【要注意】『訪問査定』と『机上査定』の選び方は売却する方法で違う!
「査定方法は訪問査定? それとも机上査定? どちらを選べば良いの?」

不動産の査定方法についてお悩みでしょうか?

確かに机上査定は簡単で良いけど、査定がいいかげんになりそう。

逆に訪問査定は査定はしっかりしてくれそうだけど、不動産会社が家に来るから対応が大変。

どちらの査定方法なら、目的に合った査定ができるのだろう?

そんなあなたのために、訪問査定と机上査定の違いと上手な選び方を紹介します。

さらに、査定価格を高くする方法についてもまとめました。

査定方法を上手に使い分けることで、家の売却が成功する可能性は飛躍的に高くなるでしょう。

家を高値で売却することは、豊かで安定した暮らしにつながります。

あなたの家の売却が成功するために、この記事がお役に立てば幸いです。

『買取』と『仲介(普通の売買)』で選び方が違う

机上査定と訪問査定の選び方は、不動産の売却方法が『仲介(普通の売買)』か『買取』かによって変わります。

『買取』と『仲介』は全く違う

『買取』と『仲介(普通の売買)』の違いはこちら。

『買取』と『仲介(普通の売買)』のイメージ

買取と仲介のイメージ

仲介(普通の売買)では一般の買い主に売る

仲介(普通の売買)では、不動産会社の仲介で一般の買い主に売ります。

一般の買い主なので、売値は相場通りの価格で売れます。

しかし売却期間は平均3ヶ月程度から、運が悪ければ半年以上かかる場合も。

価格を相場より下げることで、売却期間を短くすることができますが、あくまで運次第です。

売買が成立した後に、成功報酬として不動産会社に仲介手数料(売買価格×3%+6万円+消費税)を支払います。

買取では不動産会社が買い取る

買取では、不動産会社が直接買取ります。

不動産会社は、買取った後に一般の買い主へ転売し、差額を利益に。

そのため買取では、価格が相場の6〜8割に安い価格になってしまいます。

ただ期間は最短1週間程度で買取ってもらうことも可能。

価格よりも手間や期間を省きたい方に向いている売却方法です。

注意したいのは、売却を依頼した不動産会社経由で別の買取業者へ仲介されると仲介手数料が発生してしまうこと。

買取では自社で買取ってくれる不動産会社へ直接依頼する方が、仲介手数料が不要になるためお得です。

買取については、こちらで詳しく解説しています。

期間限定で仲介して売れないと買取の『売却保証』

最近は一部の大手不動産会社で、3ヶ月など限定で仲介として売却し、売れなければ買取になる『売却保証』があります。

詳しくはこちらで解説しています。

買取は机上査定で絞ってから訪問査定

「買取」の場合は、次の手順で査定をしましょう。

買取での査定方法

  1. まず机上査定でなるべく多く(10社以上)の不動産会社に査定を依頼する。
    (このとき買取と仲介の両方の査定価格を依頼する。)
  2. 机上査定で買取価格が高かった不動産会社3社程度に訪問査定を依頼する。
  3. 訪問査定で最も買取価格が高かった不動産会社又は買取条件が良かった不動産会社に買取ってもらう。

ハウスくんハウスくん

まず机上査定で絞ってから、訪問査定を利用するんだね


家博士家博士

机上査定でなるべく多くの不動産会社に依頼することがポイントなんだ

買取で査定価格を高くする方法

買取で査定価格を高くするポイントは、なるべく多くの不動産会社へ机上査定を依頼すること。

最低でも10社、多ければ多いほどよいでしょう。

なぜなら、多くの不動産会社に査定を依頼することで、高く買取ってくれる不動産会社が見つかる可能性があるため。

買取価格は相場の6〜8割に安くなる

買取では、価格が相場の6〜8割に安くなるのが一般的です。

なぜなら不動産会社は、あなたの家を買取った後に他の一般人(エンドユーザー)へ転売して利益を得るため。

不動産会社は、相場より安く買わないと利益が無くなってしまうため、買取の査定価格が相場を上回ることはほぼありません。

ハウスくんハウスくん

じゃあ、多くの不動産会社に査定を依頼しても、相場より安い価格にしかならないってこと。


家博士家博士

どころが、相場に近い価格で買取る不動産会社もいるんだ

相場に近い価格で買取る不動産会社が見つかる可能性も

数多くの不動産会社へ査定を依頼すると、中には相場に近い価格で買取る不動産会社が見つかることがあります。

ハウスくんハウスくん

なぜ相場に近い価格で買取ってくれるの?


