「マンションマーケットってどうなの?」
マンション売却でマンションマーケットを利用するかお迷いですね。
マンションマーケットは、日本最大級のマンション情報サイトを運営する不動産会社。
マンション相場が気軽に分かるメリットがある一方で、注意点もあるので知っておきましょう。
この記事では、マンションマーケットの3つのメリットと6つの注意点を分かりやすく解説。
この記事を読めば、あなたがマンションマーケットを使うべきか、また何に注意すれば良いか分かるでしょう。
あなたのマンション売却が成功するために、この記事がお役に立てれば幸いです。
マンションマーケットは主に3つのサービス
マンションマーケットでは、主に3つのサービスを提供しています。
- マンション売却(スマート売却)
- マンション購入
- マンション相場情報
それぞれ簡単に解説します。
1. マンション売却(スマート売却)
マンションマーケットでは『スマート売却』というサービスで、マンションの売却をマンションマーケットに直接依頼できます。
ただし対象エリアは、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)のマンションのみ。
特徴は仲介手数料が定額66万円と低価格なこと。
(詳しくはメリットで解説します。)
また売主だけを担当するエージェント制度も大きなメリットです。

不動産サイトなのに、売却を依頼できるの?

マンションマーケットは、不動産会社なんだ。
マンションマーケットは不動産会社
マンションマーケットは、宅地建物取引業の免許を持った不動産会社です。
正確には、マンションマーケットというサイトを運営する不動産会社といった方が良いでしょう。
だからマンションマーケットは、普通の不動産会社と同じで、不動産の売買を仲介できるのです。
2. マンション購入
マンションマーケットは、不動産会社なので、マンションの購入も依頼できます。
ただし購入の仲介手数料は定額でなく、一般的な『3%+6万円+消費税』が上限で、割引は交渉次第。
購入サービスは他の中小不動産会社と同じで、手数料定額のスマート売却に比べると特徴がない印象です。
3. マンション相場情報
マンションマーケットのマンション相場情報は、全国11万5000棟以上のマンションの「過去の売出し価格」「推定相場情報」「資産評価」が分かるサービス。
マンションマーケットで現在販売中の部屋があれば、その情報も見られます。
ただし(注意点で詳しく解説しますが、)レインズを利用できず、あくまで売り出し価格です。
マンションマーケットの3つのメリット
マンションマーケットには、次のメリットがあります。
- マンションに特化し全国対応
- スマート売却は仲介手数料66万円定額でお得
- スマート売却は広く買い手を募集できる
メリット1. マンションに特化し全国対応
マンションマーケットはマンションに特化して、サービスを提供しています。
さらに相場情報は全国対応。
過去の売出し価格や推定の相場情報(1㎡あたりの価格)、資産評価などがチェックできます。
しかし競合の類似サービスも増えている
マンションの相場をチェックできるサービスは、他社も数多く出しており、競争が激しくなっています。
主要なサービスはこちら。
競合サービス1. HowMa
不動産ベンチャーのcollabitが提供するAI査定。
全国のマンション・戸建てに対応し、約95%をカバー。
特許も取得している技術で、不動産会社も査定に利用しています。
ただしレインズの情報は利用していないので、あくまで参考程度にしておいたほうが良いでしょう。
公式サイトはこちら
⇒HowMa
競合サービス2. HOME’Sプライスマップ
地図上でマンションの参考価格が分かるサイト。
対応エリアは全国に対応。
会員登録なども不要で、48万棟・470万戸ものマンション参考価格がチェックできます。
公式サイトはこちら
⇒HOME’Sプライスマップ
競合サービス3. SRE不動産(旧ソニー不動産) マンションAIレポート
SRE不動産(旧ソニー不動産)が、2018年5月にリリースしたAI診断サービス。
1都3県のマンションが対象です。
公式サイトはこちら
⇒マンションAIレポート

競合も多いんだね。

いずれの競合もレインズを使えず、査定精度は高くない。
レインズについて詳しくは、マンションマーケットの注意点で解説するよ。
メリット2. 売却では仲介手数料66万円定額でお得
マンションマーケットのスマート売却で売却すると、仲介手数料は定額の66万円。
利用した人の90%が「手数料が安くなった」と回答しています。
マンションマーケットが手数料を安くできるのは、業務を効率化しているから。
インターネットによる業務展開に特化し効率化をはかることで、手数料を削減できているのです。

そもそも仲介手数料ってどれくらいかかるの?

