遺品・不用品がある家イメージ
「家を売りたいけど、遺品・不用品が残っている…」

家の売却で、遺品・不用品にお困りですね。

不用品が多くて、粗大ゴミに出すのも大変…。
普通ゴミも多いから、一度に出せない…。
一気に片付いたら理想的なのに。

そんなあなたのために、遺品・不用品が残る家の売却について解説します。

遺品・不用品の残る家を売るには、3つのコツをまず押さえて、2つの方法から選びます。

またこの記事では売却できない場合の選択肢も紹介。

家の売却は大変ですが、先延ばしにするリスクもあるので、急いだ方が良いでしょう。

あなたの家の遺品・不用品の悩みがスッキリ解決し、家の売却が成功するために、この記事がお役に立てば幸いです。

遺品・不用品が残っている家を売る3つのコツ

遺品や不用品が残る家を売るために、知っておきたい3つのコツをまとめました。

コツ1. 買取と一般の売買(仲介)を使い分ける

家を売却する方法は、大きく分けて「買取」と「仲介」の2種類があります。

この違いを知って、上手く使い分けましょう。
買取と売買の違いイメージ

買取は最短1週間だが安くなる

買取とは不動産会社に売ること。

不動産会社が買取ってくれるので買主を探す手間はかからず、最短1週間程度で確実に売れます。

しかし買取では、価格が相場の6~8割と安くなる点が大きなデメリットです

一般の売買(仲介)は高く売れるが、手間と時間がかかる

一般の売買(仲介)は、不動産会社に仲介してもらって一般の人に売ること。

買取とは逆で買主を探す手間がかかるので、売却には一般的に3~6ヶ月(平均すると約4ヶ月)もの時間がかかります。

ただし一般の売買(仲介)では、価格は相場通りの価格で売れます。

家博士家博士

買取と仲介は『どちらが良い』というものではなく、それぞれにメリットとデメリットがある。だから、違いをよく分かった上で使い分けることがコツなんだ

買取では不動産会社によって対応に差がある

買取の場合、不用品の対応は不動産会社によって違います。

不用品を処分しないと買取らない会社と、そのまま買取ってくれる会社に分かれ、そのまま買取る方が価格は安くなります。

買取で断られた場合は、とにかく多くの不動産会社へあたってみると良いでしょう。

中には希望の条件で買い取ってくれる不動産会社が見つかる可能性もあります。

買取についてはこちらの記事で解説しています。

仲介は処分しないと売れない

仲介では、多くの不動産会社は不用品の処分を終えないと媒介契約を結んでくれません。

後で紹介する専門業者を利用して、先に不用品を処分しましょう。

一部の不動産会社は不用品回収業者を紹介してくれますが、自分で相見積もりをとったほうが安心です。

コツ2.価値あるものは換金、残りの処分は専門業者

家に残る遺品や不用品の中には、実は価値があるものが含まれていることも。

価値のあるものは換金して、残りの処分費用を捻出しましょう。

価値あるものとは、例えばこちら。

  • 切手
  • 着物
  • 骨董品
  • 時計
  • 洋酒
  • 古銭
  • 金貨

換金する方法として、メルカリヤフオクがあります。

しかし物が多いと、出品に時間と手間がかかり、価格設定も難しいため、全て出品するのは難しいかもしれません。

家1戸単位で換金するなら、「訪問買取サービス」が良いでしょう。

訪問買取サービスなら手間が省ける

訪問買取サービスは、家に来てくれるため手間がかかりません。

また専門家が選別してくれるため、貴重品を見落とすこともありません。
BUYSELL

例えば訪問買取サービスの大手、BUYSELL(バイセル)なら、問い合わせ・申し込みから最短30分で買取業者が家まで来てくれます。

買取査定だけでなく、換金までその場で完了。

女性の場合は、女性査定員の指名も可能。

問い合わせ件数月間2万件以上と多くの人が利用しているので安心です。

BUYSELLの買取プレミアムはこちら
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不用品の処分は専門業者に依頼する

残った不用品は、自分で処分するのでなく業者に依頼した方が効率的です。

ハウスくんハウスくん

でも業者に依頼するとお金がかかるよね?

