今回は、築浅マンションから新築一戸建てに買い替えた体験談だよ
この記事のもくじ
2人目が生まれて買い替えることに
家の買い替えを考え始めたきっかけは、子供が生まれて家族が増えたこと。
2人目が生まれて4人家族になり、それまで住んでいた家が手狭になってきたからです。
マンションから一戸建てへの買い替えでした。
売却した築浅マンション
売却した築浅マンション
- 売却価格
- 約3,100万円
- 売却時の住宅ローン
- 残債は約2,200万円、金融機関はフラット35
購入時に頭金として数百万円支払っており、5年返済して残債が2,200万円です。 - 所有期間
- 約5年
- 購入価格
- 新築・約3,500万円
- 所在地および駅からの距離
- 東京都小平市、駅徒歩16分
- 間取りおよび面積
- 3LDK、70平米
購入した新築一戸建て
購入した新築一戸建て
- 購入価格
- 約3,500万円
- 所在地および駅からの距離
- 東京都小平市、駅徒歩20分
- 間取り・面積など
- 4LDK、90平米、新築建売、メーカーはT住宅
- 住宅ローン
- R銀行、変動金利で約0.5%
住宅ローンの金融機関は売主側から提案されますが、今回は自分で探してR銀行に決めました。
会社員で年収約600万円
私(夫)は会社員、妻は以前は働いていましたが、今は専業主婦です。
世帯年収は約600万円ほど。
子供が2人の4人家族です。
売却を先行したが運良く同時に購入できた
先に取り掛かったのはマンションの売却です。
ただ結果としては、マンションが売れる前に一戸建てを買い付けて、運良くほぼ同じタイミングで売却できました。
引き渡し直前にマンションを退去し、一戸建てに入居。
結構ギリギリでしたが、そのおかげで仮住まいの必要がなく、運が良かったと言えます。
売却先行で、売りながら家を探したんだね。
結果として気に入った一戸建てが見つかったから、マンションが売れるより先に購入の契約をしている。
マンションの買い付けが入ってから一戸建てを購入したという訳ではないんだ!
売却できるかどうか不安もあったんだろうなぁ・・・
(売却と購入のタイミングについては、こちらで解説しています。)
家の買い替えで失敗しないためには、最適な方法を選ぶことが大切。7つの手順で買い替えの失敗を防げます。
購入先行だったので住宅ローンは大変
マンション売却がローン審査の条件に
マンション売却が決まる前に一戸建ての購入を決めたので、当然、一戸建て購入のローン審査時もマンションは売れていませんでした。
そのため、ローン審査に通る条件として「マンションを売却すること」が必要に。
なんとかマンションの売却がちょうど見えてきた時期に審査をかけたので、ギリギリOKという感じでした。
もしマンションが売れていなければ、R銀行のローン審査にも落ちていたでしょう。
手続きはバタバタ
最終的にはローン決済前に売買証明書を見せることで、住宅ローンを借りることができましたが、マンションの引き渡しと入居がほぼ同時だったため、同じ日に色々なことをやることに。
例えば、先に売却の手続きを済ませて、その後すぐに売買証明書の写しをR銀行へ提出するといった感じです。
これを同じ日にやったので、かなりの荒技だったと思います・・・。
R銀行はネット銀行で実店舗がないので、こうしたやりとりも基本は電話とメール。
だから書類はPDFなどデータ化して送付するなど大変でした。
ネット銀行だったので売主側には抵抗があった
もちろん一戸建ての売買契約時はローン特約付で、「R銀行のローン審査に落ちたら、購入契約はなし」というものにしていました。
マンションが売れなければ購入も難しくなるから、それに備えてローン特約を付けたってことなんだね
そうだね。この場合は『R銀行』と銀行を指名した上で、ローン特約を付けたことになるよ
ただ、R銀行というネット銀行だったので、一戸建ての売主側には抵抗がある感じでした。
なぜなら、普通の銀行であれば仮審査が通れば本審査もまず通りますが、ネット銀行は不動産会社も初めてだったため。
頭金を入れていたのでオーバーローンではなかった
ちなみに、マンション購入時に頭金を支払っていたおかげで、マンション売却時はオーバーローンではありませんでした。
オーバーローン?
