「SUUMO(スーモ)の売却査定はどうなの?」
SUUMO(スーモ)の売却査定でお悩みですね。
確かにSUUMOの売却査定は、正しく使えば不動産の売却に役立ちます。
ただし利用前に知っておきたい注意点も。
この記事では、SUUMOの売却査定の4つのメリット、3つの注意点を紹介します。
この注意点さえ気をつければ、優秀で信頼できる不動産会社が見つかり、売却成功が8割見えてくるでしょう。
あなたの家の売却が成功するために、この記事がお役に立てば幸いです。
この記事のもくじ
SUUMO(スーモ)売却査定の4つのメリット
SUUMOのメリットはこちら。
SUUMO(スーモ)売却査定の4つのメリット
それぞれ詳しく見ていきましょう。
メリット1. 運営が大手リクルートで安心
SUUMOは、大手の株式会社リクルートが運営する不動産情報サイトなので、安心して利用できます。
リクルートといえば日本を代表する大企業のひとつ。
「ホットペッパー」や「じゃらん」「リクナビ」「ゼクシィ」など数多くのブランドを運営し、経営者も数多く産出する独特な社風でも有名です。
以前はグループ企業の「リクルート住まいカンパニー」がSUUMOを運営していましたが、2021年の組織改編で株式会社リクルートに統合されました。
本社: 東京都千代田区丸の内1-9-2グラントウキョウサウスタワー
電話: 03-6835-3000
従業員数: 15,807人(2021年4月1日現在 / アルバイト・パート含)
資本金: 3億5千万円
URL: https://www.recruit.co.jp/
持ち株会社リクルートホールディングスとして東証PRM上場
大手だと何かと安心
運営が大手だと、何かと安心です。
例えばSUUMOには、しつこい営業をするような不動産会社は登録されていません。
SUUMOのブランド価値を維持するため、評判の悪い不動産会社は登録できないよう、厳正な審査があるのです。
また個人情報の扱いでも、きちんとしたルールで管理され、情報漏えいのリスクもありません。
メリット2. 不動産会社が選びやすい
SUUMOの売却査定は、不動産会社が選びやすい特徴があります。
なぜならそれぞれの不動産会社で、次の2つが分かるため。
- エリアでの売却実績
- エリアで物件を探しているお客の数

探している客が多い不動産会社なら、すぐに売れるかもしれないね。
メリット3. 不動産会社の数に上限が無い
SUUMOの売却査定では、査定を依頼できる不動産会社の数に上限がありません。
一度に多くの不動産会社へ査定を依頼できることは、特に不動産会社の買取を利用するときに便利です。
買取では、なるべく多くの不動産会社に査定を依頼する
買取では、なるべく多くの不動産会社に査定を依頼します。
なぜなら買取では、査定価格がそのまま買取価格になるため。
なるべく多くの不動産会社で競り合ってもらうことで、オークションの様に買取価格を釣り上げることができます。
ただし買取では、価格が仲介(普通の売却)の6〜8割に安くなり、最高値でも相場より安くなってしまうもの。
よほどの事情がない限り、買取でなく仲介で普通に売却するほうが良いでしょう。
仲介では多くても6社程度に
仲介で普通に売る場合、査定を依頼する不動産会社の数は多くて6社程度にしておいたほうが良いでしょう。
仲介では、不動産会社の査定価格はあくまで『売れるであろう予想価格』にすぎません。
相場より高い査定価格だからといっても、その価格で売れると不動産会社が保証するわけでなないのです。
仲介では、最高値の査定価格でなく、もっとも信頼できそうな不動産会社を選ぶことが大切です。
信頼できる不動産会社を選ぶためには、各社の話を聴き比べるため、多くても6社程度が限界。
そのため査定を依頼する不動産会社を増やすより、エリアで売買実績が豊富な不動産会社を選ぶことが大切です。
他の一括査定サイトは最大6社がほとんど
ちなみに他の一括査定サイトでは、ほとんどが最大6社に制限されています。
なぜならあまり多くの不動産会社に査定を依頼されると、不動産会社が迷惑だから。
不動産会社が無料で査定する目的は、あくまで媒介契約(売却の依頼する契約)を取るための営業活動です。
売主が多くの不動産会社に査定を依頼するほど、契約の可能性が少なくなり、査定するメリットは減ってしまうことに。
一括査定サイトとしても、不動産会社とユーザーの双方のバランスを考えて、最大6社にしているのです。
メリット4. 電話番号なしで査定できる
