野村の仲介+は、2019年度の不動産売買仲介件数で第4位と実績豊富。
ただし利用には注意点もあります。
この記事では、マンション20戸以上を売却したプロ投資家が、野村の仲介+のメリットと注意点を解説。
そして実際に野村の仲介+を利用した人の評判を紹介します。
この記事を読めば、野村の仲介+の売却はどうなのか、そして何に注意して利用すれば良いのかが分かるでしょう。
あなたの家の売却が成功するために、この記事がお役に立てば幸いです。
この記事のもくじ
野村の仲介+の4つのメリット
野村の仲介+のメリットは次の4つ。
それぞれ詳しく解説します。
メリット1. オリコン顧客満足度1位のサービス力
野村の仲介+は、2020年オリコン顧客満足度調査の不動産仲介 売却 戸建て部門で5年連続1位を獲得しています。

オリコン顧客満足度ランキングは、実際にサービスを利用したユーザーが対象のアンケート調査なんだよ

利用者アンケートの結果、1位になっているんだ!
ネットの評判ってなんとなく信じられないけど、これなら信用できるね。
メリット2. 売却で有利なサービスが豊富
野村の仲介+では、売却が有利になるサービスが豊富です。
具体的にはこちら。
売却で有利なサービス
- あんしん建物補修・設備補修
- ホームステージングや荷物預かりサービス
- ホームクリーンアップ
- ハウスクリーニングorコーティング
- あんしん土地診断と土地ステージング
上記の中から、適用条件をクリアすれば原則1つのサービスを選んで利用できます。
それぞれ解説します。
サービス1. あんしん建物補修・設備補修
あんしん建物補修・設備補修は、次の3つがセットになったサービス。
- 無料検査
- 検査で見つかった不具合の補修(最大5万円)
- 引き渡し後最長5年間の不具合の保証
それぞれ詳細はこちら。
対象物件: 築後30年以内の一戸建て
保証内容: 雨漏り、シロアリの害、建物構造上主要な部位の木部の腐食、給排水間の故障
検査時の補修: 最大5万円
引き渡し後の保証: 最大500万円
保証期間:
- 築後5年以内: 保証期間5年
- 築後5〜8年以内: 保証期間4年
- 築後8〜12年以内: 保証期間3年
- 築後12年超: 保証期間2年
対象物件: 1983年1月以降に建てられたマンション
保証内容:
- システムキッチン(レンジフード、ガスコンロ、IHクッキングヒーター、ディスポーザー、ビルトイン浄水器、ビルトインアルカリイオン整水器、混合水栓、シンク)
- システムバス(換気乾燥機、混合水栓、浴槽・バルブ)
- 給湯器(本体、リモコン)
- 洗面化粧台(鏡面・化粧台、混合水栓、換気扇)
- トイレ(温水洗浄便座、ロータンク、連結菅、換気扇)
- インターホン
検査時の補修: 最大5万円
引き渡し後の保証: 最大10万円
保証期間:
- 築後5年以内: 保証期間5年
- 築後5〜8年以内: 保証期間4年
- 築後8〜12年以内: 保証期間3年
- 築後12年超: 保証期間2年

これは売主も買主も安心だね。

他の大手も同じ様な補償制度があるけど、保証期間はどこも最大2年。
2年以上なのは野村の仲介だけだね。
中小不動産会社では、既存住宅売買瑕疵保険の費用がかかる
大手不動産会社、たとえば売買仲介トップ3社(三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル)にも同様の保証サービスがあります。
しかし中小不動産会社には、建物・設備保証はありません。
保証がない不動産会社に売却を依頼した場合、同じレベルの保証には、公的な保険『既存住宅売買瑕疵保険』が必要です。
既存住宅売買瑕疵保険では、検査費用、不具合の補修費用、そして保険料がかかり、合計では少なくても10万円〜20万円に。
これが全て売主の負担になってしまいます。
建物・設備保証サービスは、費用もかからず家が売りやすくなるため、売主が大手を選ぶ大きな理由となっています。
サービス2. ホームステージングや荷物預かりサービス
ホームステージングとは、家具や小物を使いモデルルームのように演出する手法。
物件の魅力が伝わりやすくなるため、スムーズな売却につながります。
空室はもちろん居住中でも利用可能。
居住中の場合は荷物の一時預かりサービス(最大10点まで無料)も利用できます。

