生産緑地イメージ
2022年以降に住宅価格が下落するのか、不動産業界でも意見が割れています。

これは不動産業界では「2022年問題」として議論されているもの。

一般にはまだほとんど知られていませんが、もしあなたが数年以内に家を売ろうと考えているなら、大筋だけでも知っておいた方が良いでしょう。

なぜなら、場合によっては2022年を待たずに、話題が先行して住宅価格が下落する恐れもあるからです。

詳しく解説します。

2022年問題は生産緑地の大量放出

あなたの家の周りにポツンと農地があれば、それはおそらく生産緑地

生産緑地かどうかは、生産緑地を示す看板で分かります。
(生産緑地法第6条(標識の設置等)で看板設置の義務があるため)

この生産緑地は、1992年以降から今まで、約27年間ほとんど売りに出ませんでした。
ところが2022年から、条件次第で宅地として売りに出されるのです。

生産緑地があるのは3大都市圏のみ

生産緑地があるのは、3大都市圏(首都圏、近畿圏、中部圏)の政令指定都市のみ。
地方にはありません。

3大都市圏以外だから、生産緑地問題には関係ないと思われた方へ。
3大都市圏以外では、『立地適正化計画』という別の問題に注意が必要です。
もしご興味があれば、こちらで詳しく解説しています。
立地適正化計画で「田舎の家」はどうなる?

生産緑地の面積

生産緑地の面積は

  • 東京23区で東京ドーム90個分
  • 東京都内では東京ドーム673個分
  • 3大都市圏では東京ドーム2,760個分

にもなります。

【全国の生産緑地一覧】
生産緑地面積
(m2
東京ドーム
(個分)
全国計129,725,000m22,760
東京都31,640,000m2673
(23区)4,216,000m290
埼玉県17,469,000m2372
千葉県11,229,000m2239
神奈川県13,360,000m2284
静岡県2,387,000m251
愛知県11,090,000m2236
(名古屋市)2,623,000m256
三重県1,838,000m239
京都府8,004,000m2170
大阪府19,934,000m2424
(大阪市)750,000m216
兵庫県5,130,000m2109
奈良県5,920,000m2126

ハウスくんハウスくん

スゴイ面積だね!
東京にこんなに農地があったんだ


家博士家博士

この生産緑地が一部でも住宅地として放出されると、どうなると思う?


ハウスくんハウスくん

住宅が売れ残るから、安くなるのかな…

新築住宅の大量供給で住宅価格が下落

生産緑地が原因で、住宅価格が下落する流れは次のイメージです。

  • 生産緑地の一部が放出される。
      ↓
  • 新築住宅が大量に供給される。
      ↓
  • 新築住宅の価格が下がる。
      ↓
  • 今まで中古住宅を購入していた人が、安くなった新築住宅へ流れる。
      ↓
  • ただでさえ中古住宅が余っている今の市場で、中古住宅はさらに売れなくなり、価格をさらに下げるしかなくなる。

2022年問題をきっかけに、中古住宅の価格が下がることが心配されています。

ハウスくんハウスくん

大変だね!
生産緑地はどのくらいの量の住宅になるの?


家博士家博士

具体的に計算してみよう

東京では新築住宅3年分以上

2018年に新しく建築された住宅の床面積と比較すると、生産緑地の影響がよく分かります。

(生産緑地が住宅地になり、容積率100%で新築住宅が建てられると仮定。)

【生産緑地と2018年新築住宅の比較】
地域生産緑地が
住宅になる場合の
想定床面積
(m2
新築住宅
着工床面積
2018年
(m2
倍率
全国計129,725,00075,309,0901.72倍
東京都31,640,0008,802,5913.59倍
(23区)4,216,0006,282,9710.67倍
(練馬区)1,854,000451,5694.11倍
(世田谷区)897,000605,2861.48倍
埼玉県17,469,0004,701,8743.72倍
千葉県11,229,0003,727,9283.01倍
神奈川県13,360,0005,242,3222.55倍
静岡県2,387,0002,248,6551.06倍
愛知県11,090,0005,621,4381.97倍
三重県1,838,000985,7491.86倍
京都府8,004,0001,157,7136.91倍
大阪府19,934,0005,022,0623.97倍
(大阪市)750,0002,050,7300.37倍
兵庫県5,130,0002,660,2681.93倍
奈良県5,920,00629,4699.40倍

例えば東京都では、2018年の1年間に建てられた住宅の3.59倍の住宅が建てられるだけの生産緑地があります。

今までの新築住宅に加えて、別にこれだけの数の住宅が生産緑地から生まれるかもしれないのです。

ハウスくんハウスくん

これは、大変だ!
家を売るなら急いだ方が良いってこと?


