「不動産をオークションで売れば、高く売れるの?」

不動産売却でオークションを利用するかお悩みですね。

確かにオークションなら、不動産を高値で売却できるかもしれません。

ただしオークションには注意点もあり、良い話ばかりではありません。

この記事では、不動産のオークションのメリットと注意点、必要な知識をまとめました。

また主な不動産オークション運営者と、高く売る2つのコツも紹介しています。

あなたの不動産売却が成功するために、この記事がお役に立てば幸いです。

オークションのメリットと注意点

オークションの3つのメリット

不動産売却でオークションを使う3つのメリットはこちら。

オークションの3つのメリット

  1. 相対取引に比べると公平・透明・公正で売主に有利
  2. 売却期限が明確
  3. 高く売れる可能性もある

それぞれ解説します。

メリット1. 相対取引に比べると公平・透明・公正で売主に有利

オークションでは、複数の買主が競争するため、特定の不動産会社に誘導される恐れがありません。

入札結果が開示されるので不正の心配もなく、常に売主が有利な立場で不動産を売却できます。

一方で相対取引では、不動産会社の方が知識や情報が豊富なので、売主より有利になりがち。
(相対取引とは現在主流となっている「仲介・買取など普通の不動産売買」のこと)

この情報量の格差を利用して、一部の悪質な不動産会社が知識の無い売主を騙すケースがあります。

典型的な例は、不動産会社が物件を囲い込み、相場の6〜8割の価格に値下げさせて買取業者へ売却させるものがあります。

詳しくは、こちらの記事で解説しています。


ハウスハウス

入札結果がオープンだから、不正される恐れは少ないんだね


家博士家博士

ただし不正でなく、単純に相場より安い価格で落札されるリスクはある。
落札価格が相場より高いのか、判断できる相場感は必要だよ。

メリット2. 売却期限が明確

不動産売却のオークションでは「開札日」に入札されるため、スケジュールが明確です。

落札価格が納得できる価格であれば、売却が長引くことはありません。

一方で、普通の不動産売買では買主がいつ見つかるか分からず、最悪は売れずにただ時間が過ぎる恐れもあります。

買取保証のある大手不動産会社であれば、3ヶ月などで売り切れますが、一部の大手に限られます。

メリット3. 相場より高く売れる可能性もある

不動産売却のオークションでは、競争原理により相場より高く売れる可能性があります。

特に最近は、買取転売業者が乱立して仕入れ値が高騰しているため、思わぬ高値で落札される可能性も。

また中には査定の間違いや相場の読み違えで、値付けを高く間違えることもあります。

参加する応札者が多いほど、相場より高値で売れる可能性も高くなります。

ハウスハウス

公平で、早く、高く売れるなら、オークションは最高だね!