SUUMOの売却査定は、電話番号なしで査定できます。
電話番号の代わりにメールアドレスを記入すれば、不動産会社とのやり取りはメールで可能。

不動産会社の営業電話がイヤな人には嬉しいね。
SUUMO(スーモ)売却査定の3つの注意点
SUUMOには、次の3つの注意点があります。
SUUMO(スーモ)売却査定の3つの注意点
それぞれ詳しく解説します。
注意点1. 同じ会社の別支店がリストに挙がる
SUUMOでは、査定を依頼する候補として、同じ会社の別支店が別々に表示されることがあります。
たとえば「東京都新宿区」で検索すると、野村の仲介+で3支店(四谷センター・本店営業部・高田馬場センター)が出てきます。

どちらも同じ野村の仲介+だから変わらない気がするけれど、どう選べば良いの?

エリア内の売却実績や、購入希望者の数で選ぼう
同じ不動産会社の支店が複数出た場合は、売買実績と購入希望者の数が多い支店を選びましょう。
注意点2. エリアによっては不動産会社が少ない
SUUMOの売却査定は、エリアによって提案される不動産会社が少ない場合があります。
登録会社数は非公開
SUUMOの不動産売却は、登録不動産会社数が非公開です。
少し古い情報で2,000社と記載しているサイトもありますが、現在は減っていて2,000社とは思えません。
競合の一括査定サイトが増えているため、業界を代表するSUUMOでも影響はあるようです。
以前は詳細を入力せずに会社が見れたが
ちなみにあなたのエリアで提案される不動産会社を知るには、詳細情報を入力しなくてはいけません。
以前は詳細を入力する前に不動産会社のリストが見れていたのですが、残念ながら今は変わってしまいました
ユーザーの利便性を最優先にする仕様だったのですが、競合が増えたことで売上を優先したのかもしれません。
業界を代表するSUUMOだからこそ、ユーザー優先の改善を期待したいところです。
注意点3. 全ての不動産会社が登録されているわけではない
SUUMOの不動産査定には、全ての不動産会社が登録されているわけではありません。
地域によっては不動産会社の数が少ないので、他の一括査定サイトも併用すると良いでしょう。
不動産会社に査定を依頼するときは、最低でも3社以上、できれば6社程度に査定を依頼し、意見を聴き比べる方が確実です。
都市部ではトップ3社に
都市部で売却する際に査定依頼しておきたいのが、取り扱い実績トップ3の大手不動産会社です。
トップ3の3社とは「三井のリハウス」「東急リバブル」「住友不動産販売」のこと。
売買仲介件数ランキング上位31社
(2021年3月)
SUUMOを使っても、これら3社へは査定依頼できません。
この3社に査定依頼できる唯一の一括査定サイトが「すまいValue」です。
都市部ではSUUMOとすまいValueを併用すると良いでしょう。
地方で不動産会社が少ない場合
地方ではSUUMOで検索しても不動産会社が1〜2社しか表示されないことも。
この場合は「HOME4U」「HOME’S」「イエウール」といった、全国対応の他の一括査定サイトも試してみましょう。
SUUMOには登録していないけれど、これらのサイトに登録している不動産会社が見つかる可能性もあります。
SUUMOの他に一括査定サイトの定番はこちら。
SUUMO(スーモ)売却査定の入力項目
SUUMOの売却査定で、査定を依頼するときの入力項目は、『査定情報』と『お客様情報』の2つ。
査定物件情報
- 査定する物件の種別
- マンション/一戸建て/土地
- 物件所在地
- 物件の詳細(マンションの場合)
- 間取り/専有面積(大まかでOK)/築後年数(大まかでOK)
- 物件の詳細(一戸建ての場合)
- 間取り/土地面積(㎡・大まかでOK)/建物延べ面積(任意・㎡・大まかでOK)/築後年数(大まかでOK)
- 物件の詳細(土地の場合)
- 土地面積(㎡・大まかでOK)
個人情報
- 名前
- 住所
- ※査定物件と同じ場合は入力不要
- 連絡先
- メールアドレス、電話番号、連絡希望時間帯
- お問い合わせ内容
- 以下の選択肢から、あなたの希望に合うものを選びましょう。
まずは簡易査定をしてほしい/とにかく急いで売却したい/訪問査定をしてほしい/来店の予約をしたい/近所に知られずに売却したい/家族に知られずに売却したい
その他希望
こちらは必要に応じて記入します。
- 売却希望時期
- 売却希望価格
- その他要望
以上の内容を入力すれば、査定を依頼できる不動産会社のリストが表示されます。
まとめ