オーバーローンとは家の売却代金でローンが完済できないこと。
ローンを一括返済するために他の金融資産で補ったり、不足分を無担保ローンで借り換えするんだ
今回はオーバーローンではなかったから、スムーズに売却できたんだね
(オーバーローンでの売却については、こちらで解説しています。)
住み替えローンは、オーバーローンの家を買い替えるときに便利な方法。ただし注意点もあります。注意点と対策、そして手順をまとめました。
マンション売却について
不動産会社は最初1社で途中から2社追加
最初は大手M社だけに依頼
最初に売却を依頼した不動産会社は、M社1社のみ。
大手で有名だったからという理由だけで選びました。
営業担当者は50代くらいで経験豊富なベテランという感じでしたが、肩書きなどはありませんでした。
もしかすると、他社から転職してきた方かもしれません。
M社との媒介契約は、専属専任媒介契約。
契約前に媒介契約について説明があり、専属専任が一番頑張りますという感じだったからです。
媒介契約には3種類あるけれど、専属専任媒介が最も一生懸命やってくれるという感じだよ
また、その時にはレインズに登録したことを証明した書類も受け取りました。
ただ、実際にレインズをチェックしたのは1回だけ。
「確かに登録されているな」といった程度です。
確か、レインズって不動産会社しか見られないんじゃないの?
それが、契約者も見られるようになったんだ。
でも、見られるのはほんの一部の情報だけ。本当に登録されているかどうかの確認や、取引状態を見るくらいしかできないんだ
国内で唯一の不動産情報データベースで、不動産会社しか利用できません。
国土交通省の指定流通機関である、不動産流通機構が運営。
過去の取引事例、現在の売り出し物件情報が登録されています。
(参考)家を売るときに知っておきたい「レインズ」のこと
途中で一般媒介に切り替え2社と追加契約
ただ、最初はM社1社にしていましたが、1ヶ月ほど動きが見られない状況で・・・。
M社とは専属専任媒介契約でしたが、途中から一般媒介にしてほしいと話をし、M社含めて3社に依頼しました。
(媒介契約については、こちらで解説しています。)
家を売るときには、不動産会社と媒介契約を結びます。この時に、最低限知っておきたい媒介契約の種類と選び方、そして注意点についてまとめました。
新たに依頼した2社は、D不動産とT社です。
専属専任媒介から一般媒介に変えたきっかけは、インターネットで調べたことと内覧が無かったこと。
内覧が無かったことも大きい
最初にM社と媒介契約した時には、内覧は月に4〜5件程度、週に1〜2回はないと厳しいと言われました。
なので、そのくらいを目標に頑張りましょうとのことでしたが、実際には全然来なかった。
それがきっかけで、専任媒介から一般媒介にした方がいいかな・・・と思うようにはなりました。
「1社に任せてもいいけれど、あまり動きがないと真剣にやってくれているか分からない」という事もあり、それなら・・・という事で決断しました。
ただ、M社からはかなり嫌がられました。
不動産の売却では、不動産会社選びで8割が決まると言われる。
媒介契約を結ぶ前に、できれば3〜6社に無料査定を依頼して、話を聴き比べた方が良いよ
他の2社は一括査定サイト経由で
D不動産とT社を探す時に利用したのが、一括査定サイト。
利用した一括査定サイトはHOME4Uです。
公式サイトはこちら
⇒HOME4U
HOME4Uで4〜5社に査定依頼して、メールで査定額が返ってきたのがD不動産とT社でした。
他の会社は査定価格の返信がなく「電話でお話ししましょう」という感じで、面倒だったので断りました。
メールで査定額が返ってきたということは、机上査定だったってことかな?
