「インテリックスのリースバック『あんばい(安住売却)』はどうなの?」
あんばいは、テレビCMをしてるから他のリースバックより安心感はあるけど、本当に良いの?
何か落とし穴がありそうで不安…。
そんなあなたのために、インテリックスのあんばい(安住売却)について、徹底分析しました。
この記事を読めば、次の3つが分かります。
- リースバックが、あなたに最適な方法か?
- そしてインテリックスのあんばい(安住売却)が、あなたに最適な方法か?
- 決断した後に後悔しないため、大切なこと
あなたに最適な方法で、あなたの悩みがスッキリ解決するために、この記事がお役に立てば幸いです。
この記事のもくじ
あんばい(安住売却)はインテリックスのリースバック
あんばい(安住売却)はインテリックスが提供するリースバック。
大手不動産フランチャイズのセンチュリー21と提携してリースバック事業を展開しています。
インテリックスは、1995年に設立されたリノベーションマンションの専門業者で、2016年6月には東証一部に上場しました。
リノベーション住宅の施工・販売実績は、2019年11月末時点で累計21,787戸とまずまずの規模です。

リノベーションマンションの専門業者って、どんな会社なの?

中古マンションを買取ってリノベーション後に転売する会社だよ。
中古マンションを安く仕入れる手段の一つとしてリースバックを始めたんだ。
インテリックスのあんばい(安住売却)は2017年スタートで、リースバックとしては後発です。
2020年8月末時点でのリースバックの実績は、396件とまだまだこれからの規模です。
リースバックのメリットと注意点
リースバックのメリットと注意点をまとめました。
リースバックの4つのメリット
リースバックのメリットはこちら。
リースバックの4つのメリット
- 住みながら家を売って売却代金が受け取れる
- 売却代金を自由に使える
- 年齢や年収の制限なし、保証人も不要
- 同居人の制約なし
リースバックは、住みながら家を売って、売却代金が受け取れるというのが最大のメリット。
またリースバックは、利用する人の制約(年収や年齢など)が少ないため、多くの人が利用できる方法です。
(※ただし、一部業者では、年齢に制限がある場合もあります。)

メリットは大きいね。
特に悪いことは無さそうだけど。

次に注意点を見てみよう。
リースバックの4つの注意点
リースバックの注意点はこちら。
リースバックの4つの注意点
- 定期借家なので更新できず追い出されるリスクがある
- 毎月の家賃が必要
- 家の所有権がなくなる
- 買取価格が安い←これが最大の注意点!
リースバックでは賃貸契約が定期借家契約なので、2年〜3年の契約期間で契約更新できない場合は引っ越すことになってしまいます。
売却時は住み続けられると言われても、新しい購入者の投資事情が変わったり、購入者が別の投資家へ転売すると、契約更新できない可能性もあります。
そして最大の注意点は、リースバックの売却価格は、普通に売却するより大幅に安くなること。

うーん、安くなるのは嫌だなー。
リースバックは、そんなに安くなるの?

家の条件によって違うから、普通に売った場合の価格と比較した方が良いね。
【後悔しないために!】普通に売却した価格と比較する
リースバックで後悔しないためには、普通に売却する場合の価格を確認しましょう。
なぜならリースバックの評価額は、普通に売った場合の売却価格より安くなりがちだから。
リースバックと普通の売却との価格差が、あなたが納得できるレベルなのかを、確認してから決断しましょう。

どうやって、普通に売却した価格を調べるの?

エリアで売買実績が豊富な不動産会社3〜6社に、無料査定を依頼するんだ。
普通に売却した価格を知るためには、次の手順が定番です。
- エリアで売買実績が豊富な不動産会社に絞る
- 上記の3〜6社に無料査定を依頼して、査定価格と話を聴き比べる
エリアで売買実績が豊富な不動産会社は、査定の精度が高くなります。
また今は都市部を中心に不動産価格が高騰しているため、不動産のプロでも査定が難しい状態。
不動産会社によって査定価格に差が出るため、1社だけでなく最低3社以上に査定を依頼しましょう。
ただし数が多すぎると対応が大変なので、多くても6社程度が良いでしょう。

エリアで売買実績が豊富な不動産会社は、どうやって探すの?