荷物を預かってもらえるのは助かるね

荷物の預かりがあるのは、野村の仲介の特徴だね。他の大手はほぼ無いよ。
対象物件:
- マンション:2000年1月以降に建てられ専有面積50㎡以上
- 戸建て:2000年1月以降に建てられ建物面積80㎡以上
コーディネート箇所:リビングダイニングキッチン、玄関からリビングまでの導線、水回り(浴室・トイレ・洗面所)
家具の設置期間: 最大3ヶ月
ホームステージングについては、こちらで解説しています。
さらに3DウォークスルーやVR(バーチャルリアリティ)まで作成し、ネット上で内覧体験ができるサービスもついています。
サービス3. ホームクリーンアップ
ホームクリーンアップは、次の3つがセットになっているもの。
- 室内片付け
- 水回りクリーニング(キッチン・レンジフード・洗面化粧台・トイレ・浴室)
- プロのカメラマンによる室内撮影
子供がいてスッキリ片付けるのが難しい家庭や、共働きで片付ける時間が取れない人などにオススメ。
室内写真もプロが撮影・加工してくれるので、広告効果が高まることも期待できます。
サービスが利用できるのは、築20年以内で居住中のマンション・戸建てです。
サービス4. ハウスクリーニングorコーティング
複数あるメニューから、必要な場所を選んでクリーニングまたはコーティングのいずれか一つができるサービス。
ハウスクリーニングは次の8つのうち5つが選べます。
- キッチン(システムキッチン全体)
- レンジフード(本体内部・ファン・フィルター掃除)
- 浴室
- 洗面化粧台・トイレ
- エアコン(1台)
- サッシ
- バルコニー
- 玄関周り
水回りを中心に、汚れが気になる場所をプロがクリーニングしてくれるサービスです。
一方、ハウスコーティングの場合は次の3つのうち1つを選べます。
- キッチン
- 浴室
- 洗面化粧台・トイレ
こちらは汚れや水垢をクリーニング+研磨作業できれいにしてくれるサービス。
こちらもプロならではの仕上がりが期待できます。
サービス5. あんしん土地診断と土地ステージング
土地(宅地)の売却で嬉しいサービスが、あんしん土地診断と土地ステージングです。
土地ステージングは、他の大手不動産会社でもまだ導入しておらず、現時点で野村の仲介+だけ。
あんしん土地診断には「土地測量」と「埋設物撤去」の2種類があります。
土地測量
土地測量は専門家が調査を実施し、無償で仮測量を作製してくれるもの。
土地と戸建てで利用できます。
サービス内容は次の4つ。
- 境界標の有無の確認
- 越境の有無の確認
- 敷地内高低差の測量
- 仮測量図の作製
境界確定までは含みませんが、正確な土地状況の把握は可能。
越境などトラブルの元を事前に回避できます。
測量については、こちらで詳しく解説しています。
埋設物撤去
埋設物撤去は引き渡し前に専門家が検査を実施し、引き渡し後6ヶ月間はアフターサポートが受けられるサービス。
対象は調査実施時に更地となっている宅地(敷地面積500㎡以内の更地)です。
あらかじめ検査を行うため、安心して売却できます。
アフターサポートでは、所定の大きさを超える地中埋設物が発見された場合に撤去してもらうことが可能。
撤去費用として最大200万円までサポートしてもらえます。
土地ステージング
土地ステージングは、空き地をきれいにして売却不動産としてアピールし、スムーズな売却を目指すもの。
敷地面積80㎡以内で更地になっている宅地が対象です。
- 草刈り作業
- 防草シート施工
- 立ち入り禁止ロープ設置
- 売り物件看板設置
この4つを行うことで第一印象を良くします。
空き地はきちんと手入れしないと、雑草が生い茂ってしまい印象が悪くなるもの。
無断立ち入りなどトラブルになる可能性もあります。
こうしたトラブルを防ぐ意味でも、土地ステージングは有効です。
土地売却については、こちらでまとめています。

