「マンションが古くなってきたから、フルリフォームしようか…」
マンションのフルリフォームでお悩みですね。
どうせリフォームするなら、水周りも含めてフルリフォームを…と考えたくなりますが、フルリフォームには「2つの注意点」があります。
2つの注意点とは、あなたがコントロールできない「マンション全体の寿命」と「リフォームの制限」。
マンションをフルリフォームする前に、これらの注意点をチェックしておきましょう。
あなたのマンションを上手く活用することは、あなたの資産を守り、安心した老後を送るために役立つでしょう。
あなたの豊かで快適な生活を実現するために、この記事がお役に立てば幸いです。
この記事のもくじ
マンションフルリフォームの2つの注意点
マンションフルリフォームの2つの注意点はこちら。
マンションフルリフォームの2つの注意点
- マンション全体の寿命
→せっかくフルリフォームしてもマンション全体の資産価値が下がる - リフォームの制限
→思い通りのリフォームができず、見た目も快適性も中途半端になる
それぞれ詳しく解説していきます。
注意点1. マンション全体の寿命
自宅だけリフォームしても全体の寿命は延びない
戸建て住宅であれば、フルリフォームによって住宅の寿命を延ばすことができます。
またフルリフォームによって資産価値を上げることも可能です。
しかしマンションは自宅をフルリフォームしたからといって、マンション全体の寿命が延びるわけではありません。
たとえ専用部だけが綺麗になっても、共有部が手入れされていなければ資産価値は下がってしまうのです。
マンションの寿命を左右する「マンションの管理」
マンションの寿命を左右するのが、「マンションの管理」。
管理といっても、管理会社ではなく、マンション住民で組織する管理組合です。

マンション管理組合があれば良いの?

管理組合が機能してるかがポイントだよ。
もっと分かりやすく言うと、大規模修繕をきちんと管理しているかだね
ポイントは大規模修繕がいつまでできるか?
マンションの寿命は、大規模修繕がいつまでできるか?と言い換えることができます。
マンションの大規模修繕ができなくなると、マンションは急速にスラム化します。

なんで大規模修繕できなくなるの?

大規模修繕できなくなる理由は2つある。
マンションの大規模修繕ができなくなる理由
- 築年数が古くなるほど増える大規模修繕工事費
- いつか不足する修繕積立金
築年数が古くなるほど増える大規模修繕工事費
マンションは築年数が古くなるほど修繕項目が増え、大規模修繕工事の工事費用が高額になります。
具体的には、配管・サッシ・エレベーター・機械式駐車場など、高額な修繕項目が増えていきます。
また、ある程度の機能改善も必要です。
機能改善をせず現状維持のままでは、マンションの資産価値は落ちてしまいます。

たとえば、今から30年ほど前まではエレベーターのないマンションが普通だったんだ。
でも今はエレベーターがあるのは当たり前でしょう?

確かに。エレベーターなしだと候補から外してしまいそう

だからマンションも、時代に合わせて改善していく必要があるんだ
管理組合が機能しないと高額な工事費を支払うことに
管理組合が機能せず、管理会社まかせで大規模修繕工事を行うと、工事費がコントロールされずに通常より高額な工事費を支払う結果に。
また設計コンサルタントを入れて大規模修繕工事を管理しても、設計コンサルタントが業者からキックバックを受け取り利益を折半するケースもあります。
この問題は国土交通省も注目しており、2017年には相談窓口を設置し、実態調査も実施しています。
(国土交通省・設計コンサルタントを活用したマンション大規模修繕工事の発注等の相談窓口の周知について)
通常より高額な工事費を支払うことで、マンションの修繕積立金不足は加速してしまいます。
いつか不足する修繕積立金
多くのマンションは、修繕積立金がいつか不足します。
国土交通省の調査によると、
- 34.8%のマンションで修繕積立金が不足。
- 当初計画に比べて積立額が20%超も不足しているマンションも15.5%ある

なぜ修繕積立金が不足するの?

