悪い不動産会社イメージ
「家を売りたいけれど、不動産会社は信用できない。だまされそうで不安…」

家の売却で、不動産会社が信じられずお悩みですね。

確かに不動産会社の中には、素人をカモに大金を稼いでいる会社があります。
家を売るなら、そんな悪徳不動産会社にダマサれたくないですよね。

そんなあなたのために、悪徳不動産会社にだまされず、あなたの家を売る方法を紹介します。

だまされないポイントは悪質な不動産会社を見分けて避けること。

さらに不動産会社を上手く使うと、立場は逆転し売主が優位になります。

この記事で紹介する方法を使えば、あなたは安全に損せず家を売却できるでしょう。

あなたの家の売却が成功するために、この記事がお役に立てば幸いです。

不動産会社が売主をだます4つの手口

不動産会社が売主をだます手口として次の4つがあります。

ハウスくんハウスくん

なんか怖い!
やっぱり不動産会社は信じられないんだ!


家博士家博士

悪質な不動産会社も一部いるけど、そんなに悪い会社ばかりじゃないよ。
それに後で紹介する方法を使えば、どの手口も防げるから安心して。


それぞれどういった行為なのか、詳しく見てみましょう。

手口1. 両手仲介

両手仲介とは、一つの不動産会社が売主と買主の双方を担当する事。

両手仲介をすることで、不動産会社は1回の売買で仲介手数料を2倍稼げます。

普通は2つの不動産会社が売主と買主をそれぞれ担当し、これを片手仲介といいます。

片手仲介と両手仲介のイメージ

両手と片手の違い

両手仲介は違法ではない

両手仲介自体は違法行為ではありません。

ただし不動産会社のメリットに比べると、売主はメリットが少なくデメリットになる恐れがあります。

両手仲介の問題点は、条件交渉で不利になる恐れがあること

両手取引の問題点は、契約前の条件交渉で不利になる恐れがあること。

なぜなら両手仲介では、不動産会社が売主の味方だけでなく買主の味方にもなるため。

どちらの味方でもない不動産会社は、仲介手数料を得るため売買契約の成立を優先しがちです。

例えば両手仲介の不動産会社は、売主と買主の妥協点を探り、落とし所を決めた上で売主と買主を説得することに。

そうすると価格交渉では、売主側の高値を押し通すより、売主に値下げを説得しかねません。

ハウスくんハウスくん

確かに価格を妥協するように説得されると、売主は納得できないね


家博士家博士

そうだね。
もちろん売主にとっても売買が成立するのは嬉しいけど、やっぱり有利な条件で契約したいよね

対策はしっかり意見を主張すること

こうした両手取引の問題点への対策は、売主がしっかり意見を主張すること。

価格や契約条件を不動産会社にしっかり伝えて、自分の判断に自信を持ちましょう。

自分の判断に自信を持つためには、不動産会社と契約する前に、複数の不動産会社の意見を聞いておくと良いでしょう。

手口2. 囲い込み

囲い込みとは、不動産会社が両手取引を狙って、他の不動産会社に物件情報を提供しなかったり、他社の見つけた購入希望者を拒否すること。

こうした囲い込みは、売主にはデメリットしかなく、売主への裏切り行為です。

囲い込みの方法は『レインズに載せない』か『レインズ経由を断る』

囲い込みの方法として、次の3つのパターンがあります。

  • 専任媒介・専属専任媒介なのにレインズに登録しない(違法行為)
  • わざと一般媒介にしてレインズに登録しない(違法ではないが売主への意図的な説明不足)
  • 他社がレインズ経由で見つけた購入希望者を「すでに買い手が見つかった」などウソの理由で断る(違法ではないが売主への裏切り行為)
レインズとは
不動産会社がお互いの情報を共有する公営データベース。
現在の売り出し物件情報と過去の取引事例が登録されている。
専任媒介・専属専任媒介では、宅建法によりレインズへの登録が義務付けられている。
(参考)家を売るときに知っておきたい「レインズ」のこと

囲い込みの問題点は、家が売れずに安くなること

囲い込みをされると、家が売れる機会が減ってしまうため、なかなか家が売れなくなります。

家がなかなか売れないと、値下げして家を売る結果に。

売主としては、売却期間が長くなり価格が安くなるので、悪いことしかありません。

ハウスくんハウスくん

囲い込みされると、売主には最悪の結果になるんだね。
どうやって囲い込みを防げばいいの?


