手狭なマンションから、びのび暮らせる一戸建てへ買い替えを検討中のあなた。

一戸建ては、土地が資産になり、管理費がかからないことから、マンションの買い替えとしてメリットが大きいですね。

この記事では、分譲マンションを売却し一戸建てに買い換えるときに、失敗しないための注意点をまとめました。

(逆に一戸建てを売却して、マンションへ買い換える場合は、こちらの記事をお読み下さい。
一戸建てからマンションに買い換えるときの注意点、知るべきポイントまとめ

1.買い替えの流れを把握する

不動産の買い替えは、不動産売買の中でも一番難しいと言われています。

不動産は一生で1度か2度の買い物。
その不動産の売却と購入を同時にするのですから、難しいのも当然です。

まずは買い替えの流れをざっくりと把握することが大切です。

こちらが、マンションから一戸建てに買い換える流れです。
マンションから一戸建て
細かいことはとにかく、まず大雑把な流れを把握して下さい。

2.マンション売却価格を査定する

ポイントのイメージ
マンションから一戸建てへ買い換える場合に、いちばん大切なことはマンション売却価格を正確に知るということ。

すべての予算計画は、マンション売却価格が元になるからです。

マンション売却価格を正確に知るためには、複数の不動産会社へマンション査定を依頼して、プロの意見を聞き比べます。

複数の不動産会社へマンション査定を依頼

具体的な手順としては…

  1. あなたのエリアのマンション相場に詳しい不動産会社をリストアップ。
  2. その中から3社〜6社を選んでマンション査定を依頼。

「うちのエリアでマンション相場に詳しい不動産会社なんてどこか分からない…」
そう思うかもしれません。

しかしネットの一括査定サイトを使えば簡単です。

一括査定サイトでは…

  • あなたのエリアでマンション相場に詳しい不動産会社がリストアップ。
  • あなたはリストから不動産会社を選んで査定を依頼するだけ。

一括査定サイトの定番3社+1社

一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。

一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。

この3社以外についてはこちらにまとめています。

  1. すまいValue

    すまいバリュー
    実績5.0
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    年間36万件
    不動産会社数:
    大手6社・全国840店舗
    運営会社:
    大手6社共同運営

    大手6社(三井不動産リアルティ・住友不動産販売・東急リバブル・野村不動産アーバンネット・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年10月に立ち上げた一括査定サイト。
    6社といっても全国840店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
    売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
    首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
    2019年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトとして、「すまいValue」が新定番となっています。

    管理人のコメント

    地方では大手より地域密着の中小不動産会社の方が強い場合もあるため、地方の郊外から外れたエリアではLIFULL HOME'S又はHOME4Uも確認してみたほうが良いでしょう。
    しかし都市部の方は「すまいバリュー」が現状では最強の一括査定サイトです。
    特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。
    机上査定と訪問査定が選べる点もおすすめ。

  2. 【公式サイト】すまいValue

  3. HOME4U

    HOME4Uイメージw330
    実績5.0
    不動産会社4.0
    運営会社5.0
    査定実績:
    累計35万件(2001年開始)
    不動産会社数:
    1,300社
    運営会社:
    株式会社NTTデータ・スマートソーシング

    日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数35万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
    不動産会社は大小バランスよく登録されているため幅広く依頼ができます。

    管理人のコメント

    HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
    ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
    あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておくと良いでしょう。
    不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼した方がよいでしょう。

  4. 【公式サイト】HOME4U

  5. LIFULL HOME'S

    LIFULL HOMESイメージ
    実績4.5
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    非公開(サイト利用者476万人)
    不動産会社数:
    1,798社
    運営会社:
    株式会社LIFULL

    運営は、HOME'SのテレビCMでおなじみの東証1部上場 株式会社LIFULL。2008年にマンション専用でサービスを開始。2011年から戸建ても含めて売却査定ができる仕様に。参加会社数が多く、特に地元密着系の中小不動産会社が多数登録しています。

