「マンション相場が高騰しているけど、横浜・川崎はどうなの? この先どうなるの?」
新型コロナショックもあり、東京の影響を受けやすい横浜・川崎など神奈川エリアもマンション相場の動きが気になりますね。

首都圏のマンション相場は、ずっと上昇し続けてきた。
今回のコロナによる短期的な影響も落ち着いたよ。
でもそろそろ風向きが変わりそうだね。
マンション相場が下落する前に、マンションを高値で売り抜けたいですよね。
手持ちのマンションを最大限に活かして資産を増やすことは、豊かで安心した暮らしにつながります。
この記事では、横浜・川崎など神奈川でマンションの売却を検討している方のために、今が売り時なのか、横浜・川崎の中古マンション売却相場を最新データから解説します。
また、よく間違えがちなマンション価格診断の落とし穴についても、合わせて解説しました。
あなたのマンション売却が成功するために、この記事がお役に立てば幸いです。
この記事のもくじ
南関東(埼玉・東京・神奈川・千葉)の相場傾向
南関東の中古マンション価格は大きく上昇しています。
まず国土交通省が毎月発表している「不動産価格指数」から、南関東の売却相場を確認します。
約7年半で50%上昇
不動産価格指数(南関東)
不動産価格指数とは、純粋に不動産相場の価格変動を見ることができる指数。
国土交通省がヘドニック法という統計計算手法を利用し、年間約30万件の不動産売買成約価格から築年数や立地などの余計な要素を取り除き、純粋な価格変動をまとめたもの。3ヶ月前の価格指数が毎月末に発表される。
2020年12月25日に発表された不動産価格指数が最新データで、2020年9月までの売買実績。
2013年1月の金融緩和以降、マンションの不動産価格指数が+50%↑と大きく上昇しています。

マンションはスゴイ値上がりだね!
でも新型コロナウイルスの影響はどうなの?

先月までのデータが分かるレインズの統計を見てみよう。
エリアも細かく分かれているよ
横浜・川崎のマンション売却価格相場
東日本レインズが発表している「月例マーケットウォッチ」で、横浜・川崎のマンション相場を見てみましょう。
月例マーケットウォッチとは、公共の不動産データベース『レインズ』に登録されている物件について、価格と戸数を月単位にまとめたもの。
レインズの個別データは不動産会社しか見れませんが、月単位の統計は公開されています。
1ヶ月分のデータを翌月第2週に発表。
当サイトではこのデータを独自に分かりやすくグラフ化しています。
横浜市は5月底値もほぼ回復
マンション価格は、売買が成立した成約m2単価(グラフ赤線)で分かります。
横浜市の成約m2単価(赤線)は、
- 2018年12月に最高値
- コロナの影響で下落し、5月が底値。
- しかし11月時点で高値に回復している。
長期的にみると、日銀の金融緩和発表(2013年1月)以降、約8年で33%値上がりしています。
2013年より前に購入したマンションなら、今売却すると十分な売却益が期待できるでしょう。
マンションを売却するなら、良いタイミングだといえます。
成約戸数も8月以降は回復
4〜5月に大幅に減少した成約戸数も、8月以降は回復しています。
成約戸数の推移(横浜市)
コロナで購入を控えていた買主が、完全に戻っています。
マンションを売る予定なら、コロナの短期的な影響から回復した今は、売りどきだといえるでしょう。
川崎市はほぼ影響なし
川崎市では、今回のコロナによるマンション価格への影響はほとんどありませんでした。
川崎市の成約m2単価(赤線)は、
- 2018年12月に最高値を付けた
- コロナによる価格の下落はほぼ無かった
- 11月時点も大きな影響はなく、高値に回復している
長期的にみると、日銀の金融緩和発表(2013年1月)以降、約8年で35%値上がりしています。
2013年より前に購入したマンションなら、今売却すると十分な売却益が期待できるでしょう。
成約戸数は10月以降大幅増
成約戸数の推移(川崎市)
実は川崎市では、2019年10月12日の武蔵小杉タワマン浸水事件で、コロナ前から成約戸数が減っていました。
さらにコロナで4月は大幅に減少。
しかし7月以降は平年並みに回復し、10月以降は大幅増。
浸水事件やコロナで購入を控えていた買主が、完全に戻っています。
マンションを売る予定なら、今は売りどきといえるでしょう。

