「すまい
すまい
確かにすまいValueは大手の運営で安心な反面、6社だけだと不安かもしれません。
しかし不動産の売却では、4つの理由から大手が有利です。
実際に筆者もマンション20戸以上の売却経験がありますが、すまいValueの1社には想定以上の高値で売却してもらいました。
この記事では、プロ投資家が公平な立場ですまいValueの注意点や評判を解説。
あなたがすまいValueを利用するべきか、4つの注意点と評判について、不動産業界の実情を交えて解説します。
あなたの不動産売却が成功するために、この記事がお役に立てば幸いです。
⇒すまいValue
この記事のもくじ
大手トップ4社に査定できる唯一のサイト
すまいValueは、売買実績のトップ4社(三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル・野村の仲介)に、まとめて無料査定を依頼できる唯一の一括査定サイトです。
でもすまいValueは大手6社だけって少ないのでは?
不動産会社は全国に12万社以上あるって聞いたけど。
実は不動産業界は、一部の大手に実績が偏っているんだ。
詳しく解説しよう。
トップ3社(首都圏はトップ4社)が圧倒的
不動産の売買実績は、大手3社が他を圧倒しています。
不動産売買の仲介実績上位36社(2024年3月)
仲介実績ランキングをみると次の2つが分かります。
大手でもスゴイ差が大きいんだね。
営業エリアの違いもあるよ。
首都圏なら野村の仲介+もトップ3社と同レベルだね。
4位野村も首都圏では上位3社と同レベル
実は4位の「野村の仲介+」は、首都圏では上位3社と同レベルの実績です。
なぜなら店舗数が上位3社の半分以下で、そのほとんどが首都圏に位置するため。
首都圏では、野村の仲介+も含めて上位4社が圧倒しています。
なるほど、首都圏では大手4社が圧倒してるのか。
じゃあ他の一括査定サイトで、この4社+他に2社を選ぶのもありかな?
他の一括査定サイトでは、すまいValueの大手は選べないよ。
他の一括査定からほぼ撤退しているからね。
他の一括査定からは撤退している
すまいValueの大手6社は他の一括査定からほぼ撤退しているため、他の一括査定サイトでは査定を依頼できません。
現在、これら大手にまとめて査定を依頼できる一括査定サイトは、すまいValueしかありません。
⇒すまいValue
しかし上位4社の実績はスゴイね。
なんでこんなに差があるの?
不動産の売却は、大手ほど有利だからだよ。
大手ほど売却に有利な4つの理由
実績が豊富な大手不動産会社ほど、売却では有利です。
なぜなら次の4つの理由があるため。
それぞれ解説します。
大手が有利な理由1. 大量の購入希望者を抱えている
大手不動産会社は、すでに大量の購入希望者を抱えており、これらの購入希望者に直接営業できます。
直接営業は、数万人へ広告するより効果的
この直接営業は、わずか数人へ営業するだけで、数万人へ広告を出すより効果があります。
なぜならすでに購入意欲が高い顧客へ、クローズド(限定)の情報で伝わるため。
クローズドで先に知った購入希望者は、他の客に先を越されまいと多少割高でも購入を即決します。
実際に大手では、売却を依頼した当日に希望価格で売れることもよくある話。
つまり大手不動産会社は、条件が合う購入希望者へメールを流すだけで、不動産を売れるのです。
大手は問い合わせが多く、購入希望者がどんどん増える
さらに大手不動産会社は多くの物件を売り出しているため、毎日多くの問合せがあり、購入希望者が増え続ける好循環に。
こうして物件と情報が集まることで、売主も買主もさらに大手に集中しています。
大手が有利な理由2. 広告が安いので大量に広告を出せる
普通の不動産会社は、1回数万円などの高い広告費を支払います。
しかし大手不動産会社は大口の広告主として優遇され、広告が低コストで利用できます。
だから大量に宣伝ができ、結果としてさらに売れやすくなります。
大手が有利な理由3. 成約データや問合せが多いので査定が正確
自社の情報が多いほど査定に有利
大手不動産会社は、査定が正確です。
なぜならの自社で成約データを多く持っており、売り出し物件も多いので現在の反響をリアルタイムで把握できるため。
自社の情報は、成約に至るまでの反響や価格調整の経緯などが詳しく分かるため、査定に有利です。
それだけでなく、隣のマンションを売った営業マンがあなたの家を査定するなんてことも、大手ではよくある話。
私の場合もそうでした。(笑)
大手は自社の情報が豊富だから査定に有利なのか。
でも普通の不動産会社はどうやって査定するの?