そうだね。売却時の査定では最初に机上査定をして、その後、実際に家を見る訪問査定という流れが一般的だよ
(簡易査定と訪問査定については、こちらで解説しています。)
訪問査定と机上査定の違いと選び方、それぞれのメリット・デメリットについてまとめました。どちらを選ぶかは、売り方によって違います。
D不動産もT社も、最初は机上査定してもらい、その後、訪問査定をお願いしました。
訪問査定の際に簡易査定時の価格を現地で修正して、その日のうちに媒介契約を結ぶという流れです。
一般媒介契約だと不動産会社に嫌がられるかな? と心配でしたが、きちんと経緯を説明したおかげなのか、嫌がられることはありませんでした。
(一般媒介契約については、こちらで解説しています。)
一般媒介契約は、複数の不動産会社と並行して契約できるので、早く高く売れやすいという意見もあります。しかし一般媒介には注意点も多く、売却を成功するにはちょっとしたコツも必要。失敗しないための注意点、向いている物件などをまとめました。
査定価格はほぼ同じ
複数の会社に査定を依頼しましたが、価格のバラツキはあまり出ませんでした。
各社の査定額の違いはせいぜい100〜200万円程度。
そのため「これくらいの金額で妥当なんだな」という自信にもなりました。
不動産会社が査定結果を説明する時には、近隣の取引事例や査定根拠の説明もありました。
近隣物件については複数の事例を紹介され、査定根拠は階高、方位を踏まえながら「これくらいの金額帯だろう」という感じです。
査定結果については、単に価格だけでなく根拠なども確認することが大切なんだ。
きちんと説明してくれる不動産会社なら安心できるよ
査定価格が高ければいいってわけでもないんだね
不動産の一括査定サービスの注意点・デメリットとその対策をまとめました。
最終的に売ってくれたのはM社
最終的に売ってくれた不動産会社は、M社でした。
購入者を連れてきてくれたのもM社なので、おそらく両手仲介ではないかと思います。
売却にかかった期間は、トータルで3ヶ月程度でした。
大手不動産会社は、集客力も高いから両手仲介が多いんだ
売主が売却を依頼した不動産会社が、自社で買主も見つけて、一度の取引で仲介手数料を2倍稼ぐこと。
自然な両手仲介はよくあり、悪いことではありません。しかし両手仲介が目的の「囲い込み」(他社の見つけた買主を嘘の理由で断る行為)は売主への裏切り行為。囲い込みをされると、なかなか売れず、値下げに誘導される恐れがあります。
不動産会社が売主をだます4つの手口と、だまされずに不動産売却を売る3つの方法を解説します。
売出し価格は3,700万円で3回値下げした
マンションの売出し価格は、査定価格と同じ3,700万円にしました。
最初は様子見という事もあって、強気の価格設定でしたが、個人的には売れると思っていました。
実際は売れませんでしたが・・・。
売出し価格は、様子見で強気の設定という事もあるんだね
競合が少ない場合は、強気の価格設定で売却できる事もあるからね。
実際には売りながら、価格を下げていくパターンが多いんだ
3,700万円くらいで売り出したものの、反響がなかったことから「金額を下げないとダメだ」という話になり、1ヶ月ほど経ってから200万円下げ3,500万円に。
その後も1ヶ月ごとに100万円ずつ、3,400万円、3,300万円とトータルで3回価格を下げました。
そもそもM社の売却戦略は、最初に3,700万で売り出して、段階的に200〜300万円下げて3ヶ月で売り切るというもの。
3,700万で売り出しましたが、段階的に価格を落とすことが前提だったようです。
同じマンション内の競合に影響されたのかも
ちなみに、同じマンション内にM社以外の不動産会社が扱う競合が1件ありました。
競合は方位の関係で価格が安く、それと比較されていた可能性もあります。
結局、先に売れたのは競合の方でした。
競合があると、どうしても売出し価格で影響をうけるんだ。
今回のように競合の方が価格が安いと、比較されるからね。
競合が多いと、売り方にも工夫が必要だね。
競合がいるマンションを売る3つの方法を解説。さらに値下げせず競合より売れやすくなる「5つの差別化」を分かりやすく解説します。
内覧件数は5件で一般媒介に変えた後から
最終的な内覧件数は5件でした。
最初の1ヶ月間、売出し価格3,700万円の時は内覧ゼロ。
その後200万円下げましたが、それでも内覧はゼロでした。
動きが見られなかったので、そこで専属専任媒介契約から一般媒介に変えて3社と契約。
すると、M社が「頑張ります」といって、3ヶ月目になっていきなり内覧希望者が増えました。
いずれの内覧も他社の担当者などはいなかったので、来たのはM社が見つけた購入希望者だけ。
結局、内覧者を連れてきたのはM社だけでしたね。
内覧の対応は夫婦のどちらか一方で
内覧時には夫婦どちらかが対応しました。
その時に家にいた方が対応していたという感じです。
内覧時には「どの辺りのスーパーを利用しているか」など、生活圏に関することをよく聞かれました。
どの内覧者も「買う気満々」というよりは、冷静に色々なものを見ているという感じ。
もちろん押入れなど含めて室内は全て見せました。
内覧時に不動産会社からアドバスされたことは次の通り。
- よく換気をしておく
- 掃除はしておいた方がいい
- 照明は全部つけて、部屋は全て明るくしておく
築年数が浅くリフォームも不要だったので、こうした基本的なアドバイスだけでした。
築年数が古いとリフォームしておくべきなのかな・・・
売却前のリフォームはあまりおすすめできないんだ。気になるようであれば、先に不動産会社の意見を聞こう
(リフォームについては、こちらも参考に。)
家を売る前にリフォームは必要? 売却前のリフォームについて、国土交通省の調査結果から検証します。
購入希望者との値下げ交渉は即決した
マンションを購入した方は、一度内覧に来てすぐに「買いたい」という話になりました。
値下げ交渉はありましたが、細かい話をするのではなく、指値で「この金額で良いですか」と。
こちらが金額を了承すれば即断するという感じでした。
最終的な売却価格は、最初の売出し価格と比べてマイナス500万円ほど。
購入者が内覧したときの売出し価格と比べると、マイナス100万円ほどでしたが、即決しました。
売買契約から3週間後に引き渡し
売買契約を結んだのは、購入申し込みから1週間後くらい。
その後、売買契約から3週間くらいで引き渡しという流れでした。
引き渡しまでは3週間くらいで済ませられるものなんだ!
