媒介契約
特徴自由な契約一般的な契約厳しい契約
こんなタイプの人向き不動産の売却経験がある人普通の人多少損でもお任せしたい人
実際の契約の多さ
(2019年度東日本の実績)
20%51%
一番多い
29%
他社との媒介契約××
自分で見つけた相手との直接契約×
契約の有効期間制限なし
(行政指導により3ヶ月が一般的)
最長3ヶ月最長3ヶ月
指定流通機構(レインズ)への登録×
登録義務なし

契約から7日以内

契約から5日以内
業務処理状況の報告義務規定なし14日に1回以上7日に1回以上
レインズとは
国土交通省の指定流通機関である、不動産流通機構が運営するデータベース。
過去の取引事例、現在の売り出し物件情報が登録されています。
不動産会社しか利用できません。
(参考)家を売るときに知っておきたい「レインズ」のこと

契約について、詳しくはこちらを参考に


ハウスくんハウスくん

信頼できる担当者を見つけて、1社に任せるのが良いってことだね


家博士家博士

媒介契約の期間は最長3ヶ月だけど、どうしても不安だったら初めは1ヶ月で契約するのもありだよ

基本3. 売却の戦略を立てる

不動産の価格査定イメージ
この先のステップは、不動産会社の担当者のアドバイスを聞くことで、自然と実行できます。

ざっくりとだけ知っておきましょう。

売却の戦略は「3つの価格」と「時間軸」

家の売却には、戦略が必要です。
そのためには「価格」と「時間軸」の見極めが最も大切。

価格には3つの価格があります。

1 適正価格
おそらく相場価格と思われる価格。査定価格が複数ある場合は、その平均値と考えて良いでしょう。ただし、査定根拠から適正だと判断できれば、「あなたが依頼する不動産会社の査定価格」を適正価格にしてOK。
2 目標価格
できればこれくらいで売りたいという希望価格。目安は適正価格に10〜20%程度上乗せするイメージ。
3 下限価格
予算の関係で、これ以上で売らないと厳しいという限界の価格。目安は適正価格の20〜30%程度割り引きするイメージ。

次に時間軸です。

家を売るにはある程度時間が必要です。
ある程度の高い価格で売るには、

  • 最低でも3ヶ月
  • 出来れば6ヶ月程度

を覚悟しましょう。

どうしても時間がない場合、例えば1ヶ月も待てない場合などは、安い価格で売り出す覚悟が必要です。

あなたが許容出来る時間を決めましょう。

時間と価格のバランスでこの様に売買戦略を考えます。

【価格優先の戦略例】

家を売却する価格戦略の例

【時間優先の戦略例】

家を売る価格戦略の例2
売却戦略について詳しくはこちら


ハウスくんハウスくん

価格は自分で決めるの? 難しそう…


家博士家博士

担当者が相談に乗ってくれるから、どんどん相談すれば良いよ。
でも最後の決断は自分でしないといけない

基本4. 反響をみて戦略を調整する

反響をみて戦略を調整する
家の売却を依頼した不動産会社は、販売を開始します。
この営業活動であなたがするべきことは…

  • 営業活動の進捗をチェックすること。
  • 反響をみて売却戦略を調整すること。

具体的なチェックポイントは次の5つ。

【販売中の5つのポイント】

  • 1. マイソク(販売図面)は美しく見やすいか?
  • 2. レインズへの登録は完了したか?
  • 3. 内覧はどの程度あるか? 他社経由の内覧もあるか?
  • 4. 営業活動の報告と担当者の見解に納得したか?
  • 5. 価格の調整・見直しは、当初の戦略通り進んでいるか?

売却戦略は始めに計画した通りに進めますが、反響を見ながら価格を下げる時期や幅を調整します。
具体的な時期や金額は、担当者と相談しながら、あなたが判断することになります。

ハウスくんハウスくん

反響ってどの程度あるものなの?


家博士家博士

都心は多くて地方は少ない、マンションは多くて戸建ては少ないので具体的には言いにくいね。
一般的には、売り出した直後に問合せと内覧が集中しやすい。
1ヶ月くらいで情報が市場に広がるから、その間に問合せが無いと厳しいね

基本5. 内覧の鉄則を守る

内覧のイメージ
内覧は、成約へ繋がる最大のアピールチャンス。

買い手から内覧の申し込みがあれば、全力で対応しましょう。

特に住みながら売る場合は要注意。
次の14項目に気をつけてください。

    【内覧の鉄則】

  • 1 とにかく物を減らす
  • 2 全ての部屋と収納を見せる
  • 3 スケジュールは相手に合わせる
  • 4 掃除は徹底的に、特に水回り、ベランダも
  • 5 空気は入れ替えて、玄関は消臭しておく
  • 6 電球は全て交換して新品に、そして全て点灯する
  • 7 奥さん一人で迎えるのがベスト
  • 8 ペットは外へ、消臭に注意
  • 9 スリッパを用意
  • 10 あなたしか知らない情報を買主へ提供する
  • 11 売る理由はポジティブに説明する
  • 12 どうしてもみすぼらしい所は、担当者と相談
  • 13 説明資料やボードを用意するのもあり
  • 14 内覧に失敗したら理由をヒアリングして次に繋げる