家博士家博士

うーん、未来のことは誰にも分からないから、あくまで自己責任で判断するしかない。
でも、もし家を売る予定があるなら今の価格を確認しても良いかもね。
今は住宅価格が高騰しているから。

今は住宅価格が高騰している

今は都市部を中心に住宅価格が高騰しています。

不動産価格指数(全国)

不動産価格指数(全国)2019年6月

「不動産価格指数」とは

不動産価格指数とは、純粋に不動産相場の価格変動を見ることができる指数。

国土交通省がヘドニック法という統計計算手法で、年間30万件の不動産売買成約価格から築年数や立地などの余計な要素を取り除き、純粋な価格変動をまとめたもの。

都市部のマンションは、この6年で45%も値上がりしています。

戸建ては上昇していないように見えますが、これは都心部の戸建てが上昇している分を、地方の戸建ての値下がりが打ち消しているため。

戸建ては立地によって、価格の2極化が進んでいます。

もしあなたが家を売ることを考えているなら、いまの相場でどのくらいの価格で売れるのか、確認してみると良いでしょう。

ハウスくんハウスくん

家の価格なんて、どうやって確認するの?


家博士家博士

不動産会社に無料査定を依頼するのが定番だね。


家の価格を正確に確認する手順はこちら。

  1. まずエリアで売却実績が豊富な不動産会社を選ぶ。
  2. その中から3〜6社に無料査定を依頼し、査定価格と話を聴き比べる。

ハウスくんハウスくん

売却実績が豊富な不動産会社は、どうやって調べればいいの?


家博士家博士

不動産会社の心当たりがなければ、一括査定サイトを利用すると簡単だよ

一括査定サイトの定番3社

一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。

一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。

この3社以外についてはこちらにまとめています。

  1. すまいValue

    すまいバリュー
    実績5.0
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    18万件(開始後2年合計)
    不動産会社数:
    大手6社・全国840店舗
    運営会社:
    大手6社共同運営

    大手6社(三井不動産リアルティ・住友不動産販売・東急リバブル・野村不動産アーバンネット・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年10月に立ち上げた一括査定サイト。
    6社といっても全国840店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
    売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
    首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
    2019年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトとして、「すまいValue」が新定番となっています。

    管理人のコメント

    地方では大手より地域密着の中小不動産会社の方が強い場合もあるため、地方の郊外から外れたエリアではLIFULL HOME'S又はHOME4Uも確認してみたほうが良いでしょう。
    しかし都市部の方は「すまいバリュー」が現状では最強の一括査定サイトです。
    特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。
    机上査定と訪問査定が選べる点もおすすめ。

  2. 【公式サイト】すまいValue

  3. LIFULL HOME'S

    LIFULL HOMESイメージ
    実績4.5
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    非公開(サイト利用者476万人)
    不動産会社数:
    1,777社
    運営会社:
    株式会社LIFULL

    運営は、HOME'SのテレビCMでおなじみの東証1部上場 株式会社LIFULL。2008年にマンション専用でサービスを開始。2011年から戸建ても含めて売却査定ができる仕様に。参加会社数が多く、特に地元密着系の中小不動産会社が多数登録しています。

    管理人のコメント

    不動産会社を選ぶ際に、各社の特徴(買取保障、瑕疵保証制度あり、半数以上がベテランなど)がアイコンで表示されるので、選びやすいシステムです。
    訪問査定ではなく机上査定を希望する場合は、不動産会社へのメッセージ欄で伝えると良いでしょう。
    選ぶ会社の数は3社〜6社がオススメです。

  4. 【公式サイト】LIFULL HOME'S

  5. HOME4U

    HOME4Uイメージw330
    実績5.0
    不動産会社4.0
    運営会社5.0
    査定実績:
    累計35万件(2001年開始)
    不動産会社数:
    1,300社
    運営会社:
    株式会社NTTデータ・スマートソーシング

    日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数35万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
    不動産会社は大小バランスよく登録されているため幅広く依頼ができます。

    管理人のコメント

    HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
    ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
    あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
    不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。

  6. 【公式サイト】HOME4U

ハウスくんハウスくん

でもなんで2022年に生産緑地が住宅地になるの?


