「家の査定前に掃除した方が良いの?」
家の査定でどこまで掃除すべきかお悩みですね。
そんなあなたに、査定前の掃除と査定価格について解説します。
結論からいうと、査定に特別な掃除は不要。
普通の家なら、掃除で査定価格が変わることはまずありません。
ただし高く査定する2つのポイントがあるので知っておきましょう。
この記事では、掃除と査定価格の関係、そして高く査定する2つのポイントについて解説します。
さらに査定前に用意しておいた方が良い書類や情報についても解説。
あなたの家が高く査定されて、満足な売却ができるために、この記事がお役に立てば幸いです。
この記事のもくじ
不動産の査定前に特別な掃除は不要
ゴミ屋敷など特別な場合を除いて、普通の家なら不動産会社による査定の前に特別な掃除は必要ありません。
なぜなら不動産会社は家に来る前に、ほぼ価格を決めており、現地で修正するだけだから。
さらにその修正で見る内容も、設備や内外装の劣化であり、掃除のレベルではありません。

えー、不動産会社は家を見ないで、家に来る前に査定しているの?

そうなんだ。家の査定価格を大きく左右するのは、立地や築年数などだからね。
査定価格の概算は家に来る前に分かる
不動産会社は家に来る前に、概算の査定価格を出して来ます。
なぜなら査定に必要な情報は、家に来る前にほとんど分かるため。
具体的には、マンションなら次の項目で査定します。
マンションの主な査定項目
- 立地(駅からの距離・最寄り駅・環境・利便性・学区・自治体)
- 築年数・構造
- 専有部の広さ・間取り・収納など
- エレベーターの有無と階数・方位・位置
- 日照・通風、眺望・景観、外からの騒音・振動
- 管理費・修繕積立金
- 規模・グレード・デベロッパー・ゼネコン
- 建物の外観・エントランス、共有設備・駐車場・駐輪場
- 管理状況(大規模修繕・修繕積立金・管理組合の状況・修繕実施・保守清掃状況・管理員勤務形態)
- 嫌悪施設の有無や事故、心理的瑕疵など
- 専有部分の内装や設備、柱や梁の出入り・天井高
- 耐震性・省エネルギーなど
- マンション相場の動き


うーん、読む気しないよ。

まぁまぁ、細かい内容は良いから、ざっくりと沢山あることだけ分かれば良いよ。
一戸建てはこちら。
一戸建ての主な査定項目
- 所在地、最寄り駅と駅からの距離
- 土地の面積、容積率・建ぺい率、法令上の制限
- 周辺環境、近隣店舗・公共施設への利便性
- 日照・通風、眺望・景観、外からの騒音・振動
- 下水やガスなどのインフラ
- 接道の方位と間口、道路幅員、路面の状況、公道・私道の別、周辺街路の配置
- 土地の整形・高低差、崖や法面の有無、都市計画道路などの有無
- 建物の築年数と構造・工法、耐震基準、延床面積、間取り
- 基礎・躯体・材料のグレード
- 基礎・躯体の劣化状況、屋根・外壁の維持修繕状況
- 建物の仕様や性能
- 建具・内装・設備のリフォーム状況
- 瑕疵保険・耐震診断適合証明などの有無
- 外構(門・塀・植栽など)

いっぱいあるねぇ!
これだけあると、確かに掃除は影響しないかも
基本的には最低限の掃除で十分
査定前は普通に片づけて最低限の掃除で十分です。
イメージとして、来客時に掃除をする感覚で良いでしょう。
不動産会社の担当者に、常識的な人として疑われなければ大丈夫です。

でも家が汚いと査定価格は安くなるでしょ?

リフォームが必要なレベルなら、リフォーム費用分は減額される可能性があるね。
リフォーム費用分が減額されることはある
掃除で査定価格が変わることはありませんが、掃除で落ちない劣化があれば、リフォーム費用が査定価格から減額されることもあります。
具体的には、次のような場合。
- たばこのヤニで壁紙が変色している
- カビ汚れがひどく簡単には落とせない
- 傷や汚れがひどく、フローリングの交換が必要
こういった汚れは、部分的なリフォームが必要になる場合も。
また目立つ損傷や傷も減額されます。
- ドアや壁に大きな穴が空いている
- フローリングに目立つ傷がある、浮いている
- 建具がぐらついている
不動産会社がリフォームが必要と判断した場合は、リフォームに必要な費用の分だけ査定価格からマイナスします。
例えば全体の劣化具合から、ザックリ30万円とか、50万円とか修正するイメージです。
ただしゴミ屋敷は心理的瑕疵の恐れも
ただしゴミ屋敷であまりにひどい状態だと、心理的瑕疵の恐れもあります。

心理的瑕疵?