家博士家博士

費用はかかるけれど、不用品を自分で処分するのはとにかく大変。
手間と時間、精神的な負担まで考えると、業者に依頼するのが現実的なんだ

もし不用品を自分で処理すると、自治体によるごみ収集では分別はもちろん、粗大ごみの申し込みなども必要に。

また一度に大量のごみを出すとご近所から苦情が来ることもあります。

何より大変なのが、とにかく手間と時間がかかり精神的にも辛いという点。

「どれだけやっても終わらない…」となると精神的に辛くなり、結局放置してしまうことにもなりかねないのです。

ハウスくんハウスくん

でもゴミ処理の専門業者といっても、どこに依頼すればいいのか分からない・・・
しかも相場が分からないから、ボッタクられそう…。

家博士家博士

ゴミの処分業者の一括査定サイト『エコノバ』を使うと良いかもね。

ゴミ処分業者の一括査定サイト『エコノバ』

エコノバ

エコノバでは、不用品の処分をお願いしたい家の所在地と作業種別を選ぶだけで、対応可能な業者が一覧で表示されます。

あとは気になる業者にチェックして、連絡先や作業内容の詳細を入力して送信すればOK。

業者から連絡が来るので、相談・見積もりを取り「ここが良い」と思った業者に依頼すれば作業してもらえます。

無料見積もりを依頼するならこちら
エコノバ

コツ3.リフォームや解体の前に不動産会社に意見を聴く

不用品の処分は終えても、内装の汚れや設備の老朽化などが気になるかもしれません。

そのままでは売れないだろうとリフォームや解体を考えがちですが、まずは不動産会社に意見を聞きましょう。

リフォーム費用を上乗せするのは難しい

リフォームをしても、リフォーム費用を売却価格に上乗せできないケースが多いもの。

これは国土交通省の調査でも判明しています。

売却前のリフォームについてはこちらで解説しています。

もしリフォームするのであれば、必要最低限にとどめることが成功のコツ。

どこまでリフォーム・修繕するかを決めるためには、複数の不動産会社から意見を聞きましょう。

不動産会社も担当者のアタリハズレがあるので、最低でも3社に話を聞いたほうが確実です。

解体すると売れない土地もある

また解体でも、違う問題が。

中には建物を解体すると、擁壁や再建築不可で売れなくなる土地もあります。

解体しなくても売れる場合が多いので、まずはエリアの売買事情に詳しい不動産会社の意見を聴きましょう。

解体についてはこちらで解説しています。

不動産会社は、最低3社〜できれば6社に無料査定を依頼して意見を聞きましょう。

不動産会社の心当たりがなければ、一括査定サイトを利用すると便利です。

主要な一括査定サイトはこちらで紹介しています。

遺品・不用品が残る家を売る2つの方法

遺品や不用品が残る家を売る方法として、そのまま買取るか、不用品を処分して売却するか、2つの方法があります。

方法1.そのまま不動産会社に買取ってもらう

1つ目は家に残る不用品を処分することなく、そのまま不動産会社に買取ってもらう方法です。

  • 売却の手間:一番楽で簡単
  • 手元に残る金額:かなり少ない
家の売却価格:不動産価値 × 60〜80% − 不用品処分費用

もっとも楽な方法ですが、売却価格はかなり安くなります。

【手順】

  1. なるべく多くの不動産会社へ無料査定を依頼
  2. 一番高い買取価格を提示した会社へ売却

なるべく多くの不動産会社へ査定を依頼する

買取では、少しでも良い条件で買取る不動産会社を探すため、なるべく多くの不動産会社へ査定を依頼しましょう。

できれば10社以上が理想です。

中には、相場に近い価格で買取る不動産会社が見つかるかもしれません。

なぜなら不動産会社の中には、決算の都合や、査定ミスで高く買取るところがあるため。

