遺品・不用品がある家イメージ
「家を売りたいけど、遺品・不用品が残っている…」

家の売却で、遺品・不用品にお困りですね。

不用品が多くて、粗大ゴミに出すのも大変…。
普通ゴミも多いから、一度に出せない…。
一気に片付いたら理想的なのに。

そんなあなたのために、遺品・不用品が残る家の売却について解説します。

遺品・不用品の残る家を売るには、3つのコツをまず押さえて、2つの方法から選びます。

またこの記事では売却できない場合の選択肢も紹介。

家の売却は大変ですが、先延ばしにするリスクもあるので、急いだ方が良いでしょう。

あなたの家の遺品・不用品の悩みがスッキリ解決し、家の売却が成功するために、この記事がお役に立てば幸いです。

遺品・不用品が残っている家を売る3つのコツ

遺品や不用品が残る家を売るために、知っておきたい3つのコツをまとめました。

それぞれ解説します。

コツ1. 買取と一般の売買(仲介)を使い分ける

家を売却する方法は、大きく分けて「買取」と「仲介」の2種類があります。

この違いを知って、上手く使い分けましょう。
買取と売買の違いイメージ

買取は最短1週間だが安くなる

買取とは不動産会社に売ること。

不動産会社が買取ってくれるので買主を探す手間はかからず、最短1週間程度で確実に売れます。

しかし買取では、価格が相場の6~8割と安くなる点が大きなデメリットです

ハウスくんハウスくん

買取はそんなに安くなるんだ!


家博士家博士

不動産会社は一般の買主に転売して差額が利益になる。だから相場より安くないと買取らないんだ。

一般の売買(仲介)は高く売れるが、手間と時間がかかる

一般の売買(仲介)は、不動産会社に仲介してもらって一般の人に売ること。

買取とは逆で買主を探す手間がかかるので、売却には一般的に3~6ヶ月(平均すると約4ヶ月)もの時間がかかります。

ただし一般の売買(仲介)では、価格は相場通りの価格で売れます。

ハウスくんハウスくん

高く売るなら仲介なんだね。


家博士家博士

買取と仲介は何を重視するかで使い分けよう。楽にサクッと売りたいいなら買取、なるべく高く売りたいなら仲介だね。

買取では不動産会社によって対応に差がある

買取の場合、不用品の対応は不動産会社によって違います。

不用品を処分しないと買取らない会社と、そのまま買取ってくれる会社に分かれ、そのまま買取る方が価格は安くなります。

買取で断られた場合は、とにかく多くの不動産会社へあたってみると良いでしょう。

中には希望の条件で買い取ってくれる不動産会社が見つかる可能性もあります。

買取についてはこちらの記事で解説しています。

仲介は処分しないと売れない

仲介では、多くの不動産会社は不用品を処分しないと媒介契約を結んでくれません。

後で紹介する専門業者を利用して、先に不用品を処分しましょう。

一部の不動産会社は不用品回収業者を紹介してくれますが、自分で相見積もりをとったほうが安心です。

コツ2. 価値あるものは換金、残りの処分は専門業者

家に残る遺品や不用品の中には、実は価値があるものが含まれていることも。

価値のあるものは換金して、残りの処分費用を捻出しましょう。

価値あるものとは、例えばこちら。

  • 切手
  • 着物
  • 骨董品
  • 時計
  • 洋酒
  • 古銭
  • 金貨
  • 古い玩具や

換金する方法として、メルカリヤフオクがあります。

しかし物が多いと、出品に時間と手間がかかり、価格設定も難しいため、全て出品するのは難しいかもしれません。

家1戸単位で換金するなら、「訪問買取サービス」が良いでしょう。

訪問買取サービスなら手間が省ける

訪問買取サービスは、家に来てくれるため手間がかかりません。

また専門家が選別してくれるため、貴重品を見落とすこともありません。
BUYSELL

例えば訪問買取サービスの大手、BUYSELL(バイセル)なら、問い合わせ・申し込みから最短30分で買取業者が家まで来てくれます。

買取査定だけでなく、換金までその場で完了。

女性の場合は、女性査定員の指名も可能。

問い合わせ件数月間2万件以上と多くの人が利用しているので安心です。

BUYSELLの買取プレミアムはこちら
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不用品の処分は専門業者に依頼する方が現実的

残った不用品は、自分で処分するのでなく業者に依頼した方が効率的です。

ハウスくんハウスくん

でも業者に依頼するとお金がかかるよね?

