マンションが売れないイメージ
マンションを売りに出しているけれど、いつまで経っても売れない…

マンションが売れないと不安になってしまいますが、必ずどこかに「売れない理由」があります。

売れないときに確認しておきたいポイントと、売るための対策についてまとめました。

マンションが売れない場合のチェックポイント

チェックポイントイメージ
売りに出しているマンションがなかなか売れない!

そんなときは、次の7つのポイントを参考にその原因を探ってみましょう。

1. 競合が安く売り出していないか

特に内覧が無い又は少ない場合は、まず競合のマンションが安く売り出されていないかチェックしましょう。

ハウスくんハウスくん

でも今の売出し価格は、不動産会社がアドバイスした売出し価格だから、大丈夫じゃないの?

家博士家博士

売出した時はいなかった競合が、あとから売り出している可能性もあるからね。
不動産会社の担当者も他に何件も売出し物件を抱えているから、チェックできていないことも多いんだ。

ポータルサイトで競合をチェック

競合するマンションを確認するためには、まず不動産ポータルサイトをチェックします。

不動産ポータルサイトでは、検索条件を設定できます。

この検索機能を利用して、あなたのマンションと似た物件の価格をチェックしてみましょう。

家博士家博士

具体的には、駅からの距離や構造、築年数、面積、間取りなどが似た物件をチェックするのがオススメだよ

また、あなたのマンションより少しだけ条件が良いマンションの価格もチェックして、価格差を確認しましょう。

条件が良いマンションの方が同程度か安い価格であれば、あなたが売却したいマンションの方が不利になってしまいます。

広告なしで売り出すレインズ掲載物件は不動産会社へ依頼

実は競合物件がポータルサイトに掲載されていない場合があります。

売り主の希望で近所に内緒で売りたい場合や、広告しないことで希少性を演出し、購入意欲の高い客限定で紹介しているケースなど。

こういった物件は、レインズだけに掲載されていることも多いので、一般の人には調べることができません。

レインズとは
国土交通省の指定流通機関である、不動産流通機構が運営するデータベース。
過去の取引事例、現在の売り出し物件情報が登録されています。
不動産会社しか利用できません。
(参考)家を売るときに知っておきたい「レインズ」のこと

マンションの売却を依頼している不動産会社へお願いして、レインズに掲載されている競合マンションを確認してもらいましょう。

ちなみにレインズにも載せずに、完全に非公開物件として売り出しているケースもありますが、これは確認しようがありませんので、あきらめましょう。

同じマンション内の競合が悪影響になるケースも

競合イメージ
同じマンションで、他の部屋が売り出されていることがあります。

あまりに多くの部屋が同時に売りに出ていると、購入希望者からのマンションそのものに対する印象が悪くなります。

なぜなら、設備があまりよくなかったり、住みにくい問題があったりするのでは?と思われる可能性があるからです。

またあなたの部屋より、明らかに眺望や向きが良い部屋が売りに出ている場合は、価格差の設定が大切になります。

なぜならマンションは一生の買い物なので、住宅ローンの審査さえ通れば、数百万円の価格差があっても良い方が選ばれがち。

この先の競合の値下げにも注意しておきましょう。

競合がいる場合の売り方については、こちらで解説しています。

売り出し価格だけでなく成約価格もチェック

ここで注意したいのは、不動産ポータルサイトで分かる価格は、あくまでも売り出し価格。

実は売り出したマンションの内、実際に買われるのは半分以下。

売り出し価格をみて相場通りだったとしても、実はお互い売れ残っているマンションの価格だったという恐れもあります。

大切なのは、マンションが実際に売買された成約価格。

正確な成約価格は、レインズに記録されています。

あなたがマンションを売り出してからの、成約価格のデータも合わせて不動産会社へ確認を依頼しましょう。

ちなみに個人でもレインズ成約価格の一部データが見れますが、個人を特定できる詳細を除いた概要情報なので、参考程度にしかなりません。

個人で見られるレインズの成約価格
レインズマーケットインフォメーション

またレインズとは別に、国土交通省が不動産売買の記録をアンケートで集めたデータも個人で見ることができますが、こちらも詳細を除いた概要情報なので、参考程度になります。

