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不動産の売却で
確かにHOME4Uは日本初の不動産一括査定サイトで実績も豊富ですが、注意点もあります。
- HOME4Uがあなたに最適か
- HOME4Uの注意点
- HOME4Uの上手な使い方
あなたの不動産を高く売って、理想の住み替えや老後の備えに役立てましょう。
あなたの不動産売却が成功するために、この記事がお役に立てれば幸いです。
⇒【公式】HOME4U
この記事のもくじ
HOME4Uの4つのメリット
それぞれ解説します。
メリット1. NTTグループが運営で安心
HOME4Uの運営は、日本を代表する通信大手NTTのグループ会社なので安心です。
HOME4Uを運営するのは、株式会社NTTデータスマートソーシング。
本社:東京都江東区豊洲3-3-9 豊洲センタービルアネックス4F
設立:2013年(平成25年)7月
資本金:1億円
社員数:2,310名(2024年4月1日現在)
株主:株式会社NTTデータ(100%)
代表電話:050-5546-7860
出典:会社概要
グループ会社といっても、資本金は1億円、社員数は約2千名の大手です。
親会社のNTTデータは、官公庁や銀行などのシステムも手がけており、セキュリティは国内最高レベル。
もちろんプライバシーマーク取得、SSL(暗号化通信)実施済み。
個人情報も保護されるので安心です。
しっかりした会社が運営しているから、安心して利用できるね
メリット2. 日本初の一括査定サイトで実績豊富
HOME4Uは、2001年にサービスを開始した日本で最初の一括査定サイトです。
運営期間が長く、その間に大きなトラブルが起きていないので、安心して利用できますね。
他の一括査定サイトは、HOME4Uを参考につくられた
他の一括査定サイトは全て、HOME4Uを参考に後から作られたもの。
早いものでも5年以上遅れてスタートしています。
【参考】他の一括査定サイトの開始時期
- SUUMO: 2006年
- リビンマッチ: 2006年
- LIFULL HOMES: 2008年
- イエウール: 2014年
- すまいValue: 2016年
累計55万件の査定実績!
HOME4Uの査定実績は、なんと累計55万件を突破。(2023年11月)
平均すると1年で約2.2万人、1日で60人もの人がHOME4Uで査定を依頼していることに。
HOME4Uは実績トップクラスの一括査定サイトです。
(※実績を公開している一括査定サイトの比較)
【参考】他の一括査定サイトの実績
- すまいValue: 査定累計87万件以上
- LIFULL HOMES: 非公開(利用者838万人)
- イエウール: 非公開(月間利用者2万人)
- リビンマッチ: 非公開(利用者440万人)
- SUUMO: 非公開
すまいValue以外は、実績をはっきり公開していないんだね。
累計査定件数を公表できるのは、それだけ実績が豊富なところだけ。
やはりHOME4Uの実績は、業界トップクラスなんだよ。
メリット3. 厳選2,300社登録で全国対応
HOME4Uに登録されている不動産会社は、厳選された2,300社。
数だけでは他の一括査定サイトと同レベルですが、信頼できる運営会社により厳選されている点で安心です。
運営会社がNTTグループだけあって、怪しい会社は登録されていません。
【参考】他の一括査定サイトの登録社数
- LIFULL HOMES: 4,000社以上
- SUUMO: 2,000社以上
- イエウール: 2,000社以上
- リビンマッチ: 1,700社
- すまいValue: 大手6社(全国841店舗)
もちろん他の主要サイトも、同じ様に不動産会社を厳選している。
でもそこで差がつくのは、やはり運営会社の信頼性なんだ。
メリット4. 幅広い不動産会社が選べる
HOME4Uでは幅広い不動産会社が選べます。
大手から地元密着型まで
HOME4Uに登録されている不動産会社は、大手だけでなく、地元密着型の中小不動産会社まで様々。
バランス良く大小が含まれるため、話を聴き比べて最適な不動産会社を選べます。
大手と中小はどちらを選べば良いの?