土地ステージングは、大手でも野村の仲介だけ。
土地を売るなら、これは使いたいサービスだね。
メリット3. 買い替えで助かるサービスが充実
野村の仲介+には、家の買い替えで助かるサービスも充実。
具体的にはこちらの2つ。
- つなぎ融資
- 買取保証
それぞれ解説します。
つなぎ融資
家の買い替えで「買い先行」の時に助かるのが、つなぎ融資です。
売却物件の決済が終わるまでの間、新居の購入資金を一時的に借りることができます。
借入期間は最長12ヶ月。
つなぎ融資については、こちらで詳しく解説しています。
つなぎ融資を利用するためには、次の「買換保証」を併用します。
買換保証
買換保証は一定期間内に物件が売却できなかった場合、あらかじめ提示された金額で野村の仲介+が買い取ってくれるサービス。
つなぎ融資の利用を考えている場合は、先に買換保証に申し込む必要があります。
保証期間(売却活動期間)は最長1年。
最初の売出価格は査定価格の120%から設定できます。
→売出価格4,800万円で売却活動をスタートできる
その後は段階的に価格を変更し、それでも売れなければ最終的に査定価格の90%を上限として野村の仲介+が買い取ってくれます。

保証期間が1年もあるんだね

買換保証と同じサービスは他社にもあるけれど、売却期間は3〜6ヶ月がほとんど。
野村の仲介+なら、じっくり長期間かけて売却できるんだ
さらに嬉しいのが利益還元制度。
転売して利益が出れば還元される
野村の仲介+で買い取った後に再販売して利益が出た場合は、売主に還元してくれます。
利益還元制度がある不動産会社は、東急リバブルと野村の仲介+だけ。
この買換保証は次の条件に合う物件で利用できます。
- マンションの場合:新耐震基準(1981年6月1日以降)に適合し、専有面積30㎡以上
- 一戸建て・土地の場合:敷地面積40㎡以上
買換保証を利用することで、今の家が売れない不安を取り除き、希望通りの買い換えを実現できます。
買換保証は、他社では売却保証と呼ばれており、詳しくはこちらで解説しています。
メリット4. 投資家にも定評のある自社サイト「ノムコム」
ノムコムは野村の仲介+を運営している野村不動産アーバンネットの自社サイト。
首都圏や関西圏、名古屋エリアの不動産・住宅情報が満載のサイトです。
物件情報はもちろん、不動産売買に関する知識や地価・価格動向、住み替え、エリア情報といったお役立ち情報も。
不動産ニュースやマンショントレンド、そしてセミナー情報まで幅広い情報を掲載しています。
特に『プラウドシリーズ』など野村不動産の分譲マンションを売却するなら、狙いを絞って探している買主に高値で売却できる可能性も。
また「マンションデータPlus」では、マンションの相場価格や周辺エリアの相場推移などがまとめられており、推定相場価格を知ることができます。
オーナー登録すれば部屋の相場価格だけでなく、過去の売り出し事例や新築時からの価格変動も閲覧可能。
売却時期を検討するのに役立ちます。
野村の仲介+の3つの注意点
野村の仲介+の3つの注意点はこちら。
それぞれ詳しく解説します。
注意点1. 地方では利用できないエリアも多い
野村の仲介+の実店舗があるのは、首都圏・関西・名古屋エリアのみ。
店舗数も87店舗と少なめです。