不動産会社の心当たりがなければ、一括査定サイトを利用すると便利だよ
一括査定サイトの定番3社
一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。
一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。
この3社以外についてはこちらにまとめています。
すまいValue
- 査定実績:
- 40万件
- 不動産会社数:
- 大手6社・全国890店舗
- 運営会社:
- 大手6社共同運営
大手6社(三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル・野村の仲介+・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年に設立した一括査定サイト。
6社といっても全国890店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
2021年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトです。
簡易査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。管理人のコメント
地方では大手より地域密着の中小が強い場合もあるので、3位のHOME4Uも確認した方が良いでしょう。
しかし都市部では「すまいバリュー」が定番です。
特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。SRE不動産(旧ソニー不動産)
- 査定実績:
- (2014年開始)
- 不動産会社数:
- 売主側1社(買主側多数)
- 運営会社:
- SREホールディングス株式会社
すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。利用できるエリアは首都圏と関西圏限定です。
あのソニーが始めた不動産会社で、売主だけを担当するエージェント制が特徴。無数にある他の不動産会社が買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。管理人のコメント
大手不動産会社でエージェント制はSRE不動産だけ。話を聞くと売却活動に役立つでしょう。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで査定を依頼することがポイント。まずメールで概算価格を査定してくれます。
HOME4U
- 査定実績:
- 累計40万件(2001年開始)
- 不動産会社数:
- 1,500社
- 運営会社:
- 株式会社NTTデータ・スマートソーシング
日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数40万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
不動産会社は大小バランスよく登録されているため全国どこでも幅広く依頼ができます。
机上査定を選ぶと、郵送やメールで査定可能。管理人のコメント
HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。
【公式サイト】すまいValue
【公式サイト】SRE不動産
【公式サイト】HOME4U
各エリアで最適な組み合わせ