家博士家博士

まぁまぁ、注意点もあるから知っておこう。

オークションの5つの注意点

不動産売却のオークションには、次の注意点があります。

それぞれ解説します。

注意点1. オークションを扱う会社も利用者も少ない

不動産売却のオークションは、まだメジャーな選択肢ではなく、扱う不動産会社も多くありません。

なぜなら不動産会社にとって、手間がかかる割に報酬が不確定という“旨味が少ないシステム”だから。

例えば、普通の売買なら売買契約の直前にする調査や書類の作成ですが、オークションでは公開前に済ませなくてはいけません。

オークションが不成立になると、全ての作業が無駄になってしまいます。

ハウスハウス

オークションでは、落札されないこともあるから、無駄になるかもしれないのか。


家博士家博士

さらにオークションは売主有利だから、買主にはメリットが少ないんだ

購入希望者は普通の売買で探す

購入希望者は、普通の売買で探すことが多く、オークションに興味がある人は少ないのが現実です。

そのためオークションで不動産を売り出しても、これら大部分の購入希望者に情報が届かず、購入機会を失なう恐れも。

購入希望者からすると、オークションは落札されるまで価格が分からず、さらに他の競合と競り合うため、安値で買える見込みもありません。

特に買取転売業者は、相場より2割以上安く購入しないと転売で採算が合わないため、「物上げ」といわれる売主との直接交渉を好みます。

今後も不動産売買で、オークション形式が主流になるとは考えにくいでしょう。

注意点2. 運営会社によってシステムや方法が違う

不動産売却のオークションでは、入札方法や落札の基準など、運営会社によって違います。

希望する方法でオークションするためには、運営会社の方法を良く理解して、選ぶ必要があります。

さらに最適なオークション方法でも、入札参加者の顔ぶれで価格は全く変わることに。

どこの運営会社を選ぶかで、オークションの成否は大きく左右されてしまいます。

一方で普通の不動産売買の場合、どこの不動産会社でもシステムや方法はほぼ同じ。

不動産会社を選ぶときは、優秀で信頼できる不動産会社さえ選べば、あとはお任せできます。

注意点3. 売却情報がネットなどで公開されてしまう

オークションで家を売る際には、物件情報がネットなどに掲載されるケースもあります。

そのため不動産を売り出していることが周りの人に知られる恐れも。

また詳細情報が会員限定の公開でも、会員登録は誰でもできることもあります。

一部のオークション運営者は完全に非公開でプロ限定なので、内緒で売り出す場合は非公開の会社を選びましょう。

注意点4. 住居用物権は相場より高値になりにくい

住居用不動産は、オークションだと相場より高値になりにくいのが現実です。

なぜならオークション入札者の多くが不動産会社や投資家というプロだから。

不動産会社や投資家は、転売や投資が前提なので、相場より安くないと購入しませんし、相場感も磨かれています。

一方で住居目的の一般人(エンドユーザー)であれば、相場感も甘く、相場より高値でも気に入れば購入します。

住居用不動産の場合、オークションで不動産のプロに売るより、普通にエンドユーザーに売る方が高く売れがちなのです。

ハウスハウス

えー、オークションの方が高く売れるんじゃないの?


家博士家博士

投資物件ならオークションの方が高く売れるかもしれないけど、住居用不動産は違うんだ。
住居用なら普通の売却も検討した方が良いよ。

住居用不動産は、普通の売却も検討した方が良い

住居用不動産では、オークションだけでなく普通の売却も検討しましょう。

普通の売却で高く売るポイントは、『優秀で信頼できる不動産会社』を見つけること。

不動産会社を見つける手順は、

  1. エリアで売買実績が豊富な不動産会社に絞る
  2. 3〜6社に無料査定を依頼して、査定価格と話を聴き比べ、信頼できそうな会社を選ぶ

ハウスハウス

売買実績が豊富な不動産会社は、どうやって探せばいいの?


家博士家博士

不動産会社の心当たりがなければ、一括査定サイトを利用すると便利だよ。


一括査定サイトでは、住所を入力するとエリアで売買実績が豊富な不動産会社がリストアップ。
あなたは不動産会社を選んで、まとめて査定を依頼するだけなので、数分で無料査定が依頼できます。

一括査定サイトの定番3社

一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。 一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。 この3社以外についてはこちらにまとめています。

  1. すまいValue
    おすすめ1位
    すまいValueバリュー
    査定実績:
    40万件(2016年開始)
    不動産会社数:
    大手6社(全国900店舗)
    運営会社:
    大手6社共同運営
    三井のリハウス住友不動産販売東急リバブル野村の仲介+小田急不動産三菱地所ハウスネット
    実績 5.0
    不動産会社 4.5
    運営会社 5.0

    大手6社が共同で運営する一括査定サイト。6社といっても全国900店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。首都圏以外でもほとんどの都市で、三井・住友・東急の3社が実績トップを独占しています。
    2022年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトとして定番になっています。
    簡易査定を選べば郵送やメールで概算価格の査定が可能。
    さらに詳しくはこちら⇒すまいValueの詳細

    管理人のコメント

    地方では大手より中小が強いエリアもあるため、HOME4USUUMOが良い場合もあります。
    しかし都市部では「すまいバリュー」が現状で最強の一括査定サイトでしょう。
    特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。営業マンの質もワンランク上です。

  2. 【公式サイト】すまいValue


  3. SRE不動産
    おすすめ2位
    SRE不動産(旧ソニー不動産)
    査定実績:
    (2014年開始)
    不動産会社数:
    売主側1社(買主側多数)
    運営会社:
    SREホールディングス(東証PRM)
    実績 4.0
    不動産会社 4.0
    運営会社 5.0

    すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。ただし利用できるエリアは首都圏と関西圏のみ。
    あのソニーが始めた不動産会社で、大手で唯一のエージェント制を採用。他の不動産会社が積極的に買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。またAI査定に定評があり、千社以上に技術を提供するほど。まずメールで概算価格だけ査定できます。
    さらに詳しくはこちら⇒SRE不動産の詳細

    管理人のコメント

    エージェント制の大手不動産会社は他に無いため、話を聞くと売却活動に役立つでしょう。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで利用がオススメ。

  4. 【公式サイト】SRE不動産


  5. HOME4Uイメージw330
    おすすめ3位
    HOME4Uホームフォーユー
    査定実績:
    累計45万件(2001年開始)
    不動産会社数:
    1,800社
    運営会社:
    NTTデータ・スマートソーシング
    実績 5.0
    不動産会社 4.0
    運営会社 4.0

    日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始から累計で査定実績45万件と実績は十分です。運営はNTTデータ(東証プライム上場)のグループ会社なので安心。
    不動産会社は大小バランスよく登録されており、幅広く査定を依頼できます。机上査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。
    さらに詳しくはこちら⇒HOME4Uの詳細

    管理人のコメント

    HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多く、自然と査定精度が高くなる仕組み。
    ちなみに記入した内容は、後で不動産会社と話すときに修正できます。
    あまり悩まずとりあえず現時点の希望を書いておけば問題ありません。
    不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。

  6. 【公式サイト】HOME4U

各エリアで最適な組み合わせ



エリア別のオススメ一括査定サイト

あなたのエリアで最適な一括査定サイトの組み合わせはこちら。

  • 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、関西圏(大阪・兵庫・京都・奈良)

    →まずすまいValueで大手に、あわせてエージェント制のSRE不動産にも話を聞くと良いでしょう。

  • その他の都市(札幌・仙台・名古屋・福岡など)

    →まずすまいValueで大手に、あわせてHOME4Uでエリアに特化した中小にも話を聞くと良いでしょう。

  • 地方(人口密度が少ない地域)

    →まずHOME4Uで探し、数が少なければSUUMOHOME’Sも使ってみると良いでしょう。

注意点5. 高すぎる価格では誰も入札しない恐れも

オークションに出しても、相場より高い最低入札価格だと、誰も応札してくれません。

落札されない場合は、オークションの期間が無駄になる恐れも。

また落札されても落札後の購入キャンセルでは、さらに1ヶ月以上も無駄に過ぎるリスクもあります。

不人気物件の売り出し方や最低価格の設定について、不動産会社や運営会社とよく相談しましょう。

もし不動産の相場に自信がなければ、とりあえず一般の不動産会社の無料査定を利用してみても良いでしょう。

オークション運営会社だけでなく、普通に売却する不動産会社の意見を聞くことで、あなたにあった方法が分かります。

不動産会社の心当たりがなければ、一括査定サイトを利用すると便利です。

一括査定サイトはこちらでまとめています。

ここまでオークションの注意点とメリットを紹介しました。

次に主なオークション運営者を紹介します。

主なオークション運営者

相対取引を行う不動産会社と比べると数は非常に少ないのですが、オークション運営者としてこちらがあります。

ピタットハウス マイホームオークション

マイホームオークション
1998年開始で業界初の不動産オークション。

累計出品数44,880件、累計落札件数7,232件の実績(2020年12月現在)は不動産オークションで落札実績No.1です。

ただし出品には下記の制限があります。

  • 専属専任媒介契約を締結し、規定の仲介手数料を支払う
  • 査定額の120%以内で1200万円以上
  • 自己居住用物件のみ
  • 出品回数1回以上且つ出品期間7日間以上(紙広告媒体利用の場合14日間以上)の設定条件でオークションへ出品すること