基本は都市部は大手、地方は地元No1を中心に選ぶと良い。
でも大手と中小は、両方の話を聴き比べて信頼できそうな方を選ぶと良いよ。
査定価格だけでなく、査定の根拠や売却戦略を聴き比べると、自然と信頼できそうな会社が分かる
エリアのバラツキも少ない
HOME4Uは、エリアによる登録会社のバラツキも少ないことが特徴。
全国対応で、都市部はもちろん、地方の不動産会社も数多く登録しています。
都道府県別で登録不動産会社を確認できますが、極端に少ないエリアはありません。
物権の住所を入力すると、エリアでおすすめの不動産会社がリストアップされるので、選んで査定を依頼できます。
不動産会社選びについて、詳しくはこちらで解説しています。
家の売却を成功するためには、専門的な知識や豊富な経験そして強い気持ちが大切です。あなたをサポートしてくれる不動産会社を選ぶためには、どういった点に注意すればよいのでしょうか。
⇒【公式】HOME4U
ここまでHOME4Uの4つのメリットを解説しました。
つぎにHOME4Uの注意点と上手な使い方を解説します。
HOME4Uの4つの注意点
それぞれ注意点と、その対策を解説します。
注意点1. 一部の不動産会社は登録されてない
HOME4Uには全国2,300社が登録されていますが、全ての不動産会社が登録されているわけではありません。
エリアによって押さえておきたい一部の不動産会社が登録されていないことも。
そのためHOME4Uと別に査定を依頼したが良い場合があります。
【対策1】都市部は大手3社も
HOME4Uには、都市部で押さえたい大手3社が登録されていません。
売買仲介件数ランキング上位35社
(2023年3月)
不動産売却の実績は、大手3社に偏っています
三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブルの3社は、仲介件数が2万件を超えており、大手の中でも圧倒的。
都市部で査定を依頼するなら、これら大手3社を中心に考えると良いでしょう。
大手3社は別格だね。
3社もそれぞれ特徴があるから、解説しよう。
【大手1】三井のリハウス
38年連続で売買仲介件数1位
(首都圏182、関西圏46、中部圏25、札幌9、東北6、中国9、九州9)
三井のリハウスは、38年連続で売買仲介件数1位と業界を代表する不動産会社。
独自の査定システムは精度が高く、売主の約76%がほぼ提案価格(提案の95%以上)で成約しています。
多くの購入希望者を抱えるため早く売れることも強みで、売主の65%が2ヶ月以内に成約するほど。
また担当者のレベルが高いことにも定評があり、顧客満足度は96%と高評価です。
業界を代表する会社だから、初めての売却ならまず話を聞いてみると良いよ。
他と比較する基準にもなるからね。
⇒三井のリハウス
三井のリハウスは36年連続で不動産売買の仲介件数第1位の大手不動産会社。ただし注意点もあります。あなたが家の売却を任せて大丈夫か、注意点と評判を分かりやすく解説します。
【大手2】住友不動産販売
熱心な営業スタイルに定評
- 店舗数 234店舗
(首都圏136、関西圏58、中部東海15、北海道8、東北4、中国7、九州6)
住友不動産販売(すみふの仲介ステップ)は、営業マンの熱心な営業スタイルに定評があります。
現在の購入希望者の登録数も公開しており、常に2万人を超える希望者が登録。
自社ホームページの月間来訪者数は300万件以上、登録物件数は2万8千件以上と十分なスケールメリットもあります。
クールな営業より人情深く熱心な営業が好みなら、他より出会える可能性が高いかも。
住友不動産販売「すみふの仲介 ステップ」は、売買仲介件数が業界2位の大手。家の売却ならぜひ候補に入れたい1社ですが、注意点もあります。住友不動産販売のメリットと注意点を分かりやすく解説、そして利用者の評判を紹介します。
【大手3】東急リバブル
東急沿線や大型案件に強み
- 店舗数 216店舗
(首都圏141、関西圏42、名古屋11、札幌9、仙台6、福岡7)
東急リバブルは東急電鉄系の不動産会社ですが、全国に店舗を持つのが特徴。
東急電鉄沿線はもちろん、法人営業や投資物件にも強みを持っています。
東急リバブルは不動産の売買実績でトップ3の1社。しかし注意点もあります。東急リバブルを利用する前に知るべき注意点・メリット、そして実際に利用した人の評判をまとめました。
大手にまとめて査定を依頼するなら「すまいValue」
大手3社にまとめて無料査定を依頼するなら、一括査定サイトの「すまいValue」が便利。
すまいValueは、大手上位6社(三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル・野村の仲介+・小田急不動産・三菱地所の住まいリレー)が共同運営する一括査定サイトです。
⇒すまいValue
大手3社だけ依頼すれば、HOME4Uは使わなくて良いの?