修繕積立金が不足する一番の原因は、新築当初の修繕積立金が安すぎるということ。
マンションを売るためには、修繕積立金が安い方が売りやすいからね。
修繕積立金が高いとマンションが売りにくいため、デベロッパーとしては修繕積立金をなるべく安くしなくてはいけません。
しかし新築当初の修繕積立金の金額は、マンションの長期修繕計画に基づいて決めるため、根拠が必要です。
(長期修繕計画とは、20年〜30年の長期間でマンションの大規模修繕各項目をまとめたもの。)
そこで、昔は長期修繕計画をすこし短く20年などにして、お金のかかる重設備の交換などを修繕項目から削除することがよくありました。
最近は、そこまであからさまな方法ができないため、修繕積立金を5年毎などに値上げする「段階増額型」にしています。
段階増額型では、修繕積立金の増額が新築当初から予定されていますが、いざその時に増額できず、修繕積立金が不足するケースが増えているのです。
修繕積立金の増額は簡単ではありません。
修繕積立金の増額には住民の同意が必要
修繕積立金の増額は、管理組合が勝手にできるわけではありません。
修繕積立金を増額するためには、管理組合が総会を開き、普通決議の可決が必要です。
マンション管理組合の普通決議には、次の条件が必要です。
- 議決権(マンション住戸)の半数以上の出席
- 出席者の過半数の賛成
総会の成立には30戸以上の出席が必要。出席には委任状や、議案に対する賛否の意思表明である議決権行使も含める。
また30戸が出席した場合は、16戸以上の賛成が得られれば可決する。
住民の高齢化で修繕積立金の増額が困難に
マンション住民が高齢化すると、修繕積立金の増額は困難になります。
なぜなら修繕積立金の増額に反対する人、委任状が取れない人が増えるため
やはり年金暮らしの高齢者にとって、修繕積立金の増額は厳しいもの。
また「あと数年だけ住めれば良い」という人にとって、修繕積立金の増額は必要ありません。
さらに住民が介護施設などに入り、連絡がとれなくなると、総会の委任状が集まらなくなります。
管理組合の総会をリードする住民も高齢化し、一戸ずつ連絡先を調査することは困難に。
運良く連絡先が分かっても、本人が認知症になっている場合は、成年後見人などでないと委任できません。
この頃になると、管理費と修繕積立金の滞納も増え、修繕積立金不足が加速していきます。
修繕積立金が不足すると、スラム化し売ることもできない
修繕積立金が不足すると、待っているのはマンションのスラム化。
資産価値を高める改修どころか、必要な修繕もできなくなります。
雨漏りや漏水、共用部分の電気代滞納による停電、貯水タンクへの給水停止といった事態になり、最終的には居住できないスラム化マンションに。
スラム化したマンションは誰も買わないので、売ることすら出来なくなります。
売ることができなくても。固定資産税と管理費、修繕積立金は支払い続けるしかありません。

スラム化する他に解決策はないの?

建て替えか敷地売却だね。
マンションの最後は3択
マンションの最後は次の3択のいずれかしかありません。
- 建て替え
- 解体して更地売却
- スラム化

建て替えできたら、良いじゃない!