家博士家博士

生産緑地が売りに出される理由について解説しよう

生産緑地が売りに出される理由

生産緑地
生産緑地が2022年に売りに出される理由は、次の2つ。

  • 生産緑地の約8割が認定期限30年を2022年に迎え、その一部が認定を解除されるため。
  • 生産緑地を解除すると、固定資産税が30倍〜100倍になるため。

生産緑地は、30年の期限付きで1991年に多くが認定されたため、2022年に約8割が解除されます。

ハウスくんハウスくん

生産緑地が解除されると、2022年以降は税金がすごく高くなるから、生産緑地が売りに出されるの?


家博士家博士

そうなんだ。
背景には生産緑地が生まれた経緯がある

生産緑地が生まれた経緯

  • 1967年に都市計画法が制定。
    市街化区域(優先的に市街地にする地域)が決まる。
  • 3年後に市街化区域内の農地について固定資産税を宅地並に引き上げた。
  • 市街化区域内の農家が大反対
  • 1974年に生産緑地法が制定されて、生産緑地の固定資産税が農地扱いに引き下げ
  • 1991年に生産緑地法が改正。
    今の生産緑地が指定された。

生産緑地は1991年以降に認定された特別な農地。

市街化区域(市街地にするように都市計画で指定されている地域)にあるのに、農地として特別に認められています。

ハウスくんハウスくん

生産緑地は、都会の農家さんの固定資産税を安くするためにできた制度なんだね


家博士家博士

そうなんだ。
だから生産緑地には厳しい条件がある。

生産緑地に指定される条件

  • 面積が500m2以上であること
  • 実際に農林業を継続して行えること。
  • 指定されてから30年の期間のみ有効

生産緑地は「指定から30年で解除される」という期間限定のもの

つまり1991年に一斉に認定された生産緑地は、30年が経過した2022年に、一斉に解除される条件だったのです。

2017年に緩和されたが、まだ影響はありそう

2017年6月15日に施行された改正緑地法によって、生産緑地の解除条件が緩和されました。

全ての生産緑地は一旦解除されるものの、後継者が農業を引き継げる一部の生産緑地は、「特定生産緑地」として2022年以降も、10年毎に更新できることになりました。

改正緑地法とは
改正緑地法:2017年6月15日施行

生産緑地が2022年に一斉解除される問題を緩和する目的で、段階的に宅地化するための改正です。

改正緑地法による生産緑地の主な変更点は…

  • 最低面積が500m2以上
     →最低面積300m2以上に緩和
    (部分的に宅地として売却が増えると予想されます)
  • 指定期限30年間
     →10年毎に所有者の意向を確認して指定を更新
    (所有者の高齢化にあわせて徐々に宅地化されると予想されます)
  • 直売所や産直レストランなどの建築を条件付きで許可
    (大規模な生産緑地は新たなビジネスも可能に)

出典:国土交通省ホームページより

改正緑地法によって、とりあえず2022年のパニックは緩和されましたが、問題が解決された訳ではありません。

生産緑地が10年毎の指定を継続するためには、「所有者が農業を実際に行うこと」という条件をクリアしなければいけません。

この点についても、地主が第3者に貸しても生産緑地が認められる制度を2018年9月に農林水産省が施行しましたが、どこまで効果があるかはまだ不透明です。

貸農園も可能になった

2018年9月1日に施行された都市農地貸借法により、生産緑地の所有者が生産緑地を第3者に貸しても、生産緑地が認められるようになりました。

【参考】農林水産省・都市農地の貸借がしやすくなります

生産緑地の所有者はすでに70才を超えた様な高齢者が大部分。

子供は会社員など別の仕事があり、生産緑地の農作業を継ぐことは難しいことが現実。

子供が生産緑地を継続しない場合、所有者が亡くなったときに相続税を支払うことになります。

この相続税は、農地ではなく宅地として計算するため、相続税が数億円など高額になってしまいます。

結果として、相続で生産緑地を引き継いだ子供は、相続税の支払いのために生産緑地を売るしかありませんでした。

しかしこの法改正により、生産緑地のまま貸し農園として、第3者へ貸す選択肢ができたのです。

ハウスくんハウスくん

他人に貸せるなら、生産緑地を維持できそうだね。
でもなんで20〜30%は宅地化すると予想されるの?


