「マンションを売却したいけど、早く売る方法は?」
マンション売却で、早く売る方法をお探しですね。
確かにマンションを売り出してもなかなか売れないと、落ち着かないし不安なもの。
売出したら、トントン拍子でサッと売れたら理想的ですね。
そんなあなたに、マンションを早く売る方法についてまとめました。
方法さえ知っていれば、効果的な広告と差別化により短期間で売却できます。
今回はあなたのマンションを早く売る5つの方法について、分かりやすく解説します。
いずれの方法も簡単で誰でもできるので、すぐに実践できます。
さらに早く売ろうとして失敗しないために、3つの注意点を知っておくと安心して売却をスタートできるでしょう。
あなたのマンションが早く売れて、ストレスなく住み替えを実現することは、ご家族の幸せにもつながります。
あなたのマンション売却が成功するために、この記事がお役に立てば幸いです。
この記事のもくじ
あくまで『仲介』で早く売る方法
この記事では、あくまで仲介でマンションを早く売却する方法について解説していきます。
仲介の他に『買取』、『売却保証』もある
マンションの売り方には、仲介も含めて次の3つの方法があります。
マンションを売却する3つの方法
- 買取(かいとり): 直接不動産会社に買い取ってもらう方法。最短1週間で売却できるが価格は相場の6〜8割に安くなる。
- 売却保証(ばいきゃくほしょう): 3ヶ月だけ仲介で売り出して、売れなければ査定価格の最大9割で買取してもらう方法。
- 仲介(ちゅうかい): 普通に売り出して買主を探す方法。期間は3〜6ヶ月だが売り方で大きな差がつく。
買取ではとにかく多くの不動産会社へ査定を依頼する
買取は、最も早くマンションを売ることができますが、とにかく価格が安くなってしまうデメリットがあります。
買取では、とにかく少しでも多くの不動産会社へ無料査定を依頼して、少しでも高く買うところを探しましょう。
さいわい今は、買取業者の競争が激化し、買取価格が高騰しています。
運が良ければ、相場に近い価格で買取る不動産会社が見つかる可能性もあるでしょう。
買取については、こちらの記事で詳しく解説しています。
売却保証は一部の大手不動産会社しかない
売却保証は、3ヶ月だけ仲介で売り出して、売れなければ不動産会社が買い取ってくれるもの。
一部の大手不動産会社しか扱っていません。
売却保証については、こちらの記事で詳しく解説しています。
仲介では売り方で売却期間が大きく変わる
仲介では、売り方次第で売却期間が大きく変わります。
この記事では、ここから先を『仲介』でマンションを早く売る方法について解説します。
平均売却期間は2.5ヶ月+前後1.5ヶ月=約4ヶ月
仲介で売る場合、売出してから売買契約までの売却期間は平均2.5ヶ月(81.7日)。
※首都圏中古マンション(2019年)東日本レインズより
さらに不動産会社選びや契約〜引き渡しまで期間が、他に1.5ヶ月かかります。
合計で平均約4ヶ月かかると考えておきましょう。
マンションの売却期間の詳細
- STEP1.複数の不動産会社に査定を依頼する
↓(1〜2週間) - STEP2.不動産会社を選び媒介契約を結ぶ
↓(数日) - STEP3.売却活動(レインズ登録・広告・内覧対応・価格調整)
↓(平均2.5ヵ月) - STEP4.価格交渉・買付申込
↓(約1週間) - STEP5.売買契約
↓(約1ヶ月) - STEP6.(引越し)引渡し・精算

なんだか色々細かくて大変そうだね。

ざっくりと知っておけば大丈夫。
不動産会社さえ選べば、後はお任せできるからね。
まずマンションを早く売る方法を解説するよ
マンションを早く売る5つの方法
マンションを早く売るためには、次の5つの方法があります。
マンションを早く売る5つの方法
- 優秀で信頼できる不動産会社を選ぶ
- マンションの価値を高める
- マンションを幅広く広告する
- 内覧の成約
- 相場より価格を下げる
それぞれ詳しく解説していきます。
方法1.優秀で信頼できる不動産会社を選ぶ
マンションを早く売却できるかは、不動産会社選びで8割決まります。
なぜなら不動産会社を選び売却を依頼した後は、ほぼ全ての売却活動が不動産会社任せになるため。
売却中にあなたができることは、内覧の対応と価格交渉などの最終判断しかありません。

