不動産買取のイメージ
「不動産の買取で高く売る方法はあるの?」

「買取で失敗しないための注意点は?」

不動産の買取でお悩みでしょうか?

不動産の買取は、最短1週間程度で売ることができるメリットがある一方で、売却価格は安くなるというデメリットも。

もし高値であなたの不動産を買取りできれば理想的ですね。

そんなあなたに朗報です。

不動産の買取でも、今なら高値で売れる可能性があります。

背景には、『不動産価格の高騰』そして『買取業者の競争激化』の2つがあります。

あなたの不動産を高値で買取りできれば、手間をかけずに短期間で想定以上の利益を得ることに。

ここでは買取で高く売る3つのコツ、また失敗しないための注意点を解説します。

また買取のメリットと注意点、買取が向いている不動産についても分かりやすく解説。

この記事を読むことで、初めて不動産の買取を利用する人でも、安心して買取を利用することができるようになるでしょう。

あなたの不動産の買取が成功するために、この記事がお役に立てば幸いです。

買取でも高く売れる可能性がある

従来の常識は、

  • 不動産の買取は、普通に売る場合に比べて、価格が6〜8割に安くなってしまう。

というものでした。

しかし今の不動産市況では、買取でも高値で売却できる可能性があります。

なぜなら次の2つの事情があるため。

  1. 不動産相場の高騰
  2. 買取業者の乱立で競争が激化

それぞれ解説します。

事情1. 不動産相場の高騰

今は都市部を中心に不動産相場が高騰しています。

不動産価格指数(全国)

不動産価格指数(全国)2019年10月

「不動産価格指数」とは

不動産価格指数とは、純粋に不動産相場の価格変動を見ることができる指数。

国土交通省がヘドニック法という統計計算手法で、年間30万件の不動産売買成約価格から築年数や立地などの余計な要素を取り除き、純粋な価格変動をまとめたもの。

マンションは、この6年半で45%も値上がりしています。

一戸建ては高騰していないように見えますが、都市部の一戸建てが値上がりした分を、地方の一戸建ての値下がりが打ち消しているため。

一戸建ても、都市部では大きく値上がりしています。

今の相場なら1〜2割値下げしても高値

このように高騰している不動産相場なので、仮に今の相場より2割値下げしたとしても、6年前に普通に売るより高値で売却できる可能性があります。

ハウスくんハウスくん

確かにこれだけ相場が高騰していると、少しくらい安くなっても十分値上がりしそうだね


家博士家博士

こんなに値上がりしたのは、バブル以来初めてだよ

事情2. 買取業者の乱立で競争が激化

この数年で買取再販業者と呼ばれる不動産会社が乱立しているため、業者間の競争が激化しています。

そのため、不動産の買取で価格競争が起きて、以前より相場に近い価格で買取する傾向があるのです。

売主が宅建業者の件数(レインズ新規登録件数)は、

  • 2013年 331,379件
      ↓
  • 2018年 472,167件(+42%)

とこの5年で+42%も増えていることが分かります。
(出典:公益財団法人不動産流通センター・不動産業統計集

ハウスくんハウスくん

買取する業者が増えて競争しているから、買取価格も高くなってるんだね


家博士家博士

そうだね。特に古いマンションを安く買取ってリノベーションする会社が増えているよ。


このように今は買取でも高く売れる可能性があるといえます。

では次に、買取で不動産を高く売るためのコツについて解説します。

買取で高く売る3つのコツ

高く売るイメージ
買取で高く売るためには3つのコツがあります。

コツ1. なるべく多くの不動産会社に査定を依頼

買取で高く売るためには、なるべく多くの不動産会社へ査定を依頼しましょう。

今は買取再販業者の競争が激化しているため、安く買える物件が不足しています。

買取業者の中には、仕入れ不足や決算などの社内事情によって、利益がほとんど無くても買取るところもあります。

10社、20社となるべく多くの不動産会社へ査定を依頼しましょう。

ハウスくんハウスくん

そんなに多くの不動産会社へ依頼するのは大変だね。
どうやって不動産会社を探せば良いの?