そうでもない。
例えば私鉄沿線では電鉄系が強いなど、都市部でもエリアによって押さえたい不動産会社がある。
HOME4Uには、こういった不動産会社が登録されているんだ
HOME4Uで大手3社以外の不動産会社に査定を依頼し、それぞれ話を聴き比べた方が良いんだね
【対策2】地方で登録会社が少ない場合は、他も併用する
HOME4Uには2,300社が登録されていますが、地方では登録会社数が少ないことも。
不動産会社が少ない場合は、一括査定サイトをいくつか併用すると良いでしょう。
全国対応の主要な一括査定サイトとして次があります。
その他、主要な一括査定サイトはこちらでまとめています。
不動産一括査定サイト、主要16社を徹底比較し、ランキングでまとめました。
仲介では3〜6社の話を聴き比べる
仲介では、最低3社、できれば6社程度の不動産会社の話を聴き比べると良いでしょう。
2社だとどちらが正しいか判断しにくいため、3社以上は必要です。
かといって、あまり多すぎると話を聞くのが大変なので、多くて6社程度が限界でしょう。
注意点2. 全て入力しないと不動産会社が見れない
HOME4Uでは、必要事項を全て入力しないと、候補の不動産会社が表示されません。
都市部では心配ありませんが、地方の田舎では、入力したのに査定依頼できる企業がない場合も…。
この様な画面になってしまいます。
ただし最初に所在地を入力するので、入力を始めてすぐに分かり、それほど手間が無駄になるわけではありません。
またこれはHOME4Uに限らず、ほとんどの一括査定サイトに共通する問題で、仕方ない面もあるでしょう。
ただ業界をリードするHOME4Uだからこそ、改善を期待したいところです。
地方だと、入力しても不動産会社が少なくて、がっかりするかもしれないね。
事前に分かる方法はないの?
今はできない。
昔は都道府県で登録されている不動産会社をチェックできたんだ。ぜひ復活して欲しいね。
注意点3. 絞り込まれた最大6社しか提案されない
HOME4Uでは、必要事項を全て記入した後で、すでに絞り込まれた最大6社が候補としてリストアップされます。
不動産会社が候補として数十社あると思われる都心でも、候補として6社しか出てきません。
これはこれで迷わなくて良いのですが、候補から6社を選びたい人には少し不満かもしれません。
【対策】候補を多く見たいなら、他の一括査定サイトも併用する
少し手間ですが、もう少し不動産会社の候補を多く見たい場合は、他の一括査定サイトと併用しても良いでしょう。
具体的にはホームズでは、エリアで登録している不動産会社のリストから、不動産会社を選べます。
⇒HOME’S
注意点4. 査定価格だけで不動産会社を選ばない
不動産会社を選ぶ際は、査定価格だけで選ばず、必ず話を聴き比べて信頼できそうな不動産会社を選びましょう。
なぜなら悪質な不動産会社は、競合より目立つために、明らかに売れないほど高額な査定を出す恐れがあるため。
悪質な不動産会社はごく一部で多くありませんが、用心するに越したことはないでしょう。
でもどうやって信頼できるか判断するの?
買取と仲介の2種類で査定を依頼すると良いよ。
【対策1】買取と仲介の2種類で査定を依頼する
信頼できる不動産会社か確かめるためには、買取と仲介の2種類で査定を依頼すると良いでしょう。
なぜなら買取と仲介の査定価格の差で、怪しい不動産会社を見抜けるため。
仲介と買取のイメージ
普通なら、買取価格は仲介の6〜8割に安くなる
普通の不動産会社の場合
悪質でない普通の不動産会社であれば、買取の査定価格は、仲介の6〜8割程度に安くなります。
なぜなら買取では、不動産会社が相場より安く買取り、相場価格で転売して差額を利益にするため。
一方仲介(普通の売買)では相場通りに売れるので、仲介の査定価格は相場価格になります。
悪質な会社は仲介だけ高くなる
悪質な不動産会社が仲介の査定価格を不自然に上げると、買取との価格差が極端に大きくなります。
悪質な不動産会社の場合
なぜなら買取の価格差はそのままで、仲介の査定価格だけを相場より高く査定するため。
買取の査定価格を高くすると、自社(又は提携する買取業者)が損するので買取の査定価格は高くできません。
不動産会社は、買い取った後に相場価格で転売して利益を得るため、相場より2割以上安くしか買取れないのです。
仲介の査定価格は予想価格にすぎない
仲介の査定価格は、あくまで売れるであろう予想価格で、不動産会社がその価格で売れると保証する価格ではありません。
悪質な不動産会社は、後で売主を説得して値下げすれば良いと考えています。
ですから高値の査定価格を信じて相場より高値で売り出しても、ただ売れずに時間が過ぎるだけ。
結局、相場通りの価格に値下げして売ることになってしまいます。
確かに、仲介なら5,000万円、買取なら2,000万円とか、2倍以上違ったら絶対怪しいね。