    管理人のコメント

    不動産会社を選ぶ際に、各社の特徴(買取保障、瑕疵保証制度あり、半数以上がベテランなど)がアイコンで表示されるので、選びやすいシステムです。
    訪問査定ではなく机上査定を希望する場合は、不動産会社へのメッセージ欄で伝えると良いでしょう。
    選ぶ会社の数は3社〜6社がオススメです。

  6. 【公式サイト】LIFULL HOME'S

都市部では「おうちダイレクト」を並用で

都市部では、すまいvalueと並用して「おうちダイレクト」を利用してみましょう。

おうちダイレクト

おうちダイレクトは、ネット大手のyahoo(ヤフー)とソニー不動産が運営する一括査定サービス。

登録されている不動産会社は、大手フランチャイズ系を中心に法人及び団体が9つ、合計2000店舗以上とかなりの規模。

おうちダイレクトを並用するメリットは、つぎの3種類の不動産会社へ査定依頼できること。

  1. 地域の売買情報に特化した地元密着系不動産会社
  2. ネットワーク力が強いフランチャイズ系不動産会社
  3. 片手仲介に特化したソニー不動産

このうち1〜2社だけでも意見を聴くことで、すまいvalueの大手不動産会社があなたに合っているのか、迷いなく判断できるでしょう。

エリアによっては、大企業より販売実績のある不動産会社も登録されています。

また、おうちダイレクトではyahooがネット広告をサポートするため、ネット広告力が強いことも大きなメリットといえます。

ただしサービス提供エリアは、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、関西圏(大阪・兵庫・京都・奈良)、札幌、そしてマンションのみ愛知県と福岡市。

これ以外のエリアは、NTTデータのHOME4Uを試してみて下さい。

おうちダイレクトの無料査定依頼はこちら
おうちダイレクト一括査定

3.住宅ローンがある場合

住宅ローンイメージ
マンションの住宅ローンが残っている場合です。

基本は売りながら探す

マンションの住宅ローンが残っている場合は、先にマンションを売リ出す「売り先行」が基本。

マンションの売却を先行する理由は…

  • マンションと一戸建てのダブルローン(2重ローン)を避けるため。(そもそもほとんど場合、ダブルローンは借りることができません)
  • マンション売却期間は、最低3ヶ月できれば6ヶ月以上をかけた方が高く売れるため。

ダブルローンとは

ダブルローンとはこの様なイメージです。
ダブルローン(マンションから戸建て)

ダブルローンで怖いのは、ダブルローンの期間を自分の意思で調整できないということ。

もしなかなかマンションが売れないと、半年、1年とローンを2重に払い続ける恐れもあります。

ダブルローンについて詳しくはこちら

売却期間は3〜6ヶ月

マンションの売却期間は少なくとも3ヶ月、できれば6ヶ月を見込んでおきましょう。

首都圏中古マンションが売却にかかった平均日数のデータです。

首都圏中古マンションの平均成約日数

中古マンション売却期間

東日本レインズより

レインズ登録から成約まで、5年間の平均で71.7日(約2ヶ月半)。

実際はさらに1ヶ月半(マンション査定〜媒介契約〜レインズ登録、成約〜引き渡し・精算)が必要。
マンション売却期間イメージ
つまりマンション査定から引き渡しまでの合計期間は、平均約4ヶ月かかるのです。

レインズとは
国土交通省の指定流通機関である、不動産流通機構が運営するデータベース。
過去の取引事例、現在の売り出し物件情報が登録されています。
不動産会社しか利用できません。
(参考)家を売るときに知っておきたい「レインズ」のこと

