⇒EGENT(イージェント)
もしEGENTと同じく担当者を選べるサービスなら、三菱地所RESの「TAQSIE(タクシエ)」があります。タクシエは、エース級エージェント350名からマッチングするサービスで首都圏限定です。
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また両手や囲い込みのないエージェント制をお探しなら、SRE不動産(旧ソニー不動産)が良いでしょう。首都圏と関西圏に対応しています。
⇒SRE不動産
SRE不動産(旧ソニー不動産)の口コミや評判、裏事情などから、あなたがソニー不動産を利用すべきなのか徹底評価しました。
EGENT(イージェント)は、不動産の売却・購入・賃貸のための新しいサービス。
EGENTでは、限られた優秀な担当者のリストから、あなたに最適な担当者を選ぶことができます。
同時に、近隣エリアの過去の売却事例や売出事例が140件ほど受け取れるため、売り出し価格を決めやすいというメリットも。
あなたに合った優秀な担当者に売却を任せることで、あなたの不動産売却が成功する可能性は高くなります。
ただしEGENTを利用する際には、知っておきたい注意点も。
今回はEGENTのサービス内容からメリット、注意点までを分かりやすく解説。
この記事を読めばEGENTをどの様に利用すればいいのか、上手に利用する方法が分かります。
あなたの不動産売却が成功するために、この記事がお役に立てば幸いです。
この記事のもくじ
EGENT(イージェント)とは
不動産会社でなく担当者を紹介するサービス
EGENTは不動産会社ではなく、担当者(エージェント)を紹介するサービスです。
![ハウス](https://homenever.com/wp-content/uploads/2022/04/39602b7c7541fa334da37b09ea42b314-400x340.png)
なんで担当者なの?
![家博士](https://homenever.com/wp-content/uploads/2022/04/4eea1c5d4a7673db4590e98226dbf8a3.png)
優秀な不動産会社でも、担当者のレベルには差があるからだよ。
どんなに実績が豊富な不動産会社であっても、営業担当者全員が優秀だとは限りません。
売れる営業担当者と売れない営業担当者が存在するのです。
運よく「売れる営業担当者」に当たれば良いのですが、場合によっては「売れない営業担当者」に当たることも。
売れない営業担当者に当たってしまうと売却がスムーズに進まず、最悪の場合は値下げして安値で手放すことに。
つまり私たちは「不動産会社を選ぶこと」はできても、「売れる営業担当者」までは選べないのです。
これを変えたのがEGENTのサービスです。
![ハウス](https://homenever.com/wp-content/uploads/2022/04/39602b7c7541fa334da37b09ea42b314-400x340.png)
担当者を自分で選べるサービスは珍しいんだね
![家博士](https://homenever.com/wp-content/uploads/2022/04/4eea1c5d4a7673db4590e98226dbf8a3.png)
確かに日本では珍しいけれど、米国ではエージェント制が一般的なんだ。
日本でその仕組みを取り入れているのがSRE不動産(旧ソニー不動産)。
そのSRE不動産の元企業創業者である岩戸弘樹氏などが、EGENTを監修しているんだよ
EGENTの4つのメリット
EGENTには次のようなメリットがあります。
EGENTの4つのメリット
- 優秀な担当者を選ぶことができる
- 売出し価格を決める情報が豊富
- 両手や囲い込みの心配がない
- サポートスタッフが担当者の切替やお断りも代行
詳しく解説していきます。
メリット1. 優秀な担当者を選ぶことができる
EGENTでは、優秀な担当者を選ぶことができます。
EGENTに登録できるのは「宅地建物取引士かつ業界5年以上の担当者」だけ。
さらに過去の実績も重視しており、年間30件以上の実績がある人のみを登録。
「遺産相続」「任意売却」「リースバック」「資産転用」といった専門性も確認しています。
登録された人の中には大手不動産会社から独立し、起業した人なども多数。
独立した人だけでなく、大手不動産会社のマネージャーや課長、中小企業の店長や社長も登録されています。
![ハウス](https://homenever.com/wp-content/uploads/2022/04/39602b7c7541fa334da37b09ea42b314-400x340.png)
十分な実績や専門性がないとEGENTには登録できないんだね
![家博士](https://homenever.com/wp-content/uploads/2022/04/4eea1c5d4a7673db4590e98226dbf8a3.png)
だから優秀な担当者を選ぶことができるんだ
![ハウス](https://homenever.com/wp-content/uploads/2022/04/39602b7c7541fa334da37b09ea42b314-400x340.png)
普通の不動産会社は違うの?