家博士家博士

同時に2〜3社へ売却を依頼すれば、囲い込みを防げるよ。

対策は、一般媒介で2〜3社に売却を依頼すること

囲い込みを防ぐためには、一般媒介契約で同時に2〜3社に売却を依頼します。

複数の不動産会社へ売却を依頼すれば、他社に先を越される恐れがあるため、不動産会社は囲い込みできません。

囲い込みせずに2〜3社がレインズへ掲載するため、物件情報も自然と広がります。

詳しくは次章の『だまされずに家を売る3つの方法』で解説します。

手口3. 高額査定後に干して値こなし

「高額査定後に干して値こなし」というのは、

  • 高額査定
    →査定のときに相場より明らかに高い『売れない価格』を提示して媒介契約を取る。
  • 干す
    →明らかに高い価格で売出して、2ヶ月など放置する。
  • 値こなし
    →売主を説得して、値下げさせる。

という一連の流れです。

不動産会社は競合より目立ち媒介契約を結びたい

不動産会社が高額で査定する目的は、競合より目立ち、売主と媒介契約を結ぶこと。

売主にとっては、高く売れると査定した方が印象はよくなります。

ただし明らかに相場より高く売れない価格なので、不動産会社は後で相場以下に値下げするつもりで査定しているだけ。

このような不動産会社に売却を依頼しても、結局売れずに時間が過ぎ、相場以下に値下げするだけです。

売却期間が長くなるだけで、売主にメリットはありません。

さらに悪質だと大幅に値下げ後、買取業者に仲介される

さらに悪質な不動産会社になると、囲い込みして相場の6〜8割まで値下げした後、買取業者へ仲介します。

なぜなら不動産会社は、買取業者と提携することで手数料を4倍稼げるため。

買取業者が転売するときに両手で仲介する約束で、相場より安い価格で買取業者に流すのです。
手数料4倍イメージ

ハウスくんハウスくん

これはヒドいね!
でも査定が高値か見抜くのは難しそうだな


家博士家博士

まず複数の不動産会社に査定を依頼することだけど、さらに『買取』と『仲介』の査定価格を聞くと良いよ。

対策は『買取』と『仲介』の査定価格を聞く

売れない高額な査定を見抜くためには、不動産会社へ「買取」と「仲介」の2つの価格で査定を依頼します。

なぜならこの2つの査定価格の差が大きすぎる不動産会社は怪しいと分かるため。

買取の査定価格は不動産会社の本音

買取の査定価格は、不動産会社の本音の価格です。

なぜなら買取の査定価格は相場の6〜8割程度で、それ以上には査定しないため。

不動産会社は、相場価格で一般ユーザーに転売して利益を出すため、相場価格より大幅に安くないと買取りません。

買取

つまり買取の査定価格を知ると、不動産会社が本音で考える相場価格が分かります。

仲介の査定価格は建前にすぎない

一方で仲介の査定価格は、不動産会社の建前に過ぎまぜん。

なぜなら仲介の査定価格は、あくまで3ヶ月で売れるであろう予想価格で、不動産会社が売れると保証するものではないため。

だから仲介の査定価格では、一部の悪質な不動産会社が売れない高値で査定します。

買取と仲介の査定価格を各社で比較すると、悪質な会社が仲介の査定価格だけ高くしていることが直ぐにわかるでしょう。

ハウスくんハウスくん

なるほど!
確かに仲介で5千万円で査定してるのに、買取だと3千万円とかだったら怪しいね。


家博士家博士

買取と仲介の価格差を複数の不動産会社で比較したら、悪質な不動産会社はすぐに見抜けるよ。

手口4. 安値で買取

「安値で買取」とは、不動産会社へ即時買取を依頼した場合に、相場より極端に安い価格で不動産会社が買取ること。

不動産会社が「即時買取だから安くなるのは仕方ない」などと説明し、極端な安値で買取り、相場価格で転売して大きな利益を得ます。