新型コロナショックの影響は無くなってきたみたいだけど、今後はどうなの。

2018年12月の最高値から、すこしずつ風向きは変わりつつある。
横浜も川崎も、新築が人気だからね
横浜・川崎エリアでは新築が人気
横浜・川崎エリアでは、毎年多くの新築分譲マンションが建てられています。
2019年の中古マンション成約戸数と新築分譲マンション(着工)戸数は、それぞれ次の様になっています。
- 横浜市
- 中古マンション成約:4,563戸(1ヶ月あたり約380戸)
新築分譲マンション(着工):6,549戸(1ヶ月あたり約550戸)
→売買された中古マンションの1.4倍の新築分譲マンションが建てられている - 川崎市
- 中古マンション成約戸数:2,131戸(1ヶ月あたり約178戸)
新築分譲マンション(着工):4,208戸(1ヶ月あたり約350戸)
→売買された中古マンションとほぼ同数の新築分譲マンションが建てられている
横浜・川崎の新築分譲マンション(2019年着工)の内訳はこちら。
住みたい街として人気がある横浜・川崎では、他の地域に比べて中古マンションが比較的売れていますが、それ以上に多くの新築分譲マンションが建てられていることが分かります。

馬車道に地上58階建て、総戸数1176戸のタワーマンションが建つなど、話題になっているね。
今後も横浜・川崎の人気は続きそうだけど、中古マンションを売るのは簡単ではない。
まず今のマンション価格を調べてみよう。

今のマンション価格はどうやって調べたら良いの?
マンションのAI価格診断をしたらいいの?

AIなど匿名のマンションの価格診断は、誤差が大きいので参考程度に考えた方が良いよ。
マンション価格診断を信じると危ない理由とは
ネットでマンション価格を診断するサービスは、誤差が大きいため鵜呑みにすると危険です。
マンション価格診断の誤差が大きい理由は「レインズ」の成約情報を使っていないから。
ネット上のマンション価格診断サービスは、レインズの成約情報が使えないため、仕方なくネット上の無料情報を使っているのです。
レインズは不動産売買の成約情報が記録された国内で唯一のデータベース。
運営は、国土交通大臣指定の公益財団法人なので、実質は国営です。
しかしレインズを利用できるのは不動産会社だけで、個人は利用できません。
またインターネットの価格診断サービスも、レインズの規約違反になるため、レインズを使えません。

なんでレインズの情報は不動産会社しか見れないの?

個人情報を保護するためさ。
登記を見ると誰が売買したかわかるからね。

でもAI診断とかスゴイんじゃないの?

AIは画期的だけど、元になるデータが違っていると、結果も違ってしまうんだ。
AIも元データが違うと間違った結果に
残念ながら、マンションの成約情報(レインズ)を学習していないAIは、マンションの成約価格を正しく診断できません。
なぜなら、間違った元データを学習したAIは、価格診断でも間違った答えをするため。
AIとは、ざっくり説明すると「大量のデータを学習して、そのデータから規則性を読み取り、答えを推測するシステム」。
赤ん坊が学習して言葉を喋るようになるのと同じ様に、AIも学習して初めて機能するようになります。
そのため、「AIが正確か」は、学習に使うデータが正確かどうかが全てを左右するんです。
例えば、日本語と英語を大量に学習したAIは、日本語と英語の通訳が出来るようになりますね。
しかし、このAIに中国語を話しても、学習したデータに中国語がないので、全く翻訳できません。
つまり、マンションの無料情報をインターネットで集めて学習したAIは、レインズの成約情報とは違う診断結果になってしまうんです。

結局マンションの価格を正確に知るためには、不動産会社に査定を依頼するしかないんだね。

レインズの成約情報を見られるのは不動産会社だけだからね。
不動産一括査定サイトを利用して、複数の不動産会社へ査定を依頼するのが定番かな
一括査定サイトの定番3社
一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。
一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。
この3社以外についてはこちらにまとめています。
すまいValue
- 査定実績:
- 40万件
- 不動産会社数:
- 大手6社・全国890店舗
- 運営会社:
- 大手6社共同運営
大手6社(三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル・野村の仲介+・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年に設立した一括査定サイト。
6社といっても全国890店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
2021年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトです。
簡易査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。管理人のコメント
地方では大手より地域密着の中小が強い場合もあるので、3位のHOME4Uも確認した方が良いでしょう。
しかし都市部では「すまいバリュー」が定番です。
特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。SRE不動産(旧ソニー不動産)
- 査定実績:
- (2014年開始)
- 不動産会社数:
- 売主側1社(買主側多数)
- 運営会社:
- SREホールディングス株式会社
すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。利用できるエリアは首都圏と関西圏限定です。
あのソニーが始めた不動産会社で、売主だけを担当するエージェント制が特徴。無数にある他の不動産会社が買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。管理人のコメント
大手不動産会社でエージェント制はSRE不動産だけ。話を聞くと売却活動に役立つでしょう。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで査定を依頼することがポイント。まずメールで概算価格を査定してくれます。
HOME4U
- 査定実績:
- 累計40万件(2001年開始)
- 不動産会社数:
- 1,500社
- 運営会社:
- 株式会社NTTデータ・スマートソーシング
日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数40万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
不動産会社は大小バランスよく登録されているため全国どこでも幅広く依頼ができます。
机上査定を選ぶと、郵送やメールで査定可能。管理人のコメント
HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。
【公式サイト】すまいValue
【公式サイト】SRE不動産
【公式サイト】HOME4U
今後のマンション相場の見通し
日銀の金融緩和以降、横浜市・川崎市のマンション価格は大きく値上がりしていました。
しかし長期的には、マンション価格は下落すると予想されています。
なぜなら、売り出されるマンションの数はますます増えるため。
築40年超の売出し予備軍が27万2,000戸
神奈川県では、2021年時点で築40年超のマンションが27万2,000戸と過去最多を更新。
マンションは築40年を超えてくると、所有者が施設に入ったり亡くなるなどして、多くが売りに出されます。
つまりこれら築40年超のマンションは『売出し予備軍』。
その数は、今売りに出されているマンション全戸数約9.5千戸の約29倍にもなります。
建築年別の分譲マンション戸数(神奈川県)
購入世代は減り、売却世代は増え続ける
また神奈川県の年齢別人口によると、マンションを購入する世代(30〜44才)は減り、マンションを売却する世代(65才以上)は増え続けています。
神奈川県の人口推移
長期的には中古マンションを売る人が増え、買う人は減るため、中古マンション価格は下がると予想されます。