3社以上の査定を比較すると、信頼できる会社がなんとなく分かるよ。
不動産の買取は最短1週間で売れますが価格は安くなりがち。しかし今なら高値で買取できるかもしれません。買取で高く売る4つのコツ、失敗しないための注意点を解説します。
【対策2】買取で高く売るためには、10社以上へ査定を依頼する
買取では、最短1週間で売れますが、価格は相場の6〜8割程度に安くなってしまいます。
買取で高く売るためには、なるべく多く、10社以上へ査定を依頼しましょう。
なぜなら不動産会社の中には、会社の都合や査定ミスで相場に近い価格で買取する不動産会社も一部あるため。
多くに査定を依頼すると、こういった不動産会社が見つかることもあります。
また比較するときは、自社買取だと仲介手数料がかかりません。
HOME4Uはもちろん、他の一括査定サイトも併用して、一社でも多くに査定を依頼しましょう。
買取については、こちらで詳しく解説しています。
不動産の買取は最短1週間で売れますが価格は安くなりがち。しかし今なら高値で買取できるかもしれません。買取で高く売る4つのコツ、失敗しないための注意点を解説します。
⇒【公式】HOME4U
ここまでHOME4Uの4つの注意点と、その対策を解説しました。
最後にHOME4Uの入力項目を簡単に紹介します。
HOME4Uの入力項目
HOME4Uの入力項目は次の通りです。
物件の所在地や種類について
- 物件の所在地
- トップページで都道府県名と市区町村名、または郵便番号を入力。
次のページで詳細な住所を入力します。
この住所に住んでいるかどうかについても、「はい」または「いいえ」を選択します。 - 物件の種類
- 以下の9つの中から該当するものを選びます。
マンション一室/一戸建て/土地/ビル一室/店舗・事務所・倉庫/マンション一棟/アパート一棟/ビル一棟/その他
物件の詳細について
- 面積
- おおよその面積でOK。
物件種別によって次の通りに入力します。
マンションの場合・・・専有面積(おおよそでOK)
土地の場合・・・面積
一戸建ての場合・・・延床面積と土地面積 - 間取り(おおよそでOK)
- 築年数(おおよそでOK)
- 築年数が不明の場合は「わからない」を選択すればOKです。
- 現在の状況
- 次の3つの中から該当するものを選びます。
居住中/賃貸中/空き - あなたと物件の関係
- 次の4つの中から該当するものを選びます。
物件の名義人本人/名義人の家族・親族/共有名義/物件所有者の了承を得た代理人 - 不動産会社への希望
- 売却以外で不動産会社に希望することがあれば、ここで該当するものを選びます。
住み替え物件を紹介してほしい/賃貸した場合も相談したい/税金について相談したい/法律について相談したい/特にない - 査定の理由
- 今回HOME4Uを使って査定依頼した理由を、次の9つの中から選びます。
住み替え/物件を相続したため/住宅ローンの返済が厳しい/不要物件の処分/離婚/転勤/他社で売れない/所有者が高齢/その他
査定方法や要望について
- ご希望
- あなた自身が売却に対してどう考えているか、次の3つの中から該当するものを選びます。
多少時間がかかっても、なるべく高く売りたい/多少安くなったとしても、なるべく早く売りたい/話を聞いてから、どうするか検討したい - 査定の方法
- 希望する査定方法について、次の2つの中から選びます。
机上査定(簡易査定)/訪問査定
大まかな価格が知りたいのであれば、机上査定を依頼すると良いでしょう。
机上査定では不動産会社があなたの家を訪問することはありません。
逆にしっかり物件を見てもらい正確な価格を知りたい場合は、訪問査定を依頼します。 - ご要望・ご意見
- 「不動産会社からの連絡はメールを希望」「電話連絡は18時以降で」など、要望があれば入力します。
入力事項についての補足もあれば、ここに入力しておくと良いでしょう。
まとめ
HOME4UはNTTグループが運営する日本初の一括査定サイトとして実績も豊富、安心して利用できる一括査定サイトです。
一方で、利用には次の4つの注意点も。
HOME4Uを上手に活用するためには、
- 都市部なら大手3社(三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル)または「すまいValue」を併用。
- HOME4Uを試してみて不動産会社が少なければ、他の一括査定サイトも試す。
- 仲介と買取の両方で査定を依頼する。
- 買取希望なら他の一括査定サイトも併用して10社以上に査定依頼する。
お住いの地域や売り方によって、こうした点に注意してHOME4Uを利用すると良いでしょう。
あなたの不動産売却が成功することを、心よりお祈りいたします!
⇒【公式】HOME4U