法定上限の『売買価格×3%+6万円+消費税』が一般的だよ
売却価格が1,800万円以上だとお得に
マンションマーケットの仲介手数料の方が安くなるのは、売買価格が1,800万円を超えたとき。
相場情報などを見て1,800万円より高く売れそうな場合は、マンションマーケットを利用するメリットがあります。
家の売買価格 (税抜) |
一般の仲介手数料 (税込) |
---|---|
500万円 | 231,000円 |
1,000万円 | 396,000円 |
1,500万円 | 561,000円 |
1,800万円 | 660,000円 |
2,000万円 | 726,000円 |
2,500万円 | 891,000円 |
3,000万円 | 1,056,000円 |
3,500万円 | 1,221,000円 |
4,000万円 | 1,386,000円 |
5,000万円 | 1,716,000円 |
6,000万円 | 2,046,000円 |
7,000万円 | 2,376,000円 |
8,000万円 | 2,706,000円 |
売買価格が高くなるほど、仲介手数料定額のメリットが大きくなります。
不動産売買の仲介手数料の相場と値引きについて、必要な知識をまとめました。上手く値引きするコツと裏技も解説しています。
メリット3. スマート売却は広く買い手を募集できる
マンションマーケットのスマート売却では、30件以上の不動産サイトへ掲載し、情報をオープンにして広く買い手を募集できます。

そんなの、どこの不動産会社でも同じじゃないの?

悪質な一部の不動産会社では、両手仲介を狙って囲い込みをするところもあるんだ。
悪質な会社は、両手仲介を狙って囲い込む
悪質な不動産会社は、両手仲介を狙って、自社の売却物件を囲い込みます。
売主だけでなく、買主も自社で見つけることで、2倍の仲介手数料を稼ぐ方法。

自然に両手仲介になるのはよくあることで、悪いことではありません。
しかし意図的に両手仲介を狙って囲い込むのは、完全な売主への裏切り行為です。
両手仲介で自社の手数料収入を増やすために、他社が見つけた買主を断ること。
不動産会社は、買主が他に居ることを売主に隠し、『すでに買主が見つかった』『内覧の予定が合わない』などウソの理由で他社を断ります。
囲い込みされると、なかなか売れないだけでなく、相場より安く値引きさせられることも多いため、売主にはデメリットしかありません。
悪質な不動産会社の行為は、こちらで解説しています。
不動産会社が売主をだます4つの手口と、だまされずに不動産売却を売る3つの方法を解説します。

そんなに悪い不動産会社がいるんだ!

昔は囲い込みが多かったけど、最近は大分減ってるからあんまり心配しなくて良いかもね。
次はマンションマーケットの注意点を解説しよう。
マンションマーケットの6つの注意点
一方でマンションマーケットには次の6つの注意点があります。
それぞれ解説します。
注意点1. スマート売却は首都圏限定
マンションマーケットのスマート売却は、首都圏のみ。
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一都三県が対象で、一部の市区町村は対象外です。
対象エリア外のマンションを売却する場合は、他の不動産会社を探すしかありません。
マンション売却に強い不動産会社は、こちらで解説しています。
マンション売却はどこの不動産会社がいいか? 売却に強い不動産会社を2023年最新ランキングで解説します。マンションを売る前に知っておきましょう。

ちなみに首都圏以外でも査定できるけど、これも注意点がある。
注意点2. エリア外の査定は他社に飛ばされる
マンションマーケットで首都圏以外のマンションを査定すると、マンションマーケットではなく他社の一括査定サイト『すまいステップ』に飛ばされます。
例: 首都圏以外で査定した場合
下の画像のように、自動的にすまいステップへ切り替わります。
すまいステップも悪くないが不安も
すまいステップも悪くありませんが、少し不安もあります。
すまいステップを運営する株式会社Speeeは、同じ不動産一括査定サイトの『イエウール』や外壁塗装一括査定サイト『ヌリカエ』などを運営するIT企業。
Speeeは一括査定サイトの運営が得意な会社なので、すまいステップも悪い選択肢ではありません。
ただし、すまいステップは2020年4月にサービスを開始したばかりで、まだ登録会社数など詳しい情報は全て非公開。
厳選された不動産会社だけが登録とPRしていますが、詳細は一切分からず不安が残ります。