家博士家博士

不動産会社にもいろんな事情があるんだ。


相場に近い価格で買取る不動産会社には、次の様な理由があります。

  • 単純に相場を高く読み間違った
  • コスト管理や売却のノウハウが豊富で、高値で買取っても利益が出る
  • 他社との厳しい競争で、買取価格を挙げざるを得ない
  • 社内事情により、たまたま一時的に利益より買取件数を優先している



ハウスくんハウスくん

特別な事情で高く買取る不動産会社がいるんだね。
でもそんな不動産会社をどうやって探せば良いの?


家博士家博士

なるべく数多くの不動産会社に、査定を依頼するしかないね。

なるべく多くの不動産会社に机上査定を依頼する

買取では、相場に近い価格で買取る不動産会社を探すために、なるべく多くの不動産会社へ机上査定を依頼しましょう。

10社以上、多ければ多いほど、相場に近い価格で買取る不動産会社が見つかる可能性が高くなります。


ハウスくんハウスくん

そんなに多くの不動産会社知らないよ。


家博士家博士

不動産会社の心当たりがなければ、一括査定サイトを利用すると簡単だよ。

主要な一括査定サイトは、こちらでまとめています。

ここまで『買取』で査定を依頼する方法について解説しました。

次に『仲介(普通の売買)』で査定を依頼する方法です。

仲介(普通に売却)は売却の可能性で違う

仲介によって売却する場合は、実際に売却する可能性がどれだけあるかによって変わります。

売却を決めているなら訪問査定

すでに売却することを決めているなら、訪問査定を選びましょう。

なぜなら売却を決めている場合は、査定価格を知ると同時に、売却を依頼する不動産会社を選ぶ必要があるため。

不動産会社を選ぶためには、机上査定でなく訪問査定でじっくり話を聞く必要があります。

売却を検討している段階なら机上査定

売却するか検討するため相場を知りたいのであれば、机上査定の方が良いでしょう。

なぜなら、机上査定なら複数の不動産会社の査定価格を簡単に知ることができるため。

査定価格はある程度大雑把になりますが、複数の不動産会社の査定価格を知ることで、精度の誤差は抑えられます。

売却するかどうか決断するレベルの査定精度であれば、机上査定で十分です。

売却を決めたら、改めて訪問査定を依頼すれば良いでしょう。

仲介で査定価格を高くする方法

まず仲介の査定価格について、知っておきたい注意点があります。

【注意!】仲介の査定価格は予想価格にすぎない

仲介の査定価格は、あくまで「この価格なら売れるだろう」という予想価格にすぎません。

ハウスくんハウスくん

でも予想価格だから、その価格で売れないと責任は取ってくれるでしょ?


家博士家博士

売れなくても不動産会社は責任をとらないよ。
だから査定価格が高い不動産会社を、単純に選んじゃダメなんだ。

仲介の高い査定価格には2通りある

高い査定には次の2通りがあります。

  1. 本当に高く売れると予想した場合
  2. 媒介契約を取るために、相場より高く売れない価格で査定する場合

1のケースであれば、問題ありません。

あくまで実績が豊富な不動産会社であれば、極端に相場を外すことはありません。

注意したいのは2のケース。

不動産会社は、媒介契約を取るために、明らかに売れない高値だと分かって査定しているからです。

ハウスくんハウスくん

売れない高値で査定しても、売れないんじゃないの?