普通の不動産会社は、レインズの成約情報しか使えないんだ。
普通の不動産会社はレインズの成約情報しかない
一方で普通の不動産会社は、価格査定にレインズの成約情報(17.4万件/2022年度)しか使えません。
不動産会社同士が情報を共有するためにある、国内で唯一の不動産情報データベース。
過去の取引事例、現在の売り出し物件情報が登録されています。
国土交通省の指定流通機関が運営する公的サービスで、不動産会社しか利用できない。
(参考)家を売るときに知っておきたい「レインズ」のこと
レインズでは査定に大切な情報が分からない
しかしレインズを見て分かるのは、成約価格と簡単な概要だけで、査定に大切な情報は分かりません。
例えば、次のようなことは分かりません。
- 売主の事情、売り急いで安い価格であきらめたなど
- リフォームの程度、設備の状態など
- 売り出してからの問合せ件数、内覧件数
- 当初の売り出し価格や値下げの経緯、価格を調整した時の反響などなど
電話で問合せることもあるが、情報を聞き出すのは難しい
普通の不動産会社は、レインズ成約情報の詳細を知るために売却した不動産会社に電話で問い合わることも良くあります。
しかし不動産会社はどこも忙しいので、担当者が不在だったり、運良くつながっても口頭で簡単に教えてもらえる程度。
社内情報とは比較にならないほど少ない情報で、査定せざるを得ません。
一方でレインズの成約情報(17.4万件)の内、60%以上はすまいバリュー6社の成約実績(約11万件以上)です。
すまいValueの大手6社は詳細な情報で査定できるので、査定精度が高くなるのです。
大手が有利な理由4. 自社サービスが充実している
普通の不動産会社は、売買を仲介するだけで、追加のサービスはほとんどありません。
しかし大手不動産会社ではその資本力を活かして、売主や買主が安心して売買できる自社サービスが充実しています。
- 売却保証(買取保証): 3ヶ月など期間限定で売れないと不動産会社が買い取る保証
- 建物・設備保証: 建物や設備のトラブルを最長2年間保証
- つなぎ融資: 家の買い替えで資金を融資
- ホームステージング: 高級家具などで家を演出
- バーチャルリフォーム・バーチャルホームステージング: 最新の3D技術で家の魅力を引き出す
こういったサービスによって、売主も買主も大手不動産会社を選ぶ傾向が強くなっているのです。
強い会社が有利だから、こんなに実績に差がでるんだね。
もし家を売るなら、話だけでも大手に聞いておくと良いよ。
⇒すまいValue
すまいバリューの4つの注意点
すまいバリューには、次の4つの注意点があります。
それぞれ解説します。
注意点1. 田舎は営業エリア外
すまいバリューは大手6社で全国841店舗あるため、ほぼ全ての都市部をカバーしています。
しかし地方では、特に郊外より田舎になると、ほとんどが営業エリアの外。
すまいバリューは、田舎では使えません。
実際にすまいバリューの評判でも、
使おうとしたら営業エリア外だった!