すまいステップを利用するなら、他の主要一括査定サイトと比較して、自分で最適なものを選ぶ方が良いかもね。
主要な一括査定サイトは、こちらで解説しています。
不動産一括査定サイト、主要16社を徹底比較し、ランキングでまとめました。
注意点3. 相場情報はレインズを使えず参考レベル
マンションマーケットの相場情報は、レインズを使えないため精度に不安があります。
推定価格は、参考程度に考えた方が良いでしょう。
国内で唯一の不動産情報データベース。
過去の取引事例、現在の売り出し物件情報が登録されています。
運営は、国土交通省の指定流通機関である不動産流通機構。
不動産会社しか利用できません。
(参考)家を売るときに知っておきたい「レインズ」のこと
マンションマーケットがレインズを使えるのは、あなたがマンションの査定を依頼して、そのマンションを査定するときだけ。
マンション相場情報では、売出し価格や相場情報が分かりますが、レインズの情報は反映されていません。

なんでレインズを使えないの?

レインズの規約で禁止されているからだよ。
レインズの規約で情報は公開できない
レインズの規約により、レインズの情報を第三者に公開することは一切禁止されています。
レインズの情報を第三者へ公開できるのは、不動産会社が価格を査定するときに、売主へ計算根拠として添付するときだけ。
個人情報保護のため、売買価格は公開できないルールなのです。

じゃあマンションマーケットは、どうやって売買価格のデータを集めているの?

ネットで誰でも見られる無料情報だよ。
ほとんどが売出し価格で、実際に売買された成約価格ではないんだ。
売出し価格と成約価格は違う
マンションマーケットの「過去の売買価格」とは、売り出された時の「売出し価格」で、実際に売買された成約価格ではありません。
ここで問題になるのは、売出し価格と成約価格は違うこと。
なぜなら売り出されたマンションの内、売買が成立するのは半分以下だから。
売り出したマンションの多くは、次の3つのいずれかになります。
- 売れたらラッキーと試しに高値で売り出したもの。
- 売れずに売却をあきらめた。
- 売れずに大幅に値下げして、不動産会社に買取られた。
売り出し価格とは、あくまで売り主の希望価格にすぎず、売れ残っている価格ともいえるのです。

売り出しても、半分以下しか売れないんだ!

売り出し価格と成約価格は、3割以上違うケースもある。
売り出し価格と成約価格について、詳しくはこちらで解説しています。
売り出し価格と成約価格について、9割の人が知らない驚きの事実について解説します。
評判でも精度に疑問
マンションレビューだのマンションマーケットだのは売り出し方を把握するにはいいが、成約と乖離が大きくてもはや役に立たん。
— 豊洲東急系 (@BranzTowerTYM) September 26, 2020
もっと高いわ!どーなってんねん!#マンションマーケット https://t.co/vo997z0Q7K pic.twitter.com/jRdnaezSvU
— AS (@AS17958926) December 1, 2019

ただこの問題はマンションマーケットに限らず、他社のAI査定も同じ。
レインズの情報を、誰もが使えるようになると、色々便利になって良いんだけどね。
マンション価格のAI査定が急増しているので、主要なものをまとめました。ただしマンション価格のAI査定には重大な注意点があるので、合わせて解説しています。

でも会員登録すれば、過去の売買履歴が見れるんじゃないの?

会員登録しても、売買履歴は見れないよ。
会員登録しても過去の売買履歴は見れない
マンションマーケットでは、会員登録しても過去の売買履歴は見られません。
なぜなら過去の売買履歴はレインズにしか登録されていないため。
レインズの規約通り、レインズの情報は第3者に公開できません。
過去の売買履歴は、マンションを査定したときに限り、査定書に添付された範囲だけ見られます。

そうか。会員登録すれば500万件以上の取引情報を見れるって書いてあったから、勘違いしちゃったよ。


取引情報とは、たぶん売出し価格のことだね。
マンションマーケットの相場情報は、現在販売中の表示も勘違いしやすい。
注意点4. 現在販売中の中古物件は自社物件のみ表示
マンションマーケットの相場情報では、現在販売中の物件を表示していますが、これは自社が売主から売却依頼されたもの。
他社から売り出されている物件は、販売中でも表示されません。
ちなみにマンションマーケットは、株式会社ユープラスという不動産会社と提携しており、連絡先は全てユープラスになっています。

なんだか売出し中の物件が少ないと思ったけど、そういうことか。

まあ、これはすぐ気付くかもね。
でも他社の売出し物件も掲載したほうが、見る人には参考になるんだけど、なんでかな。
注意点5. 両手仲介になることもある
マンションマーケットのスマート売却では、情報をオープンにして、最も良い条件の購入希望者を探してくれます。
そのため両手仲介を狙った囲い込みの心配がありません。
ただしスマート売却では、あくまで囲い込みをしないだけで、自然に両手仲介になることはあります。
ネット広告経由は両手仲介になる
マンションマーケットのスマート売却では、30社以上の不動産ポータルサイトに広告を掲載します。
しかしこれらの広告を見た購入希望者が問い合わせる先は、マンションマーケットが提携する不動産会社ユープラス。
つまりネット広告経由の購入希望者は、両手仲介になります。

両手仲介だと、何に注意したら良いの?