売れてしまった場合

先にマンションを売り出して、買い手が現れたけれど新しい家が見つからない場合、選択肢は2つあります。

  • 買い手に交渉し、家賃を支払ってしばらくマンションに残らせてもらう。
  • 仮住まいの家に一旦引っ越す。
家賃を支払ってマンションに残る

買い手が了承してくれれば、これが一番簡単で費用も安く済みます。

家賃のイメージとしては、売買価格の0.5〜1%程度で十分でしょう。

買い手が不動産に詳しい人の場合は、家賃より売買価格の値下げ交渉になってしまう場合があります。

この場合はさらに大きな金額が要求されるかもしれませんので、あきらめて仮住まいを探したほうが良いでしょう。

仮住まいで引越し2回

仮住まいの家については、UR賃貸や県営住宅などを利用すると、礼金や仲介料が発生しません。

どうしても民間の賃貸を利用する場合は、不動産ジャパンで探すのがおすすめ。

不動産ジャパンでは、広告を出稿しているほとんどが元付け不動産会社(賃貸オーナー管理会社)。

元付け不動産会社に直接問い合わせると、客付け不動産会社を省略できるので、賃貸オーナーが客付け不動産会社に支払う広告料1〜2ヶ月分が節約できます。

そのメリットを交渉材料として、あなたに有利な条件で元付け不動産会社と交渉できるので、仲介手数料免除などの交渉がしやすくなります。

礼金や仲介料がかからなければ、余計な出費は1回余計にかかる引越し代(4人家族で20万円弱)だけで済みます。

住宅ローンが全額返せない場合

新築で分譲マンションを購入した場合、多くの人が住宅ローン以下の価格でしかマンションを売却できません。

不足分は住み替えローン

マンションの売却価格がローン残債を下回る場合、選択肢は2つあります。

  • 手持ちの現金などで住宅ローン不足分を支払う。
  • ローンの不足分を新しい住宅ローンにまとめる。(住み替えローン)

多くの金融機関が住み替えローンを取り扱っています。

【住み替えローンのイメージ】

住み替えローンのイメージ

住み替えローンについて、詳しくはこちら

住み替えローンを使う場合は、マンション売却と一戸建て購入のタイミングを合わせる必要があります。

どうしてもタイミングが合わない場合は、ずれた期間だけ「つなぎ融資」を利用する方法もあります。

家の買い替えでのつなぎ融資
つなぎ融資について詳しくはこちら

売りやすい時期は気にしない

マンションを売る時期は、基本的に気にする必要ありません。

一応ファミリタイプのマンションの場合、2月・3月と9月・10月が売れやすいという傾向があります。

首都圏中古マンション成約件数と価格

首都圏の中古マンション成約件数と価格

ただ売れやすいといっても、成約件数が2割程度増えるだけ。

しかも成約価格はほとんど変わらないので、無理に時期を合わせる必要はありません。

あなたのご家族の都合を優先して下さい。

時期を優先するなら買取りもあり

学校の事情や転勤の都合で、売却時期を急ぐなら、不動産会社に買い取ってもらうという選択肢もあります。

ただし買取りの場合、マンションの価格は相場より2割〜3割安くなると考えた方が良いでしょう。

買取価格を知りたい場合は、一括査定サイトで備考欄に「買取価格の査定も希望」と記入すると簡単です。

買取について詳しくはこちら

大手の売却保証という選択肢

大手の不動産会社では3ヶ月〜1年程度売り出して、売れない場合に不動産会社が買い取ってくれる「売却保証(買取保証)」という制度があります。

売却保証サービスでは、査定価格をベースに買取価格が決まります。

多くの不動産会社に競争してもらい高い査定価格を付けた不動産会社に、買取り保障をしてもらいましょう。

主な大手不動産会社の売却保証

大手不動産会社の売却保証をまとめました。

三井のリハウスの売却保障

対象物件首都圏・関西圏・中部圏の営業エリア内
土地・戸建・マンション(専用住宅)
物件基準【土地・戸建】
・敷地面積40㎡以上
・指定の建物調査を実施する場合あり。
【マンション】
・専有面積40㎡以上
・1981年(昭和56年)6月1日以降の建築確認取得物件
※一般的な住宅ローンの通常利用が可能であること
対象者専属専任媒介(期間3ヶ月間)を締結した個人の方(宅建業者除く)
保証金額1億円以内かつ査定価格の90%以内
保証期間3ヶ月間
適用条件規定の審査後の保証開始。
予め、提示した販売計画に基づき、売却活動を実施。
媒介契約締結日から1ヶ月目、2ヶ月目に媒介価格(売出価格)を変更。
他にも諸条件あり。