確かに買取は、価格が相場の6〜8割に安くなるので、よほどの事情がない限りオススメしません。

しかしどうしても買取を選ぶなら、1社の言い値でなく少しでも高く買取る不動産会社を選びましょう。

対策は、複数の不動産会社に査定を依頼すること

安値で買取されないためには、複数の不動産会社へ査定依頼しましょう。

複数の会社に査定を依頼すれば、大まかな相場が分かり、安値で買取られずに済みます。

ハウスくんハウスくん

複数の不動産会社ってどのくらい?


家博士家博士

買取なら10社、20社となるべく多くに査定を依頼しよう。

買取ではなるべく多くに査定を依頼する

買取では10社、20社となるべく多くの不動産会社に査定を依頼した方が良いでしょう。

なぜなら多くの不動産会社に依頼すれば、中には相場に近い価格で買取る不動産会社が見つかる可能性もあるため。

買取では相場の6〜8割に安くなるのが基本ですが、決算などの社内事情や単純な査定ミスがあれば、相場の9割などで買取る会社が見つかることもあります。

具体的には、次の手順だと手間もかかりません。

  1. まず一括査定サイトをいくつか併用して、机上査定(簡易査定)でなるべく多くに査定を依頼。
  2. 査定価格が高い会社に絞って、3社程度に訪問査定を依頼する。
  3. 最高値の会社で買取
自社で買取る不動産会社なら仲介手数料が不要

買取では、自社で買取る不動産会社を選ぶと仲介手数料が不要です。

査定価格を比較するときに、自社買取かも確認しておきましょう。

買取はこちらで詳しく解説しています。

3ヶ月だけ仲介で売る買取保証

3ヶ月だけでも余裕があれば、3ヶ月だけ仲介で普通に売って、売れなければ不動産会社が買取る『買取保証』が便利です。
買取保証イメージ
買取保証なら、3ヶ月は高値の売却にチャレンジできます。

また買取保証は仲介のオプションなので、不動産会社は買取で利益をあげることを重視しておらず、買取価格も比較的高め。

中には転売した利益を売主に還元する不動産会社もあるほどです。

ただし買取保証は、一部の大手不動産会社しかありません。

買取保証について、詳しくはこちらで解説しています。


ハウスくんハウスくん

買取より仲介で売ったほうが高く売れるんだね。
急ぐなら買取保証で3ヶ月だけ売る方法もあるのか。


家博士家博士

基本は仲介で売ることだね。
次は不動産会社に騙されずに家を売る方法を解説しよう。

だまされずに家を売る3つの方法

不動産会社にだまされずに家を売却する方法として、次の3つのがあります。

それぞれ順番に見ていきましょう。

方法1.法令遵守を重視する不動産会社を選ぶ

囲い込みをしない不動産会社を選ぶ

法令遵守(コンプライアンス)を重視する不動産会社、つまり囲い込みをしない不動産会社を選ぶことで、囲い込みのリスクは避けられます。

2018年頃から大手は法令遵守を徹底している

実は2018年頃から、大手各社が法令遵守(コンプライアンス)の徹底に力を入れています。

実際に、当サイト相談者が2018年10月に大手トップ3社へ査定を依頼したところ、不動産会社の方から「当社は囲い込みなどを一切しません」と宣言してきました。

つい最近まで、名の通った大手不動産会社ですら、囲い込みをしているとの話がありましたが、その情報はすでに古いといえるでしょう。

囲い込みについて方針を聞くのもあり

万が一、不動産会社から説明がなかった場合は、あなたの方から「囲い込みについて御社の方針を伺いたい」と言ってみてください。

おそらく担当者から、きちんと法令遵守について説明があるはずです。

ハウスくんハウスくん

どこの不動産会社だったら安心なの?


