「家を解体したいけど、どこに頼めば良いの?」
家の解体業者をお探しですね。
なるべく安くきちんとした解体業者を、サクッと簡単に知りたい…。
そんなあなたに朗報です。
解体工事の一括査定サイトを使えば、簡単に良い解体業者が見つかります!
ただ最近は解体工事の一括査定サイトが乱立し、選ぶのも大変なほど。
そこでこの記事では、あなたに最適な一括査定サイトを選ぶために、概要や特徴をまとめました。
さらに解体業者の相見積もりを比較して、最適な解体業者を選ぶために『4つの注意点』を解説。
この記事を読めば、あなたがどのサイトを使うべきか、またどの解体業者を選ぶべきかが分かるでしょう。
あなたの家の解体工事をスムーズに進めるために、この記事がお役に立てば幸いです。
この記事のもくじ
一括査定サイト8社の一覧と特徴
主要な解体工事の一括査定サイトはこちら。
全て利用は無料です。
気になったものがあれば、いくつか試してみるのも良いでしょう。
各サイトについて、概要と特徴をまとめました。
1. 解体無料見積ガイド←おすすめ1位!
- 対応エリア:全国
- 最大6社比較
- 登録数:全国1000社以上
問い合わせ件数は年間8400件以上、累計サイト利用者数は7万5千人
解体無料見積ガイドの特徴
解体無料見積ガイドは、利用者の95.9%が「手持ちの見積書より安くなった」と回答。
説得力があります。
解体無料見積ガイドでは、サポートが充実しており安心です。
単に業者を紹介するだけでなく、地域専任スタッフが工事完了まで無料でサポート。
紹介された業者を断るときは、お断り連絡も代行してくれます。
また登録されている解体業者が厳選されていることも、大きなポイント。
登録業者は、独自の13の審査基準をクリアした優良な業者のみ。
審査基準はサイト上で公開され、書類審査はもちろん、実際に訪問して実態調査までしている徹底ぶり。
さらに審査に通って登録された業者でも、利用者の評価によっては登録が取り消されます。
サイトには解体工事の実績も公開されていて、件数は地域別に2,000件以上!
利用者から寄せられた声も掲載されており、安心して利用できます。
2. 解体の窓口←こちらもおすすめ
- 対応エリア:全国
- 逆オークション
- 登録数:700社
その他:写真による逆オークション
解体の窓口の特徴
解体の窓口は、2020年7月にスタートした、新しい解体見積りサイト。
ベンチャー企業のバリュークリエーション社が運営しています。
解体の窓口の特徴は、業者同士がお互いの査定価格を見ながら安値を入札する逆オークション。
依頼者が写真を撮影し、匿名で業者が見積りするため、営業電話や現地立会の手間が省けます。
今までにない画期的なサービスで、今後の成長が楽しみといえるでしょう。
登録業者数も2020年12月時点で700社と、増えているようです。
3. くらそうね
- 対応エリア:全国
- 最大6社比較
- 登録数:全国1,000社以上
その他:工事契約実績7千件、顧客満足度96.7%、平均費用削減率18.4%、月間サイト訪問20万ユーザー
くらそうねの特徴
くらそうね解体は、顧客満足度96.7%の一括査定サイト。
満足度が高い理由は、サイトが分かりやすく、安心だからです。
例えばくらそうね解体では、情報を入力すると瞬時に、価格予想AI(特許出願)が各社の予想金額を一覧で表示。
この一覧から、実際に工事を依頼した人の口コミや会社情報を見て業者を選び、まとめて見積もりを依頼できます。
くらそうねでは、これら見積り依頼から見積もりの比較、契約まで、全てスマホ又はパソコンの専用サイトで手続きできます。
サポートも充実しており、チャットや電話で相談可能。
費用の妥当性や値引き交渉のポイント、工事中のトラブルなど、工事完了まで専門家がサポートしてくれます。
⇒くらそうね
4. 解体広場
- 対応エリア:全国
- 最大3社比較
- 登録数:非公開
解体広場の特徴
解体広場では、見積依頼だけでなく解体に関する無料相談窓口が利用できます。
専任者が解体したい物件の場所や周辺情報、解体希望時期、家財品の有無といった条件を確認し、現地確認まで行ったうえで見積もりを送付。
現地確認には立ち会うこともできます。
サイトでは解体費用や解体工事の流れなど、解体工事に関する情報も掲載。
こうした情報を見るだけでも参考になります。
ただ、利用者数や口コミなどは掲載されていないので、評判については不明。
他のサイトと共通する部分が多く、際立った特徴は見られないサイトです。
5. 解体サポート
- 対応エリア:東京都内
- 原則1社紹介
- 登録数:不明
