外壁塗装イメージ
家の見た目にも大きく影響する一戸建ての外壁。

売却前には外壁塗装をした方が良いのか、悩む人も多いかもしれません。

しかし、費用もかかるし、その分を売却で回収できなければ「やるだけ損」になってしまうことも。

売却前に外壁塗装すべきかどうかや、外壁塗装する場合の注意点などをまとめました。

売却前の外壁塗装は成功することが多い

結論から言うと、売却前に外壁塗装することで、売却価格が塗装費用以上にアップする可能性が十分あります。

ここが内装リフォームとは大きく異なる点。

ちなみに売却前の内装リフォームに関しては、実は失敗するケースがほとんど。

内装リフォームにかかった費用を売却価格に上乗せして回収できればいいのですが、上乗せは基本的に難しいからです。

家博士家博士

リフォーム費用を上乗せできないのは、国土交通省の調査でも分かっている事なんだ

ハウスくんハウスくん

国の調査でも分かっているんだ! 内装リフォームすれば高く売れそうな気もするけど、結局は手出しになってしまうんだね

売却前のリフォームについては、こちらで解説しています。

一方の外壁塗装に関しては、かかった費用以上に上乗せできることが多くなっています。

これにはしっかりとした理由もあります。

売却前の外壁塗装が成功する理由

外壁塗装が成功する主な理由として、次の3点が挙げられます。

外壁塗装が成功する理由

  1. 個人による好みの違いが少ない
  2. 躯体を保護するために必要な補修である
  3. 費用対効果が高い

一つずつ、詳しく見ていきましょう。

個人による好みの違いが少ない

外壁に関する特徴の一つに、個人による好みの違いが少ない点が挙げられます。

あなたの自宅の周りの戸建て住宅を思い出してみてください。

多くの戸建て住宅で、似たような色味であることに気付くのではないでしょうか。

実は外壁に関して言うと、定番の色がほぼ決まっているのです。

濃淡など多少の違いはあるものの、白やベージュ、茶系あたりが定番と言えます。

ハウスくんハウスくん

確かに、どこ家も似たような外壁であることが多いかも

家博士家博士

赤系や青系などたまに特徴的な外壁の家を見かけることもあるけれど、これは所有者の『こだわり』が現れているようなもの。全体的に見るとかなり少数派なんだ

定番が決まっているのは色だけではありません。

仕様に関しても、定番が決まっていると言っても過言ではないのです。

一方の内装は個人による好みが大きく分かれます。

内装リフォームで失敗するケースが多いのも、こうした部分に原因があると言えるでしょう。

躯体を保護するために必要な補修である

外壁は、建物本体(躯体)を保護する上で重要な役割を果たします。

外壁塗装の劣化を放置すると、目地やクラック(ひび割れ)から雨水が侵入し、躯体が傷んでしまうおそれがあるのです。

こうした点からも、外壁塗装は定期的に必要な修繕の一つ。

売却前に修繕や補修をしておくことは必要なことなのです。

ハウスくんハウスくん

傷んでいるのをそのままにしておくと、価格も安くなるよね

家博士家博士

そう。実は高く売るために外壁塗装するというよりも、必要だからやっておくという面もあるんだ

費用対効果が高い

外壁の塗装がはがれている・汚れているような家と、手入れされて綺麗に塗装されている家。

あなたならどちらの家に住みたいと思いますか?

外壁は、建物を見たときに最初に目に入ってくるもの。

きちんと塗装されているかどうかで、見た目の印象が全く変わるのです。

家博士家博士

外壁塗装に係る費用は、通常の戸建で70~150万円程度。
でも、外壁塗装することでこれ以上の効果も期待できるんだ

高く売るためにおすすめなのが、インスペクション・瑕疵保険・安心R住宅とセットにすること。

これらをセットにすることで家の状態や品質が把握でき、買主にとっても安心して購入できる家になるのです。

なお、インスペクションとは住宅の健康診断のようなもの。

インスペクションを実施することで、専門家から住宅の劣化状況や欠陥の有無を診断してもらえます。

インスペクションについて詳しくはこちら

また、瑕疵保険は中古住宅の瑕疵について保証してくれる保険のこと。

瑕疵保険について詳しくはこちら

住宅における瑕疵とは、特に重要な構造上の主要部分(基礎や土台、柱、壁など)と、雨水の侵入を防止する部分(屋根や外壁など)に重大な欠陥があることを意味します。

購入後にこうした部分の欠陥が見つかれば補修することになりますが、瑕疵保険に加入していれば補修費用を保険金で賄えるのです。

家博士家博士

インスペクションを実施して耐震性があることも認められれば、広告に『安心R住宅』のマークが付けられるんだ。マークがついていることで、安心して購入できる中古住宅であるという目印になっているんだよ

