不動産査定アプリイメージ
不動産の査定というと、スマホやパソコンを使ってネットから依頼する方法が一般的かもしれません。

しかし、最近はスマホで簡単に査定依頼できる不動産査定アプリもリリースされています。

2019年時点で最新の不動産査定アプリについて、評価と注意点をまとめました。

主な不動産査定アプリ4つ

2019年現在、主な不動産査定アプリにはの次の4つがあります。

  1. 10秒でDo!
  2. Yahoo! 不動産
  3. ふじたろう
  4. らくらく査定(リビンマッチ)
ハウスくんハウスくん

査定サイトなどと比べると、まだ数は少ないんだね

家博士家博士

そうだね。アプリについてはまだこれからという感じかな。
それぞれのアプリについて、もう少し詳しく見ていこう

10秒でDo!

10秒でDo!
「10秒でDo!」はハウスドゥが提供している不動産査定アプリ。

不動産の所在地や面積、築年数などの情報を入力するだけで、AIが過去の事例を元に査定金額を算出してくれます。

結果を受取ったら、そこから更に詳しい査定申込みも可能です。

アプリを提供しているハウスドゥは、ハウス・リースバックで1位の実績を誇る不動産フランチャイズグループ。

東証一部に上場し、フランチャイズ店舗数は全国に554店舗!

現在も各地に続々と新店舗がオープンしています。

不動産の売却相談件数も5年で約2倍に増えているなど、今、最も勢いのある不動産業者の一つとなっています。

公式サイトはこちら
10秒でDo!

ハウスくんハウスくん

相談件数が5年で2倍ってすごいね!

家博士家博士

2017年4月から2018年3月までの売買仲介件数も2万件を超えているんだよ

「10秒でDo!」の注意点

簡単に不動産査定ができる「10秒でDo!」ですが、あくまでもハウスドゥ1社の査定しかできません。

また、AI査定における情報源はハウスドゥの売却実績のみ。

レインズは利用できないため、他の不動産会社の売却実績は含まれません。

レインズとは
国土交通省の指定流通機関である、不動産流通機構が運営するデータベース。
過去の取引事例、現在の売り出し物件情報が登録されています。
不動産会社しか利用できません。
(参考)家を売るときに知っておきたい「レインズ」のこと

ハウスドゥは売却実績が多い不動産業者ですが、やはり1社の売却事例だけで査定すると精度が心配です。

また査定価格が妥当か知るためには、他の不動産会社の査定価格も知っておきたいもの。

そのため、「10秒でDo!」を利用するなら、同時に他の不動産会社へ査定を依頼した方が良いでしょう。

Yahoo! 不動産

yahoo!不動産
「Yahoo! 不動産」はその名の通り、Yahoo! JAPANが運営している不動産の物件検索アプリです。

主に購入者や賃貸住宅を探している人向けのメニューとなっていますが、売却を検討している人向けに不動産査定のメニューもあります。

公式サイトはこちら
Yahoo! 不動産

家博士家博士

アプリのメニューのうち、『おうちダイレクト』というところから不動産査定ができるようになっているよ

なお、査定後には「おうちダイレクト」登録への誘導となっています。

おうちダイレクトについて

おうちダイレクトイメージ
おうちダイレクトは、 次の3つのサービスで構成されています。

  • 売主と買主のマッチングサービス
  • 仲介サービス
  • 売却価格の一括査定依頼サービス

Yahoo! 不動産とSRE不動産(旧ソニー不動産)が共同してサービスを提供。

おうちダイレクトを利用した不動産の売却では、「セルフ売却」と「プロフェッショナル売却」の2パターンから選べる仕組みです。

セルフ売却について

セルフ売却は、オーナー自身が物件情報を自分で掲載し、売り出せるもの。

価格設定はもちろん、物件の画像の撮影や掲載、PRコメントなどをあなた自身で考えて掲載することができます。

そのうえ、売主側の仲介手数料は0円。

売主の仲介手数料は値引きなどが難しいという現状を考えると、手数料0円は非常に魅力的です。

ハウスくんハウスくん

自分でやることも多いけれど、手数料0円なのは嬉しいね!

家博士家博士

ただし、セルフ売却では実質的に自分から囲い込まれるようなものなんだ

ハウスくんハウスくん

どういうこと?

家博士家博士

実はセルフ売却を利用する際の決まりごとに『おうちダイレクト以外での売却活動をおこなっていないこと』というものがあるんだ

他での売却活動を行えないということは、専属専任媒介契約と実質的に同じになるということ。

媒介契約の種類について詳しくはこちら

お家ダイレクトを利用して家探しをしている人にしか情報が届かないことにもなります。

この点には注意が必要です。

また、セルフ売却で売却できるのは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の1都3県の主要な一部エリアのマンションのみ。

一戸建てでは利用できない点にも注意しておきましょう。

プロフェッショナル売却について

もう一つのプロフェッショナル売却は、いわゆる普通の不動産会社による一括査定のこと。

利用できるエリアは首都圏と関西圏のみとなっています。

おうちダイレクトについて、詳しくはこちらで解説しています。

また、現時点ではおうちダイレクトに登録している不動産会社数が少ないというのも注意点の一つ。

そのため、プロフェッショナル売却を利用するなら、他の一括査定サイトを利用した方が、登録会社数も実績も多いく、売却できる可能性が高いと言えます。

主要な一括査定サイトをみるならこちらを参考に。

ふじたろう

ふじたろう
3つ目の「ふじたろう」は、マンションの相場情報が分かるアプリ。

AIを利用して、相場と取引量が地図上で分かるようになっています。

相場についてはマンションごとに過去6年間の価格推移や1年後の予想価格まで算出。

日本全国に対応しているので、都市部はもちろん地方でも利用できる点がメリットです。

公式サイトはこちら
ぶじたろう

「ふじたろう」の注意点

相場情報が分かる「ふじたろう」ですが、あくまでも参考程度の価格しか分かりません。

なぜなら、元になっている情報は売出し価格で、成約価格ではないため。

売出し価格と成約価格では、場合によっては20%以上の差があります。

売出し価格と成約価格について詳しくはこちら

らくらく査定(リビンマッチ)