家博士家博士

費用はかかるけれど、不用品を自分で処分するのはとにかく大変だよ。
手間と時間、精神的な負担まで考えると、業者に依頼するのが現実的じゃないかな。
とりあえず見積りだけでも取ってみると良いよ。

もし不用品を自分で処理すると、自治体によるごみ収集で分別しないといけません。

また一度に大量のごみを出すとご近所から苦情が来ることもあります。

粗大ごみの申し込みも必要で、一度に大量に出せない地域も多いでしょう。

何より大変なのが、とにかく手間と時間がかかり精神的にも辛いこと。

「どれだけやっても終わらない…」と感じると、いつまでも終わらずに時間ばかり過ぎるだけです。

ハウスくんハウスくん

でもゴミ処理の専門業者なんて、どこに依頼すればいいの?


家博士家博士

心当たりがなければ一括査定サイトを使うと便利だよ。

ゴミ処分業者の一括査定サイト『エコノバ』

エコノバ

エコノバでは所在地と作業種別を選ぶだけで、不用品を処分できる業者が一覧表示されます。

あとは業者を選び、連絡先や作業内容の詳細を入力して送信するだけ。

業者から連絡が来るので、日程を調整して見積りを依頼しましょう。

無料見積もりを依頼するならこちら
エコノバ

コツ3. リフォームや解体は慎重に

不用品を処分すると、内装の汚れや設備の老朽化が気になるかもしれませんが、リフォームや解体は慎重に判断しましょう。

なぜなら売却前のリフォームや解体では、売主が損する恐れがあるため。

リフォーム費用を上乗せするのは難しい

個人の売主が売却前にリフォームしても、リフォーム費用を売却価格に上乗せすることは難しいのが現実。

なぜなら個人ではリフォーム費用が割高になり、全額を売却価格に上乗せすると割高で売れなくなるため。

ハウスくんハウスくん

でも内装をリノベーションした古いマンションがよく売りに出ているけど。


家博士家博士

あれは転売業者が安く買取って、業者価格でリフォームするからできるんだ。


一般的に売主が個人ではリフォーム費用の半額を上乗せできる程度で、残りは売主の負担になってしまいます。
リフォームで家の売却に失敗するイメージ

これは国土交通省の調査でも分かっています。
個人と不動産会社がリフォームで売却に成功した割合

リフォームするなら最低限で複数の不動産会社に意見を聞く

もしリフォームするのであれば、必要最低限にとどめることが成功のコツ。

どこまでリフォーム・修繕するかを決めるためには、複数の不動産会社から意見を聞きましょう。

不動産会社も担当者のアタリハズレがあるので、最低でも3社に話を聞いたほうが確実です。

解体すると売れない土地・安くなる土地がある

また建物を解体すると、売れなくなったり、価格が安くなる土地があります。

なぜなら建物を解体すると、新しい建物が建てられない『再建築不可』や、大きさが小さくなる『既存不適格』があるため。

具体的には次の土地です。

  • 接道が悪いなど建築条件で再建築不可の土地
  • 擁壁が古く、再構築に土地値以上の費用がかかる土地
  • 道路のセットバックが必要な土地
  • 条例や建築条件変更で既存不適格の土地
  • 市街化調整区域など建物の建築が制限されている土地

