おうちダイレクト
「おうちダイレクトの評判は? 本当に良いの? どうやって使えば良いの?」

おうちダイレクトでも「セルフ売却」と「プロフェッショナル売却」は内容が全く違います。

おうちダイレクトを検討しているけど、いまいちスッキリ分からない。
そんなあなたのために、徹底分析しました。

メリットやデメリット、注意点も含めて分かりやすく解説しています。

この記事を読めば、あなたが本当に「おうちダイレクト」を使うべきか、また使うなら何に注意すべきかが分かります。

これらの注意点を知ることで、おうちダイレクトをスムーズに使いこなし、満足のいく売却ができるでしょう。

あなたの家の売却が成功するために、この記事がお役に立てば幸いです。

おうちダイレクトは3つのサービス

おうちダイレクトは、ネット大手の「Yahoo!(ヤフー)」と、あのソニーが始めた不動産会社「SRE不動産(旧ソニー不動産)」が共同運営する不動産関連サービス。

おうちダイレクトには、次の3つのサービスがあります。

おうちダイレクトの3つのサービス

1. AI診断
AIで家の価値を診断してくれるサービス。ただし精度はあくまで参考程度
2. セルフ売却
仲介手数料が0円で、自ら家を売却できる。
3. プロフェッショナル売却
複数の不動産会社へ一括査定を依頼し、不動産会社と売買契約を結び売却できる。一般の一括査定サイトと同じサービス。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. AI診断

優れたAIがあなたの家の価格を診断

おうちダイレクトのAI診断は、その名の通り、AIがあなたの家の価格を診断してくれるサービス。

SRE不動産(旧ソニー不動産)とソニーのR&D(研究開発)部門が共同開発した最先端のAIです。

時期や景気、エリアの地価変動といった要素を考慮したうえで、最新の住まいの価値をAIが算出してくれる高精度シミュレーター。

AIとしては、ライバルの先を行く優れたAIです。

AI診断の2つの注意点

AI診断は優れたサービスですが、次の2つの注意点があります。

  • 注意点1. 1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)のマンション限定。
  • 注意点2. レインズのデータが使えないため、精度は参考程度。
レインズとは
国土交通省の指定流通機関である、不動産流通機構が運営するデータベース。
過去の取引事例、現在の売り出し物件情報が登録されています。
不動産会社しか利用できません。
(参考)家を売るときに知っておきたい「レインズ」のこと

優れたAI診断だが成約データを使えないことが問題

ハウスくんハウスくん

レインズのデータが使えないと、何が問題なの?


家博士家博士

レインズが使えないから、実際の取引価格をAIに反映できないんだ。
国内で取引価格が登録されているデータベースはレインズだけ。
レインズの利用規約で、AI診断などには利用できないんだ。