家博士家博士

不動産会社の心当たりがなければ、一括査定サイトをいくつか利用すると簡単だよ。


一括査定サイトの定番3社

一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。

一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。

この3社以外についてはこちらにまとめています。

  1. すまいValue

    すまいvalue
    実績5.0
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    18万件(開始後2年合計)
    不動産会社数:
    大手6社・全国870店舗
    運営会社:
    大手6社共同運営

    大手6社(三井不動産リアルティ・住友不動産販売・東急リバブル・野村不動産アーバンネット・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年10月に立ち上げた一括査定サイト。
    6社といっても全国870店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
    売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
    首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
    2019年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトとして、「すまいValue」が新定番となっています。

    管理人のコメント

    地方では大手より地域密着の中小不動産会社の方が強い場合もあるため、地方の郊外から外れたエリアではHOME4U又はHOME'Sも確認してみたほうが良いでしょう。
    しかし都市部の方は「すまいバリュー」が現状では最強の一括査定サイトです。
    特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。
    机上査定と訪問査定が選べる点もおすすめ。

  2. 【公式サイト】すまいValue

  3. HOME4U

    HOME4Uイメージw330
    実績5.0
    不動産会社4.0
    運営会社5.0
    査定実績:
    累計35万件(2001年開始)
    不動産会社数:
    1,300社
    運営会社:
    株式会社NTTデータ・スマートソーシング

    日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数35万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
    不動産会社は大小バランスよく登録されているため幅広く依頼ができます。

    管理人のコメント

    HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
    ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
    あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
    不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。

  4. 【公式サイト】HOME4U

  5. LIFULL HOME'S

    LIFULL HOMESイメージ
    実績4.5
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    非公開(サイト利用者476万人)
    不動産会社数:
    1,777社
    運営会社:
    株式会社LIFULL

    運営は、HOME'SのテレビCMでおなじみの東証1部上場 株式会社LIFULL。2008年にマンション専用でサービスを開始。2011年から戸建ても含めて売却査定ができる仕様に。参加会社数が多く、特に地元密着系の中小不動産会社が多数登録しています。

    管理人のコメント

    不動産会社を選ぶ際に、各社の特徴(買取保障、瑕疵保証制度あり、半数以上がベテランなど)がアイコンで表示されるので、選びやすいシステムです。
    訪問査定ではなく机上査定を希望する場合は、不動産会社へのメッセージ欄で伝えると良いでしょう。
    選ぶ会社の数は3社〜6社がオススメです。

  6. 【公式サイト】LIFULL HOME'S


首都圏・関西圏ならSRE不動産(旧ソニー不動産)も

首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)、関西圏(大阪・兵庫)の場合は、SRE不動産(旧ソニー不動産)もおすすめです。

HOMES

SRE不動産は、あのソニーが始めた不動産会社。

アメリカ式エージェント制度を取り入れ、完全に売り主の立場で家の売却をサポートしてくれます。

ソニー不動産について詳しくはこちら
SRE不動産(旧ソニー不動産)の評価・口コミ、利用するときの注意点とは

SRE不動産では、メールで査定結果を教えてくれるので、とりあえず査定価格の取り寄せだけでも試す価値はあります。

SRE不動産の無料査定依頼はこちら
SRE不動産

自社買取なら仲介手数料が不要

査定価格を比較するときの注意点として、自社買取なら仲介手数料(売却価格の3%+6万円+消費税)が不要だということ。

中には、他の買取業者への仲介で査定価格を提示する不動産会社もあります。

自社買取か仲介か、どちらの査定価格なのかよく確認しましょう。

1社だけの査定で買取りすると安値リスクが高い

買取で注意したいのは、不動産会社に仲介を依頼し、なかなか売れずに買取に切り替えるケース。

仲介を依頼した不動産会社が、買取価格としてもかなり安い価格で買取業者へ売る恐れがあります。

なぜなら、仲介を依頼した不動産会社が、買取業者が再販するときの仲介を条件に、安めの価格で買取業者へ紹介するケースもあるため。

不動産会社としては、仲介手数料を最大4倍に増やせる美味しい方法なのです。
(買取業者へ売るときの売主分+買主分、買取業者が再販するときの売主分+買主分)