国土交通省の不動産売買アンケートデータはこちら
土地総合情報システム

売出し価格と成約価格については、こちらで詳しく解説しています。

エリアの需給バランスが崩れていないか

競合物件が多すぎるエリアや、過疎化・高齢化が進んで人が減っているエリアでは、そもそも買い手が見つかりにくいもの。

郊外のニュータウンなども高齢化によって売りにくいエリアが増えています。

需給バランスを確認するためにも、あなたが売り出してから近隣で何件成約しているのか、不動産会社へ聞いてみましょう。

特に駅から遠いマンションは急速に売れにくくなっているという調査結果も。

実は購入希望者の8割は「駅徒歩7分以内」で検索しているといわれ、それを超えると購入希望者はガクッと減ってしまいます。

ところで複数の不動産会社に無料査定を依頼しましたか?

ところであなたは複数の不動産会社に無料査定を依頼しましたか?

次のようなパターンで売り出し価格を決めている場合は要注意です。

例)失敗するパターン

  • 不動産会社1社にしか査定を依頼していない。
  • 複数に依頼したが、話を聞かずに一番高い査定価格の不動産会社と媒介契約を結んだ。

もしあなたが今の売り出し価格を決める際に、このパターンだった場合は、もう一度複数の不動産会社へ査定を依頼しなおした方が良いでしょう。

不動産会社へ無料査定を依頼して、正しい査定結果を知り、信頼できる不動産会社を見つける正しい方法はこちら。

成功する正しい方法

  • マンション売却の実績が豊富な不動産会社に査定を依頼する
  • 複数の不動産会社(3〜6社)に無料査定を依頼して、話を聴き比べる

もしマンション売却の実績が豊富な不動産会社の心当たりがない場合は、一括査定サイトを利用すると良いでしょう。

一括査定サイトの定番3社

一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。

一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。

この3社以外についてはこちらにまとめています。

  1. すまいValue

    すまいバリュー
    実績5.0
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    18万件(開始後2年合計)
    不動産会社数:
    大手6社・全国840店舗
    運営会社:
    大手6社共同運営

    大手6社(三井不動産リアルティ・住友不動産販売・東急リバブル・野村不動産アーバンネット・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年10月に立ち上げた一括査定サイト。
    6社といっても全国840店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
    売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
    首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
    2019年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトとして、「すまいValue」が新定番となっています。

    管理人のコメント

    地方では大手より地域密着の中小不動産会社の方が強い場合もあるため、地方の郊外から外れたエリアではLIFULL HOME'S又はHOME4Uも確認してみたほうが良いでしょう。
    しかし都市部の方は「すまいバリュー」が現状では最強の一括査定サイトです。
    特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。
    机上査定と訪問査定が選べる点もおすすめ。

  2. 【公式サイト】すまいValue

  3. LIFULL HOME'S

    LIFULL HOMESイメージ
    実績4.5
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    非公開(サイト利用者476万人)
    不動産会社数:
    1,777社
    運営会社:
    株式会社LIFULL

    運営は、HOME'SのテレビCMでおなじみの東証1部上場 株式会社LIFULL。2008年にマンション専用でサービスを開始。2011年から戸建ても含めて売却査定ができる仕様に。参加会社数が多く、特に地元密着系の中小不動産会社が多数登録しています。

    管理人のコメント

    不動産会社を選ぶ際に、各社の特徴(買取保障、瑕疵保証制度あり、半数以上がベテランなど)がアイコンで表示されるので、選びやすいシステムです。
    訪問査定ではなく机上査定を希望する場合は、不動産会社へのメッセージ欄で伝えると良いでしょう。
    選ぶ会社の数は3社〜6社がオススメです。

  4. 【公式サイト】LIFULL HOME'S

  5. HOME4U

    HOME4Uイメージw330
    実績5.0
    不動産会社4.0
    運営会社5.0
    査定実績:
    累計35万件(2001年開始)
    不動産会社数:
    1,300社
    運営会社:
    株式会社NTTデータ・スマートソーシング

    日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数35万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
    不動産会社は大小バランスよく登録されているため幅広く依頼ができます。

    管理人のコメント

    HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
    ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
    あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
    不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。

