みんなの0円物件
「みんなの0円物件はどうなの? 評判は?」

みんなの0円物件を利用するかお悩みですね。

みんなの0円物件は、売れない不動産を手放す方法として急速に広まっているサービスです。

今までは、売れない不動産を所有すると、延々と維持費を支払い続けるしかありませんでした。

しかし『みんなの0円物件』なら、売れない不動産でも活用してくれる相手に譲れます。

ただし4つの注意点があるので、知っておきましょう。

この記事では、みんなの0円物件のメリットと注意点、評判・口コミについてまとめています。

あなたの不動産を手放すために、この記事がお役に立てば幸いです。

みんなの0円物件の公式サイトはこちら
「みんなの0円物件」

みんなの0円物件とは

不要な不動産を無料で譲るサイト

みんなの0円物件は、不動産を譲りたい人と欲しい人をマッチング(引き合わせ)するサービス。

サービス開始は2019年7月とまだ新しいですが、すでに全国で約1,300件が登録し、その約9割が成約した実績を誇ります。

国土交通省のモデル事業にも採用され、7つの地方自治体と提携。

多くのTV・新聞にも取り上げられている注目のサービスです。
メディア掲載事例

完全無料と16.5万円の2つのプラン

みんなの0円物件には、サポートの有無で完全無料と税込16.5万円の2つのプランがあります。

有料プランも掲載は無料で、誰かに譲るまで費用は発生しません。


2つのプラン
プランの違い

ハウスハウス

自分で手続すれば、完全無料なんだ!


家博士家博士

そうだね。
無料で始めても、難しければ途中でおまかせプランに変更できるよ。

利用の流れ

手順1. 掲載申し込み

まず掲載を申し込みます。

記入するのは次の内容。

  • お名前
  • メールアドレス
  • 今のお住まい
  • 電話番号
  • ご利用プラン(未定でも可)
  • 物件種別
  • 物件住所
  • 物件名義人
  • 物件の今の状況
  • 家財道具など
  • 物件について(簡単に分かる範囲で)

内容を送信すると、折返しメールで連絡があります。

手順2. 原稿確認

正式に申し込み後、情報を反映してサイト側が原稿を作成。
掲載前に内容を確認します。

手順3. 募集開始

掲載内容を確認したら、公開して募集を開始。
公開後も掲載内容は無料で修正できます。

みんなの0円物件を試してみるならこちら
「みんなの0円物件」

ハウスハウス

手順もシンプルだね。


家博士家博士

次にみんなの0円物件のメリットを解説しよう。

みんなの0円物件の5つのメリット

それぞれ解説します。

メリット1. 価値が0円やマイナスの不動産を手放せる

みんなの0円物件では、価値が0円やマイナスの不動産を手放せます。

売れずにあきらめていた空き家・空き地が、欲しい人に譲れるのです。

ハウスハウス

でも価値がマイナスの不動産なんて誰が貰ってくれるの?


家博士家博士

どんな不動産でも、人によっては価値はあるんだよ。


価値が0円やマイナスの不動産を欲しい人として、例えば次の人が居ます。

欲しい人1. 投資家

無価値やマイナスの不動産でも、不動産投資家には価値があることもよくあります。

なぜなら不動産投資では、なるべく安く物件を買うことが最も大切だから。

初期投資が少ないほど、利益は大きくなるし、失敗しても損害は最小に抑えられます。

例えば最近は、ボロボロの戸建てを自分でリフォームして貸し出す『ボロ戸建て投資』がブーム。

自己資金は少ないけど体力には自信がある若い人が数多く参入し、全国各地にサークルや塾が開かれ、何十冊も書籍が出版されています。

また太陽光発電や倉庫、民泊などの投資目的で格安の土地を探す投資家も。

普通の人には価値が0円やマイナスでも、不動産投資家には価値がある不動産も多いのです。

欲しい人2. 移住・別荘・2拠点生活

都市部の住民が移住先、別荘や2拠点生活の家を探すケースも増えています。

IT系の企業を中心に、普段はテレワークが基本で出社が月に1回などの会社も増加。

アフターコロナも都会を脱出する流れは終わりそうにありません。

無料で手に入るならと、移住のお試しで欲しい人も増えています。

欲しい人3. 趣味(農業・キャンプ・サバゲー)