対象エリア: 店舗営業エリア内
仲介手数料:3%+6万円(消費税別)
公式サイト:ピタットハウス マイホームオークション

住友不動産販売 ステップオークション

ステップオークション
業界を代表する大手の住友不動産販売が2021年9月に開始したサービス。

住友不動産販売本社の専門部署によるプロ買取業者への一括紹介サービスです。

全国延べ6,500社超※の弊社基準を満たしている宅地建物取引業者から物件特性に合った紹介先を1件当たり平均300超※2の紹介を実施。
※ 2021年11月現在
※2 2021年7月5日〜11月22日

一般個人向けの売却活動も継続して販売できるので、売却先を制限することはありません。

全ての購入申込を売主様に知らせた上で、最も希望に沿ったものを選べます。

提示した購入条件で売主が了承したら売買契約となります。

FKR不動産オークション

FKR不動産オークション
不動産競売で10年の実績を持つFKRが、2018年9月にスタートしたオークションサービス。

10万人超の会員に情報が届く集客力が強みです。

ただし終了したオークション事例がわずか数件しかないため、実績には不安があります。

出品料:無料
手数料:落札金額の3%または15万円の高い方(消費税別)
入札方式:最低入札金額設定ありのフリービット式
公式サイト: FKR不動産オークション

エスクローエージェントジャパン信託

エスクローサービス
インターネット入社や紙入札など、様々なオークション方式に対応しています。

取扱い物件は、駐車場や田畑、収益物件など事業用が中心。

基本的には1億円以上が対象ですが、立地によっては5,000万円以上も可能。

非公開でオークションも可能です。

手数料:成功報酬で仲介手数料(落札価格×3%+6万円+消費税)
公式サイト: エスクローエージェントジャパン信託

IKURA GMO

IKURA
東証PRM上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社が運営するサービス。

非公開でオークションが可能です。

手数料:成功報酬で仲介手数料(落札価格×3%+6万円+消費税)
公式サイト: IKURA GMO

総和不動産

総和不動産
不動産会社80~200社へアプローチし広く買主様を探します。

非公開でオークション可能。

手数料:成功報酬で仲介手数料(落札価格×3%+6万円+消費税)
公式サイト: 総和不動産

デューデリ&ディール

デユーデリジェンスアンドリース
不動産のプロが購入するオークション。
実績などは不明です。

公式サイト: デューデリ&ディール

家博士家博士

運営者によってシステムや方法が全く違うから、まずはよく確認しよう。


ここからは、オークションの概要を解説します。

不動産売却のオークション(入札)とは?

不動産売却のオークションは、落札者が入札で競争して、最も売主に有利な条件の買主が購入する方法。

ただし一般にはあまり知られておらず、主流な売り方ではありません。

なぜなら日本の不動産売買でオークションが解禁されたのが1999年と、まだ約20年しか経っていないため。

現在の不動産売買では、大部分が不動産会社の仲介で売り出されているのが現実です。

競売・公売とオークションは違う

オークションは民間が運営し、売主は自分の意思で売りたい物件を売り出します。

一方で、競売・公売は官公庁や裁判所が主催するオークション形式の売却で、税の滞納などで差し押さえた物件を売却するもの。

競売は、裁判所が運営するオークションで、債務不履行などで差し押さえた不動産を出品します。
【参考】BIT 不動産競売物件情報サイト

公売は、国(国税局・税務署)が差し押さえた不動産を出品します。
【参考】公売情報

他にも、各自治体が差し押さえた不動産を独自に出品しています。
【参考】官公庁オークション

入札方法は競り上がりとフリービットの2種類

不動産のオークションには、競り上がり入札(インターネット入札)フリービット入札(紙入札)の2種類があります。

競り上がり入札(インターネット入札)

競り上がり入札(インターネット入札)では、インターネットの専用サイトで価格を入力します。

競り上がり方式は高値を更新する時のみ、期限内に何度でも入札できる方式です。

入札期間の終了間際に、急激に価格が競り上がります。

お互いに入札価格を探りながら入札するので、人気物件は高値になる可能性も。

ただし査定ミスによる高値は期待できません。

フリービット入札(紙入札)