という声が多くあります。
営業エリア内かは簡単に分かる
あなたの家がすまいバリューの営業エリア内かは、公式サイトの最初の画面で町名を選ぶと、すぐに分かります。
営業エリアか不安であれば、試しに入力してみると良いでしょう。
営業エリア外だった場合の例
営業エリア外だった場合は、他の一括査定サイトを利用するしかありません。
地方では地域No.1を探す
地方ですまいバリューの営業エリア外だったら、地域で実績No.1の不動産会社を中心に選びましょう。
実績No.1の不動産会社は、実績をアピールしているのですぐに分かります。
不動産会社の心当たりがなければ、一括査定サイトをいくつか併用すると良いでしょう。
全国対応の主要な一括査定サイトとして次があります。
その他、主要な一括査定サイトはこちらでまとめています。
不動産一括査定サイト、主要16社を徹底比較し、ランキングでまとめました。
注意点2. 仲介手数料は安くならない
大手不動産会社では、仲介手数料を安くすることはほとんどありません。
えー、じゃあ仲介手数料半額のところが良いなぁ。
仲介手数料の値引きで集客する不動産会社は、売買実績も営業力も弱い恐れがあるから要注意だよ。
そんなとこに任せたら、売れ残って価格を数百万円値下げすることになりかねない。
確かに仲介手数料が20万円安くなっても、家が300万円安くなったら意味ないね。
仲介手数料の価格交渉について詳しくはこちら
不動産売買の仲介手数料の相場と値引きについて、必要な知識をまとめました。上手く値引きするコツと裏技も解説しています。
そもそも日本の仲介手数料供は昭和45年から変わっておらず、諸外国に比べて安いといわれます。
一部、シンガポールなどでは不動産会社の仲介手数料1%という例もありますが、これは仲介業務が細かく分業されているため。売主は、不動産会社の他に弁護士やブローカーなどにも手数料を支払うため、売主が支払う手数料総額では日本より高くなります。
またアメリカは州で違い、多くの州は売主だけが仲介手数料約6%を支払い、売主側と買主側の不動産会社で分けます。
注意点3. 派手なキャンペーンはない
他の一括査定サイトでは、「成約でお祝い金10万円」などの派手なキャンペーンをしていることも。
しかしすまいValueは、そのような派手なキャンペーンをしていませんし、おそらくこの先もしないでしょう。
なぜならすでに十分に集客できているし、キャンペーンはブランドイメージに合わないため。
すまいValueの実績、わずか7年半で累計査定87万件突破は、他の一括査定サイトの数倍〜数十倍の実績です。
でもキャンペーンは無いんだ。
キャンペーンで10万円もらうより、家を100万円高く売ってくれる方がありがたいよ。
注意点4. 両手仲介が多い
大手不動産会社では一般的に両手仲介が多くなります。
各社の売買仲介実績から推定される両手仲介の割合(推定両手率)はこちら。
- 三井のリハウス:手数料率4.74%(推定両手率52%)
- 住友不動産販売:手数料率5.04%(推定両手率61%)
- 東急リバブル:手数料率4.26%(推定両手率38%)
- 野村の仲介:手数料率3.91%(推定両手率28%)
- 三菱地所の住まいリレー:手数料率4.39%(推定両手率44%)
- 小田急不動産:手数料率4.78%(推定両手率47%)
仲介件数のうちどれだけが両手か知るには、手数料率から推計できます。
仲介手数料は「売買価格×3%+6万円」が一般的。
そのため仮に仲介が全て片手なら手数料率は約3%、逆に仲介が全て両手なら手数料率は約6%になります。
両手仲介とは、売主と買主を1社で担当すること
「両手仲介」とは、不動産の売主と買主を同じ不動産会社が仲介すること。
両手でない仲介は「片手仲介」といわれます。
それぞれこの様なイメージです。
片手仲介と両手仲介のイメージ
不動産会社はメリットが大きく、売主はメリットが小さい
不動産会社は両手仲介で手数料が2倍になるため、メリットは大きくなります。
一方で売主のメリットは、買主の本気度や属性が分かり無駄な内覧が減る程度で、あまり大きくありません。
両手仲介は不動産会社にメリットが大きい取引です。
両手仲介は悪いことなの?
自然に両手仲介になることは、顧客が多い大手だと仕方ない面もある。
法律で禁止されているわけではなく、合法だし。
でも、一部には問題視する意見もある。
よくいわれる両手仲介の問題点1.