そもそも、外壁塗装が劣化しているとインスペクションで是正事項となりやすいもの。

なぜなら外壁は「雨水の侵入を防止する部分」に該当するからです。

2つ目の理由でも書いた通り躯体を保護するために外壁は重要であることから、劣化していると「早めに補修するのが望ましい」とされるのです。

売却前の外壁塗装で注意すること

外壁塗装はどちらかというと「必要な補修」ですが、だからと言ってとりあえずどこかに依頼すればいいものでもありません。

売却前の外壁塗装で注意すべき2つのポイントについてまとめました。

必ず相見積もりを取る

家の中に入らないと分からない内装と違い、外壁は敷地外から誰でも簡単に見ることができます。

そのため「あの家の外壁は劣化していそうだ」と、訪問販売などで外壁塗装をもちかけられることも。

また、必要な補修と言って「今ならモニターキャンペーンでお得に外壁塗装できます」と勧誘してくる業者もいるかもしれません。

ここで注意したいのが、その場で即決せずに必ず他社にも見積もりを依頼し、相見積もりを取ること。

なぜなら、詐欺業者の可能性もあるからです。

見積を依頼する際は、できれば3社以上にお願いしましょう。

2社だと「どちらが高いか(安いか)」しか分かりませんが、3社以上あれば価格や内容が適切かどうかの判断も可能になるからです。

見積を依頼する会社選びの基準は、住宅リフォーム事業者団体登録制度の団体に登録していること。

【参考】住宅リフォーム事業団体

この制度は消費者が安心してリフォームが行えるよう、2014年9月に国土交通省によって創設されました。

2018年11月6日時点で14団体が住宅リフォーム事業者団体に登録。

制度に登録している団体とその団体に所属するリフォーム事業者かどうかは、マークの有無で分かるようになっています。

一括査定サイトが便利

世の中には数えきれないほどの塗装業者があります。

塗装業者の心当たりがなければ、その中から数社を選んでするのは簡単ではありません。

そんなときに便利なのが一括査定サイトの「プロヌリ」。

プロぬり

全国300社の優良塗装業者から、あなたに合った塗装業者を紹介してもらえます。

利用はもちろん無料。

登録している塗装業者の選定にも時間をかけており、安心して利用できるサービスと言えます。

試しに無料査定を依頼するならこちら
プロヌリ

不明な見積もりは相談する

相見積もりを取っても、見積書の見方が分からなければ判断も難しいもの。

見積書をもらったものの不安を感じるのであれば、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターの「リフォーム見積チェックサービス」を活用しましょう。

【参考】リフォーム見積チェックサービス(住まいダイヤル) 

無料で見積書の内容をチェックし、事業者に確認すべきポイントやリフォームを進めるうえでの注意点などアドバイスしてもらえます。

本当に塗装が必要か、まず複数の不動産会社の意見を聴く

外壁塗装をすれば売却も成功するケースが多いとはいえ、本当に必要かどうかは、まず不動産会社の意見を確認しましょう。

例えば、2000年以前に建てられた戸建では、新耐震基準でも耐震性不足が問題になりつつあります。

(2000年基準については、こちらを参考に。)

もし耐震改修する場合は、いったん内壁や外壁を撤去しなければならないため、結局大規模なリフォームとなってしまうのです。

こうしたことから、売却した建物をそのまま使ってもらうよりも、建物の解体を前提とした「土地」としての売却が向いている場合も意外に多いもの。

建物の解体が前提なら、そもそも外壁塗装自体が不要になります。

また、駅から遠いエリアや過疎化・高齢化しているエリアは家が売れにくいケースも多くなっています。

売れなければ最終的に不動産会社による買取を選択するしかない場合もありますが、不動産会社の買取では外壁塗装費用を回収できません。

このパターンでも、外壁塗装は(結果的に)不要になるケースと言えます。

このように外壁塗装が必要かどうかの判断は、一般の消費者には難しいもの。

やはりプロである不動産会社の意見を聴くのが一番です。

家博士家博士

不動産会社の意見を聴くことは大事だけれど、会社によって意見が違うケースがあるのも事実。だから、必ず複数の意見を聴き比べよう

ハウスくんハウスくん

不動産会社に意見を聴くときはどうすれば良いの?