家博士家博士

そのままの価格では売れないね。
後で値下げして、相場以下の価格で売るつもりなんだ。


不動産会社のシナリオは、とりあえず高値で売り出した後、数カ月後に売り主を説得して値下げすること。

結局は相場通りか、さらに安い価格で売ることなってしまいます。

売り主にとっては、無駄に時間が過ぎるだけなので、迷惑な話です。


ハウスくんハウスくん

ひどいね!
どうすれば、そんなウソの高値査定を見抜けるの?


家博士家博士

査定を依頼するときに、『買取』と『仲介』の両方の査定価格を依頼すれば見抜けるんだ。

ウソの高値査定を見抜く方法は、『買取』と『仲介』の両方を依頼すること

ウソの高値査定を見抜く方法は、査定を依頼するときに『買取』と『仲介』の両方の査定価格を依頼すること。

なぜなら『仲介』の査定価格をウソの高値査定にすると、『買取』の査定価格との価格差が大きくなるため。

買取では『査定価格=買取価格』でウソがつけません。
高い価格で査定すると、自社で高値で買取ることになってしまいます。

つまり、買取と仲介の査定価格の差が他社より大きい不動産会社は、仲介の査定価格が怪しいのです。

本当の意味で査定価格を高くする方法

売却を成功させるためには、ウソの査定価格でなく、本当の意味で査定価格を高くすることが重要です。

仲介で査定価格を高くする方法はこちら。

仲介で査定価格を高くする方法

  1. エリアで売却実績が豊富な不動産会社に絞る
  2. 3〜6社の不動産会社へ査定を依頼して査定価格と話を聴き比べ、信頼できそうな不動産会社を選ぶ

査定価格と話を聴き比べるためには、最低3社は欲しいところ。

ただしじっくり話を聴き比べるためには、多くても6社程度にした方が良いでしょう。

家博士家博士

不動産会社の心当たりがなければ、一括査定サイトを利用すると便利だよ。

一括査定サイトの定番3社

一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。

一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。

この3社以外についてはこちらにまとめています。

  1. すまいValue

    すまいvalue
    実績5.0
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    18万件(開始後2年合計)
    不動産会社数:
    大手6社・全国870店舗
    運営会社:
    大手6社共同運営

    大手6社(三井不動産リアルティ・住友不動産販売・東急リバブル・野村不動産アーバンネット・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年10月に立ち上げた一括査定サイト。
    6社といっても全国870店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
    売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
    首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
    2019年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトとして、「すまいValue」が新定番となっています。

    管理人のコメント

    地方では大手より地域密着の中小不動産会社の方が強い場合もあるため、地方の郊外から外れたエリアではHOME4U又はHOME'Sも確認してみたほうが良いでしょう。
    しかし都市部の方は「すまいバリュー」が現状では最強の一括査定サイトです。
    特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。
    机上査定と訪問査定が選べる点もおすすめ。

  2. 【公式サイト】すまいValue

  3. HOME4U

    HOME4Uイメージw330
    実績5.0
    不動産会社4.0
    運営会社5.0
    査定実績:
    累計35万件(2001年開始)
    不動産会社数:
    1,300社
    運営会社:
    株式会社NTTデータ・スマートソーシング

    日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数35万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
    不動産会社は大小バランスよく登録されているため幅広く依頼ができます。

    管理人のコメント

    HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
    ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
    あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
    不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。

  4. 【公式サイト】HOME4U

  5. LIFULL HOME'S

    LIFULL HOMESイメージ
    実績4.5
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    非公開(サイト利用者476万人)
    不動産会社数:
    1,777社
    運営会社:
    株式会社LIFULL

    運営は、HOME'SのテレビCMでおなじみの東証1部上場 株式会社LIFULL。2008年にマンション専用でサービスを開始。2011年から戸建ても含めて売却査定ができる仕様に。参加会社数が多く、特に地元密着系の中小不動産会社が多数登録しています。

    管理人のコメント

    不動産会社を選ぶ際に、各社の特徴(買取保障、瑕疵保証制度あり、半数以上がベテランなど)がアイコンで表示されるので、選びやすいシステムです。
    訪問査定ではなく机上査定を希望する場合は、不動産会社へのメッセージ欄で伝えると良いでしょう。
    選ぶ会社の数は3社〜6社がオススメです。