不動産会社選びって大事なんだね。

優秀な不動産会社は、早く高く売るノウハウもあるし、マンションを探している客を多く抱えているからね。
優秀な不動産会社は、マンションの売却経験が豊富で、売り方をよく知っています。
この後で解説する残り4つの方法も、あなたのマンションに最適な方法を選んで提案してくれるでしょう。
また売却実績が多い不動産会社は、多くのマンションを売り出しているため、購入希望者から多くの問い合わせを受けています。
運がよければ、売却を依頼した数日後に購入申込みがあるかもしれません。

優秀で信頼できる不動産会社はどうやって探せばいいの?

エリアでマンション売却実績が豊富な不動産会社を3〜6社選んで、無料査定を依頼して話を聴き比べるんだ。
実績豊富な不動産会社3〜6社に査定依頼し、話を聴き比べる
優秀で信頼できる不動産会社を選ぶ手順は、
- エリアでマンション売却実績が豊富な不動産会社に絞る
- その中から3〜6社に無料査定を依頼して、査定価格と話を聴き比べる
不動産会社を選ぶときは、査定価格だけで選ばず、『信頼できそうか』で選びましょう。
仲介の査定価格は、あくまで3ヶ月で売れるであろう予想価格にすぎず、その価格で売れることを不動産会社が保証するわけではありません。
不動産会社の中には、媒介契約をとるために、査定価格を相場よりわざと高くするところもあるほどです。
複数の不動産会社の話を聴き比べることで、信頼できそうか判断できます。

マンション売却の実績が豊富な不動産会社はどうやって探すの?

不動産会社に心当たりがなければ、一括査定サイトを利用すると便利だよ。
一括査定サイトの定番3社
一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。
一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。
この3社以外についてはこちらにまとめています。
すまいValue
- 査定実績:
- 40万件
- 不動産会社数:
- 大手6社・全国890店舗
- 運営会社:
- 大手6社共同運営
大手6社(三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル・野村の仲介+・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年に設立した一括査定サイト。
6社といっても全国890店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
2021年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトです。
簡易査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。管理人のコメント
地方では大手より地域密着の中小が強い場合もあるので、3位のHOME4Uも確認した方が良いでしょう。
しかし都市部では「すまいバリュー」が定番です。
特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。SRE不動産(旧ソニー不動産)
- 査定実績:
- (2014年開始)
- 不動産会社数:
- 売主側1社(買主側多数)
- 運営会社:
- SREホールディングス株式会社
すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。利用できるエリアは首都圏と関西圏限定です。
あのソニーが始めた不動産会社で、売主だけを担当するエージェント制が特徴。無数にある他の不動産会社が買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。管理人のコメント
大手不動産会社でエージェント制はSRE不動産だけ。話を聞くと売却活動に役立つでしょう。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで査定を依頼することがポイント。まずメールで概算価格を査定してくれます。
HOME4U
- 査定実績:
- 累計40万件(2001年開始)
- 不動産会社数:
- 1,500社
- 運営会社:
- 株式会社NTTデータ・スマートソーシング
日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数40万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
不動産会社は大小バランスよく登録されているため全国どこでも幅広く依頼ができます。
机上査定を選ぶと、郵送やメールで査定可能。管理人のコメント
HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。
【公式サイト】すまいValue
【公式サイト】SRE不動産
【公式サイト】HOME4U
各エリアで最適な組み合わせ

あなたのエリアで最適な一括査定サイトの組み合わせはこちら。
方法2.マンションの価値を高める
マンションを早く売るために、マンションの価値を高める方法。
具体的にマンションの価値を高める方法は、次のようなものがあります。
① 買主が安心して買える建物保証と設備保証
買主が安心してマンションを買えるために、保証を付ける方法です。
具体的には、一部の大手不動産会社に売却を依頼して、最大5年〜10年の『建物保証』と『設備保証』を無料でつけます。
一般的に中古マンションの売買では、引き渡し後の設備や建物の不具合(瑕疵(かし))を売主負担で補修する『瑕疵担保期間』を設定します。
通常、瑕疵担保期間は3ヶ月ですが、大手不動産会社の建物保証・設備保証では、最大5年〜10年を不動産会社が無料で保証してくれるのです。
売主の3ヶ月の負担もなくなり、買主は3ヶ月の保証期間が最大5年〜10年に延びるため大きなメリットになります。