日本は人口が減っているから、2040年には住宅価格は46%下落するという試算もあるんだ。
(※シンガポール国立大学不動産研究センターによる)

でもなんで今は中古マンション相場は高騰しているの?

新築マンション価格が高騰していたからだよ
神奈川の中古マンション価格高騰は、新築マンション価格高騰が原因
今の神奈川の中古マンション相場が高騰している原因は、新築マンション価格高騰が原因です。
中古マンションの価格は、新築マンションの価格をもとに決まります。
新築マンションと中古マンションの価格
神奈川県の新築マンション価格は、この7年で30%も上昇しています。
神奈川県の新築マンション価格
- 2012年 平均58.2万円/m2
- 2019年 平均75.8万円/m2(+30.2%UP!)

新築マンション価格もすごい値上がりだね!
でもなんで新築マンションが高騰していたの?

建築費の高騰もあるけど、日銀の金融緩和の影響で住宅ローンが低金利で借りやすくなったことが一番の原因だね。
高値でも売れるから、新築マンションも好立地で高額な価格設定のものが増えて、ますます価格が高騰していたんだ。
新築マンション値上りの原因は、金融緩和による低金利
新築マンション価格が高騰していた主な理由は、日銀の金融緩和の影響で住宅ローンが超低金利で借りやすいこと。
- 金利2.0%: 借り入れ総額 3,622万円
- 金利0.5%: 借り入れ総額 4,622円(+27%UP!)
低金利だと、月々の支払いが同額でも、より多くの金額を借りられるようになります。
多くの人が、高い価格でも新築マンションを購入することから、新築マンション価格の高騰が続いているのです

じゃあ新築マンションがどんどん値上がりすれば、中古マンションも高く売れるんだね。

ところが、最近は新築マンションの売れ行きに異変が現れているんだ。
新築分譲マンションが売れなくなってきた
中古マンション価格の牽引役だった新築分譲マンションも、さすがに高騰しすぎて売れなくなってきました。
新築マンションの売れ行きは、初月契約率(売り出した月の契約率)で分かります。
首都圏の新築マンション初月契約率
首都圏の新築分譲マンションの変化
2013年 初月契約率 79.5%(平均価格4,929万円)
↓
2019年 初月契約率 62.6%(平均価格5,980万円)
初月契約率は、6年間で16.9%も下落しています。
累積契約率でも2013年91.7%→2019年77.9%と低下し、2割以上が売れ残っている状態。
そろそろ新築分譲マンションの価格上昇に、購入者がついて行けない状況が鮮明になってきました。
また2019年10月には初月契約率が42.6%となりの50%割れに。
その後も低い契約率が続いています。

新築マンションが売れずに価格が下がったら、中古マンションの価格も下がるんだね。

きっかけとして心配なのが、日銀の金融緩和の限界なんだ
金融緩和の終焉が不動産価格の下落を引き起こす恐れ
日銀の金融緩和が限界の今、金融緩和の終焉により不動産価格が下落する恐れがあります。
今の不動産価格高騰は、2013年1月に始まった日銀の異次元金融緩和が引き起こしたもの。
しかし日銀の金融緩和はすでに限界です。
日銀の印刷したお金の量を、GDP比で米国・欧州と比較すると、その厳しい現状は明らか。
中央銀行が印刷したお金の量(GDP比)