売主だけでなく買主の味方になる
両手仲介では、売主と買主の両方を同じ不動産会社が担当するため、売主の味方になると同時に、買主の味方にもなる「利益相反」の問題があると言われます。
例えば売買価格の調整では、売主の希望価格より売買の成立を優先して、売主へ値下げの説得をするのでは?という疑いですね。
対策は売主が意見を主張すること
この問題の対策として、あなた(売主)が売却価格の交渉でしっかりと意見を主張することで防げます。
自信をもって意見を主張するためには、3社以上に無料査定を依頼して話を聴き比べておくと良いでしょう。
そもそも売主と買主の担当者は、同じ社内でも違う営業マンなので、お互いはある意味ライバル。
価格の交渉では、双方の主張をそれぞれ違う営業マンが調整するため、あなたの担当者はあなたの顧客満足度を重視してくれます。
営業マンの営業成績は、売買高だけでなく、売買後の顧客満足度調査の結果も大きく影響します。
片手でも利益相反の恐れはある
そもそも「利益相反」の問題は、両手仲介に限った話ではありません。
営業力が弱い不動産会社は、片手仲介でも買主側と売主側の不動産会社が裏で相談して、お互いの落とし所を依頼者に内緒で決めることがよくあります。
なぜなら価格を値下げしてでも、早く売買を成立して仲介件数を増やした方が不動産会社は儲かるため。
売買価格が100万円下がっても、不動産会社が受け取る仲介手数料は3万円しか変わりません。
特に営業力が弱い不動産会社ほど、ようやく見つけた買主を逃さないために、売買の成立を優先する恐れがあります。
片手仲介でも、価格交渉で落としどころを探ることはあるんだね。
そもそも売値を決断するのはあくまで売主本人だから。
安いと思えば買い付けを断れば良いんだ。
不動産会社が勝手に価格を変えるわけではないよ。
よくいわれる両手仲介の問題点2
囲い込みがある
両手仲介を狙った囲い込みは、売主への裏切り行為です。
囲い込みとは、他社が見つけた購入希望者を不動産会社が売主に無断で断ること。
違法ではありませんが、売却期間が長くなり値下げにつながるため、売主には迷惑行為でしかありません。
大手より中小の方が囲い込みリスクは高い
結論からいうと、大手より中小の方が囲い込みリスクは高いといえます。
なぜなら大手不動産会社では、すでに購入希望者リストが手元にあるので、そのリストへ電話やメールでプッシュ型の営業ができるため。
また囲い込みをすると、今はネットで情報がすぐに広まるため、悪評が立って甚大な被害を受けるリスクがあります。
大手不動産会社は、囲い込みするより、プッシュ型営業を頑張った方が効率が良いのが現実。
一方で中小不動産会社では、広告を打って問い合わせを待つ期間が必要です。
この期間中は、自社の広告の反応を確認するため、どうしても他社の購入希望者を断りがち。
また知名度が低い中小は悪評を気にするより、個人の営業成績を重視しがちです。
もちろん誠実に頑張っている不動産会社が大部分ですが、一部には囲い込みをする不動産会社が存在します。
囲い込みがあると分からないの?
売主がレインズでチェックできるけど、完全に防ぐのは難しいね。
囲い込みについて詳しくはこちら
不動産会社が売主をだます4つの手口と、だまされずに不動産売却を売る3つの方法を解説します。
⇒すまいValue
両手仲介がない不動産会社はないの?