その他:累計相談数4万件以上(2004年9月〜2019年11月)
解体サポートの特徴
利用者へのアンケートで、満足度97%と高評価の解体サポート。
2004年9月以来、16年にわたる運営実績のあるサイトです。
利用者の声もサイトには掲載されており、評判を知ることもできます。
単に業者を紹介するだけでなく、解体にまつわる様々な情報が豊富に掲載されている点もこのサイトの特徴。
費用や工事の流れはもちろん、失敗談や解体現場の実況レポート、トラブル回避術、解体後の手続きに関することなど、一通りの内容は網羅されています。
解体工事について勉強したい場合にも便利なサイトです。
⇒解体サポート
6. 解体見積お助け隊
- 対応エリア:全国
- 最大3社比較
- 登録数:非公開
その他:無料見積依頼で「解体業者の選び方〜虎の巻〜」プレゼント
解体見積お助け隊の特徴
サイト上でエリア別の解体工事実績(2012年〜2018年)を掲載している、解体見積お助け隊。
地域・物件の構造・広さ(坪)・価格が一覧になっているので、大まかな工事費用を知ることができます。
利用者からの声も掲載されているので、評判を知ることも可能。
お断り代行もあります。
今なら無料見積依頼で「解体業者の選び方」という虎の巻も無料進呈中です。
7. 解体工事.com
- 対応エリア:全国
- 見積比較数は不明
- 登録数:非公開
その他:サイト経由で解体工事を依頼すると1万円のキャッシュバックあり
解体工事.comの特徴
解体工事.comの大きな特徴は、業者との間に不動産コンサルティングの専門家が入って、見積比較をサポートしてくれること。
要望を確認したあと、価格交渉も専門家がやってくれます。
手元に届いた見積書を比較するときにも「工事初心者のための比較表」という資料があるので、参考にしながら検討することが可能。
「解体工事で失敗してほしくない」という、運営者の強い思いが感じられます。
利用者の声も掲載されており、評判を知ることも可能。
解体工事に関する様々な情報をQ&A形式でまとめてあるので、基礎知識を身につけるのにも役立つサイトです。
⇒解体工事.com
8. 解体見積無料サービス
- 対応エリア:全国
- 最大5社比較
- 登録数:350社以上
その他:利用者数1万5千人以上
解体見積無料サービスの特徴
多くの一括査定サイトでは一度に依頼できる見積数が最大3社であるのに対し、解体見積無料サービスなら最大5社から見積がもらえます。
もちろん、地域によっては5社より少ないこともありますが、より多くの見積が欲しい場合は利用してみると良いでしょう。
サイト上には解体工事の実績(費用例含む)や、利用者の声も掲載されています。
お役立ちコンテンツとして解体工事に関する情報もまとめられているので、基礎知識を知りたい場合にも便利です。
⇒解体見積無料サービス
9. 解体工事ナビ
- 対応エリア:全国
- 最大3社比較
- 登録数:全国1500社以上(他の運営サービス含めた全加盟店数)
その他:年間受付件数20万件以上(他の運営サイトも含めた全体の年間受付数)
解体工事ナビの特徴
要望に合わせ、最大3社の業者を紹介してもらえる解体工事ナビ。
運営はシェアリングテクノロジー株式会社(東証マザーズ上場)。
同社は、次に紹介する解体工事110番も運営しています。
公表されている登録会社数や受付件数は多いものの、解体工事110番も含めた全体の数。
そのため、解体工事ナビ単体の登録数や受付件数は不明です。
利用者の声のほか、解体工事に関する基本的な情報も掲載。
ただ、他のサイトと違って項目別に分けられているわけではないので、必要な情報を探すのには苦労するかもしれません。
⇒解体工事なび
全国一律価格の解体工事サイトもある
一括査定サイトが面倒なら、全国一律価格で査定を依頼できるサイトが「解体工事110番」です。
解体工事110番
解体工事ナビと同じシェアリングテクノロジー株式会社(東証マザーズ上場)が運営するサイト。
特徴は、全国一律1坪あたり18,000円〜と分かりやすい明確な料金設定。
近隣への挨拶から養生、解体、配線等の撤去、廃棄物運搬といった工事に関することはもちろん、法律に基づいた届出や保険加入も費用に含まれています。
解体工事110番では、解体に関する相談を電話で受付。
24時間365日受け付けています。
利用者のお客様満足度は98%以上!
見積や事前調査も無料です。
ここまで一括査定サイトを紹介してきました。
次に相見積もりを受け取ってから、解体業者を選ぶときの注意点について解説します。
相見積もりを比較し、最適な業者を選ぶ際の4つの注意点