※売却前でも新居への入居ができるつなぎ融資の利用が可能。

住友不動産販売の売却保障

対象物件営業エリア内
自己所有の居住用の不動産
物件基準【土地・戸建】
・敷地面積40m2以上。
・建物調査を実施する場合あり。
【マンション】
・専有面積40m2以上
・新耐震基準(1981年(昭和56年)6月1日以降の建築確認取得物件)
・自主管理を除く
※土地・戸建・マンションとも建築基準法等に適合し、一般的な住宅ローンが利用可能な物件であること。
対象者専属専任媒介を締結した方
保証金額1億円以内かつ査定価格の90%以内
保証期間3ヶ月間
適用条件規定の審査後の保証開始。
予め、提示した販売計画に基づき、売却活動を実施。
他にも諸条件あり。

東急リバブルの売却保障

対象物件東京、神奈川、埼玉、千葉および札幌、仙台、名古屋、福岡、関西圏の営業エリア内
個人の居住用の土地・一戸建・マンション
物件基準【土地】
・敷地面積40m2以上。
【戸建】
・敷地面積40m2以上。
・築30年以内(但し築年数に応じた制限あり)。
・建物調査を実施する場合あり。
【マンション】
・専有面積30㎡以上
・築30年以内
※土地・戸建・マンションとも法令及び条例に適合し、一般的な住宅ローンが利用可能な物件であること。
対象者専属専任・専任媒介契約を締結した方
保証金額1億円以内かつ査定価格の90%以内
保証期間3ヶ月以上6ヶ月未満
適用条件規定の審査後の保証開始。
予め、提示した販売計画に基づき、売却活動を実施。
他にも諸条件あり。

※再販売を行った結果、利益が出た場合、その利益を売主様に還元する利益還元制度あり。
※売却前でも新居への入居ができる立替払い制度の利用が可能。

野村の仲介+の買換保障

対象物件営業エリア内
個人の居住用の土地・一戸建・マンション
物件基準【戸建・土地】
・敷地面積40m2以上。
【マンション】
・専有面積30m2以上
・築30年以内
※土地・戸建・マンションとも法令及び条例に適合し、一般的な住宅ローンが利用可能な物件であること。
対象者専属専任媒介契約を締結した方
保証金額1億円以内かつ査定価格の90%以内
保証期間最長1年
※保証期間は個別に審査
適用条件規定の審査後の保証開始。
予め、提示した販売計画に基づき、売却活動を実施。
他にも諸条件あり。

※再販売を行った結果、利益が出た場合、その利益を売主様に還元する利益還元制度あり。
※売却前でも新居への入居ができるつなぎ融資の利用が可能。

これら4社にまとめて査定を依頼する場合は、一括査定サイト「すまいValue」を利用すると便利です。

一度にまとめて無料査定を依頼できます。

すまいValueの公式サイトはこちら
すまいValue

不動産会社の売却保証について詳しくはこちら

購入時に特約で停止条件

住宅ローンが残っている場合は、マンションを売りながら一戸建てを探すことになります。

マンションが売れてから、家を購入した方が良いのですが、どうしても逃したくない物件を見つけて押さえたい場合は、停止条件付で買付申し込みをして、売買契約を結ぶことも可能です。

停止条件付の特約とは
もしマンションが売れない場合は、売買契約をキャンセルできる特約。
買い替え特約とも言います。
キャンセルになると手付金も戻るため、売買契約の印紙代以外に損する事はありません。
ただし売り主にとっては不利な契約になるため、売り主が契約してくれないケースもあります。
人気のある物件で競合が多い場合は、他を優先されてしまいます。