フリービット入札(紙入札)では、郵送や手渡しで入札価格を提出します。

フリービット方式は期限内に1度だけ入札ができる方式。

お互いの入札価格が分からないため、査定ミスによる高値落札がある可能性も。

ただし競争がないので、人気物件でも競り上がりによる高値落札は期待できません。

落札基準は価格優先と総合評価

落札基準には、価格優先総合評価の2種類あります。

価格優先

価格優先は一般的なオークション同様、期限内に最高値で入札した人が落札者に。

原則として入札条件は同じになります。

誰の目にも明らかなので、公平でオープンなオークションとなります。

一方で、例えば融資審査が怪しい人の落札を避けるなど、主催者の意思を反映することはできません。

総合評価

一方の総合評価では、価格だけでなく他に購入条件や用途、購入名義などが判断材料に。

総合評価では、安心して売却できる相手を選ぶことができますが、基準があいまいで一部の入札者には不満が残る恐れもあります。

総合入札では、価格以外の面で強い入札者が有利なので、高額で入札する人が減ってしまう恐れもあります。

オークションの必要期間は4〜5ヶ月が標準的

オークションでは、相談から決済まで4〜5ヶ月程度かかるのが一般的。

ただし、物件種別や状況次第ではそれ以上の時間がかかることもあります。

【オークションの基本的な流れ】

  1. 相談〜物件調査
    ↓(約1〜2週間)
  2. オークション準備、媒介契約
    ↓(約1〜2週間)
  3. 事前営業、売却条件の確定
    ↓(約4〜8週間)
  4. 正式公開、入札(1日限り)、落札(約2〜3週間)
    ↓(約3〜4週間)
  5. 売買契約
    ↓(約3〜4週間)
  6. 決済
ハウスハウス

オークションで売る場合も、媒介契約を結ぶんだね

家博士家博士

オークションへ出品するためには詳細な調査が必要だから、個人では難しい。
だから普通は、オークション運営業者や不動産会社に出品してもらうんだ。

なお、ここで紹介した流れはあくまでも一般的なもの。

オークションを運営する会社によって期間や手順は違います。

オークションで高く売る2つのコツ

オークションで不動産を高く売るためには2つのコツがあります。

コツ1. 不明点やトラブルになりそうな点を全てクリアにする

不動産では、リスクが少ないほど、高値で売れる可能性は高くなります。

オークションで不動産を高く売るためには、トラブルに発展するリスクはなるべく全てクリアにしておきましょう。

具体的には次のようなものがあります。

土地や建物のリスク

  1. 隣地との境界は確定しているか
  2. 境界を越えている設置物(越境物)の有無
  3. 埋設物や古い井戸など地中障害の有無
  4. 土壌汚染の有無
  5. アスベスト使用の有無
  6. PCB(ポリ塩化ビフェニル)を含む製品の使用の有無
  7. 擁壁に関する問題(安全性や道路境界を越えていないか等)の有無
  8. がけ地など危険個所の有無

所有権や登記のリスク

  1. 所有権や借地権、私道の掘削権などの権利関係はどうなっているか
  2. 相続の場合は遺産分割協議や相続登記に問題がないか

法的なリスク

  1. 建築基準法に違反していないか
  2. 都市計画法に違反していないか
  3. 文化財保護法に違反していないか

その他瑕疵にあたるリスク

  1. 心理的瑕疵の有無

家博士家博士

オークションに限らず不動産売却で高く売るために、いずれも大切なポイントだよ。
かなり専門的だから、不動産会社とよく相談しながらクリアにしていこう


ハウスハウス

オークションでを売る時も、不動産会社のサポートが大事なんだね

コツ2. 相対取引で普通に売った相場も知っておく

オークションで不動産を売る場合も、普通に売る相対取引だとどれくらいで売却できるのか、しっかり比較することも高く売るためのコツです。

なぜならオークションでは、開札後に最高値の相差価格で売却するか決断する必要があるため。

相場より高いの判断できないと、結局相場より安い価格で不動産を手放す恐れもあります。

オークションで売るという選択肢は持ちつつも、不動産会社に無料査定を依頼して話を聞いておきましょう。

オークションの情報を別の目線から知ることもでき、親身に相談に応じてくれる不動産会社が見つかる可能性もあります。

不動産会社の心当たりがなければ、一括査定サイトを利用すると便利です。

まとめ

ここまで、不動産売却のオークションについて解説しました。

不動産のオークションは、売主有利で期限も明確、そして高く売れる可能性があります。

ただしオークションの5つの注意点はこちら

  1. オークションを扱う会社も利用者も少ない
  2. 運営会社によってシステムや方法が違う
  3. 売却情報がネットなどで公開される
  4. 住居用物件は相場より高値になりにくい
  5. 高すぎる価格では、誰も入札しない恐れも

オークションを利用するなら、最適な運営者を選ぶことと、相場を確実に把握することが大切です。

あなたの不動産売却が成功することを、心よりお祈りしております!