こういった土地では、建物を残した方が高く売れるケースが多いでしょう。

解体についてはこちらで解説しています。

解体前に複数の不動産会社に意見を聞く

再建築不可や既存不適格は、不動産会社でも担当者によっては気付かない恐れがあります。

また普通に再建築できる土地でも、解体しなくても売れる場合があり、判断は担当者の経験次第。

まずはエリアの売買事情に詳しい不動産会社、最低3社〜できれば6社に無料査定を依頼して意見を聞きます。

不動産会社の心当たりがなければ、一括査定サイトを利用すると良いでしょう。

主要な一括査定サイトはこちらで紹介しています。


ハウスくんハウスくん

リフォームも解体も落とし穴があるから、専門家に意見を聞いた方が良いんだね。


家博士家博士

売る予定なら不動産会社が無料で相談に乗ってくれるから、上手く利用しよう。
次に遺品・不用品が残る家を売る方法を解説するね。

遺品・不用品が残る家を売る2つの方法

遺品や不用品が残る家を売る方法として次の2つがあります。

遺品・不用品が残る家を売る2つの方法

  1. そのまま不動産会社に買取ってもらう
  2. 遺品・不用品を処分して売却

それぞれ解説します。

方法1. そのまま不動産会社に買取ってもらう

1つ目は家に残る不用品を処分することなく、そのまま不動産会社に買取ってもらう方法です。

  • 売却の手間:一番楽で簡単
  • 手元に残る金額:かなり少ない
家の売却価格:不動産価値 × 60〜80% − 不用品処分費用

もっとも楽な方法ですが、売却価格はかなり安くなります。

【手順】

  1. なるべく多くの不動産会社へ無料査定を依頼
  2. 一番高い買取価格を提示した会社へ売却

なるべく多くの不動産会社へ査定を依頼する

買取では、少しでも良い条件で買取る不動産会社を探すため、なるべく多くの不動産会社へ査定を依頼しましょう。

できれば10社以上が理想です。

中には、相場に近い価格で買取る不動産会社が見つかるかもしれません。

なぜなら不動産会社の中には、決算の都合や、査定ミスで高く買取るところがあるため。

不動産会社の心当たりが無ければ、一括査定サイトをいくつか併用すると良いでしょう。

主要な一括査定サイトは、こちらでまとめています。


ハウスくんハウスくん

でも田舎の家とかも買取できるの?


家博士家博士

田舎など売却が難しい物件は買取を断られることもある。
売値が安くて手間をかけたくないなら、無料で譲る方法もあるよ。

買取を断られたら、無料で譲る方法も

田舎などで立地が悪いと、不動産会社に買取りを断られるかもしれません。

そんなときは、もし無料で良ければ他人にそのまま譲る方法もあります。

『みんなの0円物件』では、価値がゼロやマイナスの土地を、無料で欲しい人に譲れます。
みんなの0円物件
必ず譲れるわけではありませんが、マッチング率は8割と高い確率。

掲載は無料なので、試してみる価値はあるでしょう。

みんなの0円物件を試してみるならこちら
「みんなの0円物件」

方法2. 遺品・不用品を処分して売却

2つ目はあらかじめ物を処分してから売却する方法。

自分で片付けるか、業者に依頼して不用品を処分し、必要なら最低限の補修・リフォーム、建物解体をしてから売りに出します。

  • 売却の手間:大変
  • 手元に残る金額:多い
家の売却価格:不動産価値 ± 20%

この方法だと相場通りに売れるため、物の処分や家の補修などにかける費用を安く済ませられれば、手元に残る金額は多くなります。

【手順】

  1. 訪問買取サービスで価値のある物を換金
  2. 不用品処分の一括査定で見積もりをとる
  3. 一番安い業者に不用品を処分してもらう、又は自分で処分する
  4. なるべく多くの不動産会社へ査定依頼し、リフォームや建物解体の必要性をヒアリング
  5. 一番信頼できそうな不動産会社と媒介契約し売り出す
  6. (リフォームや解体する場合は)複数のリフォーム業者・解体業者へ見積もり依頼
  7. 一番安い業者にリフォーム・解体をしてもらう
  8. 購入希望者が見つかれば売却

なお、リフォーム業者や解体業者へ見積もり依頼する際も、必ず複数の業者へ相見積もりを依頼しましょう。

業者の心当たりがなければ、一括査定サービスを利用すると便利です。

リフォーム業者の一括査定

リフォーム業者の一括査定サービスなら「ホームプロ」が良いでしょう。

全国1,200社以上から最大8社を紹介されて、匿名で商談できます。

日本初のリフォーム会社紹介サイトとして、2001年のサービス開始から利用会員数が累計80万人以上、累計成約件数10万件以上、累計取扱高2,000億円という、ダントツの実績。

運営は、株式会社リクルートが100%出資する「株式会社ホームプロなので安心です。

ホームプロを試してみるならこちら
【公式サイト】ホームプロ

解体業者の一括査定

解体業者の一括査定サービスなら「解体の窓口」が良いでしょう。
解体の窓口

解体の窓口は、従来の一括査定サイトの問題を見事に解決した新しいサービス。

なぜなら解体の窓口では、

  • 依頼者が写真を撮影し、解体の窓口が各業者に対して匿名で見積りを依頼するから、個別の営業電話がない。
  • さらに業者同士がお互いの査定価格を見ながら安値を入札する逆オークションなので、競争で工事価格が安くなる。