  6. 【公式サイト】HOME4U

2. 管理費や修繕積立金が相場より高くないか

マンションでは、管理費と修繕積立金が相場より高いと、売れにくくなります。

国土交通省が修繕積立金の標準価格を公表しています。

国土交通省による修繕積立金の標準価格

階数、建築延床面積修繕積立金平均値
(1m2あたり月額)
15階未満、5,000m2未満218円/m2・月
15階未満、5,000〜10,000m2202円/m2・月
15階未満、10,000m2以上178円/m2・月
20階以上206円/m2・月

※これとは別に機械式駐車場は、1台あたり月額7,085円〜14,165円が必要になります。

また東日本レインズが首都圏マンションの管理費と修繕積立金の平均をまとめています。

首都圏マンションの管理費と修繕積立金の平均

管理費
(m2当たり)
修繕積立金
(m2当たり)
首都圏全体 12,086円
(188円)
10,013円
(156円)
築10年以内 14,467円
(214円)
8,661円
(128円)
築11〜20年 12,734円
(183円)
11,028円
(158円)
築21〜30年 12,025円
(200円)
10,337円
(172円)
築30年超 9,160円
(161円)
10,351円
(182円)
50戸未満 13,169円
(226円)
10,598円
(182円)
50〜99戸 11,888円
(193円)
9,975円
(62円)
100〜149戸 11,962円
(178円)
9,959円
(148円)
150〜199戸 12,230円
(174円)
10,175円
(144円)
200戸以上 14,153円
(188円)
10,887円
(145円)
ハウスくんハウスくん

管理費も修繕積立金も毎月支払うものだから、住宅ローンの返済額と合わせると負担も大きくなるよね

家博士家博士

そう。だから、管理費や修繕積立金の分だけ住宅ローンの返済額が減ると考えて、マンションの価格を調整することも大事だよ

3. 内覧でイメージが悪くなっていないか

内覧イメージ
すでに内覧がある場合は、内覧でイメージが悪くなっていないか確認してみましょう。

実際に物件を確認できる内覧は、購入の決め手になるとても大事なもの。

ここでイメージが悪くなってしまった結果、なかなか売れない…なんてこともあるのです。

内覧のイメージが悪くなってしまう原因としては、次の4点が考えられます。

・物が多くスッキリ感がない
住みながらの売却では仕方のない部分もありますが、物が多いと部屋も狭く感じてしまいます。
トランクルームを利用して一時的に物を減らすのもオススメです。
・水回りなどの汚れが気になる
これも人が住んでいる以上は仕方のないことですが、出来る限りきれいに掃除して清潔感を出しておくのが重要です。
リフォームまでは不要ですが、ハウスクリーニングは有効。
普通の掃除では落ちない汚れもきれいにしてもらえます。
・内覧のスケジュールを相手に合わせていない
意外に感じるかもしれませんが、内覧のスケジュールを相手に合わせることも実は大事なポイント。
「内覧したい」と申し出てくれるということは、あなたが売ろうとしているマンションに興味を持ってくれているということ。
せっかく都合をつけて部屋を見に来てくれるわけなので、可能な限り、相手のスケジュールに合わせるようにしましょう。
・内覧者との受け答えに問題がある
マンションを買うために内覧に来てくれる内覧者は、部屋を見ながらいろいろな質問をしてきます。
その時の受け答えによって印象が悪くなっている可能性もゼロではありません。
内覧時は不動産会社の担当者も立ち会ってくれるので、やり取りもしっかり聞いてくれています。
受け答えに問題なかったかどうか内覧終了後に担当者に確認して、アドバイスをもらうようにすると良いでしょう。

内覧については、こちらの記事も合わせてお読み下さい。

家博士家博士

このほかにも、既に空き部屋となっていて内装がきれいな部屋の場合は、ホームステージングなども内覧時には有効だよ

ハウスくんハウスくん

ホームステージング?