残念ながら、マンションの建て替えは、とても難しいんだ。
多くのマンションは建て替えできない
多くのマンションは、建て替えに必要な費用負担がネックになり、建て替えできません。
現在マンションは全国に654.7万戸あり、そのうち築35年を超える旧耐震マンションが約106万戸。
この内、建て替えが完了または建て替え中のマンションは、267棟で約2万戸(2019年4月時点)。
全国のマンションの0.3%、旧耐震マンションの約2%しか建て替えできていません。
マンションの建て替えには、1戸あたり1千万円以上、新築時の半額程度の費用負担があります。
さらに解体から竣工までの約2年間はどこか他の場所へ仮住まいしなくてはいけません。
そのため多くのマンションが、住民の意見を統一できず、所有者の4/5の賛成が難しいのです。
解体して更地売却も合意が難しい
解体して更地を売却する方法もありますが、これも所有者の4/5の賛成が必要。
あと10年住めればと思っている高齢者にとって、住まいを失う解体は、さらに意見の統一が難しくなります。
意見の統一がとれないマンションは、いずれスラム化していきます。
マンションの寿命は個々で違い、寿命が尽きても建替えできるのはごく一部です。あなたのマンションの寿命と建替えの可能性をチェックリストで調べてみましょう。
ここまでマンションの寿命について解説しました。
次にもう一つの注意点である、リフォームの制限について解説します。
注意点2. リフォームの制限とは
マンションのリフォームには、制限があります。
制限は「共有部」と「管理規約や細則」の2つ
共有部はリフォームできない
マンションは「専有部分」と「共用部分」に分かれています。
所有者がリフォームできるのは「専有部分」のみで、「共有部分」はリフォームできません。
専有部分と共用部分について、国土交通省「標準管理規約」で次のように定められています。
- 第1号 天井、床及び壁は、躯体部分を除く部分を専有部分とする
- 第2号 玄関扉は、錠及び内装塗装部分を専有部分とする
- 第3号 窓枠及び窓ガラスは、専有部分に含まれないものとする
サッシが交換できず、リフォーム後も断熱性は低く結露する
マンションのリフォームで見落としがちなのが、部屋の窓や窓枠(サッシ)。
基本的に窓やサッシは共用部分なので、個人の意思では交換できません。
(※ただし一部のマンションは細則で条件付きで認めている場合があります。)
「断熱性や結露を改善したいからリフォームしたい」と思っても、改善できないのです。
仕方なく既存の窓の内側に内窓を設置するリフォームもありますが、見た目もいまいち。
さらにサッシにガラリ(換気口)がついているタイプの窓には、内窓すらつけることができません。
玄関ドア・バルコニー・配管の一部もリフォームできない
玄関ドアもバルコニーも同様に共有部なので、リフォームすることができません。
防犯用の補助錠もつけられません。
インターホンもカメラ付きにできません。
バルコニーにすのこなどを敷き並べる場合も、避難口は塞ぐことができません。
間取りを大規模に変更するリフォームでも、水回りの位置変更ができない場合が多いもの。
排水の勾配が十分に取れなかったり、スラブ内配管の位置変更ができないのが理由です。
水道や排水の配管がコンクリート躯体に埋め込まれている部分はリフォームできません。
マンションによっては、配管がコンクリート躯体の中に巻き込まれており、水回りの位置が変えられません。
配管も専有部分と共用部分に分かれます。
たとえば「水質や水圧を改善したい」と思っても、大本となる共用部分の配管が古いままでは改善できません。
また「生ゴミの処理ができて便利だからディスポーザーを付けたい」と思っても、設置は不可。
ディスポーザーを設置するには、共有部の下水管に専用設備が必要になるためです。
詳しくはこちらで解説しています。
マンションのリフォームやリノベーションは多くの法律やルールが関係するため、思わぬ失敗をすることも。中古マンションをリフォーム・リノベーションする際の注意点や失敗例をまとめました。
このように、マンションをフルリフォームする場合には多くの制約を受けることになります。
管理規約や細則による制限
専有部分であっても、一部のリフォームには制限があります。
共有部分や他の専有部分に影響を与える恐れがあるリフォームは、理事長に予め申請し、書面による許可が必要です。
第17条 区分所有者は、その専有部分について、修繕、模様替え又は建物に定着する物件の取付け若しくは取替え(以下「修繕等」という。)であって共用部分又は他の専有部分に影響を与えるおそれのあるものを行おうとするときは、あらかじめ、理事長(第35条に定める理事長をいう。以下同じ。)にその旨を申請し、書面による承認を受けなければならない。
マンション毎に細則で決められている
理事長に申請するリフォームの内容は、一般的に各マンションの細則で決められています
あなたのマンションの細則を確認してみてください。
おそらくフローリングについて、遮音等級○L○○以上などの制限があるでしょう。
築年数が古いほど薄いコンクリート躯体で、音のトラブルも
築年数が古いほど戸境壁や床スラブは薄く、防音の性能は低くなります。
このためカーペットや畳の部屋をフローリングにすると、騒音トラブルに発展する恐れも。
過去にトラブルになったマンションでは、フローリングへの交換を禁止しているケースもあります。
一般的に、マンションのスラブ厚(床のコンクリート厚)は、次のように厚くなってきています。
1970年代まで→130mmが標準。
1980年代→150mmが標準。
1990年代後半→180〜200mmが標準。
住宅金融支援機構の調査では、1990年代後半には200mm以上が6割超に。
(住宅金融支援機構・平成16年度公庫融資を利用したマンションに関する満足度より)
これを見て、「もう少し床を厚くして防音性を改善したい」と思っても、構造的に難しく、そもそも共用部分なので改善できません。
マンションのリフォームでは、専有部分でも管理規約や細則で制限を受けるのです。

色々制限があるんだね。
じゃあ、フルリフォームする前に、何をすれば良いの?