AI診断ではレインズに登録されている「成約価格」を利用できないため、仕方なくネットで無料で集めることができる「売出し価格」などを利用しています。

売出し価格は、売り主の希望価格で、ある意味「売れ残っている価格」ともいえるもの。
実際の売買が成立する成約価格とは大きな差があります。

これはおうちダイレクトのAI診断に限らず、現在国内の匿名で利用できるネット価格診断に、共通する問題です。

ハウスくんハウスくん

せっかくの優れたAI診断でも、レインズを使った不動産会社の査定に比べると、精度は低いってことだね

売出し価格と成約価格については、こちらで詳しく解説しています。

AI診断については、こちらで解説しています。

気軽に試せるメリットはある

一方でAI診断には、不動産会社からの電話連絡や訪問が一切ないというメリットも。

参考として気軽に試してみるには、良いサービスと言えるでしょう。

AI診断は、こちらの公式サイトから
AI診断

2. セルフ売却

自分で買い手を探して、仲介手数料0円

おうちダイレクトのセルフ売却は、不動産会社に頼ることなく、自分で買い手を探せるサービス。

物件情報はおうちダイレクトのほか、日本最大級の不動産ポータルサイトであるYahoo! 不動産にも掲載されます。

掲載はもちろん無料。

ポータルサイトに情報は載るけれど、買い手は自分自身で探すという、新しい形の不動産の売り方です。

では、セルフ売却にはどんなメリットや注意点があるのでしょうか。

セルフ売却の3つのメリット

セルフ売却のメリットは次の3つ。

  1. 仲介手数料0円
  2. 専門的な契約や手続きはSRE不動産が対応してくれる
  3. 買い手の反応を見ながら自分で工夫して売却できる

 それぞれ解説します。

メリット1. 仲介手数料0円

セルフ売却の最大のメリットは仲介手数料が0円であること。

通常、不動産会社に依頼して契約が成立すると、仲介手数料が発生します。

例えば3,000万円でマンションを売却した場合の仲介手数料は、消費税を含めて103万6,800円。

これがセルフ売却なら0円です。

ハウスくんハウスくん

仲介手数料はどうやって決まるの?

家博士家博士

売買価格が400万円を超える場合は、税抜きの売却価格×3%+6万円+消費税で計算されるよ

セルフ売却なら仲介手数料が0円なので、同じ売却価格でも手取り金額が増えます。

仲介手数料の相場については、こちらで解説しています。

メリット2. 専門的な契約や手続きはSRE不動産が対応してくれる

セルフ売却では、不動産売却の中でも専門的な知識が求められる契約や交渉、手間がかかる見学の調整や案内はSRE不動産のコーディネーターが担当。

あなた自身で対応する必要はありません。

同様に自分で不動産を売却できる他のオークションサイトには無い、おうちダイレクトだけのサービスです。

他のオークションサイトについては、こちらで解説しています。

メリット3. 買い手の反応を見ながら自分で工夫して売却できる

買い手の反応を見て柔軟に対応できるのも、セルフ売却ならではのメリット。

セルフ売却では、あなたの家の情報閲覧数や問い合わせなど、リアルな反応を見ながら価格を変更し、買い手からの連絡を待てます。

「価格を少し下げたら反応が良くなったから、次は実際に見学してもらえるようにPR文を変えてみよう」といったように、あなた自身で工夫して売却できるのです。

セルフ売却の3つのデメリット、注意点

一方でセルフ売却には、次の3つのデメリット・注意点があります。

  1. 地域が1都3県の一部のみ、マンション限定
  2. 他の売却方法と並用できない
  3. 相談相手がいないので不安

それぞれ解説します。

注意点1. 地域が1都3県の一部のみ、マンション限定

セルフ売却を利用できるのは、マンションだけ。

地域は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県の一部。

セルフ売却の利用可能エリア

東京都
東京23区、立川市、武蔵野市、三鷹市、府中市、調布市、町田市、小金井市、国分寺市、国立市、狛江市、西東京市、小平市、稲城市、多摩市、日野市、八王子市
神奈川県
横浜市、川崎市、鎌倉市、藤沢市、大和市、茅ケ崎市、相模原市(中央区、南区)
埼玉県
さいたま市(南区、浦和区、中央区、大宮区)、川口市、蕨市、戸田市、朝霞市、志木市、和光市、所沢市、新座市、三芳町、富士見市、ふじみ野市、川越市、越谷市、吉川市、草加市、三郷市、八潮市
千葉県
千葉市美浜区、市川市、船橋市、習志野市、浦安市、松戸市、柏市、鎌ヶ谷市、千葉市(花見川区、稲毛区、中央区)