買取業者の立場では、転売したときの利益を増やすために、少しでも安く買いたいのが本音。

安く買うためには、なるべく同業者との競争を避け、同業者に知られないようにこういったルートを築いているのです。

コツ2. 売却保証(買取保証)で3ヶ月だけ売り出す

3ヶ月だけでも余裕があるなら、3ヶ月だけ期間限定で売り出し、売れなければ買取という『売却保証(買取保証)』が良いでしょう。

売却保証なら、上手く行けば相場以上の価格で売れる可能性もあります。

ただし売却保証には次の注意点があります。

注意点1. 売却保証があるのは一部の大手不動産会社のみ

売却保証があるのは、一部の大手不動産会社に限られます。

代表的なのは、次の4社。

一括査定サイトの『すまいValue』なら、これらの4社にまとめて査定を依頼することができます。

すまいValueの公式サイトはこちら
すまいValue

注意点2. エリアや築年数の制限がある

各不動産会社によって詳細は違いますが、築年数の古い物件、地方の物件では売却保証を利用できない傾向があります。

売却保証については、こちらの記事で詳しく解説しています。

コツ3. 仲介(普通の売買)の見積り査定とも比較する

買取する予定でも、買取価格だけではなく、普通に売った場合の価格も確認することも大切です。

なぜなら、買取価格は普通に売った価格の2割〜4割安くなるのが1つの目安となるため。

もしこれより安い買取価格になってしまう場合は、相場より安い価格で普通に売ってみるという選択肢もできます。

相場より安く売り出すと、個人投資家が即日で購入するケースもあります。

仲介の査定価格を知るためには、買取の査定を依頼するときに、備考欄へ『買取と仲介の両方の査定価格を教えて下さい』と記入します。

ここまで、買取で高く売るための3つのコツについて解説しました。

改めて買取についていまひとつ分からないという方のために、買取について分かりやすく解説します。

『買取』と『一般の売買(仲介)』の違い

不動産を売る方法には、大きく分けて次の2つの方法があります。

  1. 一般の売買(仲介)
  2. 買取

買取と売買の違いイメージ

ハウスくんハウスくん

一般の売買と買取は全然違うんだね。


家博士家博士

買取は不動産会社が買取ってくれるからね。

一般の売買(仲介)では不動産会社が仲介

「一般の売買」とは、あなたの家を一般の人に売ること。

不動産会社はあなたと媒介契約を結び、売買の仲介(媒介)をして仲介手数料を得ます。

媒介契約とは
不動産会社に売買の仲介を依頼するときに結ぶ契約。
宅地建物取引業法で内容や仲介手数料の上限が決まっている。
仲介手数料の上限は売値×3%+6万円+消費税(売値400万円以上の場合)

一般の売買の流れやコツについて、こちらで詳しく解説しています。

買取では家を不動産会社が買取ってくれる

これに対して「買取」とは、あなたの家を不動産会社が直接買取ってくれること。

買取では売買の時間や手間が省略できるメリットがありますが、大きなデメリットとして価格が相場の6〜8割に安くなってしまいます。

ハウスくんハウスくん

そんなに安くなっちゃうんだ!


家博士家博士

不動産会社は転売して利益を得るから、安く買わないと商売にならないんだ。


あなたの家を買取った不動産会社は、必要に応じリフォームをしてから、リフォーム費用と利益を上乗せして、一般の買い主へ再販売(転売)します。

ハウスくんハウスくん

どこの不動産会社でも買取はあるの?