売却価格の交渉で、不動産会社が売主だけでなく買主の味方になることだね。
両手仲介は価格交渉に要注意
両手仲介では、不動産会社が売主と買主の両方を担当するため、特に価格交渉で注意が必要です。
なぜなら売主の高く売りたい意思と、買主の安く買いたい意思は相反するため。
不動産会社は売主の味方になるよりも、なるべく落とし所を探り、話をまとめようとしがちです。
両手仲介で失敗しないためには、価格交渉で売主の意思をしっかり主張した方が良いでしょう。

両手仲介を避ける方法は、他にないの?

両手仲介を避ける方法は2つあるよ。
両手仲介を避ける方法1. エージェント制のSRE不動産(旧ソニー不動産)
SRE不動産は、あのソニーがはじめた不動産会社で売主だけを担当するエージェント制が特徴。
営業エリアは、首都圏と近畿圏なので、マンションマーケットを利用するなら同時に話を聞くと良いでしょう。
SRE不動産(旧ソニー不動産)の口コミや評判、裏事情などから、あなたがソニー不動産を利用すべきなのか徹底評価しました。
両手仲介を避ける方法2. 一般媒介契約で複数で売り出す
一般媒介契約で、複数の不動産会社に同時に売却を依頼する方法です。
同時に複数の不動産会社が売り出すことで、不動産会社は他社に先を越されることを恐れて、なるべく早く売ろうとします。
結果として、囲い込みは不可能に。
また両手仲介を狙って時間をかけるより、片手仲介で早く買主を探すため、両手仲介も少なくなります。
一般媒介契約は、複数の不動産会社と並行して契約できるので、早く高く売れやすいという意見もあります。しかし一般媒介には注意点も多く、売却を成功するにはちょっとしたコツも必要。失敗しないための注意点、向いている物件などをまとめました。
注意点6. 売却では1社のみの査定と同じ
マンションマーケットのスマート売却で査定依頼しても、マンションマーケット1社しか査定してくれません。
なぜなら、マンションマーケットを運営している会社自体が不動産会社だから。

なんで1社のみの査定だとダメなの?

1社のみの査定だと、査定価格を他社と比較できないからね。
1社のみの査定だと、査定価格を比較検証できないため、次の3つの不安があります。
- 不動産会社によって査定価格に差がある。
- 不動産会社は査定価格を安くする傾向がある。
- 売却戦略が立てにくく、売り出し後も売り出し価格に自信が持てない。
それぞれ解説します。
不安1. 不動産会社によって査定価格に差がある
今はマンション相場の高騰があまりに急激なため、不動産のプロでも査定が難しい状態です。
不動産会社によって査定価格に差が出やすいため、1社だけでなく最低3社以上に査定を依頼した方が安心です。
不動産価格指数(全国)
不動産価格指数とは
不動産相場の価格変動が純粋に分かる指数。国土交通省がアンケートで集めた年間30万件の成約価格を元に、ヘドニック法という統計計算でまとめたもの。3ヶ月前までのデータが毎月末頃に公表される。2010年の平均を100として算出。
中古マンションは約10年で85%も値上がりしています。
不安2. 不動産会社は査定価格を安くする傾向がある
不動産会社は、基本的に査定価格を安くする傾向があります。
なぜなら、価格が安い方が早く確実に売却できるため。
不動産は、適正価格で売り出しても、運が悪ければ3ヶ月で売れないこともあります。
もし高値で査定して、相場より高く売り出してしまうと、結果として何ヶ月も売れない結果になりかねません。
そうすると、会社の評判も下がるし、社内の評価も下がってしまいます。
不動産会社では、月に売却する件数のノルマがあるので、多少安くても、数を売ることが大切なのです。
だから慎重な担当者ほど、査定価格を安くする傾向があると知っておきましょう。

安く査定されるのはイヤだなぁ。
どうすれば高く査定してもらえるの?