注意点2. 他の売却方法と並用できない

おうちダイレクトのセルフ売却を利用すると、同時に他の売却方法を試すことができません。

例えば、他の不動産会社へ売却を依頼して、同時にセルフ売却で売ることは不可。

他の不動産会社が使えないということは、おうちダイレクトやYahoo不動産で物件を探している人しか情報が届きません。

レインズに掲載されないのはもちろん、Yahoo不動産以外の主要なポータルサイト(SUUMOなど)にも掲載されないのです。

セルフ売却では、こうした仕組みから情報が広く拡散しにくいという注意点があります。

マンション売却の広告については、こちらも合わせてお読み下さい。

注意点3. 相談相手がいないので不安

セルフ売却では、自分で自由に売り出せる反面、買い手がつくまでは不動産会社などの専門家に相談できません。

買い手が見つかった後の契約手続きなどはSRE不動産が担当しますが、売却中の価格調整などは自分で判断することになります。

いくらで売り出すのか、どのタイミングで価格を値下げするか、全て自分で判断する必要があります。

セルフ売却が向いている人

おうちダイレクトのセルフ売却が向いているのは、「不動産会社を使いたくない売却経験者」

経験者なら売却の流れも把握できているため、セルフ売却でもうまくいく可能性が高いでしょう。

不動産会社を使わないので仲介手数料もかかりません。

一方で相談相手がいないため、初めてマンションを売却する人には不向き。

不動産会社からサポートを受けて売却する方が、安心で確実です。

セルフ売却はこちらの公式サイトから
セルフ売却

3. プロフェッショナル売却

不動産会社に一括で査定を依頼する

プロフェッショナル売却は、不動産会社に一括で査定を依頼する一括査定サービス。

自分自身で買い手を探すセルフ売却と違い、不動産会社(プロ)に売却を依頼することになります。

同じ様な一括査定サービスは、主なものだけでも10社以上あり、おうちダイレクトは後発のサービスになります。

他の一括査定サイトはこちらでまとめています。

プロフェッショナル売却にも、メリットやデメリット、注意点があります。

プロフェッショナル売却のメリット

プロフェッショナル売却のメリットは次の3つ。

  1. エージェント制のSRE不動産(旧ソニー不動産)にも依頼できる一括査定サイト
  2. Yahooがネット広告をサポート
  3. 多彩な不動産会社へまとめて査定を依頼できる

それぞれ解説します。

メリット1.

エージェント制は不動産会社が売主または買主のいずれか片方だけについて、売却または購入活動を進める不動産仲介の一つ。

米国で主流となっているものです。

1つの不動産会社が売主と買主の両方を担当する両手仲介が認められている日本と違い、海外では両手仲介が禁じられていることも多いもの。

両手仲介だと売主と買主のどちらか片方が、不利益を被る可能性もあるからです。

両手仲介とは
売り主だけでなく、買い主を自社で見つけることで、2倍の仲介手数料を稼ぐ方法。
両手仲介と片手仲介のイメージ
自然に両手仲介になるのはよくあることで、悪いことではありません。
しかし意図的に両手仲介を狙って、他社の見つけた購入希望者を拒否したりすれば完全な違法行為。
売り主にとって、せっかく見つかった購入希望者が知らない間に断られていたことになります。
悪質な不動産会社の行為は、こちらで解説しています。
家博士家博士

売主は高く売りたいけれど、買主は安く買いたいと思うもの。仲介役が1人だけだと、両方の希望を叶えることは難しいからね

ハウスくんハウスくん

確かに。でも不動産会社は双方から仲介手数料が得られるわけだから、できれば両手がいいと思ってしまうよね

家博士家博士

そうではなく、売主や買主の希望を叶えられるように動いてくれるのがエージェント制の特徴なんだ

日本ではまだ珍しいエージェント制を取り入れたのがSRE不動産(旧ソニー不動産)。

プロフェッショナル売却なら、そんなSRE不動産にも査定依頼できます。

SRE不動産(旧ソニー不動産)の公式サイトはこちら
SRE不動産

メリット2. Yahooがネット広告をサポート

おうちダイレクトのプロフェッショナル売却で不動産会社と契約した場合、ネット広告をYahooがサポートしてくれるので安心です。

今の不動産売却の広告では、ネットが欠かせません。

Yahooが運営するYahoo不動産では、強力にサポートしてもらえます。

また不動産会社も独自にネット広告を出すため、SUUMO(スーモ)やHOMES(ホームズ)、athome(アットホーム)などの主要ポータルサイトにも掲載できます。

メリット3. 多彩な不動産会社へまとめて査定を依頼できる

ソニー不動産以外にもネットワークを活かした売却活動が期待できるフランチャイズ系や、エリアでの実績が豊富な地域密着系にも査定依頼が可能。

9つの会社・団体の合計1,100店舗以上の不動産会社が登録しています。

プロフェッショナル売却に登録する不動産会社・団体で特徴的なのは、大阪宅建協会。

大阪宅建協会のような公共性が高い一般社団法人が参加する一括査定サイトは、他にはありません。

【参考】一般社団法人 大阪宅建協会

プロフェッショナル売却のデメリット、注意点

プロフェッショナル売却のデメリットや注意点として、次の2つが挙げられます。

  1. 地域が限定的
  2. 全ての不動産会社数が登録しているわけではない

それぞれ解説します。

注意点1. 地域が限定的

2019年4月時点で、プロフェッショナル売却が利用できる地域は次の通り。

プロフェッショナル売却の利用可能地域

マンション
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、愛知県、北海道札幌市、福岡県福岡市
土地/戸建て
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、北海道札幌市
上記以外
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県