サービス開始は2020年7月ですが、すでに登録業者数も2020年12月時点で700社と急増中。

解体の窓口は、今までにない画期的なサービスで、解体工事査定の新たな定番になっています。

無料で試してみるならこちらから
解体の窓口

不動産会社は実績豊富な3〜6社に査定を依頼

  1. エリアで売買実績が豊富な不動産会社に絞る
  2. 上記の3〜6社に無料査定を依頼して、査定価格と話を聴き比べる

エリアで売買実績が豊富な不動産会社は、査定の精度が高くなります。

また今は都市部を中心に不動産価格が高騰しているため、不動産のプロでも査定が難しい状態。

不動産会社によって査定価格に差が出るため、1社だけでなく最低3社以上に査定を依頼しましょう。

ただし数が多すぎると対応が大変なので、多くても6社程度が良いでしょう。

ハウスくんハウスくん

エリアで売買実績が豊富な不動産会社は、どうやって探すの?


家博士家博士

不動産会社の心当たりがなければ、一括査定サイトを利用すると便利だよ


一括査定サイトの定番3社

一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。

一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。

この3社以外についてはこちらにまとめています。

  1. すまいValue

    すまいValue
    実績5.0
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    40万件
    不動産会社数:
    大手6社・全国900店舗
    運営会社:
    大手6社共同運営

    大手6社(三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル・野村の仲介+・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年に設立した一括査定サイト。
    6社といっても全国900店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
    売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
    首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
    2021年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトです。
    簡易査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。

    管理人のコメント

    地方では大手より地域密着の中小が強い場合もあるので、3位のHOME4Uも確認した方が良いでしょう。
    しかし都市部では「すまいバリュー」が定番です。
    特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。

  2. 【公式サイト】すまいValue

  3. SRE不動産(旧ソニー不動産)

    SRE不動産
    実績4.0
    不動産会社4.0
    運営会社5.0
    査定実績:
    (2014年開始)
    不動産会社数:
    売主側1社(買主側多数)
    運営会社:
    SREホールディングス株式会社

    すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。利用できるエリアは首都圏と関西圏限定です。
    あのソニーが始めた不動産会社で、売主だけを担当するエージェント制が特徴。無数にある他の不動産会社が買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。

    管理人のコメント

    大手不動産会社でエージェント制はSRE不動産だけ。話を聞くと売却活動に役立つでしょう。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで査定を依頼することがポイント。まずメールで概算価格を査定してくれます。

  4. 【公式サイト】SRE不動産

  5. HOME4U

    HOME4Uイメージw330
    実績5.0
    不動産会社4.0
    運営会社4.0
    査定実績:
    累計45万件(2001年開始)
    不動産会社数:
    1,800社
    運営会社:
    株式会社NTTデータ・スマートソーシング

    日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数45万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
    不動産会社は大小バランスよく登録されているため全国どこでも幅広く依頼ができます。
    机上査定を選ぶと、郵送やメールで査定可能。

    管理人のコメント

    HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
    ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
    あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
    不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。

  6. 【公式サイト】HOME4U

各エリアで最適な組み合わせ
エリア別のオススメ一括査定サイト

あなたのエリアで最適な一括査定サイトの組み合わせはこちら。

  • 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、関西圏(大阪・兵庫・京都・奈良)
    すまいValueで大手に、あわせてエージェント制のSRE不動産にも話を聞くと良いでしょう。
  • その他の都市(札幌・仙台・名古屋・福岡など)
    すまいValueで大手に、あわせてHOME4Uでエリアに特化した中小にも話を聞くと良いでしょう。
  • 地方(人口密度が少ない地域)
    →まずHOME4Uで探し、数が少なければSUUMOHOME'Sも使ってみると良いでしょう。