管理組合資料と管理規約・細則のチェックはしておきたいね。
マンションをフルリフォームする前に確認すべき2点
マンションをフルリフォームする場合は、リフォーム前に次の2点を確認しましょう。
マンションをフルリフォームする前に確認すべき2点
- 管理組合資料
- マンションの管理規約・使用細則
それぞれ具体的に何を確認すれば良いのか解説していきます。
管理組合資料のチェック
管理組合資料をチェックするのは、マンション全体の寿命について知るため。
チェックポイントとしては次の3項目が挙げられます。
- 長期修繕計画が30年以上あり、5年以内に見直されているか
- 修繕積立金が計画通りに運用されているか
- 修繕積立金や管理費の滞納がないか
長期修繕計画は一度作ればOKというものではありません。
増税や社会情勢の変化によって必要な金額が変動するからです。
そのため5〜6年に一度は見直しが必要と言われています。
またマンションでは12〜15年周期で大規模修繕を実施します。
大規模修繕を実施した後には、実際にかかった費用や修繕箇所などが反映されているかもチェック。
滞納の有無もしっかり確認しておきましょう。
国土交通省の「平成30年度マンション総合調査」によると、24.8%のマンションで3ヶ月以上の滞納があるという結果に。
築年数が古いマンションほど、滞納の割合が高くなる傾向にあることも分かっています。
長期修繕計画については、こちらで詳しく解説しています。
マンション売却のタイミングで注意すべきは「大規模修繕」。大規模修繕とマンション売却の関係が5分で分かります。
マンションの管理規約・使用細則の確認
リフォーム前には、規約と細則についてリフォームに関する部分を確認しましょう。
専有部分でもフローリングは、多くのマンションでは遮音等級が決められています。
またフローリング以外にも、マンションの管理規約や細則で仕様が定められていることも。
事前の届け出と理事長の承認が必要なマンションも多く、無断でリフォームすると工事中断や原状回復を求められることもあるため、十分注意しましょう。

管理組合資料と管理規約・細則をチェックして、フルリフォームが厳しかったらどうすれば良いの?

思い切って「住み替え」を考えてみると良いよ。
フルリフォーム以外の選択肢「住み替え」
マンションのフルリフォーム以外の選択肢として、住み替えで資産価値を高める方法もあります。

つまり、買い替えるってこと?