いくら片づけて綺麗になった部屋でも、元がゴミ屋敷だったら避けたいと考える人も多いんだ。
ゴミ屋敷は心理的瑕疵として重要事項説明書に記載されることもあるんだよ
ゴミ屋敷の売却について、詳しくはこちらの記事で解説しています。

じゃあ、査定前にリフォームした方が良いの?

いや、査定前にわざわざリフォームする必要はないよ。
査定前にリフォームは不要
掃除で落ちない汚れがあっても、査定前にリフォームする必要はありません。
なぜなら個人でリフォームしても、リフォーム費用全額を査定価格に上乗せできず、トータルで損しがちだから。
個人では、ポイントが分からずに不要な範囲までリフォームしてしまい、リフォーム単価も高いため、失敗する結果に。
国土交通省の調査でも、個人が売却前にリフォームすると失敗することが分かっています。
リフォームをするなら、不動産会社に意見を聞いて、必要最低限の範囲とレベルだけリフォームした方が良いでしょう。

じゃあ他に査定前にしておいたほうが良いことは?

必要な書類や情報をまとめると良いよ
査定前に必要な書類や情報をまとめる
家の査定をしてもらう前に、余裕があれば必要な書類や情報をまとめておきましょう。
不明な要素が少しでも減ると、不動産会社が査定しやすくなります。
用意しておきたい書類
- 権利証または登記識別情報
- 固定資産税評価証明書、固定資産税納税通知書
- 図面
- (あれば)修繕履歴、リフォームの契約書
- (マンションの場合)管理規約、管理組合議事録
大規模修繕や長期修繕計画が分かるものを準備しておきましょう。 - (一戸建ての場合)建築確認証、検査済証
- (一戸建ての場合)境界確定図
- (中古で購入した場合)購入時の契約書・重要事項説明書
書類の準備については、こちらで詳しく解説しています。

じゃあ、査定額を高くするためにはどうすれば良いの?

査定額を高くするなら、2つのポイントがあるよ。
掃除よりもコレ! 査定価格をアップする2つのポイント
掃除よりも査定価格を高くする効果的な2つのポイントはこちら。
- エリアで売却実績が豊富な不動産会社を選ぶ
- 複数の不動産会社に査定を依頼する
それぞれ解説します。
ポイント1. エリアで売却実績が豊富な不動産会社を選ぶ
あなたの家を高く査定するためには、あなたのエリアで売却実績が豊富な不動産会社を選びましょう。
なぜならあなたのエリアで売却実績が豊富な不動産会社は、今の相場を査定価格に反映できるから。
今は、都市部のマンションを中心に不動産価格が高騰しています。
不動産価格指数(全国)
不動産価格指数とは
不動産相場の価格変動が純粋に分かる指数。国土交通省がアンケートで集めた年間30万件の成約価格を元に、ヘドニック法という統計計算でまとめたもの。3ヶ月前までのデータが毎月末頃に公表される。
マンションは、約10年で82%も値上がりしています。
戸建ては上昇していないように見えますが、これは都心部の戸建てが上昇している分を、地方の戸建ての値下がりが打ち消しているため。
戸建ては立地によって、価格の2極化が進んでいます。
エリアによっては、1年前より100万円以上値上がりしている可能性も。
もし売却に不慣れな不動産会社1社だけに査定を依頼すると、相場より安い価格に査定される恐れがあります。
売却に不慣れな不動産会社は相場感がないため、査定価格を安全側、つまり安めに査定する傾向があるのです。

実績が豊富な不動産会社だったら、1社で良いんじゃないの?