家博士家博士

空き部屋を家具や調度品で飾って、印象を良くするためのサービスだよ。
新築マンションのモデルルームのような感じで、購入後の暮らしをイメージする手助けをしてくれるんだ。
ライバル物件との差別化が期待できるよ

ホームステージングについては、こちらで解説しています。

マンション内で事故などなかったか

住人にはあまり知られていないけれど、実は何らかの事故があり避けられている可能性もゼロではありません。

いわゆる「事故物件」になっている可能性もあるのです。

事故物件かどうかを調べるなら、こちらのサイトが便利。

事故物件情報サイト: 大島てる

実際にサイトを見てみると分かりますが、事故物件の情報は予想以上に多いものなのです。

4. 不動産会社に問題がないか

依頼している不動産会社はしっかり売却活動をしてくれているはず…と思いたいものですが、場合によっては不動産会社に問題があることも。

他の不動産会社にもきちんと情報が伝わっているかどうかや、広告についても確認してみましょう。

ハウスくんハウスくん

他の不動産会社に情報が伝わっているかどうかって、自分で確認できるものなの?

家博士家博士

2016年から、売主もレインズで取引状況が確認できるようになったんだ。不動産会社から『登録証明書』を受取れば、レインズにアクセスして状況の確認ができるよ。登録証明書に書かれたIDとパスワードでアクセスして、取引状況が『公開中』になっているかどうか確認しよう

ハウスくんハウスくん

『公開中』以外になっていたらどうするの?

家博士家博士

『公開中』になっていないと、他社からの問合せも入りにくくなるんだ。特に理由もなく『公開中』になっていない場合は、不動産会社に問合せてみよう

ポータルサイトなどに広告が出ているか確認する

手軽な物件探しに便利な不動産のポータルサイト。

ここできちんと広告が出ているかどうか、確認しておきましょう。

絞り込み条件も利用して、検索結果から漏れていないかどうかも確認しておきたいポイントです。

折込チラシやオープンハウスなどを依頼してみる

インターネット上の広告以外にも、近隣に直接アピールできる折込チラシや実際に物件を見てもらえるオープンハウスを依頼してみる方法もあります。

近隣で物件を探している人にとっては非常に有益な情報となり、アピール効果も高くなります。

広告が悪く魅力が伝わっていない可能性も

どんなに広告を出せていたとしても、内容が悪ければ見づらく、魅力も伝わりません。

例えば、使われている写真が少なければ、見ている人もどんな物件なのかイメージしづらいもの。

暗い写真が多ければ、日当たりが悪い部屋なのでは?と思われてしまうかもしれません。

写真の数自体を増やしたり、明るい写真を利用したりするだけでも印象は良くなるものです。

また、一見すると欠点になるようなところも、伝え方次第では魅力になることも。

例えば駅から遠い物件の場合。

バスの本数が多いことを明示すれば、決して不便な場所ではないとアピールできます。

同時に「閑静な住環境である」とアピールすれば、ある程度の利便性がありつつ、静かに暮らすのに最適なマンションだということを伝えられるわけです。

また、築年数が古いマンションであったとしても、適切に管理し修繕が実施されていることをアピールすれば「安心できるマンション」に。

エレベーターが無いマンションも「管理費が安い」「ビンテージ仕様」といったアピールができます。

ハウスくんハウスくん

エレベーターがあると管理費も変わるの?

家博士家博士

もちろん、定期的なメンテナンスが必要な機械だから、エレベーターがあると費用がかかるんだ。何事も、捉え方次第だね

マンション売却にかかる期間とは

売却期間イメージ
マンション売却の場合、売り出し始めて1ヶ月で情報は広まります。

そのため、問合せが1ヶ月ない場合は、価格設定や広告に問題がある可能性も。

問合せが入らないときは、売却条件や広告戦略について見直すようにしましょう。

公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)によると、レインズへの登録から成約までにかかった日数は75.8日(2017年度首都圏)。