4.住宅ローンがない場合

マンションの住宅ローンがないあなたは、買い替えがとても簡単になります。

買ってから売るのもあり

マンションを売らなくても、一戸建てを購入できる場合は、売買のタイミングはある程度自由。

ただしマンションを売却して利益(譲渡所得)がある場合は、住まなくなった日から3年目の12月31日までに売らないと、「3,000万円の特別控除」が受けられません。

譲渡所得と税金について詳しくはこちら

売らずに貸す場合は慎重に検討を

マンションを売らずに貸すことを考えているなら、慎重に検討した方が良いでしょう。

マンションを貸した場合のデメリットは…

  • 空室リスクがある
  • リフォームや退去後の原状復旧費用で、思ったほど利益がない
  • 貸している間に古くなり売値が下がる

などがあります。

実際に分譲マンションから住み替えた人の76.6%は売却(又は売却予定)で、貸している人は6.7%しかいません。(平成28年度国土交通省調査)

分譲マンションから住み替えた場合

分譲マンション住み替え後

貸す場合の詳細はこちら

5.一戸建ての総予算を正しく見積もる

一戸建てを購入する費用は、土地と建物の本体価格の他に、様々な費用がかかります。

中古住宅の場合は、仲介料で3%+6万円が必要。

他に金額は小さいですが、

  • 収入印紙代
  • 登記費用
  • 住宅ローン関係費用
  • 税金
  • 水道負担金

などがあります。

購入時の費用について詳しくはこちら

住宅ローンの目安

一戸建てで特に注文住宅の場合は、当初予算を大幅にオーバーしてしまうことがあります。

住宅ローン総額の一般的な数字は、年収倍率(ローン総額÷世帯年収)で5倍というのがひとつの目安。

最近は低金利により少し年収倍率も上がっていますが、そろそろ金利も上がると考えるとやはり5倍に押さえたいところ。

住宅金融支援機構によると、フラット35の平均年収倍率(2016年)は…

  • 土地付き注文住宅: 7.1倍
  • 建売住宅: 6.5倍
  • 中古戸建て: 5.1倍

また三井住友トラスト基礎研究所の調査によると、2009年開始の住宅ローンの累積デフォルト率(破綻率)は2015年時点で…

  • 返済負担率20〜25%
    →破綻率約4%
  • 返済負担率25〜30%
    →破綻率約8%

と返済負担率25%(収入におけるローン返済の割合)が25%を超えると、ローン破綻率が2倍になることが分かります。

変動金利の場合は、将来の金利上昇で返済負担が増えるリスクも考えておきましょう。

6.売る不動産会社と買う不動産会社は別でOK

一戸建てをどこの不動産会社から買うかということは、あまり気にする必要はありません。

マンション売却の不動産会社は、媒介契約を結ぶので、(一般媒介契約を除いて)1社に固定されます。

(参考)不動産を売る時の「媒介契約」の種類と注意点とは

しかし購入する場合は、家を見つけてから不動産会社と媒介契約を結ぶので、不動産会社よりも家を見つけることに集中した方が良いでしょう。

売却の媒介契約をした不動産会社に一戸建てを探してもらうという方法もありますが、今はインターネットを使えば個人でも物件を検索できます。

タイミング次第では、不動産ジャパンアットホームを使えば、レインズに掲載される前の物件が見付かることもあります。

7.一戸建てのデメリット

一戸建てイメージ
一戸建ての購入前にいまさらですが、デメリットも覚悟しておきましょう。

一戸建てのデメリットとしては次が挙げられます。

  • マンションの様に修繕積立金はないが、外壁塗装や屋根防水などを定期的に修繕する費用は必要。
  • 庭があると草刈りや掃除が必要。
  • マンションに比べると近所付き合いが難しい場合がある。
  • 高齢になると階段がキツイ。
  • 一戸建て特有の注意点がある。(再建築不可、借地、月賦契約、手抜き工事、シロアリなど)
  • 同じ立地と面積ならマンションより高くなる。
  • 木造では約20年で建物の担保価値がなくなる

8.まずはマンションの売値を確認

一戸建ては、土地が資産として残り、管理費などもありません。

楽器の音や子供の足音を気にせず、のびのび暮らせるメリットは大きいもの。

マンションから一戸建てへの住み替えを成功させるためには、まず複数の不動産会社に査定を依頼してみて下さい。

あなたの住み替えが成功することをお祈りしております!