趣味で不動産を欲しい人も意外と多いもの。

例えば、ソロキャンプ目的で山林を購入する人が増えています。

人気Youtuberのヒロシさんが、個人でソロキャンプ用の山林を購入したことがきっかけで、全国的に山林が人気に。

また農業や林業、サバイバルゲームを楽しむ目的で、不動産を探す人もいます。

山林でも数百万円することが多いため、0円物件は趣味で探す人にも価値があるのです。

メリット2. 掲載料0円で試せる

みんなの0円物件は、掲載料0円。

まず試しに掲載するだけなら、完全に無料です。

どうせ誰も欲しがらないと思うかもしれませんが、そんなことはありません。

実際は、

  • 今までに掲載した9割以上がマッチングしている。
  • 平均数十件の問い合わせがある。
  • 平均掲載日数15日
  • 最短で即日マッチング
  • ページ閲覧数は月210万回以上

これだけの実績があるサイトに、無料で掲載できるのは大きなメリットでしょう。

メリット3. 家財道具や相続手続きが未だでもOK

みんなの0円物件は、家の中に家財道具が残っていたり、相続手続きがまだでもとりあえず掲載できます。

家財道具は、買主が了承すれば残ったままで譲ることも可能。

もし処分が必要なら、提携業者に有料で依頼もできます。

相続手続きは、マッチングした後に手続きすればOK。

とりあえず掲載は無料なので、まず掲載してから反響をみて、必要なら手続きすると良いでしょう。

メリット4. 遠隔地で写真などが無くても掲載できる

みんなの0円物件は、遠隔地で現地に行けず、写真など情報が不足している物件でも掲載できます。

なぜなら全国に約1,500人のボランティア「みん0サポーター」が登録されており、必要な写真の撮影や現地調査をしてくれるため。

みん0サポーターは、物件調査をするとその物件の優先交渉権が得られるメリットがあります。

実際に登録する人の多くは親から相続された物件で遠隔地のことが多いため、サポーターが活躍する場面も多いそうです。

メリット5. 国交省のモデル事業で安心

みんなの0円物件は、国土交通省の空き家対策の担い手強化・連携モデル事業(令和2年度)に採択されています。

【参考】国土交通省・空き家対策の担い手強化・連携モデル事業

採択の選考は、国土交通省の評価事務局が設置した、学識経験者等で構成する評価委員会の評価。

また北海道愛別町など7つの地方自治体と連携協定を締結。

みんなの0円物件は、社会的な空き家対策として国や地方自治体からも評価されています。

ハウスハウス

国からも評価されているなら安心だね。


家博士家博士

日本は急激に人口が減って高齢化が進んでいるから、将来も有望なサービスだね。
ただし利用するには注意点も知っておこう。

みんなの0円物件の4つの注意点

それぞれ解説します。

注意点1. 譲る前に登記が必要

不動産の登記が無かったり、相続登記がまだなら、他人に譲る前に不動産登記が必要です。

不動産登記とは
不動産が誰のものか分かるように、公の帳簿(登記簿)に記録すること。第3者に所有権を主張するために必要。
不動産の「権利証(登記済権利証)」又は「登記識別情報」があれば登記されている。
固定資産税が徴収されていても、登記されていない不動産もある。
【参考】法務省・不動産登記のABC

登記はマッチング後でもOK

相続登記や不動産登記は、欲しい人とマッチングして不動産を譲ることが決まってからで大丈夫です。

ですから、まず掲載してみて登記は後回しでもよいでしょう。

不動産登記がない場合

もし不動産登記がされていない場合は、家の引き渡しまでに不動産登記をします。

不動産登記の費用は通常10~20万円くらい。

具体的には法務局に対して土地家屋調査士が表示登記(甲区)を行い、司法書士がその所有権(乙区)を登記します。

【参考】法務局・不動産登記申請手続

ちなみに、後から増築している場合は、この増築部分を追加で登記する必要があります。
(関西など一部地域では、増築していても未登記で売れる場合があります。)

建ぺい率オーバーなど違法な増築でも登記はできます。(建築確認申請はできませんが…)

登記についてはこちらで解説しています。

相続した不動産は相続登記が必要

相続した不動産は、他人に譲る前に相続登記が必要です。

亡くなられた方の所有のままでは譲渡できません。

相続登記の費用
相続登記は、通常司法書士に依頼します。
費用は、司法書士費用10万円前後+登録免許税。
自分でも手続きはできますが、登録免許税はかかります。
登録免許税=固定資産税評価額×0.4%
【参考】国税庁・No.7191 登録免許税の税額表
ただし土地の評価額が100万円以下だと免税措置があります。
【参考】法務局・相続登記の登録免許税の免税措置について