一番安い業者で良いんじゃないの?

ただ価格が安い業者を選べば良いわけじゃないんだ。
注意点をまとめたよ。
それぞれ解説します。
注意点1. 見積に含まれる内容、追加費用の可能性
見積書は合計金額だけでなく、内容までよく確認しましょう。
特に注意したいのが、有害物質と埋設物。
有害物質とは、アスベストやPCB(ポリ塩化ビフェニル)。
有害物質があると、追加費用が発生する可能性があります。

アスベストって、普通の住宅にも使われてるの?

2006年9月以前に着工した住宅では、アスベストが使われている可能性がある。
アスベストがあると、解体時に特別な処置をするから、費用が高くなるんだ。
【参考】国土交通省・アスベスト対策Q&A
PCBは電気機器の絶縁油として、変圧器やコンデンサーなどに利用されていたもの。
一般住宅では使われている可能性は低いですが、工場などは注意が必要です。
【参考】環境省・PCB早期処理情報サイト
また、地中に物が埋まっている場合(埋設物)も追加費用がかかります。
埋設物は見積もりの段階では分かりません。
追加費用の可能性と、おおよその概算金額を確認しましょう。
注意点2. 工事時期と期間
工事時期と期間も確認しておきたいポイント。
依頼したのになかなか工事が開始されなかったり、思っていた以上に工事が長引くこともあります。
期間については、こちらで詳しく解説しています。
注意点3. 自社施工かどうか
解体業者はなるべく自社施工の会社を選びましょう。
解体業者の中には、契約を取ったらあとは下請けに丸投げというところもあります。
丸投げ業者は、あくまで営業だけで作業はせず、利益を上乗せして請求することに。
結果として、十分な金額を受け取れない下請けの施工会社が、赤字にならないよう無理して手抜き工事をする恐れもあります。
自社施工であれば、余計な費用を払うことなく、支払った金額に見合う工事をしてもらえます。
注意点4. 支払いのタイミングと方法
解体工事の代金支払いには、大きく3つのパターンがあります。
- 工事前に半金を払い、工事後に残りを払う
- 工事完了後に一括で支払う
- 工事前、工事中、工事完了後にそれぞれ3分の1ずつ支払う
どの方法になるかは、業者によって違います。
資金繰りが厳しい場合は、支払い方法を確認しておきましょう。

支払い方法は振り込みなの?

それも業者によって違うね。
手持ちの資金が厳しい場合は、ローンや各種クレジットが使えるか確認しよう。
まとめ
一括査定サイトはそれぞれ特徴があり、登録業者も違います。
選ぶ基準は、
- 対応エリア
- 登録業者数と比較業者数
- 工事実績が豊富か
- 利用者の声が掲載されているか
- 紹介する業者の登録基準が示されているか
- 困ったことがあった場合に、相談に乗ってもらえるか
以上の点に注目し、あなたに最適な一括査定サイトを選んで下さい。
また、見積の比較や業者選びで注意したいポイントは次の4つ。
- 見積に含まれる内容や追加費用が発生する可能性があるか
- 工事時期と期間はどうなっているか
- 自社施工かどうか
- 支払いのタイミングはいつか
一括査定サイトを正しく利用すれば、安くて良い解体業者が見つかります。
この記事で解説した内容を参考に、まずは見積依頼から始めてみてください。
あなたの家の解体が成功することを心よりお祈りしております!