  6. 【公式サイト】LIFULL HOME'S

首都圏・関西圏ならSRE不動産(旧ソニー不動産)も

首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)、関西圏(大阪・兵庫)の場合は、SRE不動産(旧ソニー不動産)もおすすめです。

HOMES

SRE不動産は、あのソニーが始めた不動産会社。

アメリカ式エージェント制度を取り入れ、完全に売り主の立場で家の売却をサポートしてくれます。

ソニー不動産について詳しくはこちら
SRE不動産(旧ソニー不動産)の評価・口コミ、利用するときの注意点とは

SRE不動産では、メールで査定結果を教えてくれるので、とりあえず査定価格の取り寄せだけでも試す価値はあります。

SRE不動産の無料査定依頼はこちら
SRE不動産

さらに家の価値を上げるために

さらに査定価格を高くするために、家の価値を上げることを考えます。

家の価値を上げるためには、家の不明点をクリアにして良い点をアピールすること。

訪問査定の際に、次のような書類を用意しておくと良いでしょう。

訪問査定で用意した方が良い書類

  • ◎: あると売却に有利
  • ○: あると売却に有利になる場合がある
  • △: 査定時に手間が省ける。売却には影響ない
  • ×: 不要
書類マンション一戸建て土地
境界確認書
隣地との覚書
×
建築確認済証
検査済証
××
(あれば)
住宅性能評価書
既存住宅性能評価書
×
(調査をした場合)
耐震診断報告書
アスベスト使用調査報告書等
×
(調査をした場合)
土壌汚染調査書
××
過去の修繕履歴×
建築設計図書(図面・仕様書)
地盤調査報告書
工事記録等
××
管理規約・使用細則、維持管理等の記録(管理費・修繕積立金・管理組合費・町内会費等の記録)××
固定資産税と都市計画税の納税通知書・評価証明書
(中古購入の場合)
購入時の売買契約書・重要事項説明
登記簿謄本
公図
地籍測量図
建物図面
販売時のパンフレット×

手元にある範囲で構わないので、用意できるものは揃えておくと良いでしょう。

詳しくはこちらで解説しています。

あらためて不動産会社の机上査定と訪問査定について、それぞれ解説します。

机上査定(机上査定)のメリットと注意点

まずは机上査定のメリットと注意点です。

机上査定のメリット

机上査定のメリットとして、次の3点が挙げられます。

机上査定のメリット

  1. 手軽で簡単
  2. ネットの価格診断に比べると精度は高い
  3. 将来売却するときの相談窓口ができる

ネットの価格診断とは、いわゆる「匿名査定」のこと。

匿名査定では、所在地やマンション名を入れるだけで売却価格を査定できますが、査定精度は低くなります。

なぜなら匿名査定では、レインズの成約価格を利用できないから。

レインズとは
国内唯一のデータベースで、過去の不動産取引事例、現在の売り出し物件情報が登録されています。
国土交通省の指定流通機関である、不動産流通機構が運営。
不動産会社しか利用できません。
(参考)家を売るときに知っておきたい「レインズ」のこと

匿名査定では、仕方なくネット上の無料情報をベースに査定するため、査定精度が低いのです。

机上査定の注意点

机上査定の注意点としては、次の3点が挙げられます。

机上査定の注意点

  1. あくまで営業活動のひとつ
  2. 査定精度が悪くなるケースもある
  3. 不動産会社を選ぶには訪問査定が必要

それぞれ解説していきます。

注意点1. あくまで営業活動のひとつ

不動産会社の立場で見ると、机上査定を依頼した人は将来の顧客候補。

査定を依頼した後に売らない場合は、定期的に連絡が来ることもあります。

とはいえ、しつこい連絡ではないのでその点は心配ありません。

全く売る気がないのであれば、他の方法を選ぶのも選択肢のひとつです。

ハウスくんハウスくん

不動産会社に依頼する他に、どんな方法があるの?