87店舗のうち77店舗は首都圏にあるんだ

ということは、関西と名古屋エリアには10店舗しかないんだね

そう。関西エリアは大阪に5店舗、兵庫に3店舗、京都に1店舗。名古屋エリアは1店舗なんだ
店舗の大部分が首都圏に集中していることから分かるように、野村の仲介+の営業エリアは首都圏がメイン。
店舗のある関西エリア・名古屋エリアでも、利用できるエリアは限定的です。
営業エリア外の地域では、野村の仲介+を利用することはできません。
ちなみに野村の仲介+の不動産売買仲介実績は、三井のリハウス、住友不動産販売、東急リバブルに次いで第4位。
店舗数が少ない割に4位にランクインしていることから、少数精鋭タイプの不動産会社だといえます。
注意点2. 仲介手数料の値下げは期待できない
不動産会社に仲介を依頼した場合に発生する仲介手数料。
売却価格×3%+6万円が上限なので、不動産会社によっては交渉して値下げしてもらうこともできます。
しかし野村の仲介+では、値下げはあまり期待できません。

手数料を安くしてもらえれば手取りも増えて売主は嬉しいのに・・・

仲介手数料に関しては、野村の仲介+に限らず、大手はほとんど値下げしないと考えておこう
仲介手数料を値下げしてもらえないなら、別の会社に依頼した方が良いのではないだろうか?
このように考えてしまいがちですが、実は仲介手数料を値下げしなくても手取りを増やす方法はあります。
それは「高く売却すること」です。
高く売れる方がトータルではプラス
仲介手数料を値下げしてもらわなくても、高く売却できれば結果的に見るとプラスになります。
そもそも仲介手数料は、不動産会社にとって売却活動の元手となるもの。
仲介手数料を安く抑えるということは、売却活動にかけられるお金が少なくなることを意味するのです。
売却活動にお金がかけられなくなると、不動産会社は「早く売ること」を考えます。
早く売るためには価格を下げなければならないため、安く売却することになるのです。

たとえば4,000万円で売却したら、仲介手数料は126万円。
でも売れずに売り出し価格を下げると簡単に100万円、200万円と安くなるんだ。
手数料をしっかり支払って高く売った方がプラスになるんだよ

なるほど。手出しの部分に注目しがちだけど、トータルで考える方が大事なんだね
仲介手数料については、こちらで詳しく解説しています。
注意点3. 買取では他社にも査定を依頼した方が無難
野村の仲介+では「買換保証」による買取はありますが、即時買取のサービスはありません。
ノムコムの「スピード売却査定」で即時買取の査定依頼もできますが、これは野村の仲介+が紹介する不動産会社による買取査定。
自社買取では不要な『仲介手数料』がかかってしまいます。
買取については、こちらで詳しく解説しています。
また何社に査定依頼できるかなど、具体的な内容は不明。
このため、買取を検討しているなら他社にも査定を依頼する方が無難でしょう。
最近は買取再販業社の増加により競争が激化、買取価格も高騰しています。
高く売るためには出来るだけ多くの業者に査定依頼し、高く買い取ってくれるところを探すのがポイント。
手間をかけずに多くの不動産会社に買取の査定依頼をするなら、複数の一括査定サイトを併用するのが便利なのでオススメです。
主要な一括査定サイトはこちら。
一括査定サイトの定番3社
一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。
一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。
この3社以外についてはこちらにまとめています。
すまいValue
- 査定実績:
- 40万件
- 不動産会社数:
- 大手6社・全国890店舗
- 運営会社:
- 大手6社共同運営
大手6社(三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル・野村の仲介+・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年に設立した一括査定サイト。
6社といっても全国890店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
2021年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトです。
簡易査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。管理人のコメント
地方では大手より地域密着の中小が強い場合もあるので、3位のHOME4Uも確認した方が良いでしょう。
しかし都市部では「すまいバリュー」が定番です。
特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。SRE不動産(旧ソニー不動産)
- 査定実績:
- (2014年開始)
- 不動産会社数:
- 売主側1社(買主側多数)
- 運営会社:
- SREホールディングス株式会社
すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。利用できるエリアは首都圏と関西圏限定です。
あのソニーが始めた不動産会社で、売主だけを担当するエージェント制が特徴。無数にある他の不動産会社が買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。管理人のコメント
大手不動産会社でエージェント制はSRE不動産だけ。話を聞くと売却活動に役立つでしょう。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで査定を依頼することがポイント。まずメールで概算価格を査定してくれます。
HOME4U
- 査定実績:
- 累計40万件(2001年開始)
- 不動産会社数:
- 1,500社
- 運営会社:
- 株式会社NTTデータ・スマートソーシング
日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数40万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
不動産会社は大小バランスよく登録されているため全国どこでも幅広く依頼ができます。
机上査定を選ぶと、郵送やメールで査定可能。管理人のコメント
HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。
【公式サイト】すまいValue
【公式サイト】SRE不動産
【公式サイト】HOME4U
各エリアで最適な組み合わせ