ソニーグループのSRE不動産なら両手仲介がないよ。
SRE不動産(旧ソニー不動産)は両手仲介なし
SRE不動産は、日本初のエージェント制で、売主だけ担当するシステム。
買主は他の不動産会社が探すため、両手になる恐れはありません。
ただし営業エリアは首都圏と関西圏のみ。
両手仲介が不安なら、試しに査定を依頼して話を聞いてみると良いでしょう。
⇒SRE不動産
SRE不動産(旧ソニー不動産)の口コミや評判、裏事情などから、あなたがソニー不動産を利用すべきなのか徹底評価しました。
すまいValueの評判
すまいValueの評判は、良いものがほとんどでした。
実際に次の評価・実績があります。
- 実際に6社で売却した人の95.5%が、トラブル無く「安心」「安全」に取引できたと回答
- 首都圏で過去3年に売却した3人に2人が6社を利用している調査結果もあり
- 営業マンの96.5%が宅地建物取引士の資格を保有
- 6社合計で2023年度11万件以上の成約件数
- 2016年のサービス開始から査定依頼件数87万件以上
良い評判
具体的な利用者の評判は、良いものがほとんどです。
- いろいろな話を聞けたし、売却価格についても納得いく説明があった。売却価格が高く、進捗状況をしっかり伝えてくれた。(愛知県一宮市)
- ネットでたまたま見つけて、三者三様で営業さんの熱意や誠実さ知識を比べられた。営業の方の詳しい知識と信頼感、特に空き家対策 譲渡税免除の説明・知識が1番。信頼出来た。(愛知県名古屋市 瑞穂区)
- 会社によって査定価格が全然違い、また物件を売却するにあたりご提供いただけるサービスも各社異なるが、一括依頼する事で短時間でそれらの情報を収集できた。質問に対するレスポンスも早く、細かな報告もあり、価格変更のタイミングなど適切なアドバイスがいただけた。(埼玉県さいたま市 桜区)
- 不動産会社によって得て不得手が有ることが分かった。早く買い手を探してくれる会社(多少安くしても)を見つけられた。担当者が即決出来る客を押さえている。(東京都北区)
- 合い見積もりをとれば大体の相場がわかる。ネット登録後 1時間もたたずに連絡をもらった。担当者のスピードと熱意が決め手。いとも簡単にしかもトラブルなしにスピーディーに売却が決まった。(兵庫県尼崎市)
ツイッターでは、査定から2日後に買付申し込みが入った体験もありました。
すまいValueに登録し2月12日に各社に査定してもらったら、14日に買付申込貰った。いわゆるチャレンジング価格での買い付けなので、価格的には満足すぎるぐらい。
でも、まだ心の準備が出来てないよ!?注文住宅の情報集めなきゃだし、戸建てを建てる前に一度賃貸に引っ越さななければならないし。— サル (@saru_blog) February 15, 2022
プロ投資家も多くが推奨
不動産業界出身の不動産投資家も、やはりすまいValueを推奨しています。
一括査定をする際、多くは大手6社(三井・住友・東急・野村・小田急・地所)の「すまいvalue」を利用するケースが一般的。
他には「Home4U」「イエウール」などがある。業界の最大手に依頼をするには"すまいvalue"しか対応していない。(個別の依頼はある)
銀行系は一括査定に消極的(銀行案件がほぼ)
— 金持ち不動産@新築RC|某大手売買仲介|不動産投資 (@nagoya_hudosan) October 17, 2020
私がもし売却一括査定サイトを利用するとすれば
絶対に「すまいValue」です。※エリアによる
リハウス、住不、東急が入っているのが良いですね
プラス地元で評判の良い業者を2社程選びます。一括査定サイトは、嘘の査定依頼も多い為、評判の良い不動産業者でも登録していない事があります。
— zzz (@kuga_hudousan) January 3, 2020
不動産売却のコツ(利益最大化)
・机上査定(現地査定)
すまいvalue等を使って、机上査定を
実施する。複数社に相見積する。
・仲介会社選定(媒介契約)
※営業マンの質、買手の豊富さ、広告
量、仲介手数料等総合的に判断する。
※おすすめは一般媒介2社
大手1社、物件近くの地元企業1社— 土地転がし (@tochi_koro) January 11, 2022