不動産会社の心当たりが無ければ、一括査定サイトをいくつか併用すると良いでしょう。

主要な一括査定サイトは、こちらでまとめています。

買取を断られたら、無料で譲る方法も

田舎などで立地が悪いと、不動産会社に買取りを断られるかもしれません。

そんなときは、もし無料で良ければ他人にそのまま譲る方法もあります。

『みんなの0円物件』では、価値がゼロやマイナスの土地を、無料で欲しい人に譲れます。
みんなの0円物件
必ず譲れるわけではありませんが、マッチング率は8割と高い確率。

掲載は無料なので、試してみる価値はあるでしょう。

みんなの0円物件を試してみるならこちら
「みんなの0円物件」

方法2.遺品・不用品を処分して売却

2つ目はあらかじめ物を処分してから売却する方法。

自分で片付けるか、業者に依頼して不用品を処分し、必要なら最低限の補修・リフォーム、建物解体をしてから売りに出します。

  • 売却の手間:大変
  • 手元に残る金額:多い
家の売却価格:不動産価値 ± 20%

この方法だと相場通りに売れるため、物の処分や家の補修などにかける費用を安く済ませられれば、手元に残る金額は多くなります。

【手順】

  1. 訪問買取サービスで価値のある物を換金
  2. 不用品処分の一括査定で見積もりをとる
  3. 一番安い業者に不用品を処分してもらう
  4. なるべく多くの不動産会社へ査定依頼し、リフォームや建物解体の必要性をヒアリング
  5. 一番信頼できそうな不動産会社と媒介契約し売り出す
  6. (リフォームや解体する場合は)複数のリフォーム業者・解体業者へ見積もり依頼
  7. 一番安い業者にリフォーム・解体をしてもらう
  8. 購入希望者が見つかれば売却

なお、リフォーム業者や解体業者へ見積もり依頼する際も、必ず複数の業者へ相見積もりを依頼して下さい。

業者の心当たりがなければ、一括査定サービスを利用すると便利です。

リフォーム業者の一括査定

リフォーム業者の一括査定サービスなら「リショップナビ」が良いでしょう。

リショップナビなら専門スタッフが窓口となって最大5社のリフォーム業者を紹介。

見積り後に断りたい場合には、専門スタッフが代行してくれます。

月間利用者数3,000人、累計利用者数10万人と利用者も多く安心です。

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リショップナビ

解体業者の一括査定

解体業者の一括査定サービスなら「解体無料見積もりガイド」が定番です。

全国650社以上の解体業者から、無料で3社の見積比較が可能。

紹介してもらったものの断りたい場合には、スタッフが代行してくれます。

利用者の95.9%が「手持ちの見積書より安くなった」と回答。

中には100万円以上安くなったという人もいます。

問合せ数は年間5,000件以上、サイト利用者数4万5千人と利用者が多いのも安心です。

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不動産会社は実績豊富な3〜6社に査定を依頼

  1. エリアで売買実績が豊富な不動産会社に絞る
  2. 上記の3〜6社に無料査定を依頼して、査定価格と話を聴き比べる

エリアで売買実績が豊富な不動産会社は、査定の精度が高くなります。

また今は都市部を中心に不動産価格が高騰しているため、不動産のプロでも査定が難しい状態。

不動産会社によって査定価格に差が出るため、1社だけでなく最低3社以上に査定を依頼しましょう。

ただし数が多すぎると対応が大変なので、多くても6社程度が良いでしょう。

ハウスくんハウスくん

エリアで売買実績が豊富な不動産会社は、どうやって探すの?