相続人が複数居る場合は、全員で遺産分割協議をする必要があります。

【参考】法務局・不動産の所有者が亡くなった

登記を調べる方法

building_houmukyoku
近くの法務局に行けば、登記を確認出来ます。
法務局 http://houmukyoku.moj.go.jp

また、現在はインターネットでも登記情報を確認出来ます。
登記情報提供サービス http://www1.touki.or.jp/
(操作は平日8:30~23:00、土日祝日8:30〜18:00)

注意点2. 税金がかかる場合もある

法人所有や法人相手に譲ると、あげる方(贈与側)に税金がかかる場合があります。

法人所有や法人に譲ると贈与者に課税

ゆずる相手が法人だと、ゆずる側(贈与者)にみなし譲渡所得課税(所得税法59条1項)がかかります。

【参考】国税庁・No.3217 時価より低い価額で売ったとき

また法人の所有する不動産だと、時価を譲渡収益として算入し、一部を寄付金で損金とします。
【参考】国税庁・寄附金を支出したとき

もらう方には登記費用と税金がかかる

もらう方には登記費用と税金がかかります。

登記費用

登記費用はこちら。自分で登記すれば司法書士費用はかかりません。

  • 印紙代: 200円
  • 登録免許税: 固定資産税評価額×2%
  • 司法書士費用
税金

税金はこちら。

  • 贈与税: 課税価格×税率-控除分(後で解説)
  • 不動産取得税: 固定資産税評価額×3〜4%
  • 固定資産税: 固定資産税評価額×1.4%(一部軽減あり、毎年)
  • 都市計画税(都市部のみ): 固定資産税評価額×0.3%(一部軽減あり、毎年)
110万円以上だと受取側に贈与税