![家博士](https://homenever.com/wp-content/uploads/2022/04/4eea1c5d4a7673db4590e98226dbf8a3.png)
過去に売買した人の紹介などあれば、担当者を指定できるけど、普通は選べないね。
最悪の場合は、宅建士じゃないなんてこともあるよ。
普通は宅建士でない担当者にあたることも
不動産取引において重要な実務(重要事項説明等)をするには「宅地建物取引士」の資格が必要です。
しかし、広告活動や買い手探しといった売却活動を行うだけなら、宅地建物取引士の資格がなくてもOK。
不動産会社も「従業員5人につき1人以上の宅地建物取引士がいれば良い」ということになっています。
そのため営業担当者全員が、必ず宅地建物取引士の資格を持っているとは限らないのです。
![ハウス](https://homenever.com/wp-content/uploads/2022/04/39602b7c7541fa334da37b09ea42b314-400x340.png)
さすがに宅地建物取引士の資格がない営業担当者は不安だね
EGENTには190名が登録されている
EGENTを利用する際は、まずは問い合わせフォームから連絡。
その後、物件概要や要望に合った複数の担当者を紹介してもらえます。
この時点では担当者から直接連絡が来ることもなく、実績や専門性、口コミといった情報の閲覧が可能。
こうした情報を参考に、自分で担当者が選べるのです。
2020年2月現在、東京23区で150社170名が登録されています。
メリット2. 売出し価格を決める情報が豊富
EGENTを利用すると、過去の売却事例と売出事例がおよそ140件も受け取れます。
これらの事例は、登録している担当者自身の実績が元になっています。
![ハウス](https://homenever.com/wp-content/uploads/2022/04/39602b7c7541fa334da37b09ea42b314-400x340.png)
レインズのデータを元にしているわけではないんだね
![家博士](https://homenever.com/wp-content/uploads/2022/04/4eea1c5d4a7673db4590e98226dbf8a3.png)
レインズから取得した情報は外部に開示できないんだ。集計・加工・分析したものであっても同様。だからレインズではなく、担当者の実績をベースにしているんだよ
国土交通省の指定流通機関である、不動産流通機構が運営するデータベース。
過去の取引事例、現在の売り出し物件情報が登録されています。
不動産会社しか利用できません。
(参考)家を売るときに知っておきたい「レインズ」のこと
担当者の実績がベースになっているので、情報の精度は高め。
精度の高い情報を元に、売出し価格を決められるのです。
メリット3. 両手や囲い込みの心配がない
エージェント制では、一人の担当者が売主と買主の両方を同時に担当することはありません。
売主には売主専門の担当者が付きます。
このため、売主の要望だけを聞いて交渉することができるのです。
![家博士](https://homenever.com/wp-content/uploads/2022/04/4eea1c5d4a7673db4590e98226dbf8a3.png)
日本で一般的な不動産売買の場合、売主と買主が同じ不動産会社であることも多い。
こうなると一人の担当者が売主と買主双方の要望を聞いて調整するから、どちらか片方が不利な結果になることもあるんだ
両手仲介はあなたにメリット無し
両手仲介は、不動産会社にメリットがあるだけで、あなたにはメリットがありません。
売主と買主が同じ不動産会社の場合を「両手」、違う不動産会社の場合を「片手」といいます。
両手仲介と片手仲介のイメージ
両手が嬉しいのは、実は不動産会社だけ。
なぜなら売主と買主の両方から仲介手数料を得られるからです。
悪質な「囲い込み」はあなたが損をする
悪質なのは「囲い込み」で、不動産会社が両手にしたいがために物件の情報を他社に伝えないことをいいます。
- 実際は買い手が見つかっていないのに、他社からの問い合わせには「購入希望者がいる」などと嘘をつく
- 高値で購入する他社の顧客より、安値で購入する自社の顧客を優先する
一部の悪質な不動産会社では、こうした囲い込みによって不動産会社だけが得をし、売主が損することもあるのです。
この点は、EGENTなら心配なし。
安心して不動産の売却を進められます。
不動産会社が売主をだます4つの手口と、だまされずに不動産売却を売る3つの方法を解説します。
メリット4. サポートスタッフが担当者の切替やお断りも代行
EGENTでは、問い合わせから売却まで運営スタッフが無料でサポートしてくれます。
このため、担当者と実際に連絡を取り合った後に変更したい場合は、サポートスタッフが切り替えやお断りを代行。
「担当者の対応に不満があるけれど、言い出しにくい・・・」と悩むこともありません。
EGENTの2つの注意点
一方で、EGENTには注意点もあります。
EGENTの2つの注意点
- エリアが東京23区限定
- サービス開始日からまだ日が浅い
注意点1. エリアが東京23区限定
EGENTのサービスが利用できるのは東京23区内のみ。
それ以外のエリアではまだ利用できません。
23区以外の首都圏ならSRE不動産(旧ソニー不動産)
23区以外の首都圏エリアでEGENTと同じエージェント制の不動産会社を利用したい場合は、SRE不動産(旧ソニー不動産)を利用すると良いでしょう。
担当者は選べませんが、両手仲介がないエージェント制の不動産会社です。
SRE不動産(旧ソニー不動産)について、詳しくはこちらで解説しています。
SRE不動産(旧ソニー不動産)の口コミや評判、裏事情などから、あなたがソニー不動産を利用すべきなのか徹底評価しました。
注意点2. サービス開始日からまだ日が浅い
EGENTのサービスは2019年1月30日に正式公開されました。
利用者数もまだ少ないため、担当者選びの参考になる口コミも少ないのが実情です。
このためEGENTを使いつつ、既存の一括査定サービスと比較するのも良いでしょう。
EGENTの良さを比較するために、すまいValueを併用
東京23区内での売却なら、三井のリハウスをはじめとした大手不動産会社6社にまとめて査定依頼できる「すまいValue」がおすすめです。
まとめ
日本ではまだあまり知られていないエージェント制度。
不動産会社ではなく担当者を自分で選ぶことで、満足度の高い売却を実現できる制度です。
EGENTは、不動産を売りたい人と優秀な担当者のマッチングを目的としたサービス。
既存の一括査定サービスにはない、様々なメリットがあります。
EGENTの4つのメリット
- 優秀な担当者を選ぶことができる
- 売出し価格を決める情報が豊富
- 両手や囲い込みの心配がない
- サポートスタッフが担当者の切替やお断りも代行
一方で、新しいサービスならではの注意点もあります。
EGENTの2つの注意点
- エリアが東京23区限定
- サービス開始日からまだ日が浅い
利用できるエリアが限定的で、担当者選びの際に参考になる口コミが少ないのが実情です。
EGENTを利用する際には、既存の一括査定サイトである「すまいValue」と比較してみるのも良いでしょう。
不動産売却の満足度は、営業担当者の能力や相性次第で大きく変わります。
EGENTは無料で利用できるので、まずは気軽に問い合わせから始めてみると良いですよ。
⇒EGENT(イージェント)