家博士家博士

買取を専門にしている不動産会社と、買取と仲介の両方に対応している不動産会社があるよ


不動産の買取・転売を専門にしている不動産会社は「再販業者」、「転売業者」などと呼ばれています。

一般の不動産会社でも多くが買取を手掛けています。

転売実績のランキングはこちらなどが有名です。

一般の不動産会社で実績が多いのは、ライオンズマンションシリーズで有名な大京穴吹不動産、首都圏を中心に活動しているオークラヤ不動産などがあります。

ハウスくんハウスくん

買取は専門の不動産会社があるんだね。


家博士家博士

一部の大手不動産会社では「売却保障(買取保証)」もあるよ。

3ヶ月だけ売り出してみる「売却保証(買取保障)」

買取保証
一部の大手不動産会社では、一般の売買と買取をあわせた「売却保証(買取保障)」があります。

売却保証(買取保障)とは…

  • 3ヶ月間だけ、一般の売買で売り出し
  • 3ヶ月で売れなければ、不動産会社が買取 してくれる

というもの。

売却保証のメリットはこちら。

売却保証のメリット

  • 売却価格が相場通りの価格で売れる可能性がある。
  • 売れない場合は買取ってもらえるので、スケジュールが組みやすい。

一方で売却保証の注意点はこちら。

売却保証の注意点

  • 一部の大手不動産会社しか対応していない。
  • 築年数が古い家や不人気エリアでは対応していない。

ハウスくんハウスくん

売却保証は良さそうだね!
3ヶ月余裕があれば絶対こっちがいいな。


家博士家博士

そうだね。
でも売却保証を扱う不動産会社は、一部の大手だけなんだ。

売却保証は一部の大手不動産会社しか扱っていません。
大手の資本規模だからこそできるサービスなのです。

売却保証(買取保障)がある大手不動産会社に査定を依頼できるのは、一括査定サイトではすまいValueだけ。

すまいValueで無料査定を依頼するならこちら
すまいValue

買取の7つのメリットと3つの注意点

メリットイメージ

買取の7つのメリット

買取を選ぶべきか判断するために、まず買取のメリットから見てみましょう。

詳しく解説します。

メリット1. 短期で確実に売れる

買取の場合は、不動産会社と価格が決まれば数日で現金化されます。

もし、家の買い替えや相続などで売却を急ぐ場合、「買取」はとても助かる手段といえるでしょう。

しかし一般の売買では、平均でマンション約4ヶ月、戸建住宅約4.5ヶ月の売却期間が必要。さらに売れない場合も多いのです。

こちらが首都圏における2017年の平均売却期間のイメージです。

一戸建てとマンションの平均売却期間(首都圏2017年)

平均売却期間

ハウスくんハウスくん

不動産を売るのに、こんなに長くかかるんだ…


家博士家博士

売れるだけましかもね。
売りに出しても、売れない場合も多いから。

マンションと戸建住宅の成約率(実際に売れる割合)を築年数別に整理したものがこちら。

一戸建てとマンションの成約率(首都圏2017年)

 マンションと戸建て住宅の成約率(首都圏2017年)

このデータによると、家を売り出しても、実際に売れる割合(成約率)は4戸に1戸以下ということが分かります。

ハウスくんハウスくん

4戸に1戸しか売れないの!


家博士家博士

このデータは誤差があるから、このままとは言えないけど、売り出しても半数以上は売れていないね。


誤差とは、売却事例の報告漏れや、高値を狙って試しに売り出してみただけの売り主など。

ただそれらを考慮しても、不動産を売却する事は難しいことが分かります。

レインズとは
国土交通省の指定流通機関である、不動産流通機構が運営するデータベース。
過去の取引事例、現在の売り出し物件情報が登録されています。
不動産会社しか利用できません。

レインズについてはこちらで解説しています。

メリット2. 引き渡しスケジュールが自由

買取の場合は、引き渡しの時期を調整することができます。
例えば、子供の学校が終わる3月まで引き渡しを待ってもらったり、転勤の都合で数ヶ月待ってもらうことも可能です。

また引き渡しスケジュールを自由に出来るため、新居に移るまで仮住まいをしたり、引越を2回するなどの問題を避けることが可能です。

しかし一般の売買では、買い手が見つかったら、1ヶ月〜2ヶ月で引き渡しすることになります。

一応、引き渡しを何ヶ月も先にすることも不可能ではありませんが、買い手に敬遠されるため、家が売れ残る原因になってしまいます。

メリット3. 瑕疵担保責任が免除される

買取の場合は、「瑕疵担保責任」がないため、あとから余計な費用を請求されるリスクが無くなります。

一般の売買では、引き渡しが終わった後も、「瑕疵担保責任」という責任があります。

ハウスくんハウスくん

瑕疵担保責任ってなに?