さらに不動産会社に競争してもらうことで、売れるぎりぎり高めの査定価格が分かるんだ。
ポイント2. 複数の不動産会社に査定を依頼する
不動産会社に査定を依頼する場合は、必ず複数の不動産会社に依頼しましょう。
なぜなら1社だけに査定を依頼すると、他社との競争がないため、査定価格が安全側(安め)になってしまう恐れがあるため。
1社単独で査定すると、安い査定価格になる恐れがある
不動産会社が1社単独で査定すると、次の理由から安い査定価格になる恐れがあります。
- 安い価格で早く売った方が、短期的には不動産会社の利益になるため。
- 無理して高い査定価格を提示しても、売れないと評判が悪くなるため。
もちろん全ての不動産会社が査定価格を安く出すわけではありません。
長期的な視野で営業する不動産会社は、高く売って顧客満足度を高くすることを考えてくれます。
また多くの担当者は、会社の利益と売主の利益のバランスを考えてくれます。
ただし同じ不動産会社でも、担当者や支店レベルで当たり外れがあるため、やはり複数の不動産会社に査定を依頼する方が安心でしょう。

じゃあ何社くらいに依頼すれば良いの?

普通に売却するなら3〜6社程度に査定を依頼しよう。
普通の売買では3〜6社に査定を依頼する
あなたのエリアで売却実績が豊富な不動産会社に絞って3〜6社を選び、査定を依頼しましょう。
1社だけでなく最低でも3社以上の不動産会社へ査定を依頼して話を聴き比べことで、信頼できる不動産会社が分かります。
またあまり多すぎると現実的に話を聞き比べることが大変になるので、多くても6社程度が良いでしょう。

不動産会社はどうやって探せば良いの?

不動産会社の心当たりがなければ、一括査定サイトを利用すると便利だよ。
一括査定サイトの定番3社
一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。 一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。 この3社以外についてはこちらにまとめています。
-
おすすめ1位
すまいValue - 査定実績:
- 40万件(2016年開始)
- 不動産会社数:
- 大手6社(全国900店舗)
実績 5.0 不動産会社 4.5 運営会社 5.0 大手6社が共同で運営する一括査定サイト。6社といっても全国900店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。首都圏以外でもほとんどの都市で、三井・住友・東急の3社が実績トップを独占しています。
2023年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトとして定番になっています。
簡易査定を選べば郵送やメールで概算価格の査定が可能。
さらに詳しくはこちら⇒すまいValueの詳細 -
おすすめ2位
SRE不動産(旧ソニー不動産)- 査定実績:
- (2014年開始)
- 不動産会社数:
- 売主側1社(買主側多数)
- 運営会社:
- SREホールディングス(東証PRM)
実績 4.0 不動産会社 4.0 運営会社 5.0 すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。ただし利用できるエリアは首都圏と関西圏のみ。
あのソニーが始めた不動産会社で、大手で唯一のエージェント制を採用。他の不動産会社が積極的に買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。またAI査定に定評があり、千社以上に技術を提供するほど。まずメールで概算価格だけ査定できます。
さらに詳しくはこちら⇒SRE不動産の詳細管理人のコメント
エージェント制は売主だけ担当し、買主は他の不動産会社が探すため、複数に売却を依頼するのに近い効果が期待できます。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで利用がオススメ。
-
おすすめ3位
HOME4U - 査定実績:
- 累計50万件(2001年開始)
- 不動産会社数:
- 2,100社
- 運営会社:
- NTTデータ・スマートソーシング
実績 5.0 不動産会社 4.0 運営会社 4.0 日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始から累計で査定実績50万件と実績は十分です。運営はNTTデータ(東証プライム上場)のグループ会社なので安心。
不動産会社は大小バランスよく登録されており、幅広く査定を依頼できます。机上査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。
さらに詳しくはこちら⇒HOME4Uの詳細管理人のコメント
HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多く、自然と査定精度が高くなる仕組み。
ちなみに記入した内容は、後で不動産会社と話すときに修正できます。
あまり悩まずとりあえず現時点の希望を書いておけば問題ありません。
不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。
【公式サイト】すまいValue
【公式サイト】SRE不動産
【公式サイト】HOME4U
各エリアで最適な組み合わせ
あなたのエリアで最適な一括査定サイトの組み合わせはこちら。
- 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、関西圏(大阪・兵庫・京都・奈良)
- その他の都市(札幌・仙台・名古屋・福岡など)
- 地方(人口密度が少ない地域)
もしあなたが『価格が安くなっても良いから売却を急ぐ』のなら、不動産会社の買取が良いでしょう。
買取では10社以上に査定を依頼します。
買取では10社以上に査定を依頼する
買取では、最短1週間程度で売却できますが、価格は相場の6〜8割に安くなってしまうのが一般的。
少しでも高く買取る不動産会社を探すためには、とにかく多くの不動産会社に査定を依頼すると良いでしょう。
最低でも10社以上に依頼するイメージです。
まずはメールで簡易的に査定価格を送ってもらいましょう。
今は、買取業者が乱立して競争が激しくなっているため、予想外に高く買ってくれる不動産会社が見つかる可能性も十分にあります。
不動産会社に心当たりがなければ、一括査定サイトを併用すると、簡単に多くの不動産会社へ査定を依頼できます。