すでに日銀が金融緩和で印刷したお金の量は、欧州の2.4倍、中国の3.5倍、米国3.7倍と世界でも突出した存在に。
これ以上金融緩和を続けても、緩和効果より副作用が強くなるため、継続は難しいと見る専門家が増えています。
新型コロナで金利が上昇するリスク
さらに日銀は、世界の中央銀行が禁じ手として封印している『国内株式の購入』を実施。
海外投資家が日本株を売り逃げる中、日銀が買い支えることで、東証1部上場企業の約半数で日銀が大株主となる異常な状況に。
日銀は東証1部の約7%、45兆円の株を保有し、株価が下落すると日銀が債務超過になるリスクもあります。
(JPX時価総額、日本銀行統計より)
もし日銀が債務超過になると、金利が上昇し、不動産価格は下落すると予想されます。

でも今のところ株価は値上がりしているから大丈夫じゃないの?

株価が値上がりすると、今度は金融引き締めで金利が上がる恐れがある。 つまり株価が値下がりしても値上がりしても、金利は上昇して、不動産価格は下落する恐れがあるんだ。
つまり日銀の金融緩和が限界の今、景気が悪化しても回復しても、その先には金融緩和の終焉があり、不動産価格は下落する恐れがあります。
いずれ不動産を売却する予定なら、準備しておいたほうが良いでしょう。
大きな経済の変化は約10年周期で起きている
過去を振り返るとほぼ10年周期で大きな経済の転換期がありました。
- 1987年10月 ブラックマンデー(米株が1日で22.6%暴落)
- 1998年10月 ロシアの債務不履行、日債銀など多くの金融機関が破綻
- 2008年9月 リーマンショック
- 2021年 新型コロナ第○波ショック?
新型コロナウイルスがこの先どうなるかは、誰にも分かりません。
完全に元の生活が戻るとは考えにくいでしょう。

分かっているのは、まだ今はマンション相場が大きく値崩れしていないことだけだよ。
本当にマンション価格を知りたいなら
相場を調べても、結局あなたのマンションの価格は分かりません。
なぜならマンションは一つ一つの条件が違い、値動きが変わるから。
例えば…
- 同じ区内でも、最寄り駅によって値動きは違う。
- 同じ最寄駅でも、駅の南側と北側で違う。
- 築年数が10年と30年でも違う。
- 近くに新築マンションができると違う。
あなたのマンション価格は、相場の中でまた違う値動きをしているのです。
また今の売り出し価格を見ても、間違えてしまいます。
売り出し価格は、ある意味「売れ残っている価格」。
あなたが知るべきなのは、実際に売買が成立した「成約価格」です。
マンションの成約価格を見れるのはレインズだけ。
レインズが見れるのは不動産会社だけ。
あなたのマンションの「本当の価格」を知るためには不動産会社に査定を依頼するしかありません。
不動産会社に査定を依頼する場合は、一括査定サイトを利用すると簡単に査定を依頼できます。
一括査定サイトの定番3社
一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。
一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。
この3社以外についてはこちらにまとめています。
すまいValue
- 査定実績:
- 40万件
- 不動産会社数:
- 大手6社・全国890店舗
- 運営会社:
- 大手6社共同運営
大手6社(三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル・野村の仲介+・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年に設立した一括査定サイト。
6社といっても全国890店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
2021年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトです。
簡易査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。管理人のコメント
地方では大手より地域密着の中小が強い場合もあるので、3位のHOME4Uも確認した方が良いでしょう。
しかし都市部では「すまいバリュー」が定番です。
特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。SRE不動産(旧ソニー不動産)
- 査定実績:
- (2014年開始)
- 不動産会社数:
- 売主側1社(買主側多数)
- 運営会社:
- SREホールディングス株式会社
すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。利用できるエリアは首都圏と関西圏限定です。
あのソニーが始めた不動産会社で、売主だけを担当するエージェント制が特徴。無数にある他の不動産会社が買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。管理人のコメント
大手不動産会社でエージェント制はSRE不動産だけ。話を聞くと売却活動に役立つでしょう。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで査定を依頼することがポイント。まずメールで概算価格を査定してくれます。
HOME4U
- 査定実績:
- 累計40万件(2001年開始)
- 不動産会社数:
- 1,500社
- 運営会社:
- 株式会社NTTデータ・スマートソーシング
日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数40万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
不動産会社は大小バランスよく登録されているため全国どこでも幅広く依頼ができます。
机上査定を選ぶと、郵送やメールで査定可能。管理人のコメント
HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。
【公式サイト】すまいValue
【公式サイト】SRE不動産
【公式サイト】HOME4U
あなたのマンション売却が成功することを、心よりお祈りしております!