内覧について詳しくはこちら

ハウスくんハウスくん

ペットは外か…


家博士家博士

ペットが苦手な人もいるからね。
あっ、ハウスくんのことじゃないよ(汗)

基本6. 価格交渉で勝利する

価格交渉イメージ
内覧が成功すれば、購入申込みが届きます。

ここで買い手からの価格交渉がある場合も。
というかほとんどのケースで指し値(買い手が希望する金額)が入ります。

この時に注意したいのは、相手の指し値をそのまま飲まないこと。

多くの場合、買い手は「ダメで元々」の感覚で指し値を入れてきます。

他に内覧が入っている場合は、その事実を伝えて買い手にプレッシャーをかけることで、交渉は優位に進みます。
あくまで強気の交渉が基本。
ここまでくれば、成功は目前です。

ハウスくんハウスくん

何件か購入申し込みがあったら、先着順になるの?


家博士家博士

決まりは特に無い。
売り手が自由に決められるから、高く買ってくれる人に売ればいいよ。

基本7. 確定申告で節税する

確定申告イメージ
家の引き渡しが終わったら、翌年2月中旬〜3月中旬に確定申告をします。

ほとんどの人は税金なし

実はほとんど人は家を売っても税金がかかりません。

自宅を売却した場合、利益(譲渡所得)が3,000万円までは非課税になる特例があるためです。

家の売却では、譲渡所得に対して課税されます。

【譲渡所得イメージ】

譲渡所得の計算まとめ

譲渡所得と特例についてはこちら

ハウスくんハウスくん

確定申告なんて難しそう…


家博士家博士

分からなければ、税務署の窓口で聞くと丁寧に教えてくれるよ

確定申告については、こちらで詳しく解説しています。

損したら税金が戻ってくる

知っておきたいのは、家を売って損をした場合の節税です。

家を売って損をしたら、税金が戻ってきます。

家を売った売却代金で住宅ローンが返せない場合や、家を売って譲渡損失があると、給与所得など他の所得と損益通算できる特例があるのです。
譲渡損失特例

損失がある場合の特例について詳しくはこちら


ハウスくんハウスくん

損益通算ってなに?


家博士家博士

家を売って損した分を他の収入からマイナスできることだよ。
給与から天引きされている所得税などが戻ってくるんだ。


以上が基本7ステップ。

ここからは、基本7ステップをあなたの事情に応用する技をまとめました。

あなたの事情次第で使う応用技

あなたの事情次第では、こちらの応用技も参考にして下さい。

それぞれ解説します。

応用1. 家を買い替える場合

不動産売却のイメージ
家の買い替えは、実はとても高度なテクニックが必要。
住宅ローンが残っている場合、大切なのは「売りを優先すること」。
ローンの2重払いを避けることを優先して下さい。

買い替えについて詳しくはこちら

応用2. 家を売ってもローンが返せない場合

家を売っても、家を売った代金だけではローンが返せない。
新築住宅を購入した方に多い悩みです。

ローンが返せない場合の解決策について詳しくはこちら

応用3. 今すぐ、又は期間限定で売る場合

今すぐ売りたい場合

今すぐ売りたい場合は、不動産会社へ即時買取を依頼します。

不動産会社の即時買取りでは、最短1週間程度で買い取ってもらえますが、価格は相場の6割〜8割程度になります。

すこしでも高く売るためには、なるべく多くの不動産会社へ査定を依頼することがコツです。

買取について詳しくはこちら

期間限定で売る場合

買取保証
期間限定で売りたい場合は、売却保証付きの大手不動産会社を選びます。

売却保証とは、3ヶ月程度は普通に売却活動をして、売れなかった場合に不動産会社が買い取るシステムです。

期間限定で少しでも高く売りたい場合は便利ですが、注意点もあります。

売却保証について詳しくはこちら

応用4. ご近所に内緒で売る場合

近所に内緒のイメージ
ご近所に内緒で家を売る場合は、販売活動がどうしても制限されます。

そのため

  • 販売期間が長期化するリスク
  • 価格が安くなるリスク

について覚悟する必要があります。

ご近所に内緒で売る方法について詳しくはこちら

売却理由で知っておきたい事

離婚

離婚で不動産を財産分与するイメージ
離婚での財産分与では、不動産がもめる原因になることが多いのです。
なぜなら、不動産は価格がはっきりせず、ローンが残っていると手続きが複雑になるため。
一番分かりやすいのは家を売ってしまうことですが、注意する点もあります。