家博士家博士

不動産会社の心当たりがなければ、一括査定サイトを利用すると便利だよ


一括査定サイトの定番3社

一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。

一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。

この3社以外についてはこちらにまとめています。

  1. すまいValue

    すまいValue
    実績5.0
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    40万件
    不動産会社数:
    大手6社・全国890店舗
    運営会社:
    大手6社共同運営

    大手6社(三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル・野村の仲介+・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年に設立した一括査定サイト。
    6社といっても全国890店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
    売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
    首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
    2021年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトです。
    簡易査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。

    管理人のコメント

    地方では大手より地域密着の中小が強い場合もあるので、3位のHOME4Uも確認した方が良いでしょう。
    しかし都市部では「すまいバリュー」が定番です。
    特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。

  2. 【公式サイト】すまいValue

  3. SRE不動産(旧ソニー不動産)

    SRE不動産
    実績4.0
    不動産会社4.0
    運営会社5.0
    査定実績:
    (2014年開始)
    不動産会社数:
    売主側1社(買主側多数)
    運営会社:
    SREホールディングス株式会社

    すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。利用できるエリアは首都圏と関西圏限定です。
    あのソニーが始めた不動産会社で、売主だけを担当するエージェント制が特徴。無数にある他の不動産会社が買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。

    管理人のコメント

    大手不動産会社でエージェント制はSRE不動産だけ。話を聞くと売却活動に役立つでしょう。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで査定を依頼することがポイント。まずメールで概算価格を査定してくれます。

  4. 【公式サイト】SRE不動産

  5. HOME4U

    HOME4Uイメージw330
    実績5.0
    不動産会社4.0
    運営会社4.0
    査定実績:
    累計40万件(2001年開始)
    不動産会社数:
    1,500社
    運営会社:
    株式会社NTTデータ・スマートソーシング

    日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数40万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
    不動産会社は大小バランスよく登録されているため全国どこでも幅広く依頼ができます。
    机上査定を選ぶと、郵送やメールで査定可能。

    管理人のコメント

    HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
    ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
    あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
    不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。

  6. 【公式サイト】HOME4U

各エリアで最適な組み合わせ
エリア別のオススメ一括査定サイト

あなたのエリアで最適な一括査定サイトの組み合わせはこちら。

  • 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、関西圏(大阪・兵庫・京都・奈良)
    すまいValueで大手に、あわせてエージェント制のSRE不動産にも話を聞くと良いでしょう。
  • その他の都市(札幌・仙台・名古屋・福岡など)
    すまいValueで大手に、あわせてHOME4Uでエリアに特化した中小にも話を聞くと良いでしょう。
  • 地方(人口密度が少ない地域)
    →まずHOME4Uで探し、数が少なければSUUMOHOME'Sも使ってみると良いでしょう。

仲介では不動産会社と専任媒介で

不動産会社が決まれば、仲介を依頼し媒介契約(仲介契約)を結びます。

媒介契約は3種類ありますが、不動産の売却が初めての場合は、専任媒介契約がよいでしょう。

【媒介契約の比較】

項目一般媒介契約専任媒介契約専属専任
媒介契約
特徴自由な契約一般的な契約厳しい契約
こんなタイプの人向き不動産の売却経験がある人普通の人多少損でもお任せしたい人
実際の契約の多さ
(2019年実績)
16%44%
一番多い
40%
他社との媒介契約××
自分で見つけた相手との直接契約×
契約の有効期間制限なし
(行政指導により3ヶ月が一般的)
最長3ヶ月最長3ヶ月
指定流通機構(レインズ)への登録×
登録義務なし