そう。今はマンション価格が高騰しているから、売りどきでもあるんだ
マンション価格は高騰しているので売り時
不動産価格指数(全国)
不動産価格指数とは
不動産相場の価格変動が純粋に分かる指数。国土交通省がアンケートで集めた年間30万件の成約価格を元に、ヘドニック法という統計計算でまとめたもの。3ヶ月前までのデータが毎月末頃に公表される。2010年の平均を100として算出。
中古マンションは約10年で85%も値上がりしています。
マンションを売却するには良いタイミングだといえるでしょう。
ニーズに合った家に住み替えできる
住み替えなら、よりあなたのニーズに合った家に住むことができます。
たとえば、リフォームする理由が「子供が家を出たので部屋数を減らしたい」ということなら、今より部屋数の少ない築浅マンションへの買い替えも選択肢の一つ。
お金をかけて築年数の古いマンションの一部屋をリフォームするより、設備等も新しい築浅マンションに住み替えた方が資産価値は高くなります。
もしくは、とりあえず定年退職までは手頃な賃貸マンションへ住み替えるのも良いでしょう。
今いくらで売れるか確認してみては
住み替えを検討するなら、まず今のマンションがいくらで売れそうか確認してみてはいかがでしょうか。
今は専門家でも価格を予想することが難しいほど、マンション相場が高騰しています。
あなたのマンションの価格を正確に知るためには、
- エリアで売却実績が豊富な不動産会社を選ぶ
- 3〜6社へ無料査定を依頼し、話を聴き比べる
ことで、より正確な査定価格が分かります。
不動産会社の心当たりがなければ、一括査定サイトを利用するのが便利で手間もかかりません。
一括査定サイトの定番3社
一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。 一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。 この3社以外についてはこちらにまとめています。
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おすすめ1位
すまいValue - 査定実績:
- 40万件(2016年開始)
- 不動産会社数:
- 大手6社(全国900店舗)
実績 5.0 不動産会社 4.5 運営会社 5.0 大手6社が共同で運営する一括査定サイト。6社といっても全国900店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。首都圏以外でもほとんどの都市で、三井・住友・東急の3社が実績トップを独占しています。
2023年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトとして定番になっています。
簡易査定を選べば郵送やメールで概算価格の査定が可能。
さらに詳しくはこちら⇒すまいValueの詳細 -
おすすめ2位
SRE不動産(旧ソニー不動産)- 査定実績:
- (2014年開始)
- 不動産会社数:
- 売主側1社(買主側多数)
- 運営会社:
- SREホールディングス(東証PRM)
実績 4.0 不動産会社 4.0 運営会社 5.0 すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。ただし利用できるエリアは首都圏と関西圏のみ。
あのソニーが始めた不動産会社で、大手で唯一のエージェント制を採用。他の不動産会社が積極的に買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。またAI査定に定評があり、千社以上に技術を提供するほど。まずメールで概算価格だけ査定できます。
さらに詳しくはこちら⇒SRE不動産の詳細管理人のコメント
エージェント制は売主だけ担当し、買主は他の不動産会社が探すため、複数に売却を依頼するのに近い効果が期待できます。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで利用がオススメ。
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おすすめ3位
HOME4U - 査定実績:
- 累計50万件(2001年開始)
- 不動産会社数:
- 2,100社
- 運営会社:
- NTTデータ・スマートソーシング
実績 5.0 不動産会社 4.0 運営会社 4.0 日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始から累計で査定実績50万件と実績は十分です。運営はNTTデータ(東証プライム上場)のグループ会社なので安心。
不動産会社は大小バランスよく登録されており、幅広く査定を依頼できます。机上査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。
さらに詳しくはこちら⇒HOME4Uの詳細管理人のコメント
HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多く、自然と査定精度が高くなる仕組み。
ちなみに記入した内容は、後で不動産会社と話すときに修正できます。
あまり悩まずとりあえず現時点の希望を書いておけば問題ありません。
不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。
【公式サイト】すまいValue
【公式サイト】SRE不動産
【公式サイト】HOME4U
各エリアで最適な組み合わせ
あなたのエリアで最適な一括査定サイトの組み合わせはこちら。
- 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、関西圏(大阪・兵庫・京都・奈良)
- その他の都市(札幌・仙台・名古屋・福岡など)
- 地方(人口密度が少ない地域)
まとめ
マンションフルリフォームには、次のような2つの注意点が潜んでいます。
- マンション全体の寿命
- リフォームの制限
フルリフォームでマンションの資産価値を上げようと思っても、マンション全体がしっかり管理されていなければ、行き着く先はマンションのスラム化。
大規模リフォームで住環境や設備を改善したくても、できないこともたくさんあります。
リフォーム前には管理組合資料のチェックや規約の確認をして、後悔しないリフォームにしましょう。
リフォームをするなら、複数の業者に並行して見積もりを依頼すると費用を抑えられます。
リフォーム業者の比較サイトをまとめ、おすすめ4社をピックアップ。リフォーム比較サイトなら、あなたのエリアで実績が豊富なリフォーム業者に、まとめて相見積もりを依頼できます。また見積比較や業者選びの注意点も解説しました。
もしマンションのフルリフォームが難しい場合は、売却して住み替えることで、よりあなたのニーズに合った家に住むことができます。
住み替えで資産価値を高めることは、老後の安心にもつながります。
フルリフォームと住み替えを決めかねているなら、今いくらでマンションが売れるのか確認してみても良いでしょう。
あなたにとって最適な選択肢が見つかり、快適で豊かな生活を実現されることを心よりお祈りいたします!