家博士家博士

貸し農園の需要がそこまで多くないからだよ

貸し農園の需要は少ない

2017年の調査によると、都市部にある貸し農園に比べて、生産緑地は15.5倍もあることが分かります。

  • 都市部の貸し農園面積: 865.6ha
  • 生産緑地面積: 12,973ha(約15倍)

現在の貸し農園の申し込み倍率は、1.3〜1.5倍程度。

いくら最近は貸し農園が人気があると言っても、いきなり2倍になるとは考えられません。

やはり2022年とその10年後には、一定の数の生産緑地が宅地として売りに出されると予想されます。

相続税対策を考えると、生産緑地を解除して、賃貸住宅を建てた状態で相続した方が節税になります。

ハウスくんハウスくん

条件は緩和されたけど、2022年問題はまだ残っているんだね


家博士家博士

時期がすこしズレるかもしれないけど、生産緑地が宅地になる流れは変わりそうにないね

相続税の猶予を受けていると生産緑地は継続する

生産緑地がどのくらい住宅地になるのかは、所有者の相続とも大きく影響があります。

そもそも生産緑地の所有者は、次の2種類に分かれます。

  1. 先代から相続したときの「相続税の猶予」を受けている。
    →だから生産緑地を解除しずらい。
  2. 「相続税の猶予」を受けていない。
    →だから生産緑地を解除しやすい

「相続税の猶予」というのは、今の生産緑地の所有者が、先代の所有者から相続したときの相続税を、生産緑地で農業をしている間は猶予してもらえるという特例。

(参考)No.4147 農業相続人が農地等を相続した場合の納税猶予の特例・国税庁

生産緑地の所有者で猶予を受けている人は、生産緑地を解除すると、猶予されていた相続税と猶予期間中の金利を合わせて納税しなくてはいけません。

だから猶予を受けている人の大部分は、なんとかして生産緑地を続けると予想されます。

その割合がどの程度なのかですが、東京都の調査によると、生産緑地所有者の45.4%が相続税の猶予を受けているというデータがあります。

この場合、相続税の猶予を受けていない残り54.6%の生産緑地所有者が、住宅地にする可能性が高くなります。

ハウスくんハウスくん

生産緑地の全てが住宅地になるわけじゃないんだね。


家博士家博士

おそらく10〜25%くらいだと予想されている。
それでも影響は大きいけどね。

自治体が買取る予定だったが現実は

実はこの生産緑地、生産緑地を解除された後は、自治体に時価で買取ってもらうことになっていました。

しかし現実は、予算不足などの理由で自治体は買取を拒否しているケースがほとんど。

結果、ほとんどの生産緑地は解除された後、

  • 売りに出されてデベロッパーが買い取り、分譲マンションになる。
  • 小さく分割(分筆)して売りに出され、一戸建て住宅用の土地になる。
  • 地主が賃貸住宅を建築する。

となっています。

立地や個人の事情によって、3つのどれになるかは変わります。

ハウスくんハウスくん

いずれにしても住宅になるんだ


家博士家博士

都心部では分譲マンションが多くなると予想されているよ

都市部はマンション・郊外は一戸建てに

分譲マンションイメージ
生産緑地が売りに出されると、

  • 都市部は分譲マンション
  • 郊外は一戸建て

になるケースが多いと考えられます。

生産緑地を買うのは農家ではありません。

農業をする場合は、地方で土地を購入した方が圧倒的に割安。
地方だと生産緑地の100分の1以下の価格で購入できます。

生産緑地を購入するのはデベロッパー。
住宅の建築用地として購入します。

生産緑地は基本的に500m2以上というルールがあります。

実際の平均面積は2,160m2

都市部でこの規模の土地が売りに出されると、デベロッパーは一番利益が上がる分譲マンションの建築を考えます。

土地の容積率によって変わりますが、ざっくり計算すると約90m2×50戸の分譲マンションが建築されるイメージです。

東京23区の生産緑地が3割宅地化されるだけで、50戸の分譲マンション620棟、3万戸が建築できる計算に。

ちなみに東京23区で1年間に新しく建築されたマンションは9万戸。(2017年)

生産緑地の3割がマンションになるだけで、東京23区では1年間に建てられる1/3のマンションが生産緑地から生まれることになります。

一方、郊外では一戸建てが多くなります。

東京都の23区外で試算すると、生産緑地の3割が100m2の一戸建てになった場合、約13万戸の一戸建てが建てられます。

東京都の23区外で1年間に新しく建築された一戸建ては、1.6万戸。(2017年)