あなたのエリアで最適な一括査定サイトの組み合わせはこちら。

無料査定を依頼したら、次にインテリックスのあんばい(安住売却)について見ていこう
インテリックスのあんばいのメリット
あんばいのメリットとして、次の2点があります。
インテリックスのあんばいのメリット
- 東証一部上場の安心感
- 戸建てから事業用不動産まで幅広い不動産に対応
それぞれ解説します。
メリット1. 東証一部上場の安心感
サービスを提供しているインテリックスは、東証一部に上場している企業なので安心感があります。
リースバックでは、賃貸期間中に運営会社が倒産すると、定期借家契約が更新できずに追い出される恐れがあります。
東証一部に上場しているということは、社会的に信頼されていて一定以上の利益が出ているということ。
経営も安定しているため、未上場の企業と比べても安心感があります。
他のリースバックについては、こちらで詳しく解説しています。
メリット2. 戸建てから事業用不動産まで幅広い不動産に対応
インテリックスのあんばいは、幅広い不動産に対応しています。
あんばいの対象不動産
- 戸建て
- マンション区分
- 工場
- 倉庫
- 駐車場
- その他事業用不動産
あんばいの注意点
一方で、インテリックスのあんばいには、次のような注意点もあります。
インテリックスのあんばいの注意点
- 対応エリアが限られる
- 実績はまだ少ない
- 買取価格は比較した方が良い
それぞれ解説します。
注意点1. 対応エリアが限られる
インテリックスのあんばいは、本社のある東京と支店を中心とした都市圏および隣接する地域がサービス提供エリアです。
全国どこの物件でも利用できるわけではありません。
インテリックスの支店所在地は次の通り。
北海道(札幌)、仙台、横浜、名古屋、大阪、広島、博多
これらの都市圏および隣接する地域でも、経験がない地域や訪問が難しい場合には、取り扱いができないこともあります。
詳細は、直接問い合わせる必要があります。
注意点2. 実績はまだ少ない
インテリックスのあんばいの取り扱い実績は、2020年8月末時点で累計396戸。
数字を見るとかなり少ない印象です。
この数年で数多くの不動産会社がリースバックに参入しましたが、各社ともまだ実績はこれ以下。
リースバックを検討する人は多いけれど、実際に利用する人は少ないのが現実です。
買取価格は比較した方が良い
インテリックスのあんばいに限らず、リースバックの売却価格は、普通に売却するより安くなります。
そのため、必ず普通に売却した価格と比較しましょう。
また「リースバック」を利用する場合も、他社のリースバックと比較した方が良いでしょう。
他のリースバックと比較するなら、一括査定サイト『家まもルーノ』を使うと便利です。
全国100社以上のリースバック会社に、まとめて無料査定を依頼可能。
全国47都道府県に対応しているので、インテリックスの営業対象エリア外の物件でも利用できます。
今のところ、リースバックの一括査定サイトは、家まもルーノしかありません。
あんばいの評判・活用事例
『あんばい』の評判や活用事例をいくつか紹介します。
リースバックを活用してマイホームを守った
25年ほど前に大手住宅メーカーで注文住宅を建てました。
月々の返済額が15万円、ボーナス返済時20万円で住宅ローンを組み、当時は「払っていける」という自信もありました。
問題なく返済を続けていたものの、収入の増加は想定以下。
一方で大学進学を控えた子どもの教育費は増加し、毎年の固定資産税も負担になり、ついに支払いが滞るようになりました。
自宅が差し押さえられる寸前でリースバックを知り、査定を依頼しました。
提示された買取額は住宅ローンと税金の滞納額を相殺できる価格だったため、他に選択肢はないと即決。
住み慣れた場所で暮らし続けられることと、自宅から通学したいという子どもの要望を叶えられ、大変満足しています。
(会社員・夫婦2人と子ども1人・一戸建て)
リースバックを活用し多額の医療費を確保
健康診断で大きな病気が見つかりました。
保険適用外の難病のため医療費はかさみ、入院やリハビリも含めると1,000万円以上に。
子どもも生まれたばかりで、今後どう生活していこうかと途方に暮れました。
そんなとき、インターネットで知ったのがインテリックスのリースバック『あんばい』です。
自宅を手放すことには躊躇もありましたが、5年後に満期になる投資信託の償還代金で買い戻すことを視野に、サービスの利用を決めました。
家を売ったお金を治療費にあて、ゆとりを持って家賃を支払えるだけの資金を確保。
これまでと変わらない普通の暮らしが続いていくことの有り難みを、今、しみじみと感じています。
(無職・夫婦2人と子ども1人・一戸建て)
複数ローンで生活が困窮、リースバックで生活が立て直せた
妻の妊娠・出産をきっかけに新築マンションを購入。
子どもが3人に増え養育費に困る月があったので、軽い気持ちでカード会社と契約しました。