複数の不動産会社に同時に査定を依頼して、競争してもらうことだね。
そうすると、ギリギリ売れる高値の査定価格をだしてもらいやすいよ。
不安3. 売却戦略が立てにくく、売り出し後も売り出し価格に自信が持てない
1社だけの査定価格を参考に売り出すと、反響がない場合にすぐ不安になってしまいます。
また逆に短期間で売れてしまった場合は、もっと高く売れたのではないかと、後悔しかねません。
いずれにしても、売り出し価格を決めるためには、少しでも多くの不動産会社の意見を聞いておいたほうが、売却戦略を立てやすいのです。
不動産の売り出し価格の決め方、価格調整のタイミングなど、売却戦略の考え方について分かりやすく解説します。
複数の不動産会社の話を聴き比べる方が良さが分かる
マンションマーケットを利用する場合も、他の不動産会社の査定価格と話を聴いた方が、より納得してマンションマーケットを利用できるでしょう。
もし売り出した後に反響が少なくても、複数の不動産会社の意見を知っておけば、焦って価格を下げること防げます。
一般媒介契約で大手2〜3社に依頼する方法も
マンションマーケットで売却を依頼できるエリアは人気エリアなので、売り出し価格さえ間違えなければ『売りやすいマンション』です。
売りやすいマンションの場合は、一般媒介契約で2〜3社の大手不動産会社に売却を依頼する方法も検討してみると良いでしょう。
大手不動産会社では、日頃から問い合わせが多く、購入希望客を大量に抱えているため、依頼したら数日で売れる場合もあります。
2〜3社に同時に依頼することで、高値売却も狙えます。
一般媒介契約は、複数の不動産会社と並行して契約できるので、早く高く売れやすいという意見もあります。しかし一般媒介には注意点も多く、売却を成功するにはちょっとしたコツも必要。失敗しないための注意点、向いている物件などをまとめました。
マンションマーケットと平行して他にも査定を依頼するなら
マンションマーケットと平行して他にも査定を依頼するなら、次の2点が大切です。
- エリアで売買実績が豊富な不動産会社に絞る
- 上記の3〜6社に無料査定を依頼して、査定価格と話を聴き比べる
エリアで売買実績が豊富な不動産会社は、査定の精度が高くなります。
ただし数が多すぎると対応が大変なので、多くても6社程度が良いでしょう。

エリアで売買実績が豊富な不動産会社は、どうやって探すの?