家博士家博士

例えば、雨漏りや排水管の詰まり、設備の故障などがあった場合に、売り手の責任として費用を負担することだよ


瑕疵担保責任の期間は通常は3ヶ月程度にするのが一般的。

築年数が古い戸建てでは、免責(責任を負わない)とすることも可能です。

ただし、築年数の浅い戸建てやマンションでは、瑕疵担保責任を免責にすると、買い手に敬遠されてしまいます。

瑕疵について詳しくはこちら

メリット4. リフォームが不要

買取では不動産会社がリフォーをする前提で価格を決めるので、一切リフォームする必要はありません。

さらにゴミや不要な家具などもそのままで買取してもらえます。

個人では難しい築古不動産の売却も、買取ならスムーズに売ることが可能です。

一般の売買では、現状の内外装に傷みが目立つと、ある程度リフォームや修繕をした方が売りやすくなります。

ただしリフォームをしたからといって、リフォーム費用をそのまま売却価格に上のせできません。

個人でのリフォームは、工事単価が高いこともあり、リフォームするほど売却費用トータルでは損に。

これは国土交通省の調査からも、分かっています。

売却前のリフォームについて詳しくはこちら

メリット5. 資金計画が立てやすい

買取の場合は、売却時期と売却価格がすぐに決まり、リフォーム不要、瑕疵担保責任もありません。
そのため資金計画が立てやすいというのも大きなメリット。

次に購入する家のつなぎ融資や、住宅ローンの2重払いといった心配もありません。

しかし一般の売買では、買い手から値段交渉があるので、実際に売れるまでいくらで売れるか分かりません。
ローンの残額があったり、次に家を購入する場合は、資金計画が大切です。

この資金計画が大きく狂う可能性があるのです。

メリット6. ご近所に内緒で売れる

買取の場合は、広告宣伝をしないため、ご近所に知られず内緒で売ることが可能です。

一般の売買でご近所に知られず売る場合は、広告が制限されて、買い手を見つけにくくなります。

内緒で売る方法について詳しくはこちらも参考に

メリット7. 内覧が不要

買取の場合は、売買の査定で一度内覧するだけ。
これもメリットのひとつです。

一般の売買では、購入希望者が何回も内覧をします。

買い手が決まるまで、毎週末2組や3組の内覧の相手をすることも。

中には同じ人が何回も来たり、同じ様な質問を何度もされたり。

住みながら家を売る場合、内覧は大きなストレスになります。

とにかく面倒くさくない

この様に面倒で手間がかかる作業が、とにかく少なくて済むのが「買取」なのです。
買取会社へ依頼するだけで、すぐに売却価格と売却時期を決めることが可能です。

ハウスくんハウスくん

買取は、なんにもしなくて良いから楽で良いね!


家博士家博士

ただ、楽な分だけ価格が安くなってしまうんだ。

買取の3つの注意点

デメリットイメージ

詳しく解説します。

注意点1. 売却価格が安くなる(相場の60〜80%)

最大のデメリットはこれ。

売却価格が安くなること。

買取のメリットは、全て売却価格に反映されます。

すぐに買ってもらえる → その分売却価格を安く
瑕疵担保責任なし → その分売却価格を安く
リフォームが不要 → その分売却価格を安く

というイメージだと考えて下さい。

不動産会社は買い取った不動産をリフォームして転売します。

だから不動産会社の買取り価格安いのです。

ハウスくんハウスくん

相場の60%〜80%は安いなぁ…


家博士家博士

ただし今は都市部を中心に不動産価格が高騰しているから、相場の80%でも6年前より高く売れるんだ。
それに買取業者の競争で、そばに近い価格で買い取ってもらえる可能性もあるよ

注意点2. 田舎や不人気エリアだと買取りしてもらえない可能性も

不動産会社は転売が目的。
だからあまりにもニーズが無い売れない不動産は買取ってもらえません。

田舎や不人気エリアでは、一般の売買も買い手を探すのが難しいですが、買取ってもらえる不動産会社を探すのも難しいのです。

注意点3. 印紙代や担保の抹消などの費用はかかる

買取では、仲介手数料はかかりませんが、その他の費用として次のものはかかります。

  • 印紙代
  • 抵当権抹消費用(住宅ローンがあれば)
  • 住宅ローン事務手数料など(住宅ローンがあれば)
  • 税金(譲渡所得があれば)