しかし住宅や車なども含め複数ローンを抱えたことで生活設計が崩れ、住宅ローンを何ヶ月も滞納することに。
毎月の支払いが重なり次第に暮らしも困窮、どこからも借入ができなくなり「もうダメか」と思われたとき、リースバックを知りました。
とにかく助かったのが、リースバックは「不動産取引」なので、ローンのような審査がありません。
そして何より良かったのが、そのまま住み続けられること。
小学校に通う2人の子どもの教育環境も変わらず、やっと入園できた下の子の保育園も変えずに済みました。
今後は同じ失敗を繰り返すことのないよう、夫婦共々意識を変えていきたいと思います。
(公務員・夫婦2人と子ども3人・マンション)
まとめ
インテリックスのリースバック『あんばい』のメリットと注意点は次の通り。
インテリックスのあんばいのメリット
- 東証一部上場の安心感
- 戸建てから事業用不動産まで幅広い不動産に対応
インテリックスのあんばいの注意点
- 対応エリアが限られる
- 実績はまだ少ない
- 買取価格は比較した方が良い
価格が安くなるため、次の2つをチェックしてから決断した方が良いでしょう。
- 普通に売却した場合と比較する
- 他社のリースバックと比較する
いずれも査定依頼は無料なので、まずは気軽に相談してみましょう。
あなたの家の問題が解決することを、心からお祈りしております!
インテリックスのあんばいの詳細はこちら
⇒インテリックスのあんばい(安住売却)
一括査定サイトの定番3社
一括査定サイトは主要なものだけでも10社以上ありますが、定番はほぼ決まっています。
一括査定サイトの定番となっている3社はこちら。
この3社以外についてはこちらにまとめています。
すまいValue
- 査定実績:
- 40万件
- 不動産会社数:
- 大手6社・全国890店舗
- 運営会社:
- 大手6社共同運営
大手6社(三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル・野村の仲介+・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)が共同で2016年に設立した一括査定サイト。
6社といっても全国890店舗あるため、ほぼ全ての地域をカバーしています。
売却実績も豊富で、特に首都圏では家を売却した3人に2人がこの6社を利用しているほど。
首都圏以外のほとんどの地方都市でも、三井・住友・東急の3社が売却実績のトップ3を独占しています。
2021年現在、大手6社は他の一括査定サイトからほぼ撤退したため、これら大手に査定を依頼できる唯一の一括査定サイトです。
簡易査定を選ぶと郵送やメールで査定可能。管理人のコメント
地方では大手より地域密着の中小が強い場合もあるので、3位のHOME4Uも確認した方が良いでしょう。
しかし都市部では「すまいバリュー」が定番です。
特に大手トップ3社(三井・住友・東急)の情報量、査定精度、販売力はやはり別格。優秀な営業マンも数多く抱えています。SRE不動産(旧ソニー不動産)
- 査定実績:
- (2014年開始)
- 不動産会社数:
- 売主側1社(買主側多数)
- 運営会社:
- SREホールディングス株式会社
すまいValueと合わせて利用したいのが、SRE不動産(旧ソニー不動産)。利用できるエリアは首都圏と関西圏限定です。
あのソニーが始めた不動産会社で、売主だけを担当するエージェント制が特徴。無数にある他の不動産会社が買主を探してくれるため、高値でスムーズに売れやすいメリットがあります。管理人のコメント
大手不動産会社でエージェント制はSRE不動産だけ。話を聞くと売却活動に役立つでしょう。ただし一括査定でなく1社だけの査定なので、すまいValueとセットで査定を依頼することがポイント。まずメールで概算価格を査定してくれます。
HOME4U
- 査定実績:
- 累計40万件(2001年開始)
- 不動産会社数:
- 1,500社
- 運営会社:
- 株式会社NTTデータ・スマートソーシング
日本初の不動産一括査定サイト。2001年のサービス開始依頼、査定累計数40万件と実績も豊富。運営は東証1部上場の株式会社NTTデータのグループ会社。
不動産会社は大小バランスよく登録されているため全国どこでも幅広く依頼ができます。
机上査定を選ぶと、郵送やメールで査定可能。管理人のコメント
HOME4Uでは査定依頼の記入欄が多いため、自然と査定精度が高くなる仕組みになっています。
ちなみに記入した内容はまた不動産会社と話をするときに修正できます。
あまり真剣に悩まず、とりあえず現時点の希望を書いておく程度で大丈夫。
不動産会社はかなり絞られて紹介されるので、なるべく多くに査定を依頼すると良いでしょう。
【公式サイト】すまいValue
【公式サイト】SRE不動産
【公式サイト】HOME4U
各エリアで最適な組み合わせ

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