家博士家博士

無料査定を依頼すればOKだよ

現地で無料査定してもらう際に、家を実際に見てもらい意見を聴きます。

査定を依頼する会社数は3社~6社程度。

不動産会社の心当たりがなければ、一括査定サイトを利用すると便利です。

一括査定サイトの定番3社+1社

一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。

一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。

この3社以外についてはこちらにまとめています。

  1. すまいValue

    すまいバリュー
    実績5.0
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    年間36万件
    不動産会社数:
    大手6社・全国840店舗
    運営会社:
    大手6社共同運営

    大手6社(三井不動産リアルティ・住友不動産販売・東急リバブル・野村不動産アーバンネット・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年10月に立ち上げた一括査定サイト。
    6社といっても全国840店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
    売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
    首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
    2019年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトとして、「すまいValue」が新定番となっています。

    管理人のコメント

    地方では大手より地域密着の中小不動産会社の方が強い場合もあるため、地方の郊外から外れたエリアではLIFULL HOME'S又はHOME4Uも確認してみたほうが良いでしょう。
    しかし都市部の方は「すまいバリュー」が現状では最強の一括査定サイトです。
    特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。
    机上査定と訪問査定が選べる点もおすすめ。

  2. 【公式サイト】すまいValue

  3. HOME4U

    HOME4Uイメージw330
    実績5.0
    不動産会社4.0
    運営会社5.0
    査定実績:
    累計35万件(2001年開始)
    不動産会社数:
    1,300社
    運営会社:
    株式会社NTTデータ・スマートソーシング

    日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数35万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
    不動産会社は大小バランスよく登録されているため幅広く依頼ができます。

    管理人のコメント

    HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
    ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
    あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておくと良いでしょう。
    不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼した方がよいでしょう。

  4. 【公式サイト】HOME4U

  5. LIFULL HOME'S

    LIFULL HOMESイメージ
    実績4.5
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    非公開(サイト利用者476万人)
    不動産会社数:
    1,798社
    運営会社:
    株式会社LIFULL

    運営は、HOME'SのテレビCMでおなじみの東証1部上場 株式会社LIFULL。2008年にマンション専用でサービスを開始。2011年から戸建ても含めて売却査定ができる仕様に。参加会社数が多く、特に地元密着系の中小不動産会社が多数登録しています。

    管理人のコメント

    不動産会社を選ぶ際に、各社の特徴(買取保障、瑕疵保証制度あり、半数以上がベテランなど)がアイコンで表示されるので、選びやすいシステムです。
    訪問査定ではなく机上査定を希望する場合は、不動産会社へのメッセージ欄で伝えると良いでしょう。
    選ぶ会社の数は3社〜6社がオススメです。

  6. 【公式サイト】LIFULL HOME'S

都市部では「おうちダイレクト」を並用で

都市部では、すまいvalueと並用して「おうちダイレクト」を利用してみましょう。

おうちダイレクト

おうちダイレクトは、ネット大手のyahoo(ヤフー)とソニー不動産が運営する一括査定サービス。

登録されている不動産会社は、大手フランチャイズ系を中心に法人及び団体が9つ、合計2000店舗以上とかなりの規模。

おうちダイレクトを並用するメリットは、つぎの3種類の不動産会社へ査定依頼できること。

  1. 地域の売買情報に特化した地元密着系不動産会社
  2. ネットワーク力が強いフランチャイズ系不動産会社
  3. 片手仲介に特化したソニー不動産

このうち1〜2社だけでも意見を聴くことで、すまいvalueの大手不動産会社があなたに合っているのか、迷いなく判断できるでしょう。

エリアによっては、大企業より販売実績のある不動産会社も登録されています。

また、おうちダイレクトではyahooがネット広告をサポートするため、ネット広告力が強いことも大きなメリットといえます。

ただしサービス提供エリアは、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、関西圏(大阪・兵庫・京都・奈良)、札幌、そしてマンションのみ愛知県と福岡市。

これ以外のエリアは、NTTデータのHOME4Uを試してみて下さい。

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