すまいValueの査定結果は、期待通りす◯ふが2位に圧倒的な差をつけ1位。他社はメールだけど、すみふは分厚い査定書(物理)を送ってきてくれた。高齢者には良いのかもしれない。
総合的にはリバブル。迅速かつ資料の作り込みが丁寧な印象だった。
ノムコムには無視されています— 裸・トゥール・ホーチミンくん (@eetochitochichi) March 1, 2023
悪い評判
悪い評判は、次の2つのいずれかでした。
- 営業エリア外で使えない。
- 査定を依頼したら、売る気は全くないのに連絡が来て迷惑。
この2点は仕方のないことかもしれません。
あとはYoutubeのCMについて不評がありました。
すまいValueのCMが15秒になってしまったら本気でプレミアム加入を検討するかもしれない。それ程にあれの不快感は頭抜けている。
— ゆうちゃま (@maro_mayuko) March 26, 2023
ライバルも認めるすまいValue
また面白かったのは、ライバルの中小不動産会社の声。
一括査定サイト経由の見積り依頼では、先にすまいValueを使ってから、念の為に査定を依頼されることがあるというもの。
ネット査定は2〜3社だとまだやる気でる。
けど少ない依頼数でも往々にして、確認査定や持主に黙ってと言った癖有り案件。
そして間違いなく
・不動産業界をリードする6社が運営する不動産売却の一括査定サイト「すまいValue」様の査定を勿論してから下位の査定サイトに依頼してくる。 当たり前か。— けたろ (@ktraccount) August 14, 2020
⇒すまいValue
すまいバリューとは
すまいValueについてもう少し詳しく知りたい方のために、すまいValueの詳細を解説します。
大手6社の共同運営
すまいValueは大手6社が共同で2016年10月に立ち上げた一括査定サイトです。
各社の営業実績は次のようになっています。
すまいValue運営6社の実績
仲介件数 | 店舗数 | 1店舗あたり 平均仲介件数 |
1件あたり 平均売買価格 |
取扱高 | 手数料収入 | 手数料率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
三井のリハウス | 3万8,680件 (1位) |
289店 | 134件 | 5,002万円 | 1兆9,346億円 | 916億円 | 4,74% |
住友不動産販売 | 3万1,502件 (2位) |
226店 | 140件 | 4,422万円 | 1兆3,929億円 | 701億円 | 5.04% |
東急リバブル | 3万1,502件 (3位) |
215店 | 141件 | 6,873万円 | 2兆801億円 | 886億円 | 4.26% |
野村の仲介+ | 10,204件 (4位) |
98店 | 104件 | 11,974万円 | 1兆2,218億円 | 478億円 | 3.91% |
三菱地所の 住まいリレー |
2,162件 (19位) |
39店 | 56件 | 6,623万円 | 1,435億円 | 63億円 | 4.39% |
小田急不動産 | 1,072件 (27位) |
15店 | 72件 | 4,242万円 | 454億円 | 21億円 | 4.78% |
→表はスクロールします
※2024年3月実績
大手6社でもだいぶ規模が違うんだね。
小田急不動産なんかは、小田急沿線に特化しているからね。
それでこれだけの実績があるのもスゴイけど。
各社の特徴
三井のリハウス
三井のリハウスは、38年連続で売買仲介件数1位と業界を代表する不動産会社です。
- 札幌から福岡まで全国の都市部に277店舗のネットワーク
- 独自の査定システムは精度が高く、売主の約76%がほぼ提案価格(提案の95%以上)で成約
- 多くの購入希望者を抱えているため早く売れ、売主の65%が2ヶ月以内に成約
- 360°サポートで設備と建物瑕疵の保証あり
業界を代表する会社だから、初めての売却ならまず話を聞いてみると良いよ。
他と比較する基準にもなるからね。
⇒三井のリハウス
三井のリハウスは36年連続で不動産売買の仲介件数第1位の大手不動産会社。ただし注意点もあります。あなたが家の売却を任せて大丈夫か、注意点と評判を分かりやすく解説します。
住友不動産販売