あなたのエリアで最適な一括査定サイトの組み合わせはこちら。
野村の仲介+の評判
野村の仲介+では、取引終了後にお客様アンケートを実施しています。
その一部を紹介します。
ムリのある希望額を値引きなしで売却できた
営業担当のOさんには本当にお世話になりました。
当方の少しムリのある希望額を全く値引きなく、約二週間で見事に売却いただきました。
初めてお会いした際、数社の営業さんの中でも群を抜いてOさんを気に入り、専任でお願いしたことは間違いありませんでした。清潔感と親しみやすい笑顔、シンプルで分かりやすい説明、ムリなことは瞬時に断る潔さと、本当のプロだなと感心させられました。これから貴社を引っ張っていく活躍をされる方だと確信しています。
今後も是非お付き合いをしたいです。
品川五反田センター(東京) N様
3ヶ月の売却期間で希望以上の金額・条件で成約できた
この度は売却活動のご支援を頂き、ありがとうございました。担当のSさんには感謝の言葉しかありません。
旧自宅は当初、取引実績の多い分譲会社の系列仲介会社へお願いしておりましたが、3ヶ月で内覧は3組。見学者へのフォローや顧客の見つけ方、販売戦略に不安を感じたため、以前母の自宅売却の際にお世話になった御社へお願いしました。
まず初めてお会いした時に、今の市場環境、販売戦略をわかりやすく説明頂き、私の欲しかった情報や戦略をスピードを持って提供して下さり、何より以前は少なかった内覧件数が毎日来るといった嬉しい状況になりました。
また、購入希望があった方にも、こちらの要望を強気でおっしゃって頂き、交渉も行って頂きました。
結果的には二度目の購入希望者の方に、こちらの立場をわかって頂いた上での交渉を実施頂き成約するに至りました。御社では3ヶ月で成約となり、大変嬉しかったです。しかも希望以上の金額、条件での成約で感謝しております。
Sさんは女性ならではの言わずとも要望を組みとってくれる一方、男性顔負けの交渉力、スピードを兼ね備えており大変頼もしかったです。私自身営業職ですが見習う点が多く勉強になりました。Sさんが担当で本当に良かったです。ありがとうございました。
もちろん、また機会があれば御社でお願いしたいと考えております。
豊中センター(大阪) Y様
初めての住み替えが希望通りに進んで夢のようです
今回の住み替えは通勤時間を短縮するためでしたので、購入物件を決めてから売却をしたいと考えておりました。
他社からは売却を先にするよう急かされていたのに対し、Nさんは我々の思いを第一優先にし、購入物件を何度も一緒に見て回ってくださいました。また、エリアをどこにするか曖昧な考えしかなかった我々に、最適なエリアを提案してくださいました。後で聞くと、チーム会議の際、他のメンバーの方がその場所を訪れたことがあるそうで、我々家族にとって良いのではと思ってくださったようです。
新居は、残念ながら、Nさんにご紹介いただく物件ではなかったのですが、野村不動産グループの新築マンションでしたので、売却時の手続きをグループ内でスムーズに行ってくださいました。
そして、売却は出張の多い我々のために、買主様の候補を同日に見学いただけるように調整していただき、無事にその日に申し込みをいただくことができました。そこでも、チーム内で綿密な準備をしてくださっている様子が手に取るようにわかりました。
正直、初めての住み替えですべてが希望通りに進むとは想像をしておらず、本当に夢のようです。御担当くださったNさんの完璧なリードはもちろん、チームでご対応いただけたことに何よりも感謝しております。心より御礼申し上げます。
旗の台センター(東京) S様
長年空き家だった実家を3週間で売却できました
長年、空き家にしていた実家をやっと手放す決意ができたときに、友人よりご紹介頂いたのがNさんでした。
はじめてお会いしてから3週間後には納得の価格で売却が決まりました。思いがけず、こんなにもスムーズに物事が進み、驚いています。説明も簡潔・丁寧で分かりやすく、私共の気持ちに寄り添ってベストな方向に導いて下さり、価格やコスト、期間など納得いくようご説明下さり、ストレスや不安なく気持ちよく家を手放すことができました。
本当に優秀な方でNさんに担当して頂き、本当に良かったと思っています。
横浜営業部(神奈川) T様