無料でこんな保証があるんだ。
どこの不動産会社が扱ってるの?
②既存住宅売買瑕疵保険
買主が安心してマンションを買える保証として、公的な保険を利用する方法もあります。
それが、既存住宅売買瑕疵保険(きぞんじゅうたくばいばいかしほけん)。
引き渡し後1年または5年間の建物の主要部分を保証する保険です。
この保険の最大のメリットとして、マンションで築25年を超えると本来は適用外になる『住宅ローン控除や税金の特例』が利用できるようになること。
手順として、まずインスペクションと呼ばれる家の健康診断に合格し、保険を申し込むと利用できます。
費用はインスペクション込みで10〜20万円程度。
東急リバブルなど一部の大手不動産会社では、これらの費用を不動産会社が負担してくれます。
③フラット35適合証明
フラット35を利用してマンションを買う人には、フラット35適合証明書が効果的。
フラット35適合証明書は、フラット35を利用するために必要な書類で、通常は購入者が申請して取得します。
売主が事前に取得していると、手間が省けてローン審査も早いため、競合より有利になります。
特に築年数が29年以上、価格が安めのマンションだと効果的です。
④リフォーム+売却保証のセット
マンションを早く売るためにリフォームをしても、多くの場合はリフォーム費用を価格に上乗せできず、トータルで損します。
しかしリフォームを売却保証とセットにすると、最低価格が保証されるためリスクを避けられます。
東急リバブルの「アクセル君(アクティブ売却パッケージ)」は、
- リフォーム
- ホームデコレーション(家具による演出)
- 売却保証
の3つがセットになったサービス。
リフォームとホームデコレーションで魅力を高め、買い手が見つからなかった場合でも「査定価格+リフォーム費用」の100%で東急リバブルが買い取ってくれます。
単に価値を高めるだけでなく、安心感もセットになった新しい売却方法です。
東急リバブルの無料査定を試すならこちら
⇒東急リバブルの売却査定
方法3.マンションを幅広く広告する
マンションを早く売却するためには、購入を検討している人にあなたのマンションを知ってもらう必要があります。
そのためには幅広く広告することが大切。
具体的には次のような方法があります。
① 大手ポータルサイトへの掲載
マンションを買おうと考えている人の多くは、最初にインターネットで物件情報を検索します。
少なくとも次の大手不動産ポータルサイトには、掲載してもらいましょう。
ただ掲載されているだけでなく、次の点もチェックしましょう。
- 絞り込み条件は正しいか
- 写真は魅力的か
② 最新の3D技術で広告する
一部の大手不動産会社では、最新の3D技術を使い、次のような広告ができます。
- 現地に行かなくても内覧しているように物件を見られる
- 眺望などを含め、360度のパノラマ画像を見られる
- 室内写真とバーチャル家具を合成し、モデルルームのような演出をしてもらえる
3D技術を活用した物件は特集されることもあるので、競合物件との差別化を図ることもできます。
③ 近隣見込み客への広告
マンションでは、近隣見込み客へのチラシ広告やオープンハウスも効果があります。
マンション購入で主導権を握るのは女性が多いのですが、
「子供を転校させたくない」
「知り合いが多いから」
といった理由から、いま住んでいる近くでマンションを探す購入検討者は意外に多いのです。
④ 一般媒介契約で2〜3社と同時に契約する
一般媒介契約で複数の不動産会社と同時に契約して、幅広く広告する方法もあります。
ポイントは、不動産会社を無駄に増やすのでなく、大手不動産会社2〜3社に絞ること。
大手不動産会社では、すでに多くのマンション購入希望者を抱えているため、優先して勧めてもらえます。
あまり数を増やすと、不動産会社と信頼関係を築きにくいので2〜3社が良いでしょう。
さらに価格を相場より少しだけ下げると効果的です。
ただし一般媒介契約では、専任媒介契約ほどの不動産会社のサポートは期待できません。
ある程度自分で売却について考えて進める必要があります。
方法4.内覧の成約率を高める
内覧に来た検討者を成約につなげることも、マンションを早く売るためには必要です。
ここまでの方法1〜3ができれば、ある程度内覧の数があるでしょう
内覧を成約につなげるために大事なポイントとして、次のような点が挙げられます。
① 第一印象で魅力的に
内覧時にまず意識したいのが、第一印象を良くすること。
第一印象で「この家、良いな」と感じてもらえれば、成約につながる可能性も高くなります。
そのためにも最低限の掃除をしておくことは基本。
キッチンや水回りなど汚れが特に気になるようであれば、ハウスクリーニングの利用も検討しましょう。
また、物が多い部屋はどうしても雑多な印象になってしまいます。
居住中ならある程度は仕方ありませんが、不要な荷物は一時的にトランクルームに預けるなどの対応を取ると良いでしょう。
② 可能なら空室にする
もし可能であれば、マンションを空室にして売り出した方が早く売れやすくなります。
なぜなら、空き家の方が「即入居可」となり早く売れるからです。
また不動産会社にとっても、売主の予定を考慮する必要がないため、空き家だと内覧の予定を入れやすくなります。
このほか、空室であればホームステージングが利用できることもあります。
ただし家の買い替えでは、先に家を買ってしまうとリスクがあるので、無理に家を空室にする必要はありません。
方法5.相場より価格を下げる
マンションを早く売るための方法として、相場より価格を下げること。
ただし、この方法はあくまでも最後の手段です。
先に方法1から方法4を試してみて、それでもダメだった場合には相場より価格を下げてみましょう。
「相場より安く売るのは気が進まない」と思うのが普通かもしれません。
しかし現在はマンション相場が高騰しています。
マンション価格は高騰している
不動産価格指数(全国)