これは少し早いかな。
一般的には売買契約から1ヶ月程度かかるよ
契約から3週間程度で引き渡しが済んだのは、お互いのスケジュールによるもの。
私たちが一戸建てに引っ越すタイミングに、買主もおおよそ合わせてきた感じです。
おそらく買主も早く引っ越ししたかったのではないかと思います。
なお、築浅ということもあって、売却時にインスペクションについての説明はありませんでした。
インスペクションの説明が宅建業法改正で義務化され、注目されています。売り主の立場でインスペクションについてどう対応するべきか、最新の状況をまとめました。
これから住み替える人へのアドバイス
マンション内で探す
私はやりませんでしたが、不動産会社から売却時のアドバイスとして、マンション内にチラシを撒いた方が良いと言われました。
「親戚など身近な人に住んでもらうために探している人も中にはいるかもしれないから」ということで確かに効果はあったかもしれません。
私がやらなかったのは、近所に売却することが広がるのがあまり好きではなかったからです。
オープンハウスについても同じ理由でやっていませんが、これもやったほうがが良かったかも知れません。
近隣へのポスティング
近隣へのチラシのポスティングはしました。
ただ本当に近い方からの内覧はなく、一駅二駅離れている方が多かったです。
不動産の売却広告にも、色々なものがあるんだね
そう。単にポータルサイトに掲載したり、抱えている購入希望者に情報提供するだけではないんだよ
成功した一般媒介への切り替え
専任媒介から一般媒介に切り替えたおかげか、M社のやる気が変わった点は良かったと思っています。
媒介契約の変更は、法律上の縛りもないので、場合によっては切り替えるのもありかなと。
最初から一般媒介すべきだったかも
売却後に改めて感じたのは、最初から一般媒介で十分だったのかも、ということ。
そんなにサポートもなかったので、専任媒介と一般媒介の違いもあまり分かりませんでした。
ただ、これについては担当者が忙しそうな感じがあったので、他に多くの案件を抱えているなどの理由があったのかもしれません。
もちろんそうした話が出たわけではないので、実際のところは全然わかりませんが。
一般媒介だとサポートが期待できないのも分かるけれど、専任媒介でもサポートがないこともあるんだ・・・
これは担当者によって大きく左右されるね。
基本的にはサポートが必要な場合は、やはり専任媒介が安心だよ。
マンションの物件資料は役立った
またパンフレットなど自分のマンションの物件資料をなるべく残しておいたのも良かった点です。
内覧の時に、こうした資料を一緒に見ている方もいました。
資料などはつい捨ててしまいたくなるけれど、役に立つこともあるんだね
特に売却の時には、パンフレットなどが説明資料代わりになることもあるんだ。
できるだけ資料は残しておくのがおすすめだよ
一戸建ての購入について
住宅ローンはネットで探して手数料を抑えた
購入時の住宅ローンについては、手数料を安くするために銀行を自分で探しました。
ネット銀行が一番安かったので、少し大変でしたが、ネット銀行を使うことに。
銀行探しに使ったのは、ネット銀行の比較サイトで、手数料の一覧を出してみたところ、R銀行は「率」ではなく「定額」だったんです。
いくら借りても定額だったので、これなら安いと思ってR銀行に決めました。
他の金融機関と同様に、団信は必須。
火災保険も必須でしたが、地震保険はおそらく必須ではありませんでした。
住宅ローンを借りるのに、火災保険や地震保険も必要なの?