まとめ
オリコンの調査だけでなく、取引終了後のアンケートからも分かるように、利用者の満足度が高い野村の仲介+。
不動産売買実績ランキングでも第4位にランクインしており、豊富な実績があるのも魅力の一つです。
そんな野村の仲介+のメリットと注意点は次の通り。
野村の仲介+は実績はもちろんですが、自社サイトの「ノムコム」が充実しているのもポイント。
所有するマンションの相場からセミナー情報まで、幅広い情報収集ができます。
その一方で、店舗数が少ない分、営業エリアは限定的。
また即時買取は仲介できますが、野村の仲介+は自社で買取をしていません。
買取を考えているなら、他社にも査定依頼する方が良いでしょう。
家をどう売りたいかによって、最適な不動産会社は変わります。
野村の仲介+を上手に活用して、家の売却を成功させましょう。
一括査定サイトの定番3社
一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。
一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。
この3社以外についてはこちらにまとめています。
すまいValue
- 査定実績:
- 40万件
- 不動産会社数:
- 大手6社・全国890店舗
- 運営会社:
- 大手6社共同運営
大手6社(三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル・野村の仲介+・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年に設立した一括査定サイト。
6社といっても全国890店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
2021年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトです。
簡易査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。管理人のコメント
地方では大手より地域密着の中小が強い場合もあるので、3位のHOME4Uも確認した方が良いでしょう。
しかし都市部では「すまいバリュー」が定番です。
特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。SRE不動産(旧ソニー不動産)
- 査定実績:
- (2014年開始)
- 不動産会社数:
- 売主側1社(買主側多数)
- 運営会社:
- SREホールディングス株式会社
すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。利用できるエリアは首都圏と関西圏限定です。
あのソニーが始めた不動産会社で、売主だけを担当するエージェント制が特徴。無数にある他の不動産会社が買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。管理人のコメント
大手不動産会社でエージェント制はSRE不動産だけ。話を聞くと売却活動に役立つでしょう。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで査定を依頼することがポイント。まずメールで概算価格を査定してくれます。
HOME4U
- 査定実績:
- 累計40万件(2001年開始)
- 不動産会社数:
- 1,500社
- 運営会社:
- 株式会社NTTデータ・スマートソーシング
日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数40万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
不動産会社は大小バランスよく登録されているため全国どこでも幅広く依頼ができます。
机上査定を選ぶと、郵送やメールで査定可能。管理人のコメント
HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。
【公式サイト】すまいValue
【公式サイト】SRE不動産
【公式サイト】HOME4U