家博士家博士

不動産鑑定士に有料で依頼する方法もあるよ。不動産鑑定士に依頼すれば、その後、定期的に連絡が来ることもないんだ

不動産鑑定士に依頼する方法は、こちらで詳しく解説しています。

注意点2. 査定精度が悪くなるケースもある

机上査定では、査定精度が悪くなるケースもあります。

マンションは査定精度が高め

一般的に、机上査定でもマンションは査定精度は高めです。

マンションの査定精度が机上査定でも高い理由として、次の2点があります。

  1. 新築時の図面や価格表が「東京カンテイ」という民間の有料データベースで分かるため。
  2. 同じマンションの過去の取引事例があれば、価格の比較がしやすいため。

1979年以降のマンションであれば、東京カンテイにデータが登録されている可能性が高くなります。

ただしマンションでも精度が悪くなるケースも

マンションでも次のようなケースでは査定精度が悪くなります。

  • 小規模マンションで売買事例がないケース
  • 特殊な事情があるケース

特殊な事情とは、具体的には次のようなもの。

  • 最近、目の前に新しいマンションが建った
  • 近隣トラブルや嫌悪施設の存在
  • 最近フルリフォームした

この様な事情があるマンションでは、査定を依頼するときに説明するか、又は訪問査定を依頼した方が良いでしょう。

一戸建ては精度が低い傾向

一戸建ての場合は査定精度が低い傾向にあります。

特に精度が悪くなるケースとして例えば次の2つ。

  • 建物状態の差が大きい築10〜20年程度の物件
  • (田舎で)Googleマップで外観が確認できない場合

戸建では築20年〜25年を過ぎると建物価値を新築時の1割程度に考えることが一般的。

しかし築10年〜20年の建物価値は、ハウスメーカーやメンテナンスの違いで大きく差が付きます。

また最近は一戸建ての近隣を調査するのに、不動産会社もGoogleマップを使うことが増えています。

もちろん近隣エリアだと直接外観を見に行くこともありますが、地方だと机上査定ではそこまでしない不動産会社もあります。

不動産会社によって、どこまでしっかり査定してくれるか差が出るでしょう。

不人気で売りにくい不動産も精度は悪くなる

不人気で売れない不動産は、査定価格が低くなります。

ひどい場合は不動産会社に査定を依頼しても、無視されることも。

なぜなら不動産会社にとって査定はあくまで営業活動だから。

不動産会社にとって仕事にならない不動産、扱いたくない不動産では、相場より大幅に安い価格で適当に査定されることもあります。

こうした不人気で売りにくい不動産の査定を依頼する場合は、予想より大幅に安い見積もりでもあきらめずに、きちんと扱ってくれる不動産会社を探しましょう。

注意点3. 不動産会社を選ぶには訪問査定が必要

売却を依頼する不動産会社を決めるためには、訪問査定でじっくり話を聴き比べる必要があります。

なぜなら不動産の売却が成功するかどうかは、不動産会社選びで8割が決まるため。

ハウスくんハウスくん

不動産会社はどこでも同じじゃないんだ。


家博士家博士

不動産会社によっては驚くほど結果に差が出るんだ

優秀で信頼できる不動産会社を選ぶためには、査定価格だけでなく、次のような話を聞くことが大切です。

  • どういった売却戦略で売却活動を進めていくのか
  • 売却が有利になったり、買主が安心して購入するための保証やオプションサービスはあるか
  • 担当者に良い印象が持てるか