家博士家博士

大手ほど安心だし、大手3社は大丈夫だよ。

大手3社を中心に選ぶ

大手不動産会社は、売買仲介実績を見ると分かります。

売買仲介件数ランキング上位30社
(2020年3月)

不動産会社の売買仲介件数ランキング2020年3月

大手として圧倒的な実績を誇るのは、「三井のリハウス」「住友不動産販売」「東急リバブル」の3社。

この3社を中心に、実績上位の不動産会社3〜6社へ無料査定を依頼すると良いでしょう。

早速、これらの大手トップ3社に連絡しても良いですが、3回も電話や説明を繰り返すのは手間ですね。

効率よく大手3社に無料査定を依頼するなら、一括査定サイトの「すまいValue」が便利。わずか数分でまとめて無料査定を依頼できます。
すまいValue

すまいValueの公式サイトはこちら
すまいValue

さらに契約期間を1ヶ月で試してみる

さらに不安であれば不動産会社との媒介契約の期間を、最初は1ヶ月にしても良いでしょう。

媒介契約とは、不動産会社に家の売却を任せるために交わすもの。

契約期間は、一般的に法律上限の3ヶ月ですが、これを1ヶ月にすることで不動産会社へプレッシャをかけられます。

いつでも他社へ切り替えられる圧力により、あなたは不動産会社に対して優位に立てるでしょう。

大手3社で両手仲介が少ないのは『東急リバブル』

トップ3社の中で両手仲介の割合が低いのは『東急リバブル』。

各社の売買仲介実績から推定される両手仲介の割合(推定両手率)はこちら。

  1. 三井のリハウス:手数料率4.83%(推定両手率61%
  2. 住友不動産販売:手数料率5.08%(推定両手率69%
  3. 東急リバブル:手数料率4.71%(推定両手率57%
※手数料率=(手数料収入−仲介件数×6万円)÷取扱高
仲介手数料は「売買価格×3%+6万円」が上限。
そのため仮にすべての仲介案件が片手だとすれば、手数料率は約3%になるはずです。
逆にすべての仲介案件が両手なら、手数料率は約6%になります。
仲介件数のうちどれだけの取引が両手になっているか知るには、手数料率を計算すると推計できます。

なるべく手間をかけたくない場合は、東急リバブルにまず査定を依頼するのも良いでしょう。

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東急リバブルの売却査定

※売却保証が査定価格の最大90%→100%キャンペーン中(2021年6月1日〜7月31日)関西除く

方法2.さらに一般媒介で2〜3社と媒介契約する

大手を選ぶだけで不安な場合は、さらに一般媒介契約で、複数(2〜3社)の不動産会社と媒介契約します。

なぜなら複数と契約することで、不動産会社の囲い込みを防げるため。

複数と契約すれば囲い込みを防げる

一般媒介で複数と契約すれば、囲い込みを防げます。

なぜなら複数が契約する中で1社だけが囲い込みをすると、他社に先を越され仲介手数料をとり損なうため。

不動産会社の仲介手数料は成功報酬なので、買主を先に見つけた不動産会社しか受け取れません。

囲い込みは時間がかかるため、他の不動産会社との競争では使えないのです。

さらに2つのメリットがある

複数に依頼することで、さらに次の2つのメリットがあります。

メリット1. 売り出し情報が早く広く拡散する

複数の不動産会社が営業するので、売り出し情報が早く広く拡散します。

大手なら自社サイトへの掲載も大きな広告効果を期待できるでしょう。

メリット2. 抱えている顧客へ積極的に営業してくれる

2つ目のメリットは、不動産会社が抱えている顧客へ積極的に営業してくれること。

なぜなら他社より先に買主を見つけるためには、すでに購入を検討している顧客へ直接営業するのが一番早いため。

また自社の顧客が買主になれば、両手仲介で不動産会社の仲介手数料は2倍になります。

売主としては、顧客を多く抱える大手不動産会社を選ぶ方が、こうした一般媒介のメリットを十分に活かせるでしょう。

一般媒介なら複数と契約できる

媒介契約には3種類あり、一般媒介なら複数と契約できます。

【媒介契約の比較】

項目一般媒介契約専任媒介契約専属専任
媒介契約
特徴自由な契約一般的な契約厳しい契約
こんなタイプの人向き不動産の売却経験がある人普通の人多少損でもお任せしたい人
実際の契約の多さ
2020年実績
16%46%
一番多い
38%
他社との媒介契約××
自分で見つけた相手との直接契約×
契約の有効期間制限なし
(行政指導により3ヶ月が一般的)
最長3ヶ月最長3ヶ月
指定流通機構(レインズ)への登録×
登録義務なし