住友不動産販売は、住友系のイメージ通り体育会的営業が売りです。
- 札幌から福岡まで全国に206直営営業センター
- ステップエスコートで設備と建物瑕疵の保証あり
- さらに買取オークション・土地測量調査・つなぎ融資・相続まで幅広いサポートあり
住友不動産販売「すみふの仲介 ステップ」は、売買仲介件数が業界2位の大手。家の売却ならぜひ候補に入れたい1社ですが、注意点もあります。住友不動産販売のメリットと注意点を分かりやすく解説、そして利用者の評判を紹介します。
東急リバブル
東急リバブルは、東急電鉄系の不動産会社。
- 東急沿線に強くまで全国に220店舗のネットワーク
- あんしん仲介保証で設備と建物瑕疵の保証あり
- 事業用不動産にも強い
東急線沿線なら話を聞くと良いよ。
東急リバブルは不動産の売買実績でトップ3の1社。しかし注意点もあります。東急リバブルを利用する前に知るべき注意点・メリット、そして実際に利用した人の評判をまとめました。
野村の仲介+
野村の仲介+は首都圏に強い大手。
運営する不動産情報サイト「ノムコム」が有名です。
- 主に首都圏・関西・名古屋で80店舗、投資用物件などは幅広く全国に対応
- 補修保証で設備や建物瑕疵の保証あり
- さらに買換保証・つなぎ融資・相続まで幅広いサポートあり
- 保証の選択肢としてホームステージングも選べる
野村の仲介+はどうなの?というあなたにプロ投資家が解説。野村の仲介+は売買仲介件数4位の実績で評判も上々。ただし利用には注意点もあります。
三菱地所の住まいリレー
三菱地所の住まいリレー(三菱地所ハウスネット)は三菱系の不動産会社として、商業系や投資不動産に強みがあり、実は全国に支店もあります。
- 首都圏に強いが、名古屋・大阪・広島にも支店あり
- 三菱地所グループという信頼と安心感
- 三菱地所の分譲マンション狙いで探す人に届きやすい
三菱地所の住まいリレーについて、詳しくはこちらで解説しています。
三菱地所ハウスネットは、家が売れやすくなる保証サービスや最新3D技術があり、売却に強い不動産会社。また三菱地所分譲マンションならメリットもあります。ただし注意点もあるので知っておきましょう。
小田急不動産(株)
小田急不動産(株)は小田急電鉄のグループ会社で小田急沿線に強い特徴があります。
2018年3月に複々線化され混雑が緩和された小田急線沿線は、資産価値の向上も期待できます。
- 小田急線沿線では圧倒的な強みがある
- ソナエアラバで設備や建物瑕疵の保証あり
- さらに買取保証・つなぎ融資・納税まで幅広いサポートあり
小田急不動産について、詳しくはこちらで解説しています。
小田急沿線で家を売却なら、候補として小田急不動産は外せません。沿線店舗数が業界No.1で売却に有利です。ただし利用には知っておきたい注意点も。メリットと注意点、実際に利用した人の評判を紹介します。
対応する物件の種類
すまいValueではこの様な種類の物件に対応しています。
- 戸建て住宅
- 分譲マンション(区分所有)
- 土地
- 投資用マンション・アパート(一棟)
- その他
大手しかない手厚いサービス
大手不動産会社を利用するメリットの1つが、大手しかない手厚いサービス。
特に建物・設備保証サービスは、家が売れやすくなるため人気があります。
建物・設備保証サービスで家が売れやすくなる
大手不動産会社で家を売ると、売却後も最長2年〜5年間、設備・建物を保証してくれます。
この建物・設備保証サービスのメリットはこちら。
- 買主が安心して購入できるので、家が売れやすくなる。
- 万が一の補修費用が保証される。
実際に中古住宅を購入した56.2%がこの保証を利用し、66.2%が購入に影響したと回答した調査もあるほど。
売主・買主の双方にメリットあり
一般的に不動産の売買では、引き渡し後に設備や建物に不具合(瑕疵)があると、一定期間は売主負担で補修します。
これを「瑕疵担保責任」といい、期間は建物で3ヶ月、設備で3日が一般的。
(築古住宅では瑕疵担保免責とする場合もあります。)
その後は買主の負担で補修することに。
大手の建物・設備保証では、最長2年〜5年間保証されるので売主・買主の双方にメリットがあります。
自己負担がないので公的保険より普及している