不動産会社の選び方については、こちらで詳しく解説しています。

訪問査定(現場査定)のメリットと注意点

訪問査定は「現地査定」や「実査定」とも言います。

訪問査定のメリットと注意点をまとめました。

訪問査定のメリット

訪問査定のメリットとして、次の3点が挙げられます。

訪問査定のメリット

  1. 査定精度を高くできる
  2. 査定価格以外の大切な情報が得られる
  3. 信頼できる不動産会社を選ぶことができる

訪問査定は実際に物件を見て査定するため、机上査定より査定精度が高くなります。

実家のような遠方の空き家など、留守中の訪問査定をしてくれる不動産会社もあります。

ただし不動産会社を選ぶためには、直接話を聞いた方が良いので、一度は話をする機会を作った方が良いでしょう。

訪問査定では、次のような査定価格以外の大切な情報を知ることができます。

訪問査定では、あなたに必要な情報を担当者から直接聞くことができます。

不動産会社によって、利用できるサービスが違うため、複数の不動産会社の話を聞いておいたほうが安心です。

さらに、複数の不動産会社の意見を聞いておくことで、実際に売り出してから不安になりにくいという効果も。

リフォームやリペアの必要性など、不動産会社によって意見が分かれることもよくあります。

訪問査定の注意点

一方で、訪問査定には次のような注意点もあります。

訪問査定の注意点

  1. 時間と手間がかかる
  2. 不動産会社は媒介契約が目的
  3. 査定を依頼する不動産会社は3〜6社程度にする

こちらも詳しく見ていきます。

注意点1. 時間と手間がかかる

訪問査定では、不動産会社の担当者が実際に家に来て査定するため、どうしても時間と手間がかかります。

訪問前に机上査定を済ませて、現地とのズレをチェックするのですが、それでも一通り見るだけで時間がかかります。

ハウスくんハウスくん

時間はどれくらいかかるの?

家博士家博士

査定だけなら30分程度で終わる。
その後の質問に時間をかけよう

時間をかけてなるべく多くの情報を聞き出す

査定価格を提示されてからが勝負です。

なるべく多くの質問をして、最新の相場環境や不動産に関する知識を吸収しましょう。

不動産会社は不動産を扱うプロとして、様々な情報を持っています。

また同じ質問でも、不動産会社や担当者によって答えが違う場合もあります。

色んな不動産会社の意見を聞いておくと、後で不動産会社1社に売却を依頼した後も役に立ちます。

また答えの内容や態度によって、その不動産会社が信頼できるかどうかも判断できます。

同じ日時に複数の不動産会社から訪問査定を受けるのはアリ?