契約から7日以内

契約から5日以内
業務処理状況の報告義務規定なし14日に1回以上7日に1回以上

ハウスくんハウスくん

複数って何社くらいかな?
多いほど良いの?


家博士家博士

多すぎると不動産会社に不信感を与えるから2〜3社が良いよ

ただし不動産会社が不信感を持つので2〜3社に

一般媒介で複数と契約するときは、2〜3社が良いでしょう。

あまり多くの不動産会社と契約すると、不動産会社に不信感をもたれてしまいます。

例えば、不動産会社が買主を紹介しても難癖をつけて契約せず、他社の買主を待つのではないかと怪しまれることも。

怪しい売主だと思われると、不動産会社はとりあえずネットに掲載して放置するだけに。

結局売れ残り物件として長期間売り出して、最後は値下げして売ることになりかねません。

ハウスくんハウスくん

とにかく多くと契約したら良いわけじゃないんだね。
他に注意点はあるの?


家博士家博士

いくつかあるから知っておこう。

複数と契約する注意点

一般媒介で複数と契約する注意点は他にこちらがあります。

  • 不動産会社のモチベーションが下がりやすい
  • 各社との個別連絡に手間がかかる
  • 買い替え、相続、離婚などサポートが必要なケースは不向き
  • 売れない場合に余計売れ残りイメージが強くなる
家博士家博士

注意点を踏まえて、一般媒介で複数と契約して成功するコツを紹介しよう

一般媒介で複数と契約して成功するコツ

一般媒介で複数と契約して成功するコツ

  1. 依頼する不動産会社は2〜3社程度までにする。
  2. エリアで購入希望社を多く抱える不動産会社を中心に選ぶ。
  3. 競合をチェックして適切な価格で売り出す。

不動産会社のモチベーションや個別連絡の手間を考えると、2〜3社程度までが良いでしょう。

エリアで購入希望社を多く抱える不動産会社なら、顧客に優先して営業するため、早く売れる可能性が高くなります。

都市部では大手不動産会社、地方では地域No.1の不動産会社を中心に選びましょう。

といっても極端に相場より高いとさすがに売れないので、競合をよくチェックして適切な価格で売り出すことも大事です。

一般媒介で複数と契約する方法は、こちらで詳しく解説しています。

方法3.(それでも不安なら)個人間売買する

どうしても不動産会社が信用できないなら、個人間売買するしかありません。

ただし個人間売買はトラブルの原因になりやすいため、当サイトではオススメしません。

個人間売買のメリットと注意点

個人間売買のメリットは仲介手数料がかからないこと

不動産会社に支払う仲介手数料は法律で上限が決まっており、売却では上限を支払うことが一般的です。

具体的な金額はこちら。

【仲介手数料の早見表】
家の売買価格
(税抜)
仲介手数料
(税込)
500万円231,000円
1,000万円396,000円
1,500万円561,000円
2,000万円726,000円
2,500万円891,000円
3,000万円1,056,000円
3,500万円1,221,000円
4,000万円1,386,000円
5,000万円1,716,000円
6,000万円2,046,000円
7,000万円2,376,000円
8,000万円2,706,000円

個人間売買は売買後にトラブルになりがち

個人間売買では、売買後にトラブルになりがちなので注意しましょう。

不動産の売買では、売買後に次のような問題が起きる恐れがあります。

  • シロアリ、雨漏り、設備の故障など欠陥で多額の補修費用がかかる。
  • 建物を建て替えようとすると、再建築不可だった。
  • 違法建築物で登記されていなかった。
  • 地盤が弱いなど、建物が建てられない土地だった。