じゃあ、掃除は売却が終わるまでしなくても良いの?

掃除が必要なのは、査定より内覧なんだ。
掃除が大切なのは内覧時
掃除が大切なのは、査定時でなく、購入希望者の内覧です。
内覧する人は一般人
内覧で掃除が大切になる理由は、内覧者が一般人だから。
もしあなたが内覧者だった場合、物件を見に行った時にまず気になるのは「設備が劣化していないか」よりも「部屋が綺麗か」「スッキリしているか」といった点ではないでしょうか。
つまり、内覧と査定ではポイントが全く違うのです。
ノーベル賞理論でも第一印象が大切
人が何かを判断する際に、第一印象は非常に重要だと言われています。
2017年にノーベル経済学賞を受賞したシカゴ大学のリチャード・セイラー教授の研究によると、「人は第一印象(感情)で気に入ると、合理的ではない判断をする」ことが分かっているのです。

合理的ではない判断って、何だか失敗しているようなイメージだけど…

そんなことはないよ。
例えば、衝動買いやバーゲンだと分かりやすいかも。
パッと見て『これは良さそう!』と思ったらつい買ってしまうことがあるとけど、まさにこういうことなんだ

家みたいに高額な買い物であってもそうなのかな?

もちろん。
内覧者は家を気にいると、相場より多少高くでも購入するといわれているんだ。
それほど、第一印象は大事なんだよ
内覧時の掃除のポイントは?
では、具体的にはどういった点に注意して掃除をすれば良いのでしょうか。
部屋ごとに詳しく見ていきます。
リビング
リビングは過ごす時間も長く、家族でくつろいだりする場所なのでよくチェックされる場所の一つ。
物があふれているリビングは落ち着かないうえ、狭く感じてしまいます。
そのため、掃除と合わせて物を徹底的に減らすのが効果的。
スッキリさせてくつろげる場所にしておくことが大事です。
ただし、物が全くないのも逆効果。
ガランとしたリビングは殺風景で寂しい印象を与えてしまいます。
空き家で売却する場合は、ホームステージングを利用するのもおすすめです。
水回り
キッチンや浴室、トイレなどの水回りも重要なチェックポイント。
特に清潔感が求められる場所です。
しかし、自分で掃除をするのには限界もあります。
そのため、ハウスクリーニングを利用するのも一つの方法です。
ハウスクリーニングの利用もあり
ハウスクリーニングを利用する場合、不動産会社に依頼するか自分で手配するかの2通りあります。
自分で手配する場合、費用の目安は次の通り。
- キッチン…15,000円〜
- レンジフード…13,500円〜
- 浴室…13,500円〜
- トイレ…11,000円〜
これだけの費用で、家の価格が数十万円変わるかもしれないと考えると、安いものです。
ハウスクリーニングはどこに頼めばいいのかよく分からない…なんて場合におすすめなのが、おそうじ本舗。
2018年のオリコン顧客満足度調査(ハウスクリーニング部門)第1位のハウスクリーニング業者です。
全国1,400店舗で、47都道府県に対応しています。
バルコニーや庭
売主が見落としがちなバルコニーや庭も、内覧者は意外にチェックしています。
バルコニーは屋外なので汚れてしまうのは仕方ないですが、砂埃などがたまっていれば掃き掃除などをしておきましょう。
ただし、マンションの場合、バルコニーに水を流して掃除する場合は要注意!
これは規約などで「多量の水を流してはいけない」と決まっていることも多いためです。
最悪、漏水によってご近所トラブルになる可能性もあるため、水を流すのではなく雑巾やモップなどで拭くようにすると安心です。
バルコニーに面している窓も風雨にさらされて汚れてしまうため、きれいに拭いておけば室内をより明るく見せる効果が期待できます。
一戸建てや庭付きのマンションであれば、最低限の草むしりはやっておきましょう。
草が伸びきっていると虫が集まったりして、印象が悪くなってしまいます。
ここも「スッキリ」「綺麗に」しておくことが重要です。
玄関
内覧時に最初に足を踏み入れるのが玄関。
第一印象を左右する場所です。
靴は全てシューズボックスに入れておくと、玄関を広く見せることができます。
また、自分では気づきにくい「ニオイ」への対策も重要!
清潔感を出すためにも、消臭はしっかりやっておきましょう。
エアコン
季節の変わり目など、エアコンを急に使うとカビ臭い場合があります。
市販のエアコンクリーナーを使うか、それでも匂いが消えない場合は、エアコン洗浄を依頼しましょう。
エアコン1台1万円程度できれいになります。