「不動産価格指数」とは
不動産価格指数とは、純粋に不動産相場の価格変動を見ることができる指数。
国土交通省がヘドニック法という統計計算手法で、年間30万件の不動産売買成約価格から築年数や立地などの余計な要素を取り除き、純粋な価格変動をまとめたもの。
3ヶ月前の売買実績を毎月末に公表。
マンションは、約8年で55%も値上がりしています。
相場より大幅に値下げする必要はなく、1年前の価格にするだけで、売却できる可能性も高くなります。

マンション価格はこんなに高くなっているんだね!

1年前の価格で売れば、それだけで割安になるんだ。
でも価格を下げる前に、3つの注意点も知っておこう。
マンションを早く売るための3つの注意点
ここまでマンションを早く売る方法を見てきましたが、早く売ろうとして失敗しないために、次の3つの注意点があります。
マンションを早く売るための3つの注意点
- 不動産会社選びに時間をかける
- 不動産会社は『信頼できるか』で選ぶ
- 両手仲介にこだわらない不動産会社を選ぶ
それぞれ解説します。
注意点1. 不動産会社選びに時間をかける
早く売るためには、まずしっかりと時間をかけて不動産会社を探すことが大切です。
早く売りたいと、どうしても焦ってしまい、1社だけ話を聴いて『大丈夫だろう』と判断しがちです。
しかし、必ず3社以上の話を聴いて、慎重に判断しましょう。
不動産会社選びの失敗は、後々の不動産売却までの数ヶ月の時間、数百万円の価格差につながります。
くどいようですが、マンション売却は不動産会社選びで8割が決まります。
最初の不動産会社選びの段階でじっくり時間をかけることが、結果的に早く売ることになると考えましょう。
注意点2. 不動産会社は『信頼できるか』で選ぶ
不動産会社選びで大切なのは『信頼できる』不動産会社、そして担当者を選ぶこと。
なぜなら不動産売却で失敗する原因の多くは、不動産会社が売主よりも自社や担当者自身の利益を優先することだから。
具体的には、次の様な事例があります。
- 売出し価格を安くする。
- 家の価値を高める方法を知っているが提案しない
- 近隣へのビラ配布やオープンハウスなどをしない
いずれも原因は、不動産会社と売主の利益が相反するため。
この様なイメージです。
→【不動産会社と担当者】手間をかけずに効率良く売って、数を多く売りたい。
→【売主】手間をかけて、なるべく高く売りたい。