このようなトラブルでは、売主と買主が裁判になってしまい、余計に費用がかかる恐れもあります。

手配や買主を探す手間がかかる

また個人間売買では、

  • 契約書類の策定や登記の手配など手間がかかる
  • (買主が見つかっていない場合は)自分で見つけなければいけない

といった問題も。

仲介手数料は節約できますが、その分手間はかかります。

買主を見つけようにも、不動産会社を使わないとレインズや大手ポータルサイトには掲載できません。

個人間売買を成功させるコツ

個人間売買を成功させるためには、不動産売買の本を数冊読むなど一通り勉強する必要があります。

本来は不動産会社に依頼する事を、全て自分でこなさなければいけません。

現地確認、登記の確認、役所調査、瑕疵のリスク、契約書や重要事項説明の作成、引き渡し後のフォローなど、抜けがないように注意しましょう。


ハウスくんハウスくん

個人間売買は、仲介手数料が節約できるのは良いけど、やっぱり不安だね。


家博士家博士

なるべく不動産会社を間に入れたほうが安心だね。
もし買主が決まっているなら、仲介手数料を値引きしてもらえる可能性も高いよ。

まとめ

不動産会社が売主をだます手口は、

  1. 両手仲介
  2. 囲い込み
  3. 高額査定後に干して値こなし
  4. 極端な安値で買取り

不動産会社にだまされず家を売却する3つの方法は、

  1. 法令遵守を重視する不動産会社を選ぶ
  2. さらに一般媒介で2〜3社と媒介契約する
  3. (それでも不安なら)個人間売買する

騙されないためにオススメなのは、大手を中心に2〜3社と一般媒介で契約する方法です。

複数の不動産会社に話を聴き比べると、信頼できそうな不動産会社が分かるでしょう。

あなたが信頼できる不動産会社と出会い、不動産売却が成功することを、心よりお祈りしております!

一括査定サイトの定番3社

一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。

一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。

この3社以外についてはこちらにまとめています。

  1. すまいValue

    すまいValue
    実績5.0
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    40万件
    不動産会社数:
    大手6社・全国900店舗
    運営会社:
    大手6社共同運営

    大手6社(三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル・野村の仲介+・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年に設立した一括査定サイト。
    6社といっても全国900店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
    売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
    首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
    2021年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトです。
    簡易査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。

    管理人のコメント

    地方では大手より地域密着の中小が強い場合もあるので、3位のHOME4Uも確認した方が良いでしょう。
    しかし都市部では「すまいバリュー」が定番です。
    特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。

  2. 【公式サイト】すまいValue

  3. SRE不動産(旧ソニー不動産)

    SRE不動産
    実績4.0
    不動産会社4.0
    運営会社5.0
    査定実績:
    (2014年開始)
    不動産会社数:
    売主側1社(買主側多数)
    運営会社:
    SREホールディングス株式会社

    すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。利用できるエリアは首都圏と関西圏限定です。
    あのソニーが始めた不動産会社で、売主だけを担当するエージェント制が特徴。無数にある他の不動産会社が買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。

    管理人のコメント

    大手不動産会社でエージェント制はSRE不動産だけ。話を聞くと売却活動に役立つでしょう。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで査定を依頼することがポイント。まずメールで概算価格を査定してくれます。

  4. 【公式サイト】SRE不動産

  5. HOME4U

    HOME4Uイメージw330
    実績5.0
    不動産会社4.0
    運営会社4.0
    査定実績:
    累計45万件(2001年開始)
    不動産会社数:
    1,800社
    運営会社:
    株式会社NTTデータ・スマートソーシング

    日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数45万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
    不動産会社は大小バランスよく登録されているため全国どこでも幅広く依頼ができます。
    机上査定を選ぶと、郵送やメールで査定可能。

    管理人のコメント

    HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
    ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
    あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
    不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。

  6. 【公式サイト】HOME4U