不動産会社の心当たりがなければ、一括査定サイトを利用すると便利だよ
一括査定サイトの定番3社
一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。 一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。 この3社以外についてはこちらにまとめています。
-
おすすめ1位
すまいValue - 査定実績:
- 40万件(2016年開始)
- 不動産会社数:
- 大手6社(全国900店舗)
実績 5.0 不動産会社 4.5 運営会社 5.0 大手6社が共同で運営する一括査定サイト。6社といっても全国900店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。首都圏以外でもほとんどの都市で、三井・住友・東急の3社が実績トップを独占しています。
2023年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトとして定番になっています。
簡易査定を選べば郵送やメールで概算価格の査定が可能。
さらに詳しくはこちら⇒すまいValueの詳細 -
おすすめ2位
SRE不動産(旧ソニー不動産)- 査定実績:
- (2014年開始)
- 不動産会社数:
- 売主側1社(買主側多数)
- 運営会社:
- SREホールディングス(東証PRM)
実績 4.0 不動産会社 4.0 運営会社 5.0 すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。ただし利用できるエリアは首都圏と関西圏のみ。
あのソニーが始めた不動産会社で、大手で唯一のエージェント制を採用。他の不動産会社が積極的に買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。またAI査定に定評があり、千社以上に技術を提供するほど。まずメールで概算価格だけ査定できます。
さらに詳しくはこちら⇒SRE不動産の詳細管理人のコメント
エージェント制は売主だけ担当し、買主は他の不動産会社が探すため、複数に売却を依頼するのに近い効果が期待できます。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで利用がオススメ。
-
おすすめ3位
HOME4U - 査定実績:
- 累計50万件(2001年開始)
- 不動産会社数:
- 2,100社
- 運営会社:
- NTTデータ・スマートソーシング
実績 5.0 不動産会社 4.0 運営会社 4.0 日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始から累計で査定実績50万件と実績は十分です。運営はNTTデータ(東証プライム上場)のグループ会社なので安心。
不動産会社は大小バランスよく登録されており、幅広く査定を依頼できます。机上査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。
さらに詳しくはこちら⇒HOME4Uの詳細管理人のコメント
HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多く、自然と査定精度が高くなる仕組み。
ちなみに記入した内容は、後で不動産会社と話すときに修正できます。
あまり悩まずとりあえず現時点の希望を書いておけば問題ありません。
不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。
【公式サイト】すまいValue
【公式サイト】SRE不動産
【公式サイト】HOME4U
各エリアで最適な組み合わせ
あなたのエリアで最適な一括査定サイトの組み合わせはこちら。
- 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、関西圏(大阪・兵庫・京都・奈良)
- その他の都市(札幌・仙台・名古屋・福岡など)
- 地方(人口密度が少ない地域)
マンションマーケットの入力項目
マンションマーケットで査定を依頼する場合の入力項目は次の通り。
- 都道府県
- 市区町村
- マンション名
- 住所(市区町村以下)
- 部屋番号
- 階数
- 専有面積
- 間取り
- 方位
- 居住状況
- 本人/家族が居住中/居住者無し/賃借人が居住中
- 名義人
- 本人所有/家族所有/共有/その他
- 査定理由
- 住み替え/離婚/ローンの返済が厳しい/資産整理/相続/財産分与/他社で売却中だが売れない/この物件の購入を検討
- ご相談内容(任意・自由記述)
- 氏名とフリガナ
- メールアドレス
- パスワード(会員登録のため)
- 電話番号
- 連絡可能な時間帯(任意)
まとめ
首都圏を中心に、マンションに特化したサービスを提供しているマンションマーケット。
マンションの売却を考えているなら、使ってみる価値のあるサイトです。
マンションマーケットの対象エリア(首都圏)であれば仲介手数料が66万円定額なので、売却費用を抑えたい人に向いています。
ただし次の6つの注意点も。
マンションマーケットと同時に一括査定サイトなどで、3〜6社に査定を依頼して話を聴き比べた方が安心でしょう。
他社と比較することでマンションマーケットの良さも分かります。
良さそうな不動産会社が複数みつかれば、一般媒介契約で2〜3社に同時に売却を依頼する方法もあります。
あなたのマンション売却が成功することを、心よりお祈りいたします!
⇒マンションマーケット
一括査定サイトの定番3社
一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。 一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。 この3社以外についてはこちらにまとめています。
-
おすすめ1位
すまいValue - 査定実績:
- 40万件(2016年開始)
- 不動産会社数:
- 大手6社(全国900店舗)
実績 5.0 不動産会社 4.5 運営会社 5.0 大手6社が共同で運営する一括査定サイト。6社といっても全国900店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。首都圏以外でもほとんどの都市で、三井・住友・東急の3社が実績トップを独占しています。
2023年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトとして定番になっています。
簡易査定を選べば郵送やメールで概算価格の査定が可能。
さらに詳しくはこちら⇒すまいValueの詳細 -
おすすめ2位
SRE不動産(旧ソニー不動産)- 査定実績:
- (2014年開始)
- 不動産会社数:
- 売主側1社(買主側多数)
- 運営会社:
- SREホールディングス(東証PRM)
実績 4.0 不動産会社 4.0 運営会社 5.0 すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。ただし利用できるエリアは首都圏と関西圏のみ。
あのソニーが始めた不動産会社で、大手で唯一のエージェント制を採用。他の不動産会社が積極的に買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。またAI査定に定評があり、千社以上に技術を提供するほど。まずメールで概算価格だけ査定できます。
さらに詳しくはこちら⇒SRE不動産の詳細管理人のコメント
エージェント制は売主だけ担当し、買主は他の不動産会社が探すため、複数に売却を依頼するのに近い効果が期待できます。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで利用がオススメ。
-
おすすめ3位
HOME4U - 査定実績:
- 累計50万件(2001年開始)
- 不動産会社数:
- 2,100社
- 運営会社:
- NTTデータ・スマートソーシング
実績 5.0 不動産会社 4.0 運営会社 4.0 日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始から累計で査定実績50万件と実績は十分です。運営はNTTデータ(東証プライム上場)のグループ会社なので安心。
不動産会社は大小バランスよく登録されており、幅広く査定を依頼できます。机上査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。
さらに詳しくはこちら⇒HOME4Uの詳細管理人のコメント
HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多く、自然と査定精度が高くなる仕組み。
ちなみに記入した内容は、後で不動産会社と話すときに修正できます。
あまり悩まずとりあえず現時点の希望を書いておけば問題ありません。
不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。
【公式サイト】すまいValue
【公式サイト】SRE不動産
【公式サイト】HOME4U
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