離婚での売却について、詳しくはこちら

相続

相続と不動産のイメージ
相続では売却前に名義の変更(相続登記)が必須。
そして相続税についても注意する点があります。

相続での売却について詳しくはこちら

転勤

思わぬ転勤で家を売るのは辛いことですが、せっかくなら高く売りたいもの。

しかも転勤で家を売る場合は、住宅ローンの残額が家の売値より高い「オーバーローン」になりがち。

しかしスケジュールを急ぎ過ぎると安値で手放してしまうことになるので、高く売るためには余裕を見ておくことも大切です。

転勤での売却について詳しくはこちら

住宅ローン滞納・支払いが厳しい

住宅ローンを滞納したり、支払いが厳しい場合は、先ずローンを借りている金融機関に相談します。

今のあなたの状況によって対応が変わるので、こちらの診断チャートを利用して下さい。

家のタイプ別で知っておきたい事

マンションを売る場合

築年数で注意点は違う

マンションは築年数で注意点が違います。
それぞれ詳細はこちら。

マンションの売却相場

不動産会社へ査定を依頼したら、合わせて最近のマンション相場を知っておきましょう。

マンションを「貸す」か「売る」かで迷ったとき

投資用マンションイメージ
マンションを売る決心がなかなか出来ない場合、ついつい「とりあえず貸す」という選択肢を選びがち。
しかしいつか売ろうと思っているのなら、「貸さずに売る」方が正解です。
なぜなら一度貸してしまうと、家が『投資用不動産』になってしまうため。

投資用不動産は、売値が安くなり、税金の優遇が無くなります。
これらのリスクについて知ってから、「貸す」という選択肢を選ぶか考えましょう。

詳しくはこちら

一戸建てを売る場合

築年数で注意点は違う

一戸建ては、建物が古くなっても土地の価値があるので、マンションに比べると古くなっても売りやすいという特徴があります。
それぞれ注意点はこちら

一戸建ては土地の価格を知る

不動産会社へ一戸建ての査定を依頼したら、自分でも土地の価格をチェックしておきましょう。

土地の価格を調べる方法について詳しくはこちら

まず「優秀で信頼できる不動産会社」を探しましょう

家の売却が成功するかは、不動産会社選びで8割が決まります。

優秀で信頼できる不動産会社を選ぶためには、次の手順がおすすめ。

  1. エリアで売却実績が豊富な不動産会社に絞る
  2. この内3〜6社へ無料査定を依頼して、話を聴き比べる

不動産会社の心当たりがなければ、一括査定を利用すると簡単です。

一括査定サイトの定番3社

一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。

一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。

この3社以外についてはこちらにまとめています。

  1. すまいValue

    すまいValue
    実績5.0
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    40万件
    不動産会社数:
    大手6社・全国890店舗
    運営会社:
    大手6社共同運営

    大手6社(三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル・野村の仲介+・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年に設立した一括査定サイト。
    6社といっても全国890店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
    売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
    首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
    2021年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトです。
    簡易査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。

    管理人のコメント

    地方では大手より地域密着の中小が強い場合もあるので、3位のHOME4Uも確認した方が良いでしょう。
    しかし都市部では「すまいバリュー」が定番です。
    特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。

  2. 【公式サイト】すまいValue

  3. SRE不動産(旧ソニー不動産)

    SRE不動産
    実績4.0
    不動産会社4.0
    運営会社5.0
    査定実績:
    (2014年開始)
    不動産会社数:
    売主側1社(買主側多数)
    運営会社:
    SREホールディングス株式会社

    すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。利用できるエリアは首都圏と関西圏限定です。
    あのソニーが始めた不動産会社で、売主だけを担当するエージェント制が特徴。無数にある他の不動産会社が買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。

    管理人のコメント

    大手不動産会社でエージェント制はSRE不動産だけ。話を聞くと売却活動に役立つでしょう。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで査定を依頼することがポイント。まずメールで概算価格を査定してくれます。

  4. 【公式サイト】SRE不動産

  5. HOME4U

    HOME4Uイメージw330
    実績5.0
    不動産会社4.0
    運営会社4.0
    査定実績:
    累計40万件(2001年開始)
    不動産会社数:
    1,500社
    運営会社:
    株式会社NTTデータ・スマートソーシング

    日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数40万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
    不動産会社は大小バランスよく登録されているため全国どこでも幅広く依頼ができます。
    机上査定を選ぶと、郵送やメールで査定可能。

    管理人のコメント

    HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
    ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
    あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
    不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。

  6. 【公式サイト】HOME4U

あなたの家が想定通りの価格でスムーズに売れることを、心よりお祈りしております!!