仲介では不動産会社と専任媒介で

不動産会社が決まれば、仲介を依頼し媒介契約(仲介契約)を結びます。

媒介契約は3種類ありますが、不動産の売却が初めての場合は、専任媒介契約がよいでしょう。

【媒介契約の比較】

項目一般媒介契約専任媒介契約専属専任
媒介契約
特徴自由な契約一般的な契約厳しい契約
こんなタイプの人向き不動産の売却経験がある人普通の人多少損でもお任せしたい人
実際の契約の多さ
2020年実績
16%46%
一番多い
38%
他社との媒介契約××
自分で見つけた相手との直接契約×
契約の有効期間制限なし
(行政指導により3ヶ月が一般的)
最長3ヶ月最長3ヶ月
指定流通機構(レインズ)への登録×
登録義務なし

契約から7日以内

契約から5日以内
業務処理状況の報告義務規定なし14日に1回以上7日に1回以上

一般媒介で複数の不動産会社に依頼する方法もありますが、一般媒介では不動産会社からのフォローは期待できません。

はじめての不動産売却では不動産会社のフォローが必要なので、信頼できる1社と専任媒介契約を結び、相談しながら売却を進める方が安心です。

媒介契約については、こちらで解説しています。

相続の場合は相続放棄という選択肢もある

相続によって所有者になってしまった場合は、「相続放棄」も選択肢の一つ。

相続放棄は、被相続人が亡くなってから3ヶ月以内に家庭裁判所へ申請します。

また相続放棄は、不動産だけでなく相続される全ての財産を放棄することになります。

相続放棄について詳しくはこちら。

遺品・不用品が残っている家を放置するリスク

とりあえず空き家のまま、遺品や不用品が残っている家を放置すると、様々なリスクがあります。

家の傷むスピードが早くなる

住む人がいなくなった家は、思う以上に傷みが早くなるもの。

人がいないと害虫(シロアリ・ゴキブリ)・害獣(ネコ・ハクビシン・ネズミ)が侵入しやすくなります。

換気されないのでカビやダニも発生します。

糞や死骸の臭いがこもり内装材に臭いがつくことも。

庭が荒れると、ゴミが不法投棄されやすく、所有者の責任で片付けることになる恐れも

傷んだ家は売れにくくなり、急激に家の価値は下がります。

ハウスくんハウスくん

面倒だから空き家で放置すると、後で余計手間がかかるんだね。


家博士家博士

空き家は放火のリスクも高いし、火災保険も加入できない。
あと税金でも3年を過ぎると特例が使えなくなるんだ。

相続では税金の特例が3年で使えなくなる

相続した空き家は、利益(譲渡所得)が3,000万円まで非課税になります。

ただしこの特例が使える期限は、相続があった日から3年後の年の12月31日まで。

期限をすぎると、家の所有期間に応じて税金がかかります。

【参考】国税庁・No.3306 被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例

購入価格が不明だと、売却価格の95%が利益になる

注意したいのは、購入価格が不明だと購入価格は売却価格の5%となること。

つまり売却価格の95%が利益になり課税されます。
【参考】国税庁・No.3258 取得費が分からないとき

ハウスくんハウスくん

95%に課税されるってなんか損した気分だね。


家博士家博士

所有期間が5年超で税率は約2割程だけど、無料にできるなら早く売ったほうがいいかもね。
今後はさらに空き家が増えて売れにくくなるし。


今後急激に空き家が増え、売却がどんどん難しくなる

今後は空き家が急増し、売却が難しくなると予想されます。

急激な人口減少

日本の人口は2008年をピークに、急激に減少中。

歴史上で初めての人口減少期に入りました。

日本の長期人口変化

日本の長期人口変化

国土交通省の「国土の長期展望」によると、2050年には

  • 5割の地域で、人口が現在の半分以下になる。
  • 2割の地域で、無人化する。

ことが分かっています。

しかし新築住宅は建設され続けている

しかし新築住宅が年90万戸ペースで建設されているため、空き家が急激に増加しています。

日本人の人口・世帯数と住宅戸数

住宅戸数と世帯数の変化2018年rev3

持ち家の27%が空き家予備軍

2025年には団塊の世代が75歳以上になり、多くの人が施設へ入居します。

そうなると空き家は一気に増加。

すでに2018年時点で、全国の居住中の持ち家2,864万戸に対し、779万戸(27%)が65歳以上の高齢者のみの世帯。

実に27%もの住宅が「空き家予備軍」となっているのです。

地方だけでなく、東名阪(東京・名古屋・大阪圏)エリアでも空き家予備軍は370万戸(27%)。

実際にこれだけ空き家が増えると、家を売ろうにも供給過多で売れないことが予想されます。

空き家予備軍の割合(2018年時点)