セルフ売却よりは対象地域が広いものの、一括査定サイトとしてはかなり限定的。

注意点2. 全ての不動産会社数が登録しているわけではない

1,100店舗以上の不動産会社が登録していますが、全ての不動産会社が登録しているわけではありません。

例えば、都市部で圧倒的な実績のある大手トップ3社は含まれません。

ハウスくんハウスくん

大手トップ3社って?

家博士家博士

三井不動産リアルティ、東急リバブル、住友不動産販売の3社だよ。都市部での売却なら、この3社は押さえておきたい不動産会社なんだ

売買仲介件数ランキング上位28社(2018年)

不動産会社の売買仲介件数ランキング2018

日本の不動産業界は、大手3社が圧勝!!

「三井のリハウス(三井不動産)」「住友不動産販売」「東急リバブル」の3社は、仲介件数が2万件を超えており、圧倒的です。

これら大手トップ3は、最低限おさえておきたい不動産会社と言って良いでしょう。

早速、これらの大手トップ3社に、それぞれ連絡しても良いのですが、3回も電話するのは面倒かもしれません。

しかし、一括査定サイトの「すまいValue」を利用すれば、わずか数分でこれらの大手トップ3社を含む最大6社にまとめて無料査定を依頼できます。

すまいValueイメージ

すまいValueの公式サイトはこちら
すまいValue

また札幌や福岡など、エリアによっては候補として出てくる不動産会社の数が少ない場合もあります。

査定を依頼する不動産会社の目安は、3社〜6社程度。

プロフェッショナル売却で3社未満だった場合は、他の一括査定サイトを試して見たほうが良いでしょう。

他の一括査定サイトはこちらでまとめています。

プロフェッショナル売却が向いている人

おうちダイレクトのプロフェッショナル売却が向いているのは、次のような人。

  1. ソニー不動産を含めて査定を依頼したい人
  2. すまいValueなどと併用で査定を依頼する人

ソニー不動産に査定依頼できる一括査定サイトは、おうちダイレクトのプロフェッショナル売却だけ。

エージェント制のソニー不動産を利用したい場合は、プロフェッショナル売却を利用しましょう。

都市部での売却なら、大手トップ3社に査定依頼できる「すまいValue」と併用する人にも向いています。

大手も押さえつつ多彩な不動産会社に査定してもらいたい人にピッタリです。

おうちダイレクトのプロフェッショナル売却はこちら
おうちダイレクト一括査定

まとめ

おうちダイレクトの特徴的な3つのサービス。

内容や使うのに向いている人をまとめると次の通りです。

1. AI診断
売却時期や景気、エリアの地価変動を考慮して、AIがマンションの価値を算出してくれるサービス。
参考としてマンションの価値を知りたいとき、気軽に利用できる。
2. セルフ売却
不動産会社を使わずに不動産の買い手を探せるサービス。
売却の経験があり、不動産会社を使いたくない人向き。
3. プロフェッショナル売却
多彩な不動産会社に一括査定を依頼できるサービス。
エージェント制を採用しているソニー不動産を含めて査定依頼したい人や、都市部ですまいValueと併用して査定依頼したい人向き。

実際に売却を検討しているなら、セルフ売却かプロフェッショナル売却のいずれかのサービスを利用することになります。

売却が初めてであればプロフェッショナル売却を利用し、合わせてすまいValueなども試してみましょう。

地域密着系から大手トップ3、ソニー不動産まで、幅広い不動産会社に査定依頼できます。

査定結果が届いたら価格やその根拠、売却戦略など話をよく聴き比べて下さい。

信頼できる不動産会社を見つけられたら、あとはお任せで大丈夫。

不動産会社が最後までしっかりサポートしてくれます。

売却成功というゴールに向かって一緒に走れるパートナーを見つける気持ちで、まずはプロフェッショナル売却を使ってみてくださいね。

おうちダイレクトのプロフェッショナル売却はこちら
おうちダイレクト一括査定