印紙代は、売買契約書に貼る印紙の代金です。

印紙代

  • 売買価格100万〜500万円→   印紙代1,000円
  • 売買価格500万〜1,000万円の場合→  印紙代5,000円
  • 売買価格500万〜1,000万円の場合→  印紙代5,000円
  • 売買価格1,000万〜5,000万円の場合→ 印紙代20,000円
  • 売買価格5,000万〜1億円の場合→   印紙代30,000円

抵当権抹消費用は、不動産価格によりますが、5万円前後。

住宅ローンの事務手数料などは銀行によって違うので、銀行へ確認が必要です。

銀行には遅くとも引き渡しの2週間以上前に連絡しておきましょう。

銀行への連絡のタイミングについてはこちら

税金はほとんどの場合ありません。

なぜなら自宅の売却では「3,000万円の特例」があるため、利益が3,000万円までは非課税となるためです。

ただし家を買い換える場合は、新しい家の住宅ローン控除と3,000万円の特例を併用できないので要注意。

家を買い替える場合の税金について詳しくはこちら

ちなみに不動産売却の利益を「譲渡所得」と呼びます。

譲渡所得がある場合は、確定申告をして、税金を納めなければいけません。譲渡所得の計算は少し面倒な計算になります。

譲渡所得の計算まとめ

「税金の計算がよく分からないから」と放っておいた場合、「脱税」になります。

後で税務署から税務調査をされて、脱税を指摘されれば、自分で申告するよりも多い金額の税金を重加算税として追徴課税されます。

不動産の売買は目立つので、税務調査の対象になる可能性が高くなります。

税金の計算について詳しくはこちら

また特例により税金がかからない場合でも、確定申告は必要ですので、売却の翌年2月中旬〜3月中旬に忘れず確定申告をしましょう。


ハウスくんハウスくん

なんだか税金とか難しいなぁ…


家博士家博士

信頼できる不動産会社と出会えれば、この程度の簡単な税金のことなら教えてくれるよ。

買取に向いているマンション・一戸建て・不動産

買取イメージ
買取に向いているマンション・不動産とはこの様なものです。

立地が良い築古戸建て

立地が良い戸建ては売りやすいのですが、築古でそのままでは売れない場合、多額のリフォームが必要になります。

しかし個人でリフォームした場合、リフォーム費用の単価が高いので、工事量が多いほど、売却価格に反映できず、損をします。

不動産会社は、安い単価でリフォームすることが可能。
また転売に必要最小限の「効率良いリフォーム」をするノウハウもあるので、リフォーム工事の量が多いほど、不動産会社の方が有利になります。

このため、立地が良いけれど築古の戸建ては、買取価格と一般売買の価格差が小さくなる傾向があります。

立地が良い築古マンション

立地が良い築古マンションは、買取で人気があります

新耐震基準のマンションはもちろん、旧耐震基準のマンションでも、立地さえ良ければ買取は可能です。

いま一番人気があるので、買取でも比較的高値で売ることが可能です。

ハウスくんハウスくん

立地が良くて築年数が古いと、戸建てでもマンションでも買取に向いてるんだ。


家博士家博士

買取業者がリフォームして売り出すと、個人売り主より高く売れやすいということもある。
買い手のすまい給付金や住宅ローン控除などが有利になるからね。

事故や瑕疵などで売りにくい家

火事、自殺や孤独死などの事故があると、家の価格が大きく下がります。

家を売る時には、重要事項説明で事故について告知する義務があるので、隠すことはできません。

価格を下げれば必ず売れる訳でもありません。

価格を下げてもイメージが悪く、なかなか売れないことも多いのです。

そういった家は買取を選択する方が良いケースもあります。

不動産会社は、建物を大幅にリフォームしたり、建替えたりすることで、上手く対処して転売します。

もちろん買取でも、事故について告知する義務はあります。

相続した家やゴミ屋敷など片付けが大変な家

買取では、家の中の残置物をそのまま残して買取してもらえます。

もし相続した家がゴミ屋敷になっていたりした場合、家の中の残置物が多く、片付けが大変です。

個人で片付けるのが難しい場合は、片付け専門業者へ依頼することになりますが、数十万円〜200万円近くかかる場合も。

片付けの立会いなどで時間も労力もかかります。

片付けた後も内装が傷んでいれば、大幅なリフォームが必要になり、さらに多くの費用がかかります。

家があまりにも大変な状況なら、買取を選ぶほうが良いでしょう。

家博士家博士

ゴミの処理費用分だけ、買取価格は安くなるけどね。

ゴミ屋敷の売却については、こちらで解説しています。

まとめ

いかがでしょうか?