一括査定サイトの定番3社

一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。 一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。 この3社以外についてはこちらにまとめています。

  1. すまいValue
    おすすめ1位
    すまいValueバリュー
    査定実績:
    40万件(2016年開始)
    不動産会社数:
    大手6社(全国900店舗)
    運営会社:
    大手6社共同運営
    三井のリハウス住友不動産販売東急リバブル野村の仲介+小田急不動産三菱地所ハウスネット
    実績 5.0
    不動産会社 4.5
    運営会社 5.0

    大手6社が共同で運営する一括査定サイト。6社といっても全国900店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。首都圏以外でもほとんどの都市で、三井・住友・東急の3社が実績トップを独占しています。
    2022年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトとして定番になっています。
    簡易査定を選べば郵送やメールで概算価格の査定が可能。
    さらに詳しくはこちら⇒すまいValueの詳細

    管理人のコメント

    地方では大手より中小が強いエリアもあるため、HOME4USUUMOが良い場合もあります。
    しかし都市部では「すまいバリュー」が現状で最強の一括査定サイトでしょう。
    特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。営業マンの質もワンランク上です。

  2. 【公式サイト】すまいValue


  3. SRE不動産
    おすすめ2位
    SRE不動産(旧ソニー不動産)
    査定実績:
    (2014年開始)
    不動産会社数:
    売主側1社(買主側多数)
    運営会社:
    SREホールディングス(東証PRM)
    実績 4.0
    不動産会社 4.0
    運営会社 5.0

    すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。ただし利用できるエリアは首都圏と関西圏のみ。
    あのソニーが始めた不動産会社で、大手で唯一のエージェント制を採用。他の不動産会社が積極的に買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。またAI査定に定評があり、千社以上に技術を提供するほど。まずメールで概算価格だけ査定できます。
    さらに詳しくはこちら⇒SRE不動産の詳細

    管理人のコメント

    エージェント制の大手不動産会社は他に無いため、話を聞くと売却活動に役立つでしょう。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで利用がオススメ。

  4. 【公式サイト】SRE不動産


  5. HOME4Uイメージw330
    おすすめ3位
    HOME4Uホームフォーユー
    査定実績:
    累計45万件(2001年開始)
    不動産会社数:
    1,800社
    運営会社:
    NTTデータ・スマートソーシング
    実績 5.0
    不動産会社 4.0
    運営会社 4.0

    日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始から累計で査定実績45万件と実績は十分です。運営はNTTデータ(東証プライム上場)のグループ会社なので安心。
    不動産会社は大小バランスよく登録されており、幅広く査定を依頼できます。机上査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。
    さらに詳しくはこちら⇒HOME4Uの詳細

    管理人のコメント

    HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多く、自然と査定精度が高くなる仕組み。
    ちなみに記入した内容は、後で不動産会社と話すときに修正できます。
    あまり悩まずとりあえず現時点の希望を書いておけば問題ありません。
    不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。

  6. 【公式サイト】HOME4U

各エリアで最適な組み合わせ



エリア別のオススメ一括査定サイト

あなたのエリアで最適な一括査定サイトの組み合わせはこちら。

  • 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、関西圏(大阪・兵庫・京都・奈良)

    →まずすまいValueで大手に、あわせてエージェント制のSRE不動産にも話を聞くと良いでしょう。

  • その他の都市(札幌・仙台・名古屋・福岡など)

    →まずすまいValueで大手に、あわせてHOME4Uでエリアに特化した中小にも話を聞くと良いでしょう。

  • 地方(人口密度が少ない地域)

    →まずHOME4Uで探し、数が少なければSUUMOHOME’Sも使ってみると良いでしょう。