そうか。
不動産会社にとっては、価格を下げてどんどん数を売った方が良いんだ。

信頼できる不動産会社なら、売主の利益を優先してくれる。
なぜなら、顧客が満足することで、リピーターや口コミ客など次回の集客につながると考えているからね。
注意点3.両手仲介にこだわらない不動産会社を選ぶ
早く売るためには、両手仲介にこだわらない不動産を選びましょう。
一つの不動産会社が売主と買主の両方を同時に担当すること。
売主と買主の両方から仲介手数料を得られるので、不動産会社にとってはメリットのある仲介になります。
信頼できる不動産会社でも、中には売主のために、あえて両手仲介にこだわるところがあります。
なぜなら両手仲介のメリットとして、不動産会社が買主の属性やニーズ、性格を知っているので、安心して売主に紹介できるため。
両手仲介なら、次のようなリスクを避けることができます。
- 買主側のよく分からない怪しい不動産会社
- 冷やかしの内覧
- クレーマー客
- ローン審査に通らないお客
ただし不動産会社が両手仲介にこだわるあまり、他社経由の購入希望者を断るといった弊害も。
他社経由の購入希望者を断ると、家がなかなか売れないことになります。

両手仲介にこだわらない不動産会社はどこ?

大手なら東急リバブルが両手率の低い不動産会社だね。
また、首都圏であれば両手仲介なしのSRE不動産(旧ソニー不動産)も良いよ。
東急リバブルの無料査定を試すならこちら
⇒東急リバブルの売却査定
まとめ
マンションの売却を決めたら、まずは売り方を決めましょう。
価格よりも時間を優先するなら『買取』
期間を決めて売却活動するなら『売却保証』
それ以外なら『仲介(普通に売却)』
仲介で早く売る方法として、次の5つがあります。
- 優秀で信頼できる不動産会社を選ぶ
- マンションの価値を高める
- マンションを幅広く広告する
- 内覧の成約
- 相場より価格を下げる
まずは1から4までを試してみて、それでも売れない場合に5を試すと良いでしょう。
また早く売るためには、次の3つの注意点も。
- 不動産会社選びに時間をかける
- 不動産会社は『信頼できるか』で選ぶ
- 両手仲介にこだわらない不動産会社を選ぶ
最初の不動産会社選びさえ注意すれば、早く売れる可能性は高くなります。
まずは複数の不動産会社の話をじっくり聴き比べるところから始めてみてください。
あなたのマンションが早く売れることを、心よりお祈りしております!
一括査定サイトの定番3社
一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。
一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。
この3社以外についてはこちらにまとめています。
すまいValue
- 査定実績:
- 40万件
- 不動産会社数:
- 大手6社・全国890店舗
- 運営会社:
- 大手6社共同運営
大手6社(三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル・野村の仲介+・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年に設立した一括査定サイト。
6社といっても全国890店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
2021年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトです。
簡易査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。管理人のコメント
地方では大手より地域密着の中小が強い場合もあるので、3位のHOME4Uも確認した方が良いでしょう。
しかし都市部では「すまいバリュー」が定番です。
特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。SRE不動産(旧ソニー不動産)
- 査定実績:
- (2014年開始)
- 不動産会社数:
- 売主側1社(買主側多数)
- 運営会社:
- SREホールディングス株式会社
すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。利用できるエリアは首都圏と関西圏限定です。
あのソニーが始めた不動産会社で、売主だけを担当するエージェント制が特徴。無数にある他の不動産会社が買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。管理人のコメント
大手不動産会社でエージェント制はSRE不動産だけ。話を聞くと売却活動に役立つでしょう。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで査定を依頼することがポイント。まずメールで概算価格を査定してくれます。
HOME4U
- 査定実績:
- 累計40万件(2001年開始)
- 不動産会社数:
- 1,500社
- 運営会社:
- 株式会社NTTデータ・スマートソーシング
日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数40万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
不動産会社は大小バランスよく登録されているため全国どこでも幅広く依頼ができます。
机上査定を選ぶと、郵送やメールで査定可能。管理人のコメント
HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。
【公式サイト】すまいValue
【公式サイト】SRE不動産
【公式サイト】HOME4U
各エリアで最適な組み合わせ

あなたのエリアで最適な一括査定サイトの組み合わせはこちら。