契約から7日以内

契約から5日以内
業務処理状況の報告義務規定なし14日に1回以上7日に1回以上

一般媒介で複数の不動産会社に依頼する方法もありますが、一般媒介では不動産会社からのフォローは期待できません。

はじめての不動産売却では不動産会社のフォローが必要なので、信頼できる1社と専任媒介契約を結び、相談しながら売却を進める方が安心です。

媒介契約については、こちらで解説しています。

相続の場合は相続放棄という選択肢もある

相続によって所有者になってしまった人でも、相続した以上、管理責任はあなたになってしまいます。

とはいえ「自分で住む家でもないのに、どうして自分が・・・」と思う気持ちもあるかもしれません。

そんなときは「相続放棄」というのも選択肢の一つ。

相続放棄する場合は、被相続人が亡くなってから3ヶ月以内に家庭裁判所へ申請しましょう。

申請しなければ相続放棄はできません。

また、相続放棄は「特定財産のみ」はできず、相続されるはずだった全ての財産について放棄することになります。

こうした注意点を含め、相続放棄についての詳しい内容は次の記事にまとめています。

遺品・不用品が残っている家を放置するリスク

「近所に空き家もあるし、とりあえず空き家のまま放置しておいて良いのでは?」と考えているかもしれません。

しかし、遺品や不用品が残っている家を放置することには様々なリスクがあるのです。

人が住まないことで家の傷むスピードが早くなる

住む人がいなくなった家は、私たちが思う以上に傷みが早くなるもの。

家は人が住んでいるからこそ、傷みにくいものなのです。

家博士家博士

人が住んでいれば日々換気もされるし、掃除などで手入れもされるからね

ハウスくんハウスくん

誰もいないと閉め切ったままで換気もされないから、湿気もこもりやすくカビや害虫も発生しやすくなるってことなんだね

人がいないと害虫を駆除することもないうえ、傷んだ壁などから害獣などが侵入しやすくなるもの。

また、臭いもこもりやすいため、内装材などに臭いがついてしまうことも。

このように傷んでしまった家は売れにくいため、急激に家の価値は下がってしまうのです。

相続では税金の特例が3年で使えなくなる

相続した空き家は、利益(譲渡所得)が3,000万円まで非課税になります。

ただしこの特例が使える期限は、相続があった日から3年後の年の12月31日まで。

期限をすぎると、家の所有期間に応じて税金がかかります。

今後急激に空き家が増え、売却がどんどん難しくなる

価値が下がってしまった家はただでさえ売れにくいもの。

それに追い打ちをかけるのが、急激な空き家の増加です。

日本の人口は2008年をピークに、急激に減少しています。

日本の長期人口変化

日本の長期人口変化

しかし新築住宅が次々と建設されているため、空き家が急激に増加しているのです。

こちらのイメージです、

日本人の人口・世帯数と住宅戸数

住宅戸数と世帯数の変化2018年rev3

国土交通省の「国土の長期展望」によると、2050年には

  • 5割の地域で、人口が現在の半分以下になる。
  • 2割の地域で、無人化する。

ことが分かっています。

シンガポール国立大学の研究によると、

  • 日本の住宅価格は2040年には、2010年比で平均46%下がる。(価格は半額に)

(※出典:Analysis of policy options to address Japan’s declining population, shrinking birthrate, and aging society

持ち家の27%が空き家予備軍

2025年には団塊の世代が75歳以上になり、多くの人が施設へ入居します。

そうなると空き家は一気に増加。

すでに2018年時点で、全国の居住中の持ち家2,864万戸に対し、779万戸(27%)が65歳以上の高齢者のみの世帯。

実に27%もの住宅が「空き家予備軍」となっているのです。

地方だけでなく、東名阪(東京・名古屋・大阪圏)エリアでも空き家予備軍は370万戸(27%)。

実際にこれだけ空き家が増えると、家を売ろうにも供給過多で売れないことが予想されます。

空き家予備軍の割合(2018年時点)

空き家予備軍

さらに3大都市圏(首都圏・名古屋圏・近畿圏)においては、2022年以降の生産緑地問題によって宅地が過剰供給される懸念も。

さらに、これから本格化するとみられるマンションの老朽化も社会問題化する可能性があります。

不動産を取り巻く状況には不安材料が多いうえ、さらに日銀の金融緩和終了という経済全体に大きく影響する出来事も考えられるのです。

このように先のことを考えると「まだ今は売らなくても良いか」と考えるのは、とてもリスクの高いことだと思いませんか?