リクルートが運営しているので、安心して利用できるSUUMO。
SUUMO(スーモ)売却査定の4つのメリット
SUUMO(スーモ)売却査定の3つの注意点
SUUMOを上手く利用すれば、あなたに最適な不動産会社が見つかります。
優秀で信頼できる不動産会社が見つかれば、家の売却を安心して任せることができます。
家の売却が成功する可能性もかなり高くなるでしょう。
あなたの家の売却が成功し、豊かな生活を手に入れられることを、心よりお祈りしております!
一括査定サイトの定番3社
一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。 一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。 この3社以外についてはこちらにまとめています。
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おすすめ1位
すまいValue - 査定実績:
- 40万件(2016年開始)
- 不動産会社数:
- 大手6社(全国900店舗)
実績 5.0 不動産会社 4.5 運営会社 5.0 大手6社が共同で運営する一括査定サイト。6社といっても全国900店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。首都圏以外でもほとんどの都市で、三井・住友・東急の3社が実績トップを独占しています。
2022年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトとして定番になっています。
簡易査定を選べば郵送やメールで概算価格の査定が可能。
さらに詳しくはこちら⇒すまいValueの詳細 -
おすすめ2位
SRE不動産(旧ソニー不動産)- 査定実績:
- (2014年開始)
- 不動産会社数:
- 売主側1社(買主側多数)
- 運営会社:
- SREホールディングス(東証PRM)
実績 4.0 不動産会社 4.0 運営会社 5.0 すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。ただし利用できるエリアは首都圏と関西圏のみ。
あのソニーが始めた不動産会社で、大手で唯一のエージェント制を採用。他の不動産会社が積極的に買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。またAI査定に定評があり、千社以上に技術を提供するほど。まずメールで概算価格だけ査定できます。
さらに詳しくはこちら⇒SRE不動産の詳細管理人のコメント
エージェント制の大手不動産会社は他に無いため、話を聞くと売却活動に役立つでしょう。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで利用がオススメ。
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おすすめ3位
HOME4U - 査定実績:
- 累計45万件(2001年開始)
- 不動産会社数:
- 1,800社
- 運営会社:
- NTTデータ・スマートソーシング
実績 5.0 不動産会社 4.0 運営会社 4.0 日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始から累計で査定実績45万件と実績は十分です。運営はNTTデータ(東証プライム上場)のグループ会社なので安心。
不動産会社は大小バランスよく登録されており、幅広く査定を依頼できます。机上査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。
さらに詳しくはこちら⇒HOME4Uの詳細管理人のコメント
HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多く、自然と査定精度が高くなる仕組み。
ちなみに記入した内容は、後で不動産会社と話すときに修正できます。
あまり悩まずとりあえず現時点の希望を書いておけば問題ありません。
不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。
【公式サイト】すまいValue
【公式サイト】SRE不動産
【公式サイト】HOME4U
各エリアで最適な組み合わせ
あなたのエリアで最適な一括査定サイトの組み合わせはこちら。