個人間の取引では、譲る不動産の固定資産税評価額が110万円以上だと、受け取る側に贈与税がかかるリスクがあります。

贈与税は、年間110万円まで非課税。
それ以上は、金額に応じて10%〜55%の税率で課税されます。

【参考】国税庁・贈与と税金

注意点3. おまかせプランは費用がかかる

おまかせプランは税込16万5千円

みんなの0円物件には、完全無料プランとおまかせプランがあります。

おまかせプランと無料プランの違い

おまかせプランは、費用が税込165,000円。

ただし次の手続きをおまかせできます。

  • お問い合せ対応
  • 交渉
  • 契約書作成・締結
  • 所有権移転手続き

費用を支払うのは所有権移転登記後。

掲載はあくまで無料です。

おまかせプランから0円プランには戻れない

一度おまかせプランを選ぶと、0円プランには戻れません。

0円プランからおまかせプランへの変更はいつでも可能なので、変更前に違いをよく確認しましょう。

まず0円プランで掲載して、反響を見てから決めると良いかもしれません。

注意点4. 必ず譲れるわけではない

9割成約も1割は成約できず

みんなの0円物件は、掲載しても必ず譲れるわけではありません。

過去の実績では9割以上が成約していますが、残り1割弱は成約しませんでした。

あなたの不動産が譲れるかは、掲載してみないと分かりません。

掲載は無料なので、とりあえず試してみると良いでしょう。

他の選択肢を併用してみるのもあり

みんなの0円物件でマッチングしない場合を考えて、他の選択肢を試してみても良いでしょう。

本当に売れないのか複数の不動産会社に確認してみる

まず本当に売却できないのか、複数の不動産会社に確認してみましょう。

不動産会社の『売れない』は、『売りたくない』かもしれません。

なぜなら不動産会社は、価格が安い不動産を売っても赤字になるリスクがあるため。

売買価格400万円以下の不動産を仲介しても、仲介手数料は最大18万円しかありません。

これでは手間の割に手数料が安く赤字になってしまうため、多くの不動産会社は断るのです。

1社に断られてもあきらめずに他をあたる

1社に断られてもあきらめずに複数の不動産会社に問い合わせると、中には引き受けてくれる不動産会社が見つかることもあります。

不動産会社の心当たりが無ければ、一括査定サイトを利用して探してみましょう。

全国対応の主要な一括査定サイトとして次があります。

その他、主要な一括査定サイトはこちらでまとめています。

他の選択肢

みんなの0円物件の他にも、不動産を無料や格安で売るサイトはあります。

みんなの0円物件は、2022年9月から家いちばと提携しています。

家いちばは2015年にサービス開始、累計掲載物件2,329件、成約608件、取扱累計204億円の実績(2022年6月時点)。

全国版空き家バンクは、まず市区町村などの自治体の空き家バンクに登録し、各自治体から提携している全国版空き家バンクに登録する流れです。

みんなの0円物件の評判・口コミ

購入者の評判・口コミ

みんなの0円物件に注目しているのは、やはり不動産投資家が多いようです。

こちらは実際にマッチングして、0円物件を手に入れた人の口コミ。

こちらは0円物件を手に入れるために、現地調査へ向かう投資家の口コミ。

こちらは0円物件に申し込んだ人の口コミ。

その他、注目している投資家の口コミは多数ありました。

みんなの0円物件は多くの投資家に注目されており、評判・口コミも急増しています。

利用者の評判・口コミ

・物件の状況
特定空き家に指定される寸前の建物を自身で解体。周囲の道路幅も軽自動車がギリギリ通れるほどと狭く、使用するには整地や境界確定に費用がかかるため、なかなか買い手がつかない状況でした。
・成約(所有権移転)までの期間
所有権移転12日
・感想
他の売買掲示板サイトや、不動産買取サイトも利用しましたが、全くダメでした。私のなかでは御社のサービスがシンプルでベストです。おまかせプランだと、希望と合致する厳選された取得希望者とのみ交渉できるので、楽でした。 支払いが後払いなのも安心です。
官公庁のお仕事をされているのも、信頼の証だと思います。
・物件の状況
遠方に移住する事となり、家の解体に向け家具などすべて片付けました。解体の日程も決めていたところこのサイトを知り、この際解体するよりもどなたかにただで引き取ってくれないかと思いすぐに利用しました。
・成約(所有権移転)までの期間
申込2日・所有権移転1か月
・感想
解体費用が高く、更地にしても土地の値段が安くて大変な赤字になるし、すぐに貰い手が見つかるとは思えませんでした。掲載後すぐに連絡が来て驚きました。

父を亡くし、遠方にある100坪ほどの祖父母の家を急遽相続することとなりました。
管理が行き届かないため、雪が積もる前に解体して売却処分をしようと見積をとったところ、あまりに高い解体費用と、地方の土地が売れない現状を初めて知りました。
父の生前から建物を早く処分してほしいと思っていましたが、病気で気力も衰えていく中で、あまり強くは言えませんでした。

負動産(マイナスの資産)を相続してしまいましたが、ゆずり受けてくれる方が見つかり、処分費の負担を回避することができました。思い出のある建物を直しながら使っていただけるとのことでとても嬉しく思っています。

妻の実家で、2年ほど空き家になっていました。
固定資産税がかかっており大きな負担となっていました。
地元の不動産会社にも売却の相談をしましたが難色を示され、こうした物件でもゆずり受けてくれる方がいらっしゃるのか不安ながらも、利用してみることにしました。

それほど反響はないだろうと思っていましたが、インパクトのある物件紹介をして頂いたことで、掲載の翌日には関東、関西、九州から8件の問い合わせの連絡をいただき、非常に驚きました。
掲載中も掲載内容変更や問い合わせなど、親切丁寧に対応していただき、結果的に家具・家電もそのままゆずり受けてくれる方とめぐりあうことができました。

ハウスハウス

マイナス価値の負動産や、固定資産税で困っている不動産でも、ゆずり受けてくれる人とめぐりあえるんだね。

まとめ

みんなの0円物件は、価値がゼロやマイナスの不動産を譲れる画期的なサイト。

掲載は無料なので、とりあえず試してみると良いでしょう。

おまかせプランなら費用は16.5万円かかりますが、手間もかかりません。

ただし相続登記などは別途必要です。

また必ず譲れるわけではないので、急ぐ場合は並行して別の方法を試してもよいでしょう。

あなたの不動産が無事に手放せることを、心よりお祈りしております!

みんなの0円物件を試してみるならこちら
「みんなの0円物件」

1社に断られてもあきらめずに他をあたる

1社に断られてもあきらめずに複数の不動産会社に問い合わせると、中には引き受けてくれる不動産会社が見つかることもあります。

不動産会社の心当たりが無ければ、一括査定サイトを利用して探してみましょう。

全国対応の主要な一括査定サイトとして次があります。

その他、主要な一括査定サイトはこちらでまとめています。