基本は、清潔感とスッキリしているかどうか。
居住中の場合、生活感が出てしまうのは仕方ないことだから、この2点に注意しておこう。
どうしても心配な時は、不動産会社に相談してみるのもおすすめだよ

不動産会社なら内覧の経験も豊富だし、いいアドバイスがもらえそうだね
まとめ
家の査定で、掃除は常識の範囲で十分です。
それよりも大切なのは、次の2つのポイント。
- エリアで売却実績が豊富な不動産会社を選ぶ
- 複数の不動産会社に査定を依頼する
普通に売却するなら、3社〜6社に査定を依頼して、話を聴き比べましょう。
買取なら、なるべく多くの不動産会社へ査定を依頼して、一番高い査定価格の不動産会社を選びましょう。
ただし内覧では掃除が大切。
必要であればクリーニングを利用しましょう。
以上、あなたの家の売却が成功することを心よりお祈りしております!
一括査定サイトの定番3社
一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。 一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。 この3社以外についてはこちらにまとめています。
-
おすすめ1位
すまいValue - 査定実績:
- 40万件(2016年開始)
- 不動産会社数:
- 大手6社(全国900店舗)
実績 5.0 不動産会社 4.5 運営会社 5.0 大手6社が共同で運営する一括査定サイト。6社といっても全国900店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。首都圏以外でもほとんどの都市で、三井・住友・東急の3社が実績トップを独占しています。
2023年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトとして定番になっています。
簡易査定を選べば郵送やメールで概算価格の査定が可能。
さらに詳しくはこちら⇒すまいValueの詳細 -
おすすめ2位
SRE不動産(旧ソニー不動産)- 査定実績:
- (2014年開始)
- 不動産会社数:
- 売主側1社(買主側多数)
- 運営会社:
- SREホールディングス(東証PRM)
実績 4.0 不動産会社 4.0 運営会社 5.0 すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。ただし利用できるエリアは首都圏と関西圏のみ。
あのソニーが始めた不動産会社で、大手で唯一のエージェント制を採用。他の不動産会社が積極的に買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。またAI査定に定評があり、千社以上に技術を提供するほど。まずメールで概算価格だけ査定できます。
さらに詳しくはこちら⇒SRE不動産の詳細管理人のコメント
エージェント制は売主だけ担当し、買主は他の不動産会社が探すため、複数に売却を依頼するのに近い効果が期待できます。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで利用がオススメ。
-
おすすめ3位
HOME4U - 査定実績:
- 累計50万件(2001年開始)
- 不動産会社数:
- 2,100社
- 運営会社:
- NTTデータ・スマートソーシング
実績 5.0 不動産会社 4.0 運営会社 4.0 日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始から累計で査定実績50万件と実績は十分です。運営はNTTデータ(東証プライム上場)のグループ会社なので安心。
不動産会社は大小バランスよく登録されており、幅広く査定を依頼できます。机上査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。
さらに詳しくはこちら⇒HOME4Uの詳細管理人のコメント
HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多く、自然と査定精度が高くなる仕組み。
ちなみに記入した内容は、後で不動産会社と話すときに修正できます。
あまり悩まずとりあえず現時点の希望を書いておけば問題ありません。
不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。
【公式サイト】すまいValue
【公式サイト】SRE不動産
【公式サイト】HOME4U
各エリアで最適な組み合わせ
あなたのエリアで最適な一括査定サイトの組み合わせはこちら。