生産緑地の3割が一戸建てになるだけで、東京23区外では1年間に建てられる8倍の一戸建てが生産緑地から生まれることになります。

売らない場合は賃貸住宅に

生産緑地が解除された後に、地主が所有し続ける場合、固定資産税と都市計画税が農地の30〜100倍になります。

固定資産税と都市計画税を節約するために、生産緑地の地主は賃貸住宅を建てるでしょう。

賃貸住宅にすれば、土地の固定資産税を1/6にできます。

また賃貸住宅の建築費用を金融機関から借り入れることで、相続税も大幅に節税できます。

このチャンスを狙った建設会社が地主に猛烈な営業をかけています。

さらに最近では、サービス付高齢者専用住宅の賃貸を建てることで、補助金を活用するスキームなども増えています。

金融資産に余裕があり、すぐに売る必要のない地主は、子供への相続対策として、この様な賃貸住宅を建てることになるでしょう。

ハウスくんハウスくん

生産緑地を売ればマンションや戸建てに、売らなければ賃貸マンションになるのか…
そんなに住宅をたくさん建てたら、後で大変な事になりそうだけど、規制とかされないの?


家博士家博士

住宅をたくさん建築すると一時的に世の中の景気が良くなる。
だから政府も規制はしにくいんじゃないかな。

まずはあなたの家の価格を確認

もしあなたが家を売ることを考えているなら、2022年以降に住宅価格が下落する前の方が、良い条件で売れるかもしれません

いまの相場でどのくらいの価格で売れるのか、まずはプロの意見を聞いてみてはいかがですか。

今は不動産価格が高騰しています。

1年前から数百万円も家の価格が上がっている可能性も。

不動産のプロでも、正確な査定が難しいほどの値上がりだといわれます。

だから複数の不動産会社に査定を依頼して、プロの意見を聞き比べましょう。

「複数の不動産会社といっても、どこに依頼すればいいの?」

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しかし一括査定サイトを利用すれば、数分の作業で、実績豊富な複数の不動産会社に査定を依頼できます。

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査定を依頼しても、かならずしも売却を依頼する必要はありません。「将来的に売却も検討している」という程度で十分です。

定番の一括査定サイト3社

一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。

定番の一括査定サイト3社はこちら。

この3社以外についてはこちらにまとめています。

  1. すまいValue

    すまいバリュー
    実績5.0
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    18万件(開始後2年合計)
    不動産会社数:
    大手6社・全国840店舗
    運営会社:
    大手6社共同運営

    大手6社(三井不動産リアルティ・住友不動産販売・東急リバブル・野村不動産アーバンネット・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年10月に立ち上げた一括査定サイト。
    6社といっても全国840店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
    売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
    首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
    2019年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトとして、「すまいValue」が新定番となっています。

    管理人のコメント

    地方では大手より地域密着の中小不動産会社の方が強い場合もあるため、地方の郊外から外れたエリアではLIFULL HOME'S又はHOME4Uも確認してみたほうが良いでしょう。
    しかし都市部の方は「すまいバリュー」が現状では最強の一括査定サイトです。
    特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。
    机上査定と訪問査定が選べる点もおすすめ。

  2. 【公式サイト】すまいValue

  3. LIFULL HOME'S

    LIFULL HOMESイメージ
    実績4.5
    不動産会社4.5
    運営会社5.0
    査定実績:
    非公開(サイト利用者476万人)
    不動産会社数:
    1,777社
    運営会社:
    株式会社LIFULL

    運営は、HOME'SのテレビCMでおなじみの東証1部上場 株式会社LIFULL。2008年にマンション専用でサービスを開始。2011年から戸建ても含めて売却査定ができる仕様に。参加会社数が多く、特に地元密着系の中小不動産会社が多数登録しています。

    管理人のコメント

    不動産会社を選ぶ際に、各社の特徴(買取保障、瑕疵保証制度あり、半数以上がベテランなど)がアイコンで表示されるので、選びやすいシステムです。
    訪問査定ではなく机上査定を希望する場合は、不動産会社へのメッセージ欄で伝えると良いでしょう。
    選ぶ会社の数は3社〜6社がオススメです。

  4. 【公式サイト】LIFULL HOME'S

  5. HOME4U

    HOME4Uイメージw330
    実績5.0
    不動産会社4.0
    運営会社5.0
    査定実績:
    累計35万件(2001年開始)
    不動産会社数:
    1,300社
    運営会社:
    株式会社NTTデータ・スマートソーシング

    日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数35万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
    不動産会社は大小バランスよく登録されているため幅広く依頼ができます。

    管理人のコメント

    HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
    ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
    あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
    不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。

  6. 【公式サイト】HOME4U

まずは価格を確認することで、今後の方向性を決めやすくなります。


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