複数の不動産会社にまとめて訪問査定してもらうことは、買取ではアリですが、仲介ではおすすめできません。

買取で、他の不動産会社同士が現地で顔を合わせることはよくある話です。

依頼する際に「同日で他社にも依頼しています」と一言断っておくと良いでしょう。

逆に仲介の場合は、じっくり1社と話をした方が良いでしょう。

最低でも1時間、可能であれば1時間30分程度の時間を作っておくとしっかり話ができます。

注意点2. 不動産会社は媒介契約が目的

不動産会社が訪問査定に来る目的は、一応査定するためもありますが、あくまで媒介契約を取ることが目的。

訪問査定では、その場で媒介契約を結ぶ流れに誘導されてしまいがちです。

しかし必ず全ての不動産会社の話を聴き比べてから、不動産会社と媒介契約を結びましょう。

信頼できる不動産会社かどうか判断するためには、話を聴き比べることが大切です。

複数の不動産会社の話を聴き比べて、納得して選ぶことによって、売却をスタートした後も自信を持って正しい判断ができます。

不動産会社を面談するイメージで、気になる点や知りたいことは聞いておきましょう。

実際に売却を担当する人を確認する

不動産会社によっては訪問査定時に2人でやってくる事もあります。

一般的には担当者となる人が1人で来ることが多いのですが、新入社員+支店長という組み合わせの事も。

こういった場合は、媒介契約後にどちらが担当になるのか確認しておきましょう。

どんなに実績が豊富な不動産会社でも、新入社員など経験が浅い人が担当者になることは、避けたほうが良いでしょう。

注意点3. 査定を依頼する不動産会社は3〜6社程度に

訪問査定では依頼する不動産会社を増やしすぎると、じっくり話を聴き比べることが難しくなります。

そのため、依頼先は3〜6社程度にしておきましょう。

10社程度に机上査定を依頼して、良さそうな6社程度に絞るという方法も良いでしょう。

依頼先を選ぶ基準は、物件のあるエリアで売却実績が豊富な不動産会社であること。

不動産会社の心当たりがなければ、一括査定サイトを使うと便利です。

首都圏や都市部では、大手不動産会社6社が共同で運営しているすまいValueが良いでしょう。

売却実績トップ3の大手不動産会社(三井のリハウス、住友不動産販売、東急リバブル)にも、まとめて査定を依頼できます。

すまいValueの公式サイトはこちら
すまいValue

すまいValueが利用できないエリアであれば、HOME4Uやイエウール、HOME’Sといった一括査定サイトを利用すると良いでしょう。

まとめ

いかがでしょうか?

不動産の査定で、机上査定と訪問査定の選び方は、売却方法によって違います。

『買取』であれば、まずは机上査定を依頼し、会社数を絞ってから訪問査定へと進みます。

『仲介』では、売却の可能性によって変わります。

とりあえず価格を知りたいなら机上査定、売却が決まっているなら訪問査定を選ぶと良いでしょう。

売却を成功するためには、不動産会社選びで8割が決まります。

じっくり後悔のないように、時間と手間をかけて、不動産会社を選んで下さい。

優秀で信頼できる不動産会社が見つかれば、あとはお任せできます。

あなたの家の売却が成功することを、心よりお祈りしております!

一括査定サイトの定番3社

一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。

一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。

この3社以外についてはこちらにまとめています。

  1. すまいValue

    すまいvalue
    実績5.0
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    18万件(開始後2年合計)
    不動産会社数:
    大手6社・全国870店舗
    運営会社:
    大手6社共同運営

    大手6社(三井不動産リアルティ・住友不動産販売・東急リバブル・野村不動産アーバンネット・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年10月に立ち上げた一括査定サイト。
    6社といっても全国870店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
    売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
    首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
    2019年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトとして、「すまいValue」が新定番となっています。

    管理人のコメント

    地方では大手より地域密着の中小不動産会社の方が強い場合もあるため、地方の郊外から外れたエリアではHOME4U又はHOME'Sも確認してみたほうが良いでしょう。
    しかし都市部の方は「すまいバリュー」が現状では最強の一括査定サイトです。
    特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。
    机上査定と訪問査定が選べる点もおすすめ。

  2. 【公式サイト】すまいValue

  3. HOME4U

    HOME4Uイメージw330
    実績5.0
    不動産会社4.0
    運営会社5.0
    査定実績:
    累計35万件(2001年開始)
    不動産会社数:
    1,300社
    運営会社:
    株式会社NTTデータ・スマートソーシング

    日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数35万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
    不動産会社は大小バランスよく登録されているため幅広く依頼ができます。

    管理人のコメント

    HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
    ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
    あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
    不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。

  4. 【公式サイト】HOME4U

  5. LIFULL HOME'S

    LIFULL HOMESイメージ
    実績4.5
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    非公開(サイト利用者476万人)
    不動産会社数:
    1,777社
    運営会社:
    株式会社LIFULL

    運営は、HOME'SのテレビCMでおなじみの東証1部上場 株式会社LIFULL。2008年にマンション専用でサービスを開始。2011年から戸建ても含めて売却査定ができる仕様に。参加会社数が多く、特に地元密着系の中小不動産会社が多数登録しています。

    管理人のコメント

    不動産会社を選ぶ際に、各社の特徴(買取保障、瑕疵保証制度あり、半数以上がベテランなど)がアイコンで表示されるので、選びやすいシステムです。
    訪問査定ではなく机上査定を希望する場合は、不動産会社へのメッセージ欄で伝えると良いでしょう。
    選ぶ会社の数は3社〜6社がオススメです。

  6. 【公式サイト】LIFULL HOME'S

首都圏・関西圏ならSRE不動産(旧ソニー不動産)も

首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)、関西圏(大阪・兵庫)の場合は、SRE不動産(旧ソニー不動産)もおすすめです。

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SRE不動産は、あのソニーが始めた不動産会社。

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SRE不動産(旧ソニー不動産)の評価・口コミ、利用するときの注意点とは

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