幸い、今は不動産の価格も比較的高い状態にあります。

不動産価格指数(全国)

不動産価格指数(全国)2021年3月

「不動産価格指数」とは

不動産価格指数とは、純粋に不動産相場の価格変動を見ることができる指数。

国土交通省がヘドニック法という統計計算手法で、年間30万件の不動産売買成約価格から築年数や立地などの余計な要素を取り除き、純粋な価格変動をまとめたもの。

3ヶ月前の売買実績を毎月末に公表。

マンションは、約8年で55%も値上がりしています。

戸建ては都市部では上昇しており、地方で値下がりしているため、平均ではあまり変化は無いようにみえます。

今ならまだ高値で売れる可能性が十分あるのです。

売却するのは面倒かもしれませんが、放置すればするほど面倒さも増していくもの。

高値で売れる可能性がある今こそ、実は売却するには良いタイミングではないでしょうか。

あなたの売却が上手くいくことをお祈りしております!

一括査定サイトの定番3社

一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。

一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。

この3社以外についてはこちらにまとめています。

  1. すまいValue

    すまいValue
    実績5.0
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    40万件
    不動産会社数:
    大手6社・全国890店舗
    運営会社:
    大手6社共同運営

    大手6社(三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル・野村の仲介+・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年に設立した一括査定サイト。
    6社といっても全国890店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
    売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
    首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
    2021年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトです。
    簡易査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。

    管理人のコメント

    地方では大手より地域密着の中小が強い場合もあるので、3位のHOME4Uも確認した方が良いでしょう。
    しかし都市部では「すまいバリュー」が定番です。
    特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。

  2. 【公式サイト】すまいValue

  3. SRE不動産(旧ソニー不動産)

    SRE不動産
    実績4.0
    不動産会社4.0
    運営会社5.0
    査定実績:
    (2014年開始)
    不動産会社数:
    売主側1社(買主側多数)
    運営会社:
    SREホールディングス株式会社

    すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。利用できるエリアは首都圏と関西圏限定です。
    あのソニーが始めた不動産会社で、売主だけを担当するエージェント制が特徴。無数にある他の不動産会社が買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。

    管理人のコメント

    大手不動産会社でエージェント制はSRE不動産だけ。話を聞くと売却活動に役立つでしょう。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで査定を依頼することがポイント。まずメールで概算価格を査定してくれます。

  4. 【公式サイト】SRE不動産

  5. HOME4U

    HOME4Uイメージw330
    実績5.0
    不動産会社4.0
    運営会社4.0
    査定実績:
    累計40万件(2001年開始)
    不動産会社数:
    1,500社
    運営会社:
    株式会社NTTデータ・スマートソーシング

    日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数40万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
    不動産会社は大小バランスよく登録されているため全国どこでも幅広く依頼ができます。
    机上査定を選ぶと、郵送やメールで査定可能。

    管理人のコメント

    HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
    ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
    あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
    不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。

  6. 【公式サイト】HOME4U

各エリアで最適な組み合わせ
エリア別のオススメ一括査定サイト

あなたのエリアで最適な一括査定サイトの組み合わせはこちら。

  • 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、関西圏(大阪・兵庫・京都・奈良)
    すまいValueで大手に、あわせてエージェント制のSRE不動産にも話を聞くと良いでしょう。
  • その他の都市(札幌・仙台・名古屋・福岡など)
    すまいValueで大手に、あわせてHOME4Uでエリアに特化した中小にも話を聞くと良いでしょう。
  • 地方(人口密度が少ない地域)
    →まずHOME4Uで探し、数が少なければSUUMOHOME'Sも使ってみると良いでしょう。