平均しても2ヶ月半はかかるのです。

成約から引き渡しまではさらに1ヶ月ほどかかるため、3ヶ月以上はかかることになります。

売却期間については、こちらも合わせてお読み下さい。

マンションを売るための対策

対策イメージ
マンションを売るために対策としては、いくつかの方法が考えられます。

まずは今の不動産会社に相談

最初にできる簡単な対策は、とにかく今、契約している不動産会社に相談すること。

主に次のようなポイントについて相談してみると良いでしょう。

売り出し価格の見直し

不動産会社に状況を確認して問合せや内覧が少ないようであれば、売り出し価格の見直し(値下げ)を検討します。

見直す際には、500万円や1,000万円のラインを超えて下げるのがポイント。

たとえば、現在の売り出し価格が4,000万円であれば3,900万円にするといった感じです。

ハウスくんハウスくん

できれば値下げしたくないのが正直なところだけど…

家博士家博士

その気持ちも分かるけれど、問合せや内覧がなければ売れないからね。マンションに限らず、一定のラインを超えた値段設定は有効なんだ。1,000円より980円の方が買いやすいと感じるけれど、それと同じだよ

内覧があるなら購入に至らなかった理由をヒアリング

内覧者は来るものの購入には至らない…。

そうした状況であれば、不動産会社経由で理由を確認してみましょう。

理由が分かれば対策も出来ます。

そもそも内覧があるということは、購入希望者にとっても興味のある物件だということ。

物件に対する反応自体は悪くないので、購入に至らなかった理由の部分をしっかり解決し、買主が「買いたい!」と思うマンションにすることを目指しましょう。

家の付加価値を高める

そのまま売るのではなく、少し工夫して家の付加価値を高めるのも有効です。

  • インスペクションを受け、既存住宅売買瑕疵保険に入る
  • 大手不動産会社の瑕疵保証をつける
  • 複数のリフォームプランをセットにして売却する

インスペクションは家の健康診断のようなもの。

インスペクションを受けると、次のメリットがあります。

  • 既存住宅売買瑕疵保険が適用できる。
  • 築25年超のマンションでも購入者が住宅ローン減税を利用できる

インスペクションについては、こちらで解説しています。

瑕疵保険については、こちらで解説しています。

また、家の新しい売り方として、複数のリフォームプランをセットにして売る方法もあります。

マンション築20年以上、戸建て築15年以上ならリフォームプラン付きで売る方法も

首都圏・中部圏・近畿圏限定ですが、パナソニックが新しく始めたリフォームプラン付きの売却「Riarie(リアリエ)」なら、競合物件との価格競争を避けて、高く早く売れる可能性があります。

riarie

リアリエでは、複数のリフォームプランを3次元のコンピューターグラフィック(3DCG)で作成するため、家の魅力が大幅にアップ。

さらにリフォーム予算・補助金・減税メリットなどが明確なので、購入者の心理的ハードルが下がり、家が早く高く売れます。

パナソニックのリアリエについて詳しくはこちら
リアリエはリフォームプラン付きで家が早く売れる! 試すなら急ぐべき理由とは

リアリエの無料査定を試すならこちら
ReaRie(リアリエ)

時期を空けてみる

しばらく売り出している状態が続いているのであれば、いったん売るのをやめてみるという方法もあります。

その後、時期を空けて売り出すのです。

マンションをはじめ、不動産の売買は活発になる時期とそうでない時期があります。

新年度を迎える前の時期や、年内に引越しを済ませたい! という希望者が比較的多いことから、春と秋は不動産の売買が増える時期。

こうした時期に合わせて再び売りはじめるのも対策のひとつです。

期間優先なら即時買取もあり

とにかく早く売却してしまいたいと考えるのであれば、不動産会社による即時買取も選択肢の一つ。

即時買取なら、今のように「なかなか売れない…」と悩むこともありません。

家博士家博士

即時買取の場合、買取価格は相場の6〜8割になるのが一般的。価格よりも期間を優先する場合には有効だけど、そうでなければ他の対策からやることがおすすめだよ

不動産会社を変更する

マンションの売却では、とにかく信頼できる不動産会社を選ぶことが大切!