建物・設備保証と同じ公的な保険として、国土交通省の主導で2010年に「既存住宅売買かし保険」が生まれました。
しかし自己負担が10〜20万円程度必要なこともあり、利用率は低迷。
売主が宅建業者の利用は進んでいるものの、売主が個人では加入率1.8%(2018年)とほとんど利用されていません。
(国土交通省資料より)
大手不動産会社の建物・設備保証は自己負担なしで利用できるため、公的保険より普及しているのが現状です。
保証があると、安心して売買ができるね
特に買主にとっては、最長2年から5年保証されるのは嬉しいことなんだ。
大手の建物・設備保証の内容
大手の建物・設備保証の例として、最大手の三井のリハウスは次のような条件です。
三井のリハウス
建物チェック&サポートサービス
- 保証期間
- 3ヶ月
※買主に対して2年まで保証 - 対象物件
- 媒介契約締結時点で築30年以内の一戸建て・マンション
連棟構造の建物(タウンハウス、テラスハウス等)、店舗、店舗併用住宅、賃貸併用住宅、事務所ではないこと - 対象範囲
- 雨漏り・建物構造上主要な部位の木部の腐食・シロアリの害・給排水管の故障
- サポート上限金額
- 雨漏り・建物構造上主要な部位の木部の腐食・給排水管の故障
→上限450万円(税込・免責金額なし)
シロアリの害
→上限50万円(税込・免責金額なし)
設備チェック&サポートサービス
- 保証期間
- 7日間
※買主に対して2年まで保証 - 対象物件
- 媒介契約締結時点で築30年以内の一戸建て・マンション
店舗、店舗併用住宅、賃貸併用住宅、事務所ではないこと - 対象範囲
- 40項目の住宅設備
- サポート上限金額
- 製造から15年以内の設備 : 20万円(税抜)
製造から15年超~30年の設備 : 3~10万円(税抜)
買い替えで先に購入するつなぎ融資
家の買い替えで、新しい家を先に購入する場合に、今の家が売れるまでの期間の資金を融資してくれる「つなぎ融資」があります。
つなぎ融資について詳しくはこちら
家の買い替えの「つなぎ融資」はメリットの多い便利なローン。ただし利用する場合はデメリットにも注意が必要です。
この様に、家を買い換えるなら大手不動産会社を利用するメリットは大きいことが分かります。
家の買い替えまで色々サポートしてくれるんだね。
家の買い買えは不動産の売買で最も難しい。
大手のサービスがあると助かるよ。
なぜこの6社なの?
実はこの大手6社は、1984年に「オープンマーケット」という団体をつくり、さまざまな取組をしてきた会社だったのです。
不動産売買のルールや瑕疵保証制度を導入するなど、多くの改革を行ってきた実績があったんですね。
このすまいValueもそうした取組の1つです。
1984年から6社で活動してたんだ。
大手が保証制度などを充実しているのも、この取組があったおかげなんだね。
⇒すまいValue
使い方
STEP1. 物件種別と営業エリアを確認
まず始めに、物件種別と大まかな住所を入力します。
営業エリア外の場合はこの時点ですぐに分かるので、手間はほとんどかかりません。
ちなみに営業エリア外の場合はこの様な表示が。
営業エリア外だと、すぐに分かるのは便利だね。
STEP2. 詳細を入力
この後、詳細を入力します。
STEP3. 査定を依頼する不動産会社を選択
最後にあなたのエリアで依頼可能な不動産会社が表示されます。
依頼する会社だけにチェックを入れて、入力は完了。
あとは内容確認して送信ボタンを押すだけ。
まとめ
地方の郊外では、残念ながらすまいValueは利用できません。
しかし都市部では、すまいValueが最強の一括査定サイトです。
なぜならトップ4社を含む大手6社へ無料査定を依頼できる唯一の選択肢だから。
売却では実績が多い大手ほど有利です。
大手ならではのサービスで、家が売りやすくなる点も見逃せません。
査定は無料なので、まずは試してみて下さい。
まだ売ると決めていなくても、将来的に売却を検討しているなら、問題ありません。
今の相場を知り、将来の相談窓口ができると、売りどきの判断にも役立つでしょう。
あなたの不動産売却が成功することを、心よりお祈りしております!
⇒すまいValue
両手仲介が心配なら、合わせてSRE不動産にも査定を依頼すると良いでしょう。
⇒SRE不動産