らくらく査定
不動産一括査定サイトを運営する株式会社リビンマッチが2019年3月にリリースしたのが、「らくらく査定」。

らくらく査定の注意点

らくらく査定の注意点として、アプリといっても実際はリビンマッチが運営する不動産一括査定サイトであること。

アプリのメリットは、GPS情報を利用して住所入力を省略できるという程度で、最大6社へ無料査定を依頼するシステムです。

不動産の一括査定サイトとしては、当サイトとしてリビンマッチ以外のサイトも試してみることをおすすめします。

具体的には、都市部なら大手不動産会社に依頼できる『すまいValue』。

地方では、テレビCMでもおなじみの『HOME’S』、NTTデータの『HOME4U』が良いでしょう。


リビンマッチの運営する不動産一括査定サイトについては、こちらで詳しく解説しています。

公式サイトはこちら。
らくらく査定(リビンマッチ)

不動産査定アプリはまだ選択肢が少ない

ここまで見てきたように、不動産査定アプリはまだ選択肢が少ないのが実情。

不動産査定なら一括査定サイトの方が選択肢も豊富です。

ハウスくんハウスくん

一括査定サイトってどれくらいあるのかな?

家博士家博士

主要な一括査定サイトだけでも10社以上あるんだよ。現時点では、アプリよりもサイトを利用した方が良いと言えるんだ

匿名査定でアプリ以外の方法とは

まだ売却を決めたわけでもないし、連絡先などの入力も控えたい…。

実はそんな時にも便利なのが不動産査定アプリです。

でも、アプリ以外でも匿名査定は可能。

具体的には「HouMa」や「HOME’Sプライスマップ」を利用するのがおすすめです。

これらのサイトなら不動産査定アプリと同じような入力内容だけで、AIが家の査定を行ってくれます。

「HOME’Sプライスマップ」なら、地図上で簡単に物件の参考価格をチェックできます。

不動産査定方法について詳しくはこちらで解説しています。

不動産査定で大切なポイント

不動産査定で大切なポイントは次の2点。

  1. 物件のあるエリアで売却実績が豊富な不動産会社を選ぶ
  2. 3〜6社へ査定を依頼して話を聴き比べる

これは不動産を高く、スムーズに売却するためにも欠かせません。

また、売却の予定が確実なら訪問査定でしっかり査定してもらい、未定なら机上査定で大まかな価格を把握すると良いでしょう。

「とりあえず査定してもらう」のではなく、状況に応じて査定方法を使い分けることも大切なポイントです。

スマホさえあれば簡単に査定ができる不動産査定アプリ。

注意点も知ったうえで、上手に活用してください。

一括査定サイトの定番3社

一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。

一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。

この3社以外についてはこちらにまとめています。

  1. すまいValue

    すまいバリュー
    実績5.0
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    18万件(開始後2年合計)
    不動産会社数:
    大手6社・全国840店舗
    運営会社:
    大手6社共同運営

    大手6社(三井不動産リアルティ・住友不動産販売・東急リバブル・野村不動産アーバンネット・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年10月に立ち上げた一括査定サイト。
    6社といっても全国840店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
    売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
    首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
    2019年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトとして、「すまいValue」が新定番となっています。

    管理人のコメント

    地方では大手より地域密着の中小不動産会社の方が強い場合もあるため、地方の郊外から外れたエリアではLIFULL HOME'S又はHOME4Uも確認してみたほうが良いでしょう。
    しかし都市部の方は「すまいバリュー」が現状では最強の一括査定サイトです。
    特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。
    机上査定と訪問査定が選べる点もおすすめ。

  2. 【公式サイト】すまいValue

  3. LIFULL HOME'S

    LIFULL HOMESイメージ
    実績4.5
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    非公開(サイト利用者476万人)
    不動産会社数:
    1,777社
    運営会社:
    株式会社LIFULL

    運営は、HOME'SのテレビCMでおなじみの東証1部上場 株式会社LIFULL。2008年にマンション専用でサービスを開始。2011年から戸建ても含めて売却査定ができる仕様に。参加会社数が多く、特に地元密着系の中小不動産会社が多数登録しています。

    管理人のコメント

    不動産会社を選ぶ際に、各社の特徴(買取保障、瑕疵保証制度あり、半数以上がベテランなど)がアイコンで表示されるので、選びやすいシステムです。
    訪問査定ではなく机上査定を希望する場合は、不動産会社へのメッセージ欄で伝えると良いでしょう。
    選ぶ会社の数は3社〜6社がオススメです。

  4. 【公式サイト】LIFULL HOME'S

  5. HOME4U

    HOME4Uイメージw330
    実績5.0
    不動産会社4.0
    運営会社5.0
    査定実績:
    累計35万件(2001年開始)
    不動産会社数:
    1,300社
    運営会社:
    株式会社NTTデータ・スマートソーシング

    日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数35万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
    不動産会社は大小バランスよく登録されているため幅広く依頼ができます。

    管理人のコメント

    HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
    ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
    あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
    不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。

  6. 【公式サイト】HOME4U


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