空き家予備軍

生産緑地問題、マンション老朽化、金融緩和の終了など心配材料は多い

さらに3大都市圏(首都圏・名古屋圏・近畿圏)においては、2022年以降の生産緑地問題によって宅地が過剰供給される懸念も。

さらにこれから本格化するマンションの老朽化も社会問題化しつつあります。

さらに日銀の金融緩和が終了すれば、不動産価格が大きく値下がりする恐れもあります。

今は不動産価格が高止まりしている

今は不動産価格が高止まりしており、売却には良いタイミングでしょう。

不動産価格指数(全国)

不動産価格指数(全国)2021年9月

「不動産価格指数」とは

不動産相場の価格変動が純粋に分かる指数。

年間30万件の成約価格を元に、国土交通省がヘドニック法という統計計算手法で純粋な価格変動をまとめたもの。

3ヶ月前までのデータが毎月末頃に公表される。

マンションは、約8年半で62%も値上がりしています。

戸建ては変化は無いようにみえますが、都市部の上昇を地方の値下がりが打ち消しているため。

戸建ては立地で価格が2極化しつつあります。

都市部でも地方でも、売却には良いタイミングでしょう。

まとめ

遺品・不用品の残る家を売るには、3つのコツをまず押さえて、2つの方法から選びます。

遺品・不用品が残る家を売る3つのコツはこちら。

  1. 買取と一般の売買(仲介)を使い分ける
  2. 価値あるものは換金、残りの処分は専門業者
  3. リフォームや解体は慎重に

遺品・不用品が残る家を売る2つの方法はこちら。

  1. そのまま不動産会社に買取ってもらう
  2. 遺品・不用品を処分して売却

相続では相続放棄という選択肢もあります。

遺品・不用品が残る家を放置すると、近隣に迷惑をかけたり、税金で損する恐れがあるでしょう。

今後はますます売りにくくなる傾向なので、売却するなら早めに決断した方が有利です。

遺品・不用品が残る家が上手く売却できることを心よりお祈りしております!

一括査定サイトの定番3社

一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。

一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。

この3社以外についてはこちらにまとめています。

  1. すまいValue

    すまいValue
    実績5.0
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    40万件
    不動産会社数:
    大手6社・全国900店舗
    運営会社:
    大手6社共同運営

    大手6社(三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル・野村の仲介+・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年に設立した一括査定サイト。
    6社といっても全国900店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
    売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
    首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
    2021年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトです。
    簡易査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。

    管理人のコメント

    地方では大手より地域密着の中小が強い場合もあるので、3位のHOME4Uも確認した方が良いでしょう。
    しかし都市部では「すまいバリュー」が定番です。
    特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。

  2. 【公式サイト】すまいValue

  3. SRE不動産(旧ソニー不動産)

    SRE不動産
    実績4.0
    不動産会社4.0
    運営会社5.0
    査定実績:
    (2014年開始)
    不動産会社数:
    売主側1社(買主側多数)
    運営会社:
    SREホールディングス株式会社

    すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。利用できるエリアは首都圏と関西圏限定です。
    あのソニーが始めた不動産会社で、売主だけを担当するエージェント制が特徴。無数にある他の不動産会社が買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。

    管理人のコメント

    大手不動産会社でエージェント制はSRE不動産だけ。話を聞くと売却活動に役立つでしょう。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで査定を依頼することがポイント。まずメールで概算価格を査定してくれます。

  4. 【公式サイト】SRE不動産

  5. HOME4U

    HOME4Uイメージw330
    実績5.0
    不動産会社4.0
    運営会社4.0
    査定実績:
    累計45万件(2001年開始)
    不動産会社数:
    1,800社
    運営会社:
    株式会社NTTデータ・スマートソーシング

    日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数45万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
    不動産会社は大小バランスよく登録されているため全国どこでも幅広く依頼ができます。
    机上査定を選ぶと、郵送やメールで査定可能。

    管理人のコメント

    HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
    ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
    あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
    不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。

  6. 【公式サイト】HOME4U