ここまで『不動産の「買取」で高く売るコツ・注意点を分かりやすく解説』として不動産の買取について解説しました。

今は不動産価格が高騰しているため、買取で安くなったとしても高値で売却できる可能性があります。

また買取再販業者の乱立で競争が激化しているため、相場に近い価格での買取も期待できます。

買取で高く売るための3つのコツは、

  1. なるべく多くの不動産会社に査定を依頼する
  2. 売却保証で3ヶ月だけ売り出す
  3. 仲介(普通の売買』の査定価格も確認する

あなたの不動産の買取が成功することを、心よりお祈りしております。

一括査定サイトの定番3社

一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。

一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。

この3社以外についてはこちらにまとめています。

  1. すまいValue

    すまいvalue
    実績5.0
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    18万件(開始後2年合計)
    不動産会社数:
    大手6社・全国870店舗
    運営会社:
    大手6社共同運営

    大手6社(三井不動産リアルティ・住友不動産販売・東急リバブル・野村不動産アーバンネット・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年10月に立ち上げた一括査定サイト。
    6社といっても全国870店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
    売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
    首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
    2019年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトとして、「すまいValue」が新定番となっています。

    管理人のコメント

    地方では大手より地域密着の中小不動産会社の方が強い場合もあるため、地方の郊外から外れたエリアではHOME4U又はHOME'Sも確認してみたほうが良いでしょう。
    しかし都市部の方は「すまいバリュー」が現状では最強の一括査定サイトです。
    特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。
    机上査定と訪問査定が選べる点もおすすめ。

  2. 【公式サイト】すまいValue

  3. HOME4U

    HOME4Uイメージw330
    実績5.0
    不動産会社4.0
    運営会社5.0
    査定実績:
    累計35万件(2001年開始)
    不動産会社数:
    1,300社
    運営会社:
    株式会社NTTデータ・スマートソーシング

    日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数35万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
    不動産会社は大小バランスよく登録されているため幅広く依頼ができます。

    管理人のコメント

    HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
    ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
    あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
    不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。

  4. 【公式サイト】HOME4U

  5. LIFULL HOME'S

    LIFULL HOMESイメージ
    実績4.5
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    非公開(サイト利用者476万人)
    不動産会社数:
    1,777社
    運営会社:
    株式会社LIFULL

    運営は、HOME'SのテレビCMでおなじみの東証1部上場 株式会社LIFULL。2008年にマンション専用でサービスを開始。2011年から戸建ても含めて売却査定ができる仕様に。参加会社数が多く、特に地元密着系の中小不動産会社が多数登録しています。

    管理人のコメント

    不動産会社を選ぶ際に、各社の特徴(買取保障、瑕疵保証制度あり、半数以上がベテランなど)がアイコンで表示されるので、選びやすいシステムです。
    訪問査定ではなく机上査定を希望する場合は、不動産会社へのメッセージ欄で伝えると良いでしょう。
    選ぶ会社の数は3社〜6社がオススメです。

  6. 【公式サイト】LIFULL HOME'S

首都圏・関西圏ならSRE不動産(旧ソニー不動産)も

首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)、関西圏(大阪・兵庫)の場合は、SRE不動産(旧ソニー不動産)もおすすめです。

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SRE不動産は、あのソニーが始めた不動産会社。

アメリカ式エージェント制度を取り入れ、完全に売り主の立場で家の売却をサポートしてくれます。

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SRE不動産(旧ソニー不動産)の評価・口コミ、利用するときの注意点とは

SRE不動産では、メールで査定結果を教えてくれるので、とりあえず査定価格の取り寄せだけでも試す価値はあります。

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