そう。住宅ローンといえば生命保険(団信)だけど、実は火災保険も必要。
地震保険はあんまり要求されないかな
ちなみに、R銀行とのやり取りは全て電話とメール。
誰かに会うことはありませんでした。
新しい家はネットで見つけた建売
新しい家は、インターネットとポスティングされるチラシを見ながら探していました。
実際に物件を見たのは4〜5物件ほど。
そんなにたくさんは見ていません。
金額帯と間取りは同じようなもので、違うメーカーのものを・・・という感じで見に行きました。
購入した一戸建てのメーカーはT住宅ですが、他に見たメーカーとしては、I産業や聞いたことがない地元の工務店をいくつか。
チェーン店のような工務店や有名な工務店だと、作りはどれも一緒のような感じ。
地元の工務店は明らかに見た目が違う感じでした。
ただ、間取りについてはそんなに大きくは変わらなかったです。
ちなみに、最終的に購入した一戸建てを見つけたのはインターネット。
建売だったのですが、建売だと「この辺りに出来ました」というのが、20棟30棟とまとまって出るんです。
ご近所さん皆、新しい人という感じですね。
建売新築なので、購入後は即入居出来ました。
住宅の等級などより、立地などで選んだ
最近は住宅の等級などがチラシに書かれていることもありますが、そうしたものは気にしませんでした。
住宅にも等級があるんだね
平成12年に施行された『住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)』に基づいて、住宅性能表示制度ができたんだ。構造の安定性や火災時の安全など、10分野について等級を表示するんだよ
住宅の等級などがあった方がいいのかもしれませんが、私の場合はそれよりも間取り・立地・日当たりを重視して家を選んだ感じです。
買い替えの節約・節税
諸費用を安くする工夫
家の買い替えでは、諸経費がかかるので、諸費用を抑えるために色々やりました。
自分でネット銀行を探したのもその一つ。
購入時に、「自分でできることは自分でやります」と言って、安くしてもらったこともありました。
登記も自分でできることの一つ。
自分で登記すれば司法書士費用を節約できるんだ
でも、登記とかって難しそう・・・
そうだね。
住宅ローンが絡むと、司法書士でないと銀行が了承してくれないことも多いよ
家を売るときの費用、税金を徹底解説しました! 知っておくとお得な裏技もあり。
家を買う時に必要な「費用」について詳しくまとめました。
節税は住宅ローン減税だけ
節税は、住宅ローン減税しか使っていません。
それ以外の特例などは特に使いませんでした。
住宅ローン減税は、住宅ローンを組んで家を購入した場合に、所得税が軽減されるものだね
不動産を売却した時って、確か税金の特例が受けられるんだよね
そうだね。売却時には3,000万円控除の特例を始め、様々な軽減措置があるんだ。ただ、3,000万円の特例と住宅ローン減税は併用ができないんだ。だから、今回は新しい住宅ローン減税を選んだという事になるね
家を売った時の税金について、知っておくべき知識をまとめました。家を売るのが初めての人でも、税金についてよく分からなくても、この記事を読めば安心!! 家が値下がりして損した場合は税金が戻ってきます!