一括査定サイトの定番3社+1社

一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。

一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。

この3社以外についてはこちらにまとめています。

  1. すまいValue

    すまいバリュー
    実績5.0
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    年間36万件
    不動産会社数:
    大手6社・全国840店舗
    運営会社:
    大手6社共同運営

    大手6社(三井不動産リアルティ・住友不動産販売・東急リバブル・野村不動産アーバンネット・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年10月に立ち上げた一括査定サイト。
    6社といっても全国840店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
    売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
    首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
    2019年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトとして、「すまいValue」が新定番となっています。

    管理人のコメント

    地方では大手より地域密着の中小不動産会社の方が強い場合もあるため、地方の郊外から外れたエリアではLIFULL HOME'S又はHOME4Uも確認してみたほうが良いでしょう。
    しかし都市部の方は「すまいバリュー」が現状では最強の一括査定サイトです。
    特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。
    机上査定と訪問査定が選べる点もおすすめ。

  2. 【公式サイト】すまいValue

  3. HOME4U

    HOME4Uイメージw330
    実績5.0
    不動産会社4.0
    運営会社5.0
    査定実績:
    累計35万件(2001年開始)
    不動産会社数:
    1,300社
    運営会社:
    株式会社NTTデータ・スマートソーシング

    日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数35万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
    不動産会社は大小バランスよく登録されているため幅広く依頼ができます。

    管理人のコメント

    HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
    ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
    あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておくと良いでしょう。
    不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼した方がよいでしょう。

  4. 【公式サイト】HOME4U

  5. LIFULL HOME'S

    LIFULL HOMESイメージ
    実績4.5
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    非公開(サイト利用者476万人)
    不動産会社数:
    1,798社
    運営会社:
    株式会社LIFULL

    運営は、HOME'SのテレビCMでおなじみの東証1部上場 株式会社LIFULL。2008年にマンション専用でサービスを開始。2011年から戸建ても含めて売却査定ができる仕様に。参加会社数が多く、特に地元密着系の中小不動産会社が多数登録しています。

    管理人のコメント

    不動産会社を選ぶ際に、各社の特徴(買取保障、瑕疵保証制度あり、半数以上がベテランなど)がアイコンで表示されるので、選びやすいシステムです。
    訪問査定ではなく机上査定を希望する場合は、不動産会社へのメッセージ欄で伝えると良いでしょう。
    選ぶ会社の数は3社〜6社がオススメです。

  6. 【公式サイト】LIFULL HOME'S

都市部では「おうちダイレクト」を並用で

都市部では、すまいvalueと並用して「おうちダイレクト」を利用してみましょう。

おうちダイレクト

おうちダイレクトは、ネット大手のyahoo(ヤフー)とソニー不動産が運営する一括査定サービス。

登録されている不動産会社は、大手フランチャイズ系を中心に法人及び団体が9つ、合計2000店舗以上とかなりの規模。

おうちダイレクトを並用するメリットは、つぎの3種類の不動産会社へ査定依頼できること。

  1. 地域の売買情報に特化した地元密着系不動産会社
  2. ネットワーク力が強いフランチャイズ系不動産会社
  3. 片手仲介に特化したソニー不動産

このうち1〜2社だけでも意見を聴くことで、すまいvalueの大手不動産会社があなたに合っているのか、迷いなく判断できるでしょう。

エリアによっては、大企業より販売実績のある不動産会社も登録されています。

また、おうちダイレクトではyahooがネット広告をサポートするため、ネット広告力が強いことも大きなメリットといえます。

ただしサービス提供エリアは、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、関西圏(大阪・兵庫・京都・奈良)、札幌、そしてマンションのみ愛知県と福岡市。

これ以外のエリアは、NTTデータのHOME4Uを試してみて下さい。

おうちダイレクトの無料査定依頼はこちら
おうちダイレクト一括査定