相談しても対応がイマイチであったり、売却活動もスムーズに進まないようであれば、思い切って不動産会社を変更してみましょう。

契約先を変更するのは気が進まないかもしれませんが、マンションを売る方が大事と割り切ることも必要。

家博士家博士

不動産会社を変更する場合、いくつか注意点もあるんだ。契約期間や契約方法についてはよく確認しておこう

不動産会社との媒介契約は3種類。

【媒介契約の比較】

項目一般媒介契約専任媒介契約専属専任
媒介契約
特徴自由な契約一般的な契約厳しい契約
こんなタイプの人向き不動産の売却経験がある人普通の人多少損でもお任せしたい人
実際の契約の多さ
(2015年東日本の実績)
29%46%
一番多い
25%
他社との媒介契約××
自分で見つけた相手との直接契約×
契約の有効期間制限なし
(行政指導により3ヶ月が一般的)
最長3ヶ月最長3ヶ月
指定流通機構(レインズ)への登録×
登録義務なし

契約から7日以内

契約から5日以内
業務処理状況の報告義務規定なし14日に1回以上7日に1回以上

契約期間は3ヶ月間が一般的です。

もし、現在の媒介契約が「一般媒介契約」になっているなら、他社の専任媒介に切替えるのも有効。

そもそも一般媒介では広告費などがかけにくいため、より費用がかけやすくなる専任媒介の方が売却活動もスムーズに進む可能性があります。

家博士家博士

大手不動産会社ならば、売却保証といった独自のサービスもあるんだ。
売却保証は通常の売却活動を行いつつ、一定期間内に売却できなければ不動産会社が買取ってくれるサービス。
いつまでも売れないという悩みも解消できるよ

ハウスくんハウスくん

不動産会社によってもサービス内容は違うんだね

家博士家博士

そう! だから、不動産会社を選ぶときは、必ず複数の不動産会社に無料査定を依頼すること! 広告戦略や売却戦略など、話を聞き比べたうえで選ぶのが重要なんだ

もちろん、不動産会社を変更する際も、複数の不動産会社に査定依頼することがポイントになります。

この場合は一括査定サイトを利用して、簡単に複数の不動産会社に査定依頼するのが簡単で便利です。

まずは不動産会社に相談するなど出来ることから始めて、少しでも早く売却できるように対策を立てておきましょう。

一括査定サイトの定番3社

一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。

一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。

この3社以外についてはこちらにまとめています。

  1. すまいValue

    すまいバリュー
    実績5.0
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    18万件(開始後2年合計)
    不動産会社数:
    大手6社・全国840店舗
    運営会社:
    大手6社共同運営

    大手6社(三井不動産リアルティ・住友不動産販売・東急リバブル・野村不動産アーバンネット・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年10月に立ち上げた一括査定サイト。
    6社といっても全国840店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
    売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
    首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
    2019年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトとして、「すまいValue」が新定番となっています。

    管理人のコメント

    地方では大手より地域密着の中小不動産会社の方が強い場合もあるため、地方の郊外から外れたエリアではLIFULL HOME'S又はHOME4Uも確認してみたほうが良いでしょう。
    しかし都市部の方は「すまいバリュー」が現状では最強の一括査定サイトです。
    特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。
    机上査定と訪問査定が選べる点もおすすめ。

  2. 【公式サイト】すまいValue

  3. LIFULL HOME'S

    LIFULL HOMESイメージ
    実績4.5
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    非公開(サイト利用者476万人)
    不動産会社数:
    1,777社
    運営会社:
    株式会社LIFULL

    運営は、HOME'SのテレビCMでおなじみの東証1部上場 株式会社LIFULL。2008年にマンション専用でサービスを開始。2011年から戸建ても含めて売却査定ができる仕様に。参加会社数が多く、特に地元密着系の中小不動産会社が多数登録しています。

    管理人のコメント

    不動産会社を選ぶ際に、各社の特徴(買取保障、瑕疵保証制度あり、半数以上がベテランなど)がアイコンで表示されるので、選びやすいシステムです。
    訪問査定ではなく机上査定を希望する場合は、不動産会社へのメッセージ欄で伝えると良いでしょう。
    選ぶ会社の数は3社〜6社がオススメです。

  4. 【公式サイト】LIFULL HOME'S

  5. HOME4U

    HOME4Uイメージw330
    実績5.0
    不動産会社4.0
    運営会社5.0
    査定実績:
    累計35万件(2001年開始)
    不動産会社数:
    1,300社
    運営会社:
    株式会社NTTデータ・スマートソーシング

    日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数35万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
    不動産会社は大小バランスよく登録されているため幅広く依頼ができます。

    管理人のコメント

    HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
    ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
    あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
    不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。

  6. 【公式サイト】HOME4U