まとめ
家の買い替えは、売却と購入を同時に進めるため、とても難しい作業です。
買い替えを成功させるためには、信頼できる不動産会社を見つけることが最大のポイント。
エリアで売却実績が豊富な不動産会社を3〜6社選び、無料査定を依頼して話を聴き比べましょう。
話を聴き比べることで、不動産会社の違いがよく分かります。
不動産会社の心当たりがなければ、一括査定サイトを利用すると便利です。
(マンションから一戸建てへの買い替えは、こちらで詳しく解説しています。)
分譲マンションから一戸建てへの「買い替え」を失敗しないために、注意点をまとめました。
一括査定サイトの定番3社
一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。 一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。 この3社以外についてはこちらにまとめています。
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おすすめ1位
すまいValue - 査定実績:
- 87万件(2016年開始)
- 不動産会社数:
- 大手6社(全国841店舗)
実績 5.0 不動産会社 4.5 運営会社 5.0 大手6社が共同で運営する一括査定サイト。6社といっても全国841店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。首都圏以外でもほとんどの都市で、三井・住友・東急の3社が実績トップを独占しています。
2024年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトとして定番になっています。
簡易査定を選べば郵送やメールで概算価格の査定が可能。
さらに詳しくはこちら⇒すまいValueの詳細 -
おすすめ2位
SRE不動産(旧ソニー不動産)- 査定実績:
- (2014年開始)
- 不動産会社数:
- 売主側1社(買主側多数)
- 運営会社:
- SREホールディングス(東証PRM)
実績 4.0 不動産会社 4.0 運営会社 5.0 すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。ただし利用できるエリアは首都圏と関西圏のみ。
あのソニーが始めた不動産会社で、大手で唯一のエージェント制を採用。他の不動産会社が積極的に買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。またAI査定に定評があり、千社以上に技術を提供するほど。まずメールで概算価格だけ査定できます。
さらに詳しくはこちら⇒SRE不動産の詳細管理人のコメント
エージェント制は売主だけ担当し、買主は他の不動産会社が探すため、複数に売却を依頼するのに近い効果が期待できます。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで利用がオススメ。
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おすすめ3位
HOME4U - 査定実績:
- 累計55万件(2001年開始)
- 不動産会社数:
- 2,300社
- 運営会社:
- NTTデータ・スマートソーシング
実績 5.0 不動産会社 4.0 運営会社 4.0 日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始から累計で査定実績55万件と実績は十分です。運営はNTTデータ(東証プライム上場)のグループ会社なので安心。
不動産会社は大小バランスよく登録されており、幅広く査定を依頼できます。机上査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。
さらに詳しくはこちら⇒HOME4Uの詳細管理人のコメント
HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多く、自然と査定精度が高くなる仕組み。
ちなみに記入した内容は、後で不動産会社と話すときに修正できます。
あまり悩まずとりあえず現時点の希望を書いておけば問題ありません。
不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。
【公式サイト】すまいValue
【公式サイト】SRE不動産
【公式サイト】HOME4U
各エリアで最適な組み合わせ
あなたのエリアで最適な一括査定サイトの組み合わせはこちら。
- 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、関西圏(大阪・兵庫・京都・奈良)
- その他の都市(札幌・仙台・名古屋・福岡など)
- 地方(人口密度が少ない地域)
家を買うなら相場より安く買う
もし家を買うなら、相場より安く家を買いましょう。
今は都市部を中心に不動産相場が高騰しているため、将来の価格下落リスクが心配です。
相場より安く売っている家なんてあるの?
売り主の事情で、安く売っている家を探せば良いよ
次のような事情から、相場より安く売っている家があります。
相場より安く売っている家の例
- お金が必要で、早く売りたい
- 手間をかけたくないので、さっさと売りたい
- 近所に内緒で売りたい
こんな事情で、相場より安く売るんだね。
こんな家を探すためには、どうすれば良いの?
不動産会社に優先して紹介してもらえる客になる必要がある。
相場より安い家は、ネットに出てくる前に売れてしまうことが多いからね。
相場より安い家を売る場合、不動産会社はネットに掲載する前に、次のような客に直接情報を流します。
- その家を購入しそうで、住宅ローン審査に通る客
不動産会社は自社で買い主を見つけると、売り主と買い主の両方から仲介手数料をとれるため、2倍稼げます。
これを『両手仲介』といい、不動産会社にとっては最も稼げる方法です。
不動産会社が確実に両手仲介するためには、売り主と媒介契約を結んでからレインズに掲載するまでの7日間が勝負。
なぜならレインズに登録すると、他の不動産会社が買い主を先に見つけてしまう恐れがあるため。
レインズとは、不動産会社同士が情報を共有する専用データベースで、売り出し物件情報が登録されています。
宅建業法では、売り主と契約してから7日以内(専任媒介契約)にレインズへ掲載する義務があります。
(参考)家を売るときに知っておきたい「レインズ」のこと
じゃあ、あらかじめ不動産会社に希望条件を伝えて、優先して紹介してもらえば良いんだね。
なるべく多くの不動産会社に伝えると効果的だよ。
なるべく多くの不動産会社に希望条件を伝える方法として、タウンライフ不動産売買があります。
タウンライフ不動産売買では、全国300社以上の不動産会社から、希望エリアに強い不動産会社へまとめて希望内容を